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花粉症とは・・・・・・
花粉が原因で引き起こされるアレルギー症状で――
① くしゃみ・鼻水・鼻づまりなどの鼻の症状(アレルギー性鼻炎)
② 目がかゆい・充血などの目の症状(アレルギー性結膜炎)
③ 咳・呼吸困難などの気管支の症状(気管支喘息)
② 目がかゆい・充血などの目の症状(アレルギー性結膜炎)
③ 咳・呼吸困難などの気管支の症状(気管支喘息)
以上のような症状をともなう。人によっては、「かゆい・赤い・カサカサなどの皮膚症状(アトピー性皮膚炎)」が出ることもある。
花粉症を引き起こす原因となる植物は、40種以上あるが、花粉症のhtmlプラグインエラー: このプラグインを使うにはこのページの編集権限を「管理者のみ」に設定してください。によるものと言われている。スギ花粉のシーズンは2~5月であり、その期間中ずっと症状があらわれる。
西洋薬と漢方薬
西洋医学の薬(抗ヒスタミン薬・抗アレルギー薬)では、副作用に倦怠感、ねむけがでるが、それでは生活がおくりにくい! 自動車の運転もロクにできないし、受験前なんかだともう悲惨!
・・・・・・漢方薬はねむけといった副作用はなく、むしろ頭はスッキリとし、覚醒させる作用がある。ただし、漢方薬は服用量が西洋薬にくらべ多くなる。ほかにも特有の味があるので飲みにくいという人もいるが・・・そのような人にはカプセル型のエキス剤もあるので大丈夫。
症状別の処方
漢方的に花粉症の症状をとらえてみると――
花粉や低温が外邪(風邪・寒邪)として口や鼻から体内に侵入する。外邪の侵入により肺の機能が低下し、くしゃみ・咳・鼻水といった症状が出る。また、気の産生も下がるので、寒気が強く出たり、倦怠感を感じる。また、さらなる外邪の侵入を許してしまう可能性もある。
寒気が強い、倦怠感 → 麻黄附子細辛湯
くしゃみ、鼻水 → 小青竜湯(ここに含まれる麻黄がきつく感じるなら、苓甘姜味辛夏仁湯)
鼻・喉・口が乾燥し痛む、咳 → 辛夷清肺湯(カラ咳が多いならば麦門冬湯)
特に倦怠感が強い → 補中益気湯
くしゃみ、鼻水 → 小青竜湯(ここに含まれる麻黄がきつく感じるなら、苓甘姜味辛夏仁湯)
鼻・喉・口が乾燥し痛む、咳 → 辛夷清肺湯(カラ咳が多いならば麦門冬湯)
特に倦怠感が強い → 補中益気湯
実際の花粉症治療では――
小青竜湯よりも麻黄附子細辛湯の方が適用範囲が広いようである。
・麻黄附子細辛湯のしようにおいては、陰陽虚実といった証をあまり重視しなくて良い。
・本来小陰病の代表方剤であるが、六病位を重視しなくて良い。
・麻黄附子細辛湯は、老人、幼児、小児といった制限や男女差なくしようできる。
・本来小陰病の代表方剤であるが、六病位を重視しなくて良い。
・麻黄附子細辛湯は、老人、幼児、小児といった制限や男女差なくしようできる。
多くの花粉症で、なんとなく寒くだるく、やる気がなく、くしゃみ、鼻水・鼻づまりやのどがチクチクするといった症状がおよそそろっていれば、麻黄附子細辛湯をfirst choiceにしても問題ないようです。それでもなお鼻水が止らないなら、小青竜湯。
ただし、麻黄の作用が強く出やすい人には、その量を減らすか、そも麻黄の入っていない方剤――苓甘姜味辛夏仁湯で対処する。局所的な炎症が強く出ているときは、抗炎症作用のある清熱剤も併用したり、場合によっては抗生物質を出しても良い。
ただし、麻黄の作用が強く出やすい人には、その量を減らすか、そも麻黄の入っていない方剤――苓甘姜味辛夏仁湯で対処する。局所的な炎症が強く出ているときは、抗炎症作用のある清熱剤も併用したり、場合によっては抗生物質を出しても良い。
小青竜湯や麻黄附子細辛湯は、ともに解表剤に入るので、それらによる治療は対処療法(=標治)にあたる。しかし、花粉の季節のたびに使い続けていくと、年々使用量が減って、必要がなくなる人すらいる。このように、本来、対症療法(=標治)と考えられていた治療が、意外にも根本治療(=本治)、つまり体質改善ともなっているのである。