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VAGUENIGMA -1955-

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vaguenigma

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疾駆猿第壱回短期公演「VAGUENIGMA -1955-日和見助手の怪異レポート【追記】」

渋谷駅を降り、恵比寿方面に向かい、神社を脇に見て坂を上った先に在る私立國史院大學。

その大學構内の院生である日和見愛歩(ヒヨリミマナブ)は、学界でも奇人と名高い蓮上清潔浄(レンジョウキヨシ)助教授の伝承怪異研究室で助手を務めていた。

ひょんなことから、自分と同じ力を持った女性・鈴鳴奏音(スズナリカノン)と出会う。

彼女はカストリ雑誌・兇悪犯罪月報を発行する明星書房の女性記者である。

恵比寿にあるバーで待ち合わせた二人は酒を酌み交わしながら、奇怪な物語を語り合う。
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