マガツ




いわゆる妖怪怪異と呼ばれていた存在。有名な土蜘蛛、鬼、妖狐なども本作ではマガツである。
基本的には死体や怨念を基に澱んだ霊煌が集まって生じる。霊煌の塊という性質上、人より巧みに霊煌術を使う。しかし大半は動物型、器物型、蟲型、亡霊型で大抵知能が低い。そのため強力でもワンパターンになりがちで、その穴をつけばいい。
しかし人型のマガツには知性もあり、非常に強力。人型というだけで上級マガツに位置付けられる。
海外に出現するマガツは基本的に下級、たまに中級。

種族の違いや優劣が存在しており、人間こそ地球上で最も複雑な精神を宿し、多種多様な憎悪を発する生命体であることから、最上級と恐れられる強大なマガツは主に人型として生まれ落ちる。
例外の“神級”を除けば、人型マガツこそ災厄の象徴。その中でも七大森羅を体得した上級個体・最上級マガツのことを十三魔将という。
人型マガツに対する対処はまず、どう逃げるかということ。
『地獄狼』や『炎釈金剛』など、厳重かつ適切に管理された最上級マガツは、日本国の有する究極殲霊兵器に位置付けられている。

神級

また最上級マガツを更に凌駕する伝説の具現、神級マガツも存在している。現在明らかになっているのは『魔塵竜・八岐大蛇』と『戦死奈落・焼爛』の2体だけで、他は詳細不明。ヒノモト機構が情報を秘匿しているという真偽不明の噂もある。

  • 魔塵竜(まじんりゅう)八岐大蛇(やまたのおろち)
人型マガツが己に人式を行使した成れの果て。ヒノモト機構には大昔に調伏されたこの龍の遺骸と鱗を用いて製造された呪具があり、多くの贄を代償に首を一本呼び出せる。機構では呼び出す機会さえ訪れるべきではないと、絶対究極殲霊兵器の一つとして保持していた。一首だけでも動けば最後、地図を書き換えるほどの災禍をもたらす。
噂や情報だけで諸外国に対しての抑止力となるため、存在が許されている。

  • 戦死奈落(せんしならく)焼爛(しょうらん)
最新にして最凶の厄災。日本から全世界に霊煌が満たされるようになった瞬間、第二次世界大戦の戦死者たちを核に誕生した。普段はこの世にいないが、その性質から地球全土のどこでも突然現れ猛威を振るっている災害。神式の使い手たるマガツ。
国連の最優先調伏対象であり、被害を受けた小国はこのマガツの滅びが悲願。


  • 初回特典で地獄狼=サンがピックアップされるみたいだけど…… -- 名無しさん (2022-01-06 22:55:08)
  • トリニティのレイン√の章タイトルに冥狼はかく語りきがあったし、やっぱり偶然じゃなくゼファーさん意識してたんだな。ただ本編で地獄狼が出張ることはおそらく無さそうなのが嬉しいような悲しいような -- 名無しさん (2022-01-06 23:01:43)
  • これでケルベロスと関係なかったらそれはそれで困るやつ -- 名無しさん (2022-01-08 18:25:15)
  • cvルネ山の狼かな? -- 名無しさん (2022-01-08 22:40:53)
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最終更新:2024年06月02日 21:15