ワードローブ
名前:Wardrobe
デビュー:『
美女と野獣』(1991年)
概要
野獣の城に仕えるオペラ歌手の女官。
魔女の呪いによって、洋服ダンスに姿を変えられてしまった。
歌うことが大好きな明るい性格で、
ポット夫人とともに孤独な
ベルを元気付けた。人間だった頃はオペラ歌手として王立のオペラ座の舞台に立ったこともあり、
フランス*国王も観劇したほどだという。
がっしりとした巨体から繰り出されるタックルは、
ガストンの襲撃時に大活躍した。
歴史
ワードローブは
スー・C・ニコルズ*が担当したキャラクターで、マダム・アルモア(フランス語でワードローブ夫人の意味)という名前だった。彼女は出番の多い重要キャラクターだったが、彼女の役割の多くはポット夫人に引き継がれたため、出番は縮小された。映画では人間に戻った姿は登場しないが、絵本などでは描かれていることがある。
エピソード
野獣の城*の
ベルの部屋にいたワードローブは
ポット夫人とともに彼女を励ます。ベルの晩餐のドレスを選ぼうとするが、彼女は晩餐を辞退したため、彼女の出番はなくなってしまう。しかし、ベルと
野獣が仲良くなったことで、ダンスをするための衣装選びをサポートするようになる。
村人が城を襲撃しに来た時は、村人の一人を女装させて相手の戦意を削ぐ。呪いが解けて人間に戻った後の姿は登場しない。
2002年のスペシャル・エディションで追加された「
人間に戻りたい」では、彼女の出番が追加されてソロ曲も披露している。
第3話「傷ついた小鳥」では、ベルとワードローブが話しているところに翼の折れた小鳥が舞い落ちてくる。小鳥嫌いの野獣に隠れて世話をするベルだが、世話に夢中になり野獣との昼食の約束をすっぽかしてしまう。ベルは鳥アレルギーのワードローブの中に小鳥を隠したため、ワードローぶは必死に耐える。ベルが正直に小鳥のことを話すと、野獣は激怒して小鳥を追いかけ回す。
スペシャル・エディションでは、第2話の後に『
ベルの友情物語*』用に制作された追加エピソード「ポット夫人のパーティー」が挿入されている。
新規エピソード「ポット夫人のパーティー」に登場する。
悪い天気が続いて塞ぎ込んだポット夫人を元気づけようと、ベルはパーティーを企画する。ワードローブはポット夫人の様子を心配する。
「盗まれた作品」では、犯行がバレた
ピートがワードローブの中に隠れて見つかってしまう場面がある。
登場作品
1990年代
2000年代
2010年代
声
実写
最終更新:2024年09月08日 18:49