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第三回(4月26日)

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第三回(4月26日)

漢方薬を飲んでみよう♪(part3)




部会の様子


 今回もたくさんの新入生に来ていただけました! 今回試飲した四物湯が、いかにも漢方薬って感じ(ヘンな香り&味)でヒかれるかと思いましたが、それなりに好評でよかったです。



講義まとめ


 試飲した四物湯は、主に血を補う作用が強い――ってなわけで血の話になりました。

 血とは何か? 定義は細かく言えばきりがないのですが、処方を考える上で覚えておかなければならないのはこの一点。
 血は栄養を全身に運ぶということです。
 そのほかは、まあ、意識しないでも困りません。

 で、栄養の運び手たる血がどう作られるかというと――

 下の図をご覧ください(少々画質が悪いです。スミマセン。[[こちら>http://www10.atwiki.jp/touhyamie1/?cmd=upload&act=open&pageid=18&file=ti.JPG
]]をクリックしていただければ、マシな画質で見れるかと

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 前回説明したとおり、食べたものは脾胃で吸収され水穀の精微――水穀の気と、津液になります。
 で、この水穀の気が心の働きによって血脈(血管に近いモノ)の中に流れ込みます。すると、営気というものに変じます。
 またその一方で、津液も血脈に流れ込んでいます。

 で、血脈において営気と津液があわさって、血となるわけです。

 そのあと、心と肝の働きで全身に巡っていきます。

 ちなみに、一般に血虚と言われる場合、心及び肝の機能が失調していると考えます。つまり、栄養の運び手たる血を上手く流せない、もしくはそもそも血に対して運ぶべき栄養を渡せない、という状況を想定するわけです。



このページの執筆:北上



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