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イリヤ・ムロメッツ
通称 イリヤ/悪竜騎士/機竜使い
性別
所属 独立傭兵/コラ・ヴォイエンニー・アルセナル
オラクルボード CDランク4
認証レメゲトン ジルニトラ
搭乗テウルギア トゥガーリン・ズメエヴィチ

キャラクター概要

“いいねぇ、より取り見取りだ!てめぇら!邪竜の呪詛に沈みやがれぇ!”
“はっはー!竜を乗りこなしてこその英雄よ!”

コラ社に専属雇用されている傭兵。
自らをロシア伝承の英雄と名乗る、くすんだ金髪と緑の瞳の酔狂な男。
197cm,192kg。全身の機械化と神経直結式の操作システムを仕込んでおり、操作盤から電子制御タイプの大型兵装を直接運用できる。
色々と適当でおおらか。名誉のために死ぬことをいとわず、強者との闘いに意義を求めるタイプ。
人間性はかなりおかしい上に金銭感覚が飛んでいる。酔った勢いで全財産を孤児院に寄付してみたり、孤児の少年を一人前になるまで育ててみたり、気にくわない目だと因縁をつけてマフィアを一夜で叩き潰してみたりと、逸話に困らない。
迷惑なことにテウルゴスとしては非常に有能であり、アルセナルの筆頭テウルゴスとして知られている。

認証レメゲトン/ジルニトラ

“この脳筋!おバカ!敵集団に正面から突っ込む馬鹿がどこにいますの!”
“知恵深き魔竜の恐怖、その身に刻みなさい!”

北方の魔法竜の名を持つ女性型レメゲトン。
三つ首の黒龍の文様が胸元に刻まれた、豪奢な金髪のド派手なスラブ系豊満美人。
顔や目つきがキツイし、言葉選びも割と辛辣でキツイ。
”紅薔薇が似合う棘付き美人。””特に理由もなく使用人鞭で叩いたりしていじめてそう。””L.S.Sの乙女ゲームに出てくる悪役令嬢みたい。””どう見ても悪の組織の女幹部ですわ。””女王様、俺です!お仕置きしてください!”
などとカルデアン・オラクルズの掲示板で(半ば定型文として)いじられており、へこんでいる姿がよく見られている。
あらゆる意味で適当でおおらかなイリヤを引き留め、たしなめる苦労人。
金銭管理や生活リズム、スケジュール、企業との交渉まで含めた総合サポートで、イリヤを献身的に支えている。
その献身的な姿を見た者に、口をそろえてイメージに合わないと言われるため、よくへこんでいる。

最近の買い物は最新鋭対強化外骨格用高出力スタンバトン。
何かやらかしているイリヤを一撃で速やかに鎮圧できるようになり、大満足している。
なお、ドレスと髪を振り乱し大電圧のスタンバトンで男を殴り倒し、引きずって帰るその姿が、ますます強いタイプの悪役令嬢っぽいとささやかれている。

搭乗テウルギア トゥガーリン・ズメエヴィチ

機体名 トゥガーリン・ズメエヴィチ
開発 コラ・ヴォイエンニー・アルセナル
機体サイズ 全長15.5m(バランサーテイル7.5m)
武装 ・120mm長銃身対装甲ライフル付き対テウルギア用片刃大剣型重剣砲
・重金属メタルジェットブラスト放射装置付き折り畳み式対機甲砲槍
・テウルギア用大型騎士盾
・ブレードメイス付きバランサー・フレイルテイル
・頭部口腔内蔵型近接用プラズマ収束砲
・E&H社製テウルギア用長剣二本

機体概要

“悪逆の邪竜は今日も凍土を征く、白き大地の勇者を乗せて、魔竜の加護を胸に抱き。”

古いロシアの黒い悪竜の名を冠したテウルギア
その名に恥じぬ竜を模した刺々しい黒の外装と竜頭、竜翼を模した大型ウイングスラスターが目を引く。
人型機ではあるモノの、口に開閉機構が仕込まれた竜頭、長いバランサーテイルや大型ウイングスラスター、機体各所に増設されたブレードベーン、足爪のような機体固定用脚部アンカーなどにより、受ける印象は竜人がいいところである。
プラズマ収束砲用の超小型エネルギー炉を無理矢理仕込んでいる関係で、胸部に炉が玉状の出っ張りとして見えている。
竜鱗のように薄層小型の中空装甲を無数に積層することで、結果的に強固な装甲を形成している。大口径弾やエネルギー兵器に対しかなりの防御力を持つが、小口径武装でも一層は破壊される可能性があるため、射撃戦能力の低さも相まって大規模な通常兵器群との交戦は苦手。ただしとにかく頑丈であることに変わりはないので、長距離侵攻後の大部隊による包囲から何とか逃げ切ったこともある。
基本的に高出力で無理やり接近し、各種近接武装で仕留める脳筋戦術が得意。一対一での敗北は今のところない。

赤と黒の機体の随所にアルセナル社で生産される商品化されない低品位な金や銀がちりばめられており、巨大な人口宝石を組み合わせ、裏面に取り付けたライトで無駄に光る竜眼、頭部の人口宝石で作られた何の機能も持たない四本の角、指先や翼の先端に人口宝石の爪など、キラキラキラキラとにかく派手。ステルス性をどこかに投げ捨てている。
その外見からか、アルセナル領域で男子小等部、中等部生そして一部の大人たちに大人気。

所持兵装

・130mm長銃身対装甲ライフル付き対テウルギア用片刃大剣型重剣砲
精度の高い130m長銃身対装甲ライフルを取り込む形で機体と同サイズの片刃大剣が取り付けられた重剣砲。
そのバカげた重量の大剣は、防御の上からでもマゲイアやテウルギアを大破に追い込める。
また、大剣部分はかなり幅広で分厚いため破壊は困難。
無駄に装飾が施され、黒と赤で塗り上げられている。その大きさから盾としても使える。

・重金属メタルジェットブラスト放射装置付き折り畳み式対機甲砲槍
重金属メタルジェットを噴射する装置が穂先に仕込まれた、三つ折りにして腰に取り付けられる対機甲砲槍。
有効射程はほんの数mだが、あくまでも突き込んだ状態で使用することがメインであり、要塞内部や装甲区画、テウルギアなどに使用される。
無駄に装飾が施され、黒と赤で塗り上げられている。

・テウルギア用大型騎士盾
無駄に豪華に装飾された大型の騎士盾。各所に大きな人口宝石がちりばめられており、正面に刻まれた認識紋章は剣と槍を掴み、羽を広げた三つ首の黒龍。
もともと武骨なタワーシールドだったが、コラ社新年閲兵式に参加する際に企業に予算を出させて新造した。

・ブレードメイス付きバランサー・フレイルテイル
フレキシブルアームとして結節された多数のブロックの先端に、小型スラスターと六本のブレードが取り付けられたメイスがついている。機体前部まで回せるほどの可動域が確保されており、スラスターによる加速も相まって小さなビルなら無視して振り込める。

・E&H社製テウルギア用ロングソード
E&H社製標準テウルギア用長剣剣身に精密な装飾を施し、分厚い金メッキの柄や鍔を特注した上にそれを特大の人口宝石で飾った、ただの物理剣。元の長剣にはレーザー発振システムがついていたが、予算的な問題と、「よっしゃ!悪竜殺しの聖剣が輝くぜ!」などとテンション上げて基地で振り回しそうなテウルゴスの問題から、システムをオミットしたものを購入した。元の武器としての性能はE&H社製であるために高いが、施された彫金や黒や紅のメッキの影響で切れ味や耐久性が落ちている。
無駄に豪華である。鍔元や柄頭に巨大な人口宝石が仕込まれている。
騎士盾と同じく閲兵式に参加する際に、企業に金を出させて新造した。

・頭部口腔内蔵型近接用プラズマアーク砲
「やっぱドラゴンブレス吐けなきゃ竜じゃねぇよな!」という酒に酔ったイリヤの世迷い事を、一緒に飲んでいたアルセナル技術開発局のグループが酔った勢いでその場で設計し、正気でないイリヤが発注してしまい、そのグループの休暇明けには上層部まで話が通っていたため、実装されてしまった代物。
その後イリヤは貯金の大半が吹き飛んだのに気づいたジルニトラにしこたまぶちのめされ、一定額以上の決裁権限をはく奪された。
大型のプラズマアークトーチの射程を最大限まで伸ばすため、超小型のエネルギー炉と直結する形で出力を無理矢理確保した。そのためどうにか100m近くまで危険域を拡張している。
一撃の威力は非常に高く、コンクリート壁ごとテウルギアの装甲を融解させ、中のパイロットを蒸し焼きにできるほど。地面に当たると高温プラズマアークが広範囲に爆風として拡散するため、比較的広範囲の歩兵や機甲部隊の一掃もできる。
連射機能はなく、発射口が高熱で破壊されるため戦闘中に使用できるのは1度きり。
機体の胸から喉元にかけて配置されたエネルギー炉が半球状の出っ張りとして目立っている上、高出力運転時には赤熱してしまい、自機の位置を大きく喧伝し、破壊されれば誘爆で即大破する欠陥になっている。

+ 秘匿されたファイル

コマンド>検索>悪竜の火

悪竜の火計画についての検索結果は 1 件でした。

当該ファイルを表示します。


このファイルは
親衛軍報復兵器管理局
コラ・ヴォイエンニー・アルセナル社第二開発局
の権限により

レベル4機密事項

の指定を受けています

レベル4セキュリティクリアランスなしでのアクセスは全て親衛軍中央情報局に記録され

対象者は処分されます。


このファイルにアクセスした場合、ラングフォード=カタギリミーム殺害エージェントが起動されます。

適切な対抗ミーム接種済みの職員だけがアクセスしてください。

アクセスしますか?

アクセスの意思を確認。

レベル4セキュリティ証明を入力してください。

コマンド>user>Dr.Andropov>_217639-血濡れの雪景色-331264



証明書を認証、ミーム殺害エージェントを起動します。


―死にゆく竜への手向け―

ミーム殺害エージェントの起動を確認。

生命徴候の継続を確認。

安全装置を解除。

ようこそDr.Andropov。

悪竜の火計画についてのメモ
  • アルセナル社製テウルギア”トゥガーリン・ズエメヴィチ”の対軍攻撃兵装として開発された、核分裂反応電磁制御式収束投射砲の計画。

対軍攻撃能力に乏しい”トゥガーリン・ズエメヴィチ”のために、小型核分裂弾頭を起爆させ、そのエネルギーと電磁波を収束させ口腔部から投射する兵器として開発された。
収束はかなり甘く、前方140°に拡散放射される。最大有効射程は1kmほど。
射線と着弾箇所に重篤かつ強力な放射能汚染とEMPパルス、高速重粒子、熱線束が襲い掛かる。
単純な物理攻撃力ではそれほどではなく、テウルギアなどの重装甲目標を沈黙させることは、直撃でもしない限り不可能である。
主目的は強力かつ多波形のEMPによる制御、観測系の破壊ないし無力化であり、これを行うには十分な出力が確認されている。
なお、”トゥガーリン・ズエメヴィチ”はその基幹パーツ群をすべて高度電磁遮蔽基準で作成されており、本兵器の使用時でも問題なく稼働できる。

使用時に強力な放射線などがテウルゴスとレメゲトンを襲うため、使用後約半日が両者の稼働限界となると試算されている。

―まさしく悪竜が放つ火の吐息。すべての動くものが倒れ伏す疫毒の火なのだ!―
Dr.Epitaph


原案/LINSTANT0000
最終更新:2018年03月28日 06:17