tarowa目的

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だれでも歓迎! 編集
 これは僕の遺書だ。
 誰がいつこれを読んでいるのかは分からないけど、『目的』を期待してこのページを開いたのだとしたら残念だったね。
 管理者にしか見えない設定にしていたけど、初めからこのページは白紙だ。
 僕が気紛れに作っておいただけのページで、こうして活用しているのもただの思いつきだよ。

 君は、バトルロワイアルの最中にこれを読んでいるのかな。
 だとしたら随分暇なんだね……僕としては嬉しいことだけど。
 もし優勝者が決まれば、きっとこの文面は自在法によって改変されてしまうからね。
 或いはこのページ自体もなかったことにされてしまうかも知れない。
 全てが終わる前に、参加者の誰かに読んでもらえているよう願うよ。

 もう少しで第五回放送の時間だ。
 進行は僕が思っていた以上に速い。
 この期に及んで高みの見物をしていられるほど、僕はアルターやキングストーンを軽視していない。
 全てを見届けるまでに殺されたくはないけど、残念ながら僕自身の力は微々たるものだ。
 参加者と直接接触して戦いになれば、恐らく生き残れないだろう。

 だから掃除をしておいた。
 このバトルロワイアルの音声・映像データの収集と整理を手伝っていた彼らには死んでもらった。
 残りのデータ収集はパソコンに任せておける段階に入って、彼らはもう役目を終えたからね。
 そんな彼らに余計な手出しをされるわけにはいかないよ。
 鷹野や薔薇水晶、それにライのような『選択』をしてくれればいいけど、彼らは少し知り過ぎていた。
 特にバトレーは、C.C.やジェレミアが死んで随分憔悴していたようだし。
 バトルロワイアルを台無しにしてしまうかも知れない要素として、排除することにした。

 君は僕を嫌悪しているかい?
 でも、信じて貰えないかも知れないけど、僕自身は君たちのことが嫌いじゃなかったよ。
 だからこそ僕は君たちの選択の先にあるものを見たかったんだ。
 見たかった……それに例え見られなかったとしても、君たちのことをできる限り長く見ていたいと思っている。

 だから、これを読んでいる君。
 もし僕が死んでしまったら、どうか代わりにこの戦いを見届けておくれ。
 最後の瞬間に立ち会って、六十五人の参加者の全ての選択の結果を記憶して欲しい。

 無理にとは言わないよ。
 そもそもどうしても誰かにこれを伝えたいなら、僕だってもっと確実な方法を取ってる。
 別に誰にも読んでもらえないならそれでいいんだ。

 君だって死んでしまうかも知れないんだから。
 或いは優勝して、他の六十四人の存在を忘れてしまうかも知れないんだから。

 それでも……僕は、これが無駄だとは思わない。
 僕やラプラスが見る為に開いた殺し合いが、僕やラプラスに見えないところで終わったとしても、きっと無駄ではない。
 だから誰かに見届けてもらいたい、きっと意味があるはずだから。
 バトルロワイアルが始まった頃の僕はそう考えていなかったけど、少なくとも今の僕はそう思っているんだ。
 僕も少しだけ、君たちに感化されてしまったのかも知れない。
 君の、君たちの幸運を祈っているよ……僕なりにね。

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