ジャック・ジャック・パー
概要
『Mr.インクレディブル』の時点では1歳の赤ん坊であり、身長71cm、体重13kg。まだスーパーパワーが目覚めていない。
エピソード
一家が事件を解決すると、カーリが世話をしていたはずのジャック・ジャックは宿敵
シンドローム*に連れ去られようとしていた。その時、ジャック・ジャックの知られざるパワーが開花、様々な姿に変化し、シンドロームの企みを阻止する。結果、シンドロームは脱走用航空機にマントを巻き込まれて死亡する。
数日後、事件を経て成長した一家はダッシュの運動会の応援に来ていた。競技場を後にした一家が目にしたのは新たな敵
アンダーマイナーからの宣戦布告だった。彼の前にはスーパーヒーロー、インクレディブル一家の姿があったのであった。
『Mr.インクレディブル』のDVDに収録されたこの短編では、留守番中のジャック・ジャックとカーリに何があったのかが判明する。
ヴァイオレットからベビーシッターを頼まれたカーリはジャック・ジャックにモーツァルトのCDを聴かせる。すると、ジャック・ジャックのスーパーパワーが目覚め、カーリはその不思議な力に翻弄され、疲労困憊となる。カーリはジャック・ジャックを誘拐しにやって来たシンドロームを代わりのベビーシッターだと思い込み、彼にジャック・ジャックを押しつけると家から去っていく。そして、『Mr.インクレディブル』の最終決戦のシーンへと繋がっていく。
前作『
Mr.インクレディブル』のラストシーンに出現したアンダーマイナーに立ち向かうパー一家だが、彼を取り逃がした上、派手な攻防により町に甚大な被害を及ぼしてしまう。マスコミや議会の声により、スーパーヒーロー保護プログラムは廃止、ディッカーも彼らのモーテルを二週間確保するのが精一杯だった。その夜、ヒーローとして活躍したいボブと現実を見るべきと主張するヘレンは喧嘩してしまう。
ヘレンが新しい仕事を手に入れたことで、パー一家は豪邸へ引っ越す。子供たちに仕事の内容は知らされないまま、ヘレンは仕事に出てボブが子供たちの世話をする日々が始まる。ジャック・ジャックは庭に忍び込んできたアライグマの
ロッキーに対し複数のスーパーパワーを発揮しボブを喜ばせるが、次第に疲れ始める。ボブはルシアスの薦めでジャック・ジャックをエドナの家に預ける。気が進まないエドナだったが、ジャック・ジャックのパワーを見てすっかり気に入り、一晩にして彼に適したスーツとパワーを制御するデバイスを完成させる。
ある晩、ボブが出かけると、様子のおかしなスーパーヒーロー集団(
ヴォイド、
ヘレクトリクス、
リフラックス、
スクリーチ、
クラッシュアー、
ブリック)が子供たちを洗脳しようと家を訪ねてくる。囮になったルシアスは洗脳されるが、子供たちは
インクレディビールに乗って家から脱出。独断で両親を助けるために
デヴテックの船
エヴァージャストへ向かう。ダッシュとヴァイオレットはジャック・ジャックの世話を押し付け合いながらも洗脳されたスーパーヒーロー集団の追手を振り切り、ジャック・ジャックがヘレンの洗脳を解除。ヘレンもボブとルシアスの洗脳を解除する。6人は力を合わせて洗脳されたスーパーヒーロー集団の洗脳も解除する。
ヘレンとヴォイドは逃走した
イヴリン・ディヴァーを追い、他のメンバーはエヴァージャストの暴走を食い止める。こうして黒幕イヴリンによるスーパーヒーローたちの信用失墜計画は阻止された。
事件解決後、ヴァイオレットは改めてトニーに挨拶し映画デートの約束を取り付ける。トニーは家族総出で二人を送りに来たパー家に好印象を持つが、強盗事件が発生するとヴァイオレットはトニーにポップコーンと座席の確保を頼み予告編までには戻ると約束すると、家族全員で犯人の追跡を開始するのだった。
その他
『
リメンバー・ミー』では、
死者の国に骸骨版『Mr.インクレディブル』のポスターが飾られており、骸骨の姿をしたジャック・ジャックの姿も確認できる。
ゲーム
ジャック・ジャックは、同作をモチーフとしたゲームソフト3作品に登場している。
『Mr.インクレディブル』のステージに登場。
『Mr.インクレディブル』のステージに登場。
期間限定イベント『タワーチャレンジ』の報酬として登場。突如、
マレフィセントが建造したタワーを攻略してマレフィセントコインを集めることで、解放可能となる。
登場作品
2000年代
2010年代
2020年代
声
通常
パワー発動時
最終更新:2023年06月15日 02:16