人間に戻りたい
バリエーション
美女と野獣(スペシャル・エディション)
本来、劇場公開用の楽曲として約11分間の壮大なミュージカル・ナンバーとして制作されていた。この11分間の中で、ベルと野獣が長い期間を
城*の中で過ごしたことを表現していたが、そうすると
モーリスが暗い森の中でさまよっている期間やガストンが動き出すまでの期間が長くなりすぎ、物語の説得力が失われるなどの理由から本編からカットされ、最終的に「
愛の芽生え」と差し替えになった。
同曲は1994年のミュージカル化の際に復活し、アニメーション版においても2002年のIMAX版公開時に新規シーンとして追加された。このバージョンはスペシャル・エディションとしてDVDやBlu-rayに収録されている。
間奏にはベルが野獣に読書するシーンがある。オリジナル版制作当時は『アーサー王物語』の予定だったが、スペシャル・エディションで実際にアニメ化された際には『ロミオとジュリエット』に変更されている。
オリジナル版では自暴自棄になった野獣によって城中の壁や家財がズタズタに引き裂かれていた。スペシャル・エディションでこの楽曲が追加されたことで、この曲以降のシーンに登場する城の壁は綺麗に修正されている。
アニメーション版からカットされた同曲が初めて本編に組み込まれたのはこのミュージカル版である。
前述の通り、アニメーション版からカットされた理由は楽曲の中で時間経過を表現していたからであったが、ミュージカル化の際に
アラン・メンケンが曲を編集したことでこの問題は解消された。
オリジナル版の歌詞を基にしているため、ベルと野獣が読んでいる物語は『アーサー王物語』。
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最終更新:2024年09月09日 09:10