超英雄ルールとは
通常、人間(またはそれに類似する妖精・妖魔)には限界があります。
技能Lvは10まで、ステータスの上限は50等です。
しかし、例えば南の島の魔神王を倒した六英雄。エンシェントドラゴンスレイヤー等の偉業は通常の英雄では不可能です。
こういった事を可能にするのが超英雄ルールです。
なお、公式にはフォルシウス大陸には超英雄は二人しかいません。
セッションでの注意
超英雄ルールを導入した場合、大抵の場合では大味のセッションとなり、パワープレイになりがちです。
また、冒険の規模も必然的に国家規模から世界規模になりがちです。
キャラクター達の影響力も非常に強く、その一挙一動で世界が動くといっても過言ではありません。
そういった事を念においてのプレイがいいでしょう。
勿論、そういったキャラでの"何でもあり"的なセッションもまた別の意味で面白いでしょう。
超英雄キャラクターの基準
まず、当然の事ですがGMが認める事が大前提です。
その上で超英雄キャラクターは以下の要素が必要です。
超英雄は複数の国、または世界全体(大陸全体or南の島全体等)で高い知名度を持っています。
有名なサーガとなっており、子供でも名前を知っているぐらいです。
顔を見られたぐらいじゃ解りませんが、特徴的な外見は広く認知されていると見ていいでしょう。
超英雄は一国、できれば複数の国の最高権力者と面識があり、影響力を持ちます。
超英雄の発言、行動が国家の動静に影響を与える事も珍しくありません。
為政者にとっても決して無視は出来ない存在なのです。
超英雄キャラクターができる事
超英雄は通常のキャラクターには不可能な事が出来ます。
11LV以上の技能の獲得
超英雄は人間の限界である10Lv技能を超えて、Lv11以上の技能を修得できます。
その必要SPは技能の種別に関わらず以下の通りです。
- LV11:600
- LV12:800
- LV13:1000
ステータスの限界の解除
通常は人間は50異種族はクラス:カオスの最高値+10が限界値ですが、超英雄はこの限界制限がありません。
超英雄Pによる特殊な効果
超英雄は少なくとも1P以上の超英雄Pをもっています。
これを消費する事でさまざまな特殊な効果を得られます。
内容については後述します。
超英雄Pは1セッション毎のポイントであり、セッション内では回復しません。
超英雄Pによる効果。
超英雄Pによる効果は次の通りです。
共通
成功・数値決定ロールをやり直す。 消費:1P
判定した成功ロールや数値決定ロールが気に食わなければ振りなおす事が出来ます。
失敗した判定をやり直すや、もっと高い達成値が欲しい時。
ダメージや回復量などを振りなおす等です。
一時的にルーンマスター技能を1LVあげる 消費:1P
これにより、以下の効果のどれかを得られます。
複数使用する事により効果の重複や組み合わせをする事は可能です。
- Lv1上の魔法を使用する。
- MP消費をLv1上として計算する。
- 魔術+10 魔力+1
- 達成値拡大の上限上昇
- Lv10にする事で「判定に関連する技能or経験がLV10以上」を使用可能にする。
- 経験をLv1上として判定する。
抵抗ロールの完全成功 消費:2P
魔法や毒などへの抵抗がに完全に成功します。
通常、抵抗しても効果が減少するような魔法や毒でも一切効果を挙げません。
判定に関連する技能or経験がLV10以上
判定に関連する技能がLv10以上の効果一覧です。
成功ロールを自動成功にする 消費:1P
成功ロールを自動成功にします。
コールゴッドによる魂の破滅を防ぐ 消費:永遠に2P
コールゴッドを行っても魂が破滅しません。
これによって消費した超英雄Pは回復しません。
最終更新:2008年12月16日 01:46