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VAGUENIGMA -1959-

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疾駆猿第陸回公演「VAGUENIGMA -1959-」

鮫崎刑事の受難スパイラル【想道】

己の信じる正義を貫くという信念を持ちつつ、自らの血脈に縛られて生きている刑事の鮫崎細雨(サメザキサザメ)は、巣鴨プリズンから釈放後の篁の所在把握に苦戦していた。
相棒の死や特別任務の重圧から偏屈になっていた彼を救ったのは機関を裏切り逃走した虚子の霞原霏巫(カスミハラヒミコ)との出逢いであった。
彼は霏巫を護りながらも自らが目指す未来への道へと辿り着けるのか…。

明地百華の御節介メモアーズ【斬糸】

探偵一家に生まれた好奇心旺盛な探偵見習いの大学生・明地百華(アケチモモカ)は、記者の薪場火炉人(マキバヒロヒト)と情報屋で靴磨きの久住木兎(クズミミミズク)と共に、東北M県の山中にある村に向かう。
彼女が受けた依頼は、名家である蘆屋家の末の娘が神隠しに遭い、彼女を探し出して欲しいというものだった。
彼女は奇妙な因縁で紡がれ、複雑に絡み合った糸を解き明かす事が出来るのか…。

激動の時代に翻弄された者達の結末が迫っていた。


VAGUENIGMA -the Crossing- 鮫崎刑事の受難スパイラル【悉道】

(参回短期公演の【志道】、伍回半公演の【怨道】【愚道】【慾道】【恐道】要約作品)
サンフランシスコ条約により、独立国家となった日本は、敗戦から復興し高度経済成長真只中であった。
その裏では、旧關東軍の下で作られた蛇ノ目機関(ジャノメキカン)が、特殊な能力を持ったスパイ・虚子(ウロコ)を育成し、情報操作によって日本を再び軍事国家へと引き戻そうと暗躍していたのである。

己の信じる正義を貫くという信念を持ちつつ、自らの血脈に縛られて生きている刑事の鮫崎細雨(サメザキサザメ)は、警部の檻形刑部(オリカタギョウブ)から極秘の任務を遂行するよう命令される。
「穏やかな戦い」の中で「運命の車輪」が廻り出す…。


登場人物【想道】

鮫崎 細雨(サメザキ サザメ)

霞原 霏巫(カスミハラ ヒミコ)

竹切讃岐造(タケキリサヌキノミヤツコ)

鮫崎 梅雨子(サメザキ ツユコ)

細雨の祖母。鮫崎家の再興が第一義。

宵口 暁天(ヨイクチ ギョウテン)

 鮫崎家の裏にある鰐雲(ガクウン)寺の和尚。細雨の頼みで霏巫を匿っている。

檻形 刑部(オリカタ ギョウブ)

宍戸 紅侍(シシド コウジ)

愛宕警察署の警部補。警察一家宍戸家三男。

焼野原 灯磨(ヤケノハラ トウマ)

渋谷警察署の元巡査部長。捜査中に事故死。

因幡 剣兎(イナバ ケント)

篁 竹範(タカムラ タケノリ)

篁 篠媛(タカムラ シノエ)

竹範の娘。聖慈女子大學三年生。高飛車なところはあるが、凛として誇り高き子女。

霞原 霖禰(カスミハラ リンネ)

網目 鑢(アミメ ヤスリ)

網目 錦(アミメ ニシキ)

網目 鎖(アミメ クサリ)

和邇(ワニ)

野槌(ノヅチ)

蝦蟇(ガマ)

半裂(ハンザキ)

避役(カメレオン)

地潜(ジムグリ)

煙木 すみ(ケムリギ スミ)

久住 木兎(クズミ ミミズク)

薪場 火炉人(マキバ ヒロヒト)

螺旋斬(ネジキリ)

提灯小僧(チョウチンコゾウ)

籠釣瓶真打(カゴツルベシンウチ)

籠釣瓶影打(カゴツルベカゲウチ)

赫狐(カッコ)

皛狐(キョウコ)

中囃子 林治楼(ナカバヤシ リンジロウ)

霞原 霧彦(カスミハラ キリヒコ)

孔舎衙 兵衛(クサカ ヒョウエ)

警視庁勤務。階級は警視正。

梔子 朽葉(クチナシ クチバ)

千代田区の会社員。情報屋。

多治比 石守(タジヒ イシモリ)

篠媛の婚約者候補。旧華族。

登場人物【斬糸】

明地 百華(アケチ モモカ)

薪場 火炉人(マキバ ヒロヒト)

久住 木兎(クズミ ミミズク)

大伴 基雄(オオトモ モトオ)

明星書房の編集長。豪快で部下思いな性格。

高池 順子(コイケ ジュンコ)

元・蘆之鏡霊泉教の信者。今作では百華の依頼人となる。薪場に惚れている。

不破 武石(フワ タケシ)

M県警警部補。強面で頑固者。蒼侍とバディを組み、蘆屋家令嬢・宗近の失踪事件の捜査にあたる。

宍戸 蒼侍(シシド ソウジ)

M県警の巡査部長。警察一家宍戸家四男。

蘆屋 菊正(アシヤ キクマサ)

本名・菊子。蘆屋家当主であり、蘆花(ロカ)旅館の女将。村正の双子の姉。

蘆屋 村正(アシヤ ムラマサ)

菊正の双子の弟。村長。家のために姉である菊正と関係を持っており、宗次・宗近の実の父親。

蘆屋 小夜(アシヤ サヨ)

村正の若き後妻。兼定に言い寄られて関係を持っており、子供を身籠もってしまっている。

蘆屋 正宗(アシヤ マサムネ)

本名・正子。菊正の長女。虚栄心が強い。

蘆屋 安綱(アシヤ ヤスツナ)

正宗の夫で入婿。村の医者。人当たりの良さそうなその実、かなりの女好き。

蘆屋 則宗(アシヤ ノリムネ)

本名・則子。菊正の次女。物静かで真面目。気は弱い。弟の宗次に惚れている。

蘆屋 国宗(アシヤ クニムネ)

本名・国子。菊正の三女。奔放でワガママ。許婚である兼定と遊び歩いている。

河元 兼定(カワモト カネサダ)

国宗の許嫁で村の議員。軽薄な性格をしており、小夜を手籠めにしていた。

蘆屋 宗次(アシヤ ムネツグ)

本名・次雄。菊正の長男であり、宗近の双子の兄。宗近と共に一計を案じる。

蘆屋 宗近(アシヤ ムネチカ)

本名・近子。菊正の四女であり、宗次の双子の妹。宗次と二人だけの世界を望む。

高池 温子(コイケ アツコ)

順子の従姉妹。蘆屋家で働く女中。宗次に忠誠を誓っている。

田淵 藤次郎(タブチ トウジロウ)

蘆屋家の下男。戦争孤児で、育ててくれた蘆屋家、中でも宗近に忠誠を誓っている。

霞原 霖禰(カスミハラリンネ)

猫の怪異(ネコノカイイ)

雨降小僧(アメフリコゾウ)

袖引小僧(ソデヒキコゾウ)

空狐(クウコ)

赫狐(カッコ)

皛狐(キョウコ)

夜狐神(ヤコガミ)

日和見 愛歩(ヒヨリミ マナブ)

明地 十偉(アケチ ジュウダイ)

日和見 万葉(ヒヨリミ マヨ)

旧姓・明地。元探偵。明地家長女で百華の姉であり、日和見愛歩の妻。明朗快活な性格。

​深池 寧子(ミイケ ネイコ)

明星書房の記者で薪場の先輩にあたる。奏音とは戦友のような関係。1956年に殺されている。
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