残念ながら俺様は忙しいのだ - ときめきメモリアル大辞典

Unfortunately, I'm busy
残念ながら俺様は忙しいのだ【ざんねんながらおれさまはいそがしいのだ】

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『１』で、評価が一定以上のキャラから廊下でデートに誘われた時に主人公が放つ台詞の1つ。

概要

『１』では、デートに誘われる時に次の日曜が空いているかどうかを尋ねられるのだが、その段階で断るとこう返事してしまう。
女子としては、勇気を出してデートに誘ったのにこんな返答をされたら堪ったもんじゃないだろう…。
大体「俺様」とはどういうつもりか。「きらめき高校の○○様」とでも言いたいのだろうか？
運動部所属で練習試合の際、部活経験値がある程度高い状態で勝利した場合でも「見たか、俺様の実力を」とのたまっているので、その可能性は否定できない。
他の台詞でも見受けられるが、本作の主人公はプライドが高い自惚れ屋な設定なのであろう。

本作は、各キャラとも割と早い段階でときめき度が高くなる事もあり、デートの誘いも早いと普通状態から発生するので、これを繰り返していると爆弾という見返りを貰うのは必至である。
ただ、安易に誘いを受けてばかりいると他キャラの傷心度が上がって爆弾発生に繋がるので、これまた難しいところではある。
ちなみに、相手の傷心度に応じて反省の台詞が異なるが、心の底から反省しているのかは疑わしい。
確かに、誰かの爆弾が点灯している時に誘いを受けるわけにはいかないので、プレイヤー側の代弁と言えない事もないが、思春期の女子に対してもう少し配慮するべきではないだろうか。

しかしながら、この台詞の後の選択肢である「いや、遠慮しておくよ」と選ぶと、何故か相手の傷心度がより多く上昇する。
デートの場所を聞いて相手に期待を持たせた上で断ったからということだろうが、行きたくない場合や嫌いな場所に誘われたから断るというのは、何も酷い事ではないだろう。
主人公から女性キャラを誘う時も各々食い付きの悪いデートスポットはあるので、言ってみればお互い様である。

歴代シリーズ随一の酷い台詞だが、『１』の主人公には他にも伊集院レイに対する「聞いてなかったのか？　頭悪いんじゃねえ？」という台詞もある。
ただ、こちらの場合は伊集院とのやり取りが毎度毎度言葉のキャッチボールにもならない「言葉の遠投勝負」のようなモノなので、あまりネタにならない。
伊集院の正体など、当時の主人公には予想すらつかないのだから仕方ないだろう（無論、男友達に言うのも酷いが）。
また、親友の早乙女好雄にも、ダブルデートの誘いの際に（きちんと言わない好雄も悪いが）、「何で俺がお前なんかと遊園地に行かなきゃならないんだ？」と言い放っている。
こう並べてみると、『１』の主人公は相当性格が悪いとしか言いようがない。もっと思いやりを持った言動を取るべきだろう。

派生

『２』の主人公は下校に誘われた時、これに負けず劣らずひどい「そんな暇などあろうはずがない」と言う場合がある。
代わりといってはなんだが、デートの誘いを断る台詞は「ごめん、ちょっと…」で、優しいというか曖昧である。
とは言え断ってしまえば、傷心度が多く上昇する事は本項目の台詞と変わりない。
なお、『２』の主人公も坂城匠からの「これから遊園地に行こうぜ」という誘いに、「はあ？　正気か？　何で、お前なんかと…」と言っている。
それに対して匠は、「怖い冗談言うなよ」「ちゃんと女の子もいる」と言うので、主人公は先の発言に本気で驚いたのだろうが…。
彼は常に、何かしらの見返りを求めてくる抜け目の無いヤツなので、こちらの件に関しては同情できるだろう。

とにかく、用の無いキャラを無駄にときめかせないのはシリーズを通しての基本だが、『１』はゲームシステムの都合上、なかなか難しい。

関連項目

• 行事・イベント
• 一緒に帰って友達に噂とかされると恥ずかしいし