【国の概要】

クリムゾン・キングダムはエルフが治める王国です。
国家の中で、エルフが貴族であったりする国は他にもありますが、王となっているのはこの国だけでしょう。
またドワーフの貴族・騎士やグラスランナーの国軍化等、他の国では見られない制度もあります。
ただ、そういった事を容認できない者による反乱や内乱も、頻繁に起きていて、国の頭痛の種となっています。
また大きな特徴として、大陸で最も呪縛の島に近いことから、個人規模から国家規模で呪縛の島との交易をしています。
コレにより、領土こそ広くはありませんが、財政的には大陸有数の大国にすら比肩しえます。

【特徴】


【メイド】

この国では人身売買を禁止しています。
ですから特産物という訳ではありませんが、この国のメイドは非常に有名です。
商人等は積極的に幼い頃からメイド見習いとして雇い入れ、教育しています。
中にはメイド専門の商人とし、希望者(大半は貧しかったり、親を亡くした子供です)を隔離した寄宿舎にいれ、専門的な教育をし、国内・国外の貴族等に「紹介」しています。
勿論、多額の仲介料を商人は受け取るわけです。
貴族・騎士は市民・領民から気に入った者をメイドとして召喚します。
これには基本的に拒否権はありません。
ですが、これ等は確かに「人権」を無視した物ですが(「人権」という概念はありませんが)、「メイド」にとってもそう不幸な事ではありませんでした。
商人に扱われる事も、そうでなければ待っているのは餓死ですし、決して粗末に扱われることはありません。むしろ衣食住が完備され、更に高度な教育まで受けれるのです。
紹介・召喚されて貴族・騎士に召抱えられた者は非常に幸運とされています。
恙無くご奉公を終えれば、貴族・騎士に召し上げられていた事は非常に大きな箔となります。
市外に戻れば間違いなく、条件の良い縁が結べるでしょう。
それでなくても雇い主である貴族・騎士が良縁を紹介してくれる事もあります。
更に運が良いものは、首尾よく雇い主の「お手つき」となる事で側室となる事ができます。
貴族・騎士が側室を持つ事は当然の権利とされ、今まで「働き・奉仕する者」が「奉仕される側」となるのです。
中には正式に正室となり、メイドから貴族になった者もいます。

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最終更新:2008年02月17日 16:06