本項では、グランダ帝国の警察について解説する。グランダにおける近代的警察組織の枠組みは、南北グランダ統一を1つの節目として、以前から存在した治安組織を整理する形で整備された経緯があり、国家単位の警察組織としては国家憲兵隊と国家警察が存在する。また、自治体単位の警察として自治体警察が設置されていることがある。また、沿岸警備隊も海上における警察業務を行う。
国家憲兵隊は軍事省が管轄する警察組織である。北グランダ帝国の近衛隊が前身であり、南北グランダ統一時に解体された近衛隊をグランダ大陸軍に組み込む形で再編成された。陸海空に次ぐグランダ第4の軍であり、警察業務だけでなく、憲兵業務も行っている。また、内部組織として国境警備隊を擁している。管理と軍事任務においては軍事省の指揮を受けるが、警察業務に関しては主に内務省の指揮を受ける。 越境捜査、対テロ活動、治安維持、海外派遣、憲兵業務、国境警備などを主な任務としている。
国家警察は内務省が管轄する警察組織である。グランダ各県が有する自治体警察を中央統制化する過程で成立した。各県が有する県警察を主体に、警邏、刑事、保安、集団警備などの任務を行う。
地方自治体は自治体警察を設置できる。自治体警察は歴史上グランダにおいては主要な警察組織であったが、現代ではその任務が縮小されており、また、一部の地方自治体では既に廃止されている。
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