サロマ

【名前】 サロマ
【読み方】 さろま
【分類】 登場人物
【所有ナビ】 ウッドマン
【登場作品】 『1』『4』
【アニメ版CV】 南 央美
【海外名】 Sal

【詳細】

科学省の敷地内で自然食を使った弁当を売る少女。自然を深く愛する心優しき女の子。
年齢は14歳と熱斗と年齢が近いが、自然保護団体のリーダーを務めており、団体の活動資金を作るために弁当を作っては職員達に販売している。
弁当は科学省で働いている職員に人気で、隣で魚を販売しているマサは彼女に売り上げでどうしても敵わないらしい。

『1』に登場した時はストーリーには関係しないポジションだったが、『4(ブルームーン版)』では自然保護を呼び掛けるべくトーナメントに参加する。
その際「団体に所属する一部の過激派に唆されてテロの片棒を担がされかけたウッドマンを救ってほしい」と熱斗に頼み込んだ。

デューオ戦後のクライマックスにも登場。レッドサン版のヒノケンポジションで、小惑星衝突が間近に迫り絶望する民衆を説得した。
この際、デカオから「サロマさん!」と呼ばれている。官庁街に訪れた際に知り合ったのだろう。
改造カードにも、「サロマさんのお弁当のおまけ」というものがある。

その後、最終作の『6』のEDで秋原小学校を卒業した熱斗達に対し祝電を送っている。


エグゼシリーズおなじみの「自然を愛するキャラ」の先駆け。
『2』では速見ダイスケ、『3』ではアネッタ、『5』と『6』ではディンゴと、サロマの未登場作品でも似た思想の持ち主が登場しているが、
彼女以外は全員自然を守りたいがために現代社会を憎み、犯罪行為に手を染めてしまう(ディンゴは後に更生するが)。
そんな中、サロマは前述の通り『4』にて同様の過激活動に走ろうとする団体メンバーを止めようとする良識の持ち主である。

『ロックマンエグゼ オフィシャルコンプリートワークス』ではデザイン画と共に様々なメモが添えられているが、
「最初は男の子としてデザインされていたが、ゲームの顔絵が女の子らしくみえたために性別が変更になった」と書かれていたりする。

ネーミングは北海道のサロマ湖から。衣装の方もアイヌの伝統衣装「アットゥシ」がモデルになっていると思われる。
アットゥシは女性が身につける際は下に長襦袢を着る事が多かったと言われており、下からズボンや脚絆が見えている彼女の着方はどちらかというと男性的な着方。上述の変遷の名残なのかもしれない。
また、アットゥシはニレ科の樹木から取った樹皮などで作った服であるため、オペレーターもナビも樹皮を纏ったお揃いコーデになっている。

【アニメ版】

第1期『ロックマンエグゼ』から準レギュラーキャラとして登場。
マサ同様、町の大人というポジションでの登場となっており、物語開始時から熱斗やメイルと顔見知りという設定だった。

こちらでは弁当屋ではなく花屋を営んでおり、店内ではハーブティーを振る舞ったり、秋原小学校に鉢植えを納品している。
また、花の配送にトラックを使用している事から少なくとも運転免許を取得できる年齢のようだ。

しかしそれは仮の姿であり、その正体は秘密裏に結成された[[インターネット]]の平和を守る集団であるネットエージェントの一人
ウッドマンを操り世の中の悪に鉄槌を下す正義のネットバトラーであり、黒井みゆきは同僚、ビーフ司令は上司にあたる。
ネットエージェントとして活動する際は黒い覆面で素顔を隠し、「黒バラ仮面」を名乗っている
…のだが、チャームポイントの赤い頬が思いっきりはみ出しており、微妙に正体が隠しきれていない(「みゆみゆ」を名乗っているみゆきよりマシかもしれないが)。

サロマとして・黒バラ仮面として問わず、熱斗たちの協力者として度々登場するが、第2期『Axess』以降ではやや出番が減っている。

なお、アニメ版オリジナルの設定として速見ダイスケと幼馴染で、お互いに自然を大切にしている事から好意を抱いていたような描写がある。
しかし、彼が原作同様ゴスペルに与してダム爆破を画策した*1ことで2人の関係性も破綻している。


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最終更新:2025年03月19日 00:06

*1 一応、本当に爆破する気はなく世間の注目を集める事で環境問題を人々に考えさせたかった、とフォローはされているが