ちょっとお弁当買ってきてー

【項目名】 ちょっとお弁当買ってきてー
【分類】 依頼
【登場作品】 「L.o.N」

【詳細】

L.o.Nで受けられる依頼の一つ。
受けられるタイミングとしては第6話で操られたブルース
解析した際にアメロッパシンク島が怪しいと読み、
熱斗とシェリスが調査に向かうことを決めた後。

『自分で行くの面倒だからここでお願いしますね。私のために、美味しいお弁当を買ってきてくれる人を探しています。「アットタウン」で待ってるから、急いで来てね』
と、依頼掲示板にはこう書かれていた。
確かにオフィシャル案件ではないとはいえ自分で買ったほうが早いと思うし。しかも自分の為に動いてくれる人募集とは……。

依頼人はアットタウンに居る、髪の長いお姉さん。
とりあえず会うと、熱斗を依頼を請けてくれた人ということで、依頼人は早速自分の為に美味しいお弁当を買ってきてくるようにとお願いをしてくる。
熱斗はそれだけ?と聞くが、依頼掲示板は人にお願いする場所じゃないのかと思っていたようだ。

依頼人は、熱斗が「確かにそうだけど」と間違ってはないことを返すと、「じゃ、いいじゃない」と言いつつ、お弁当を買うためだけに熱斗へ『すごいクレジットカード』を渡した。値段は気にせずそのカードで払ってくれればいいからとのことだ。

美味しいお弁当という曖昧な内容なので見当が見当たらないが、ロックマンはお弁当と言えば駅弁かなと言うのでまずは探してみることに。

ロックマンが挙げた駅弁ということで、メトロライン駅に行くと、科学省で見かける顔つきの男性が弁当を販売しているのを発見。男性曰くメトロライン名物、メトロ弁当だそうだ。
熱斗はそんな弁当売ってることも聞いたことも無い様子だったが、とりあえずクレジットカードで支払ってメトロ弁当を手に入れた。

早速依頼人のところにメトロ弁当を持っていくと、お弁当持ってきてくれたことに感謝を言いつつ、メトロ弁当は美味しいかしらと、その弁当を実食する。食べた後、依頼人は。

「……うーん。イマイチね!なんていうか、こうパッとしないわ!こういう普通のなのじゃなくて、例えばもう外国のお弁当とか、そういう変わったのがいいわ!」

と、答えた。どうやら依頼人の求めるお弁当ではなかったようだ。
先に言ってよね…と、熱斗は気落ちしながら次のお弁当を探しに向うことに。

外国のお弁当探しに次に向かったのは、デンサン空港ロビー。
そこで、なんと髪の長い女性がお弁当を販売しているのを発見。此処では期間限定の取り寄せ弁当、アジーナ弁当を売っているようだ。
熱斗は外国の弁当と聞いてこれだと思い、クレジットカードでアジーナ弁当を購入。
これで満足してくれるだろうか?

早速依頼人のところにアジーナ弁当を持っていくと、またお弁当持ってきてくれたのねと感謝を言い、アジーナ弁当は美味しいかしらと、その弁当を実食するが……。

「…うーん、ダメね!スパイスを効かせて辛くすればいいってものじゃないわ!こういうジャンクなのじゃなくて、例えば自然食の弁当とかそういう健康にいいのがいいわ!」

と、答える。またも依頼人の求めるお弁当ではなかったようだ。
「さっきと言ってることが違うじゃん…」と熱斗は突っ込むも、仕方ないと肩を落としながら再び弁当を探すことに。
まあ、添加物とか色々入ってるのを長く食べたら体に悪いので依頼人の言うことは間違ってない。理不尽ではあるが。

次に向かうのは、官庁街
そこに居る眼鏡をかけた女性に話しかけようとした瞬間。
「あー、サロマさんのお弁当今日も楽しみだわ。早く戻って食べなくちゃ!」と、お弁当を買ったことを口走る。
余程美味しいお弁当らしいのもそうだが、「サ、サロマさんのお弁当?……確か自然食!それだ!」とサロマの作るお弁当が自然食であることを思い出した熱斗。

近くで声出して驚いたその女性に、何処で売っているか聞く。だが、何時も官庁街の近くで屋台を出しているのだが、今日はもう帰ってしまったそうだ。なんてタイミングの悪い!万事休すか?

と、熱斗がふと目についたのが女性が購入した、サロマのお弁当。
事は急ぎで交渉しようとしたが、目を見てわかったらしく、楽しみにしていたサロマのお弁当は渡せないと拒否。
熱斗が食い下がってもダメと再度拒否の意志を示す。

ならばと此処で熱斗は女性にある物を見せて、これと交換では駄目かと交渉。……そう、依頼人から手渡された、あの「すごいクレジットカード」と交換と言い出した。
確かにお弁当の為に値段は気にせずと言ってたが……
熱斗は更に言葉を続け「多分、それでどれだけ買い物しても怒られないと思うよ」と言うと「ホントに?」と聞く女性に、「ホントだって!適当に使ったら返してくれればいいからさ」と押せ押せスタイルで言うと遂に女性は。

「わかったわ…。お弁当を諦めたらアレもコレも買えるっていうなら…」と、すごいクレジットカードとサロマのお弁当を交換をした。
下手するとお弁当1つにつき数百万ゼニーもかかりそうだし、再度話かけると「…コレさえあれば、買えなかったアレやコレも……。うふふふふ…」と悦に入ってるので請求額が相当膨らみそうである

再度依頼人のところにサロマのお弁当を持っていくと、また持ってきてくれたことに感謝をするが、意外にもサロマの販売する弁当は知らなかったらしく、怪訝そうな様子。とりあえずその弁当を実食すると……。

「…!こ、これよ!これを求めていたのよ!食材を殺さない自然な味付け!それでいて見事なまでのお弁当の色と栄誉のバランス!これこそ、私が求めていた究極のお弁当だわ!」と大絶賛。それを聞いた熱斗はよかったと胸をなで下ろす。
求めていたお弁当を食べて満足したようで、依頼人はありがとうと感謝を言うと、依頼を果たしたお礼を渡した。

お礼はスキルプログラム「マネーメーカー」。

依頼人はお弁当を3つも食べて当然と思われるがお腹が一杯になったら眠くなってらしく、家に帰って寝ると言うと、そのまま去っていった。

依頼人が去った後、
「…超ワガママなお姉さんだったな…」とお弁当1つで振り回す依頼人の性格を評した。熱斗。
だがそれ以上にロックマンは
「それにすごいお金持ちだったね。クレジットカード、あのままでいいのかな…」となりふり構わずにやってしまったことを気にするが、それを熱斗は
「うーん…いいんじゃない?満足してたみたいだし」と、依頼は達成したので終わりよければ全て良しという熱斗の反応に、ロックマンはそれもそうだねと返すのだった。
そんなことやってるからチームオブ犯罪者とネタでいじられる



ちなみに現実世界では、クレジットカードは本人以外の利用は不可。クレジットカード会社の利用規約上でも、本人以外が使用することを禁止する旨が記載されている。
仮にクレジットカードを貸した側が不正利用を知らなくても、貸与行為そのものが詐欺罪の幇助と見なされる可能性があるからだ。
また補償を受けられないなどの不利を被ることにもなりかねないをため、この依頼のようにマネは絶対しないようにしよう。
勿論、カード番号などの情報を人に教えることも禁止だ。

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最終更新:2025年06月02日 07:58