ベイリーン
名前:Baylene
デビュー:『
ダイナソー』(2000年)
概要
生命の大地を目指す草食恐竜の群れに属する首の長いブラキオサウルスのおばあさん。絶滅寸前のブラキオサウルスの最後の一頭であり、
イーマや
アールと一緒に歩いている。
老齢のため強い恐竜に合わせて歩くことに不安を感じていたが、
アラダーに励まされて自分自身を信じることになる。その後、アラダーが弱音を吐いた時には彼を叱責して奮い立たせる。
当初、ベイリーンの役柄は若いオスの恐竜がやる予定で、コメディアンの
クリス・ファーリー*が演じる予定だった。キャラクターもファーリーをモデルにしたものだったが、彼が1997年に亡くなったためキャラクター自体が変更となった。
エピソード
小惑星の衝突により新たな土地を求めて旅をしていた
アラダーとキツネザルの一家は砂漠で恐竜の群れを見つける。
クローン率いるその群れは豊かな自然の残る
生命の大地を求めて歩いていた。クローンや彼の右腕
ブルートンは強い者だけが生き残ると考えており、
イーマ、ベイリーンなどの年寄りや幼い者を軽んじていた。水分不足のまま湖を目指して歩く恐竜たちだが、アラダーがベイリーンの足元から水の音を聞きつけて
ジーニーとともに水を見つけ出す。
アラダー一行とベイリーン、イーマ、
アールは群れからはぐれ、近くの洞窟で雨宿りをする。そこにはクローンの右腕のブルートンが負傷して群れに置いていかれていた。アラダーがブルートンを助けて夜を明かそうとすると、カナタウルスの襲撃を受ける。ブルートンはアラダーたちを救うために犠牲となり命を落とす。ショックを受けて行き止まりで弱音を吐くアラダーだったが、ベイリーンの叱責を受けて洞窟の岩壁を破壊し、群れよりも先に生命の大地に辿り着く。
ベイリーンは大喜びし、ジーニーといっしょに湖に飛び込む。アラダーはクローンの群れの無事が気になり急いで彼らの元へ走り、クローンの妹
ニーラとともに群れを率いて生命の大地へ辿り着いた。ベイリーンはアラダーとニーラの赤ちゃんの誕生に立ち会う。
登場作品
2000年代
声
最終更新:2024年09月08日 23:54