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デューク(Duke)東方(Touhou)
所属 リュミエール・クロノワール
性別 男性
通称 死神の目、歩く死亡フラグ
オラクルボード アレクトリスランク ランク13
認証レメゲトン バグベアード
搭乗テウルギア デス・サーティーン


キャラクター概要

"僕は臆病だよ。だから狙いを外さなくて済むし、今もまだ生きている"
"ほら、一撃で仕留めなければ、当然向こうから反撃に来るだろう?それは嫌だからね"

本名、ニール=ストラトス・ウェーバー。
リュミエールテウルギア部隊の一つ、「死は明日への希望なり(ラモール・エスポワール)」の隊長。同部隊はシェリング・ミラージュで構成され、狙撃や砲撃支援任務を主とする。

明るい金髪の映える長身痩躯の男で、その容姿からヴェノムと並び女性からの人気も高い人物。
アレクトリス内でもそれなりの地位を築く名家であるウェーバー家の出で、社交界でもそれなりに名の売れた存在でもあったが、ある時貴族同士の諍いなどに疲れて出奔。
紆余曲折を経てリュミエールに流れ着き、カジノでダーツに勤しんでいるのを見付けたベガによりスカウトされた。

飄々としつつも、その内心では他人との関わりを面倒と思ってしまう厭世家。
何かを愛する、何かに打ち込むという事が出来ず、常に重度の倦怠感に苛まれており、その雰囲気はどことなく空虚で影を帯びている。
唯一家柄故に嗜みとしていた狩猟やクレー射撃の時だけはそれらから解放されるらしく、事実上の趣味としている。
カジノでダーツを嗜んでいたのもそのため。

天才的な狙撃の才能を持ち、「1Km先の硬貨をドーナツ状に射抜く」程度なら平気でやるという人外じみた腕前を誇る。
ベガにスカウトされたのも「通常の2倍、3倍の距離から宣言した位置に正確に当て続ける」という形で注目を集めていたから。
リュミエールに入社した後はその容姿からモデルとして活動を続けていたが、シェリング・ミラージュの完成に伴い同部隊に転属。
その天才的な腕前を評価したアリシアにより隊長として任命されている。
テウルゴスとなってもその腕が衰える事はなく、短期間ながら数多くの敵機を撃墜したと言われている。

オラクルボードの上位に名を連ねているが、戦闘能力そのものはジルグリンデに劣る。
彼のランクは表向きには機体スペックに起因するとされるが、CDやEAAからは「敵対する高官の暗殺」「隠密処理」などの後暗い任務を行っており、その特殊性故のランクであるなどの噂も流されているようだ。突飛なものでは「スナイパーとしての箔を付ける為のランク」などと言われることも。

レメゲトン:バグベアード

"やれやれ、そうまでして吾輩達リュミエールを暴かんとするか。吾輩達は、ただ美しいものが欲しいだけであると言うに"
"貴様らに容赦など必要ない。皆等しく黄泉へ送ってやろう。この匹夫どもめ!"

触手の生えた真っ黒な一つ目の球体という特徴的過ぎるアバターを持つレメゲトン。
その見た目通り観測演算等に優れ、長距離狙撃時のブレを伝える他、敵機体の識別やズーム倍率の即時補正などのサポートを行う。
その見た目から誤解されがちだが、実際は道理を重んじる常識人(?)。特に子供が好きであり、人付き合いの苦手なデュークに代わって遊びに付き合っている事も多い。

リュミエールに所属するレメゲトンとしては珍しく義体を用いていない。代わりにアバターを模した小型ロボットを用意されており、外出する際はそれに移って行動していることが多い。

テウルギア:LME-MK-03-D13/Duke-T デス・サーティーン

開発 リュミエール・クロノワール
機体サイズ 13.8m
武装 ・精密型可変式長距離狙撃支援砲「シャープレール・ランチャー」
"一つの灯火が消えた。男が叫ぶ。「死神が来たんだ」と"
"直後、また一つの灯火が消えた。暗闇に残ったのは、物言わぬ白骨のみ"
"何時しか、人々はこう語る。「死人に口なし」"

機体概要

狙撃、砲撃戦能力に優れるシェリング・ミラージュをカスタムした機体。
元々優秀な射撃戦能力を持っていたシェリングを調整し、より狙撃能力に偏ったカスタムが施されている。なお、デュークの才能故に機体やレメゲトンによる照準補正は邪魔になるため、本機の狙撃照準は完全なマニュアル式となっている。

一口に狙撃型と言ってもジョン・ウーの太史慈とは違い本機のそれはより精度に重きを置いたものとなっており、カメラについても専用のものを採用している。
射程距離や火力においては劣るものの、デューク自身の天性の才能によって一撃必殺の狙撃を実現している。

ただし、武装の特性上原型機以上に近距離戦は不得手。
ランチャー形態での火力も僅かながらも低下しており、テウルギアとの直接戦闘には滅法弱く、一撃で仕留めなければ途端に窮地に陥ってしまう。
裏を返せば、「狙った獲物は外さない」という彼に対する信頼を最も端的に表す物に他ならない。

所持兵装

  • 精密型可変式長距離狙撃支援砲「シャープレール・ランチャー」
バスターレール・ランチャーの派生型。
高精度化を施す過程で弾体の口径が小さくなっており、原型機や他の狙撃型機体と比べて最大射程、火力では劣る。
その代わりとして徹底的な調整が施されただけあってその射撃精度は凄まじく、デュークの腕前と合わさって「思い通りに弾が飛んでいく」とまで評される程になっている。
弾速もレールガンだけあって相当なものになっているが、特に凄まじいのが減衰抵抗で「有効射程内ならまず減速しない」とまで言われる程の驚異的な弾速が特徴。

衝撃など全般的な火力そのものは決して高くないが、貫徹力に関しては文句無しの一級品。
余りの貫徹力に「当たった部位以外には殆ど被害を与えられない」という弊害はあるものの、デュークの腕前であればテウルギアのコクピットはただの的に過ぎないため、余り問題視されていない。

ただし原型に比べてランチャー形態での火力が顕著に低下している他、取り回しの悪さなどの弱点はそのまま引き継いでいるため、ただでさえ低い近接適正が更に下がっている。
テウルギアとの直接戦闘に耐えられるものでは到底ないため、組み付かれれば何も出来ずに撃墜される危険性も高いなど、極端にピーキーな性能になってしまった。

原案/更科 月華
最終更新:2018年06月26日 18:47