第4試合
フナイミノル 対 渡辺麻衣
フナイミノル 対 渡辺麻衣
フナイは25歳。181cm 95kg。RWF出身。キックや掌底、サブミッションなど総合格闘技よりの技を得意とする本格派。
渡辺麻衣は19歳 155cm、体重非公開。キュートで小柄な体ながら一生懸命ファイトする姿が人気のアイドルレスラー。
渡辺麻衣は19歳 155cm、体重非公開。キュートで小柄な体ながら一生懸命ファイトする姿が人気のアイドルレスラー。
リングで麻衣とフナイ。
場内がざわめく。
それもそのはず。
黒いタイツ姿のフナイこそ普通だが、麻衣のコスチュームはなんと体操服にブルマなのだ。
黒いタイツ姿のフナイこそ普通だが、麻衣のコスチュームはなんと体操服にブルマなのだ。
『バカにしやがって!!』
真剣勝負をモットーとするフナイにとってそういうギミックはもっとも嫌うところだ。
真剣勝負をモットーとするフナイにとってそういうギミックはもっとも嫌うところだ。
だが、フナイは冷静にこれからの戦いをシミュレーションしていた。
『悔しいがヤツらもそれなりのグラウンドのテクニックはあるようだ、グラウンドなら上手くはまれば非力なモノがテクニックで大きい相手を倒すことも可能だ。
オレもグラウンドには自信が無い訳じゃないが万一ということもある。だから、ここは打撃勝負だ!打撃なら体格に勝る男が女などに負けることは絶対にない!
今までの3人はどこかで女を殴ることを遠慮していたようだが、オレは心を鬼にしてこいつを殴る!蹴る!ぶちのめす!』
『悔しいがヤツらもそれなりのグラウンドのテクニックはあるようだ、グラウンドなら上手くはまれば非力なモノがテクニックで大きい相手を倒すことも可能だ。
オレもグラウンドには自信が無い訳じゃないが万一ということもある。だから、ここは打撃勝負だ!打撃なら体格に勝る男が女などに負けることは絶対にない!
今までの3人はどこかで女を殴ることを遠慮していたようだが、オレは心を鬼にしてこいつを殴る!蹴る!ぶちのめす!』
フナイがそんなことを考えてると知ってか知らずかブルマ姿の麻衣はニコニコと客席に手をふり女性ファンから声援を浴びていた。
カーン!!
ゴング。
第4試合の開始である。
フナイはローキックを繰り出す。
『非力な女などこれ1発でダウンだ!!』
『非力な女などこれ1発でダウンだ!!』
しかし、麻衣はパッと腿をあげ完璧にブロック。
ならばと右の掌底を繰り出すフナイ。
ならばと右の掌底を繰り出すフナイ。
しかし麻衣は左手でそれを簡単に払う。
『えー、打撃で勝負ですかー!?面白ーい』
とピョンピョン跳ねながら嬉しそうなブルマ姿の麻衣。
とピョンピョン跳ねながら嬉しそうなブルマ姿の麻衣。
『えーい♪』
と声をあげると右ストレートがフナイのボディに炸裂した。
と声をあげると右ストレートがフナイのボディに炸裂した。
『グッ』
思わず声を漏らすフナイ。
思わず声を漏らすフナイ。
『なんだ、けっこう本格的なパンチじゃないか、でもこの身長差だ。顔面を殴られることはない。勝つのはオレだ!!』
『あとねー、こういうのもできるよ♪』
ブルマ姿の麻衣はその可愛い格好に似合わぬ速射砲のようなローキックを繰り出した。
必死にガードするフナイだが追いつかない。
必死にガードするフナイだが追いつかない。
フナイの両脚が無惨に腫れあがっていく。
だが、フナイもただやられていた訳ではない。必死に反撃を試みていたのだ。
しかし、フナイの攻撃はことごとく麻衣にガードされる。
そして、麻衣のローは的確にフナイの脚を痛めつける。
だが、フナイもただやられていた訳ではない。必死に反撃を試みていたのだ。
しかし、フナイの攻撃はことごとく麻衣にガードされる。
そして、麻衣のローは的確にフナイの脚を痛めつける。
『それー!!』
と声をあげると一段と強烈な右のローキックをフナイに炸裂させる。
と声をあげると一段と強烈な右のローキックをフナイに炸裂させる。
ガクッ!
フナイは思わず膝をつく。左足がついに壊れた。
『ダーウン!!』
麻衣が手を叩いてはしゃぐ。
『やっちゃえー!』と女性ファンの大声援!!
麻衣が手を叩いてはしゃぐ。
『やっちゃえー!』と女性ファンの大声援!!
『こっちもー♪』
とアピールすると今度は強烈な左のロー!!
フナイは右足も壊された。
とアピールすると今度は強烈な左のロー!!
フナイは右足も壊された。
『パーンチ♪』
両ひざをついたフナイの顔面に麻衣の右ストレートが炸裂。
前のめりに倒れるフナイ。
両ひざをついたフナイの顔面に麻衣の右ストレートが炸裂。
前のめりに倒れるフナイ。
女性客から黄色い歓声。
『もう許してほしい!?お兄さんも泣いてギブアップする♪』
麻衣が倒れているフナイの顔を覗きこんで小馬鹿にした口調で訊く。
麻衣が倒れているフナイの顔を覗きこんで小馬鹿にした口調で訊く。
『ふざけるな!!』
プライドを傷つけられたフナイは麻衣の顔に唾を吐きかけた。
プライドを傷つけられたフナイは麻衣の顔に唾を吐きかけた。
『ちょっとー、何すんのよ。お仕置きね!!』
と麻衣が怒りの表情。
と麻衣が怒りの表情。
『悪い子はお尻ペンペン!!じゃなくて、こう!!』
とフナイの尻に強烈な蹴りを喰らわせた。
とフナイの尻に強烈な蹴りを喰らわせた。
『ぎゃー!!』
破壊力満点の蹴りにフナイは悲鳴。
破壊力満点の蹴りにフナイは悲鳴。
『謝るまでずっとお尻こうだからね!!』
とひざまずいた格好でダウンしているフナイの尻に強烈な蹴りをまたくらわす。
とひざまずいた格好でダウンしているフナイの尻に強烈な蹴りをまたくらわす。
『それー!!もう一発♪』
とブルマ姿の麻衣がフナイの尻に蹴りをくらわし続ける。
とブルマ姿の麻衣がフナイの尻に蹴りをくらわし続ける。
『ひっ、ひぃー』
フナイが情けない悲鳴を悲鳴をあげる。
両脚を破壊されたフナイは立ち上がることが出来ない。
麻衣の強烈な尻への蹴りから逃れようと四つん這いで無様に這いまわる。
一方の麻衣は蹴りを入れる際に
『お仕置きだよー♪』
と可愛い声と可愛い仕草でファンにアピールすることを忘れない。
フナイが情けない悲鳴を悲鳴をあげる。
両脚を破壊されたフナイは立ち上がることが出来ない。
麻衣の強烈な尻への蹴りから逃れようと四つん這いで無様に這いまわる。
一方の麻衣は蹴りを入れる際に
『お仕置きだよー♪』
と可愛い声と可愛い仕草でファンにアピールすることを忘れない。
ブルマ姿のキュートな女の子に尻を蹴られて悲鳴をあげながらリング上を無様に這いまわるフナイ。
女性ファンたちは彼を指さして大笑いしている。
女性ファンたちは彼を指さして大笑いしている。
そこへ場内のオーロラビジョンにフナイの顔がアップで映し出された。
涙と鼻水でグチャグチャである。
涙と鼻水でグチャグチャである。
会場から大爆笑が起こった。
場内の反応に満足げな麻衣は尻を蹴るのをやめ
ひざまずいた格好でダウンしているフナイの正面にまわった。
ひざまずいた格好でダウンしているフナイの正面にまわった。
ブルマ姿の美少女に見下ろされるフナイ。
無様に泣きはらした顔。
無様に泣きはらした顔。
『お尻ペンペンで反省したw!?』
と可愛い声で尋ねる麻衣。
と可愛い声で尋ねる麻衣。
泣きながら必死でうなずくフナイ。
『あーあ、結局泣いて謝るんだから最初からそうすれば良かったのにぃ♪』
と嘲笑する麻衣。
と嘲笑する麻衣。
『じゃあ、お尻はゆるしてあげる。今度は顔面ね♪』
『ひィーッ』
麻衣の台詞に恐怖したフナイはとっさに顔面をガードしようと顔を伏せた。
麻衣の台詞に恐怖したフナイはとっさに顔面をガードしようと顔を伏せた。
『あれ!?なんか土下座みたい格好だね♪』
麻衣が言う。
麻衣が言う。
跪いた格好でダウンしたフナイが頭を伏せる格好。
まさしく土下座のような格好だ。
まさしく土下座のような格好だ。
その頭をグリグリと踏みつけ
『イェーイ♪』
とピースサインをする。
『イェーイ♪』
とピースサインをする。
『このまま土下座でギブアップしたら、勘弁してあげてもいいよ♪』
と笑いながら麻衣。
と笑いながら麻衣。
フナイは頭をマットに擦りつけながら
『ギ、ギブアップ。。。すいませんでした』
と、何度も何度も繰り返した。
『ギ、ギブアップ。。。すいませんでした』
と、何度も何度も繰り返した。
『あははー、ホントに泣きながら土下座してるーwwwミッジッメー♪』
と嘲笑するブルマ姿の美少女、麻衣。
そこまでバカにされながらもフナイは麻衣に許しを乞うためにリング上で土下座謝罪を続けるのだった。
フナイのその無様な姿に観客は爆笑を通り越し呆れかえっていた。。。
対抗戦 第4試合
○渡辺麻衣
(18分35秒 戦意喪失)
×フナイミノル
○渡辺麻衣
(18分35秒 戦意喪失)
×フナイミノル
フナイは四つん這いの無様な格好で這いつくばりながら花道を引きあげて行った。
『セコンドや担架の力を借りずに自力で控室まで帰りなさい!』
と、ギブアップを認めてもらう条件として麻衣に厳命されたのだ。
と、ギブアップを認めてもらう条件として麻衣に厳命されたのだ。
両脚を麻衣に破壊され尻の腫れあがったフナイは立って歩くことが出来ない。
仕方なく四つん這いで観客の脇を引きあげて行く。
仕方なく四つん這いで観客の脇を引きあげて行く。
女性ファンの中には試合中に麻衣に唾を吐きかけた行為を許せない者も多いらしく、
そんなフナイの顔には上から唾があちこちから吐きつけられた。
そんなフナイの顔には上から唾があちこちから吐きつけられた。
フナイの顔は自らの涙と鼻水に加え女性ファンからの唾でグチャグチャであった。。。