天候
概要
いわゆる空模様のことを天気(≒気象)、その場所独特の気温・湿度などを気候と言い、合わせて天候と言う。
当項目では雲、雨、雪、霧、雷、台風など空に表れる変化(気象)も含め、
気圧と湿度の変化による複合的な大気環境操作能力を天候操作と位置づけて解説する。
能力による天候変化には複雑な作用が必要と考えがちだが、
実際には
空気と
水にかかる圧力変化を操るだけで事足りる。
天候変化のベースとなるのはまず十分な空気中の水分量、いわゆる湿度である。
これは周囲の液体の水にかかる圧力を下げ、蒸発させて水蒸気にさせることで確保が可能である。
この水蒸気を含む空気の気圧を下げ、気温を氷点下まで下げると水蒸気が微小な氷の粒、すなわち雲に変わる。
この氷の粒を少し成長させて落とせば雪に、さらに大きいサイズの塊にすれば雹となり、また地上で雲を発生させればそれは霧となる。
気温を少し上げ、雪を溶かせば雨となるのは言うまでもないだろう。
また雲の中で気圧を上げると氷の粒同士がこすれあって静電気を溜め、最終的に莫大な電気エネルギー、すなわち雷が生まれる。
さらに気圧をコントロールし、大きな気圧差を生み出せばすさまじい強風、つまり台風を起こすことが出来る。
気圧の変化は気温の変化にも関わるため、極限までコントロールすれば数十℃程度の気温変化を起こすことも可能だろう。
このように一連の天候変化は気圧と水蒸気圧、もっと言えば
圧力操作のみによって行うことが出来る。
ただし、広大な範囲の天候を変えるには相当量のエネルギーが必要であり、
個人の能力で起こせるのはごくごく限られた範囲内での変化ということは念頭に置いておきたい。
サイキッカー
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最終更新:2015年12月07日 00:13