モーティマー・マウス
概要
ミッキーとは正反対に背が高く、人を小馬鹿にしたようなユーモアで場を盛り上げるタイプ。『
ミッキーマウス・ワークス*』シリーズでの口癖は「ハ・チャ・チャ!」。
モーティマーとは、
ウォルト・ディズニーが当初ミッキーにつけようとしていた名前で、ウォルトの妻
リリー*が「モーティマーでは気取って聞こえる」と意見したことで否決されてミッキーとなった。
ミニーにはモーティマー・マウスという名前の叔父がいるが、もちろん別人である。
エピソード
モーティマーは1936年にアニメに初登場する。格好いい新車に乗るモーティマーは、ピクニック中の
ミニーマウスと
ミッキーマウスに声をかける。古くからの馴染みであるミニーと再会したモーティマーは彼女を楽しませ、ミッキーは次第に嫉妬していく。
調子に乗ったモーティマーは牡牛を放ち、ミニーを危険にさらしてしまう。モーティマーは保身のために逃げ去っていくが、ミニーの悲鳴を聞いたミッキーが彼女を救出。仲直りした二人はドライブの続きを楽しむのであった。
2024年11月現在、モーティマーの登場作品で劇場公開されたものはこの一作のみ。
デビュー作からおよそ63年ぶりに登場となる本作では、少々デザインが異なっている。
第3話「ミッキーとミニーの賢者の贈り物」に登場するモーティマーは
モーティマー・デパート*を経営する裕福な男として描かれている。モーティマーは優秀な従業員のミニーにボーナスとしてフルーツケーキを支給するが、現金を必要としていたミニーは落胆する。モーティマーはミニーの名前をなかなか覚えられず、彼女を苛立たせる。
初登場のエピソードでは再びミッキーと対決。ビーチにやって来たミッキーは、モーティマーにミニーとのデートを賭けたビーチバレー勝負を挑まれる。ミニーをバレーの賞品に扱うモーティマーの提案を断るミッキーだが、負けるのが怖いのかという彼の挑発に乗ってしまう。敗北したモーティマーは「ミッキーがミニーをビーチバレーの景品にしようとした」を嘘をつく。ミッキーに立腹したミニーはモーティマーとのデートへ行くが、無理矢理キスを迫られる。ミニーはミッキーに助けられ、二人でデートへ行くことに。
他のエピソードでも、ミッキーにちょっかいを出している。
本作では準レギュラーとして登場し、ミッキーたちのショーに茶々を入れてくる。本作では、ネズミのヒゲが描かれていないデザインとなる。
モーティマーはミッキーと仲間たちにクラブの評論家だと勘違いされた時、それを利用して自分をもてなさせようとした。やがて、実際の評論家が
ルミエールであることがわかると、モーティマーの天下は終わってしまう。
モーティマーはなぜか他のディズニーの悪役にも嫌われており、ショーに出演した際には
アースラや
ガストンからブーイングされていた。クリスマスのエピソードではミニーにキスを迫るが、本来悪役であることの多い
ピートが
サンタクロースに扮してミニーを助けるという展開もあった。
モーティマーがスーパーヒーローに扮するエピソードがある。
デビュー当時のデザインをアレンジした姿で登場する。
レーサーの一人として登場。
ゲーム
『ディズニースポーツ』シリーズでは、
インペリアルズ*のキャプテンとして登場。能力の高いバランスタイプで、背が高い。
登場作品
1930年代
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代
声
最終更新:2024年12月24日 23:53