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カール・バークス

名前:Carl Barks
出生:1901年3月27日 - 2000年8月26日
職業:イラストレーター
出身:アメリカ

概要

ディズニーを代表するコミック作家。ドナルドダックから派生した町ダックバーグ*の生みの親であり、スクルージ・マクダックと仲間たちやビーグル・ボーイズ*などの敵キャラクターを多く創作した。

1935年11月、ディズニーがアーティストの募集をしていることを知ったバークスは応募し、初任給週20ドルで入社した。バークスは動きと動きの間のコマの作画を行うアーティストとして活躍した。その際、ギャグのアイディアを提出したことで才能が開花しストーリー部門に異動となった。1937年に『ドナルドの博物館見学』でロボット・バーバー・チェアがドナルドのお尻を散髪してしまうシーンを担当した。その後、ドナルドダック・シリーズが本格始動することになり、ジャック・ハンナとともにストーリーを担当した。『食いしん坊がやってきた』ではドナルドの厄介ないとこガス・グースを創り出した。

1942年、戦時中に労働環境が悪化し、バークスはスタジオの空調により副鼻腔炎に悩まされて退社した。養鶏場を営むことを考えていたが、退社直前に執筆したドナルドの宝探しのコミックがきっかけとなり、ドナルドのコミック作家としてのキャリアをスタートさせることとなった。物語の登場人物はドナルドと甥っ子たちに留まらず、彼は更なる派生キャラクターを多く生み出すこととなった。世界を股にかけた冒険を描くことが多かったが、バークス自身は旅行をほとんどしたことがなかったという。

1987年、彼が拡張したダックたちの世界観を題材としたTVアニメシリーズ『ダックテイル*』が放送され大ヒットを記録した。

2000年、100歳の誕生日の数ヶ月前に死去。彼のコミックは多くの映画監督やプロデューサーに影響を与えた。

担当作品

1937年 ドナルドの博物館見学 脚本
1938年 ドナルドのわんぱく時代 脚本
1938年 ドナルドの腕白教育 脚本
1938年 ドナルドの南極探検 脚本
1938年 ドナルドの少年団長 脚本
1938年 ドナルドのゴルフデー 脚本
1939年 ドナルドのラッキーな一日 脚本
1939年 ドナルドのアイス・ホッケー 脚本
1939年 食いしん坊がやってきた 脚本
1939年 ドナルドの海水浴 脚本
1939年 ドナルドの海洋団 脚本
1939年 ドナルドのペンギン 脚本
1940年 ドナルドの洗濯機 脚本
1940年 ドナルドのダンス大好き 脚本
1940年 プルートの鏡騒動 脚本
1940年 ドナルドのモーターボート 脚本
1940年 ドナルドの夏休み 脚本
1940年 ドナルドの摩天楼 脚本
1940年 ドナルドの消防隊長 脚本
1941年 ドナルドと山男 脚本
1941年 ドナルドの卵騒動 脚本
1941年 ドナルドのめざまし時計 脚本
1941年 ドナルドのずる休み 脚本
1941年 ドナルドの牧場 脚本
1941年 ドナルドのお料理 脚本
1942年 ドナルドのかじ屋 脚本
1942年 ドナルドの雪合戦 脚本
1942年 ドナルドの入隊 脚本
1942年 アーミー・マスコット 脚本
1942年 ドナルドのゴールド大好き 脚本
1942年 ドナルドの透明人間 脚本
1942年 ドナルドのパイロット 脚本
1942年 ドナルドのベルボーイ 脚本
1943年 43年の精神* 脚本
1943年 ぼろぼろタイヤ 脚本
1943年 プルートの二等兵 脚本
1943年 ドナルドの新兵さん 脚本
1943年 ドナルドの空の監視員 脚本
1944年 グーフィーの船乗り教室 脚本
1944年 ドナルドのトロンボーン騒動 脚本
1944年 ドナルドとゴリラ 脚本

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スタッフ
最終更新:2024年09月15日 20:57