概要

 水素原子二つと酸素原子一つで構成される、無色透明の液体。
 地球上に最もありふれた物質であり、生命維持から産業活動まで、あらゆる分野に必要不可欠な物質である。

 物理的な性質から見ると、注目すべきはその密度である。
 1立方メートルの水は1トンの質量を持ち、さらに秒速40メートルでぶつけると
 コンクリートに匹敵する「硬さ」を有し、その衝突による威力はすさまじいものになる。
 工業で用いられるウォーターカッターのように、細く撃ち出せばより威力は上がる。
 実際のウォーターカッターでは細かい砂やガラスが混ぜ込まれ、鋼鉄すら切断する切れ味をほこっている。

 生物的には人体の70%を占め、主に血液の主成分として栄養素の運搬・溶媒、体内化学反応など、生命活動に重要な役割を担っている。
 そのため身体から水分が1%減ると運動のパフォーマンスは徐々に低下し始め、
 わずか5%失うだけで吐き気、めまいを起こし、非常に危険な状態に陥ってしまう。

 また当たり前のことだが、水は液体である。
 呼吸器を水で塞がれたり、気管に流し込まれれば溺死してしまう。
 さらにゲル状になればクッションや断熱材にもなる。

 能力の操作対象として見ると、その最大の特徴は「どこにでもあること」と「柔軟性」である。
 水道という先進国家では当たり前のインフラを利用でき、携行する場合でも液体なので水筒などに入れておくことが出来る。


サイキッカー

+ 水を操る能力
水を操る能力
 → 物質・エネルギー操作 /
周囲の水を操る能力。
生体内の水分は直接操れない。
【打撃】:水の塊をぶつける。
     水で相手をからめとり、叩きつける。
【斬撃】:高圧で水を放ち、物体を切断する。
【射撃】:水の弾丸を撃ち出す。
【特殊攻撃】:相手の呼吸器を水でふさぎ、窒息させる。
【物理防御】:水の盾を作る。
【強化】:水を操り、泡の酸素ボンベや水流を生み出し、水中を自在に動く。
【弱化】:激流を作り、相手の動きを鈍らせる。
【成形】:水を操り、任意の形の水人形を作る。
【拘束】:ゲル状にした水で相手をからめとる。
     水の渦を起こし、相手を閉じ込める。
【高速移動】:サーフィンのように水に乗って高速移動する。
【特殊移動】:水を噴き上がらせ、エレベーターにする。
【広範囲】:周囲を水で押し流す。
      周囲一帯を水に沈める。

+ 水を熱湯にする能力
水を熱湯にする能力
 → 物理概念操作 / 振動・温度 / / 水蒸気・霧・雲
周囲の水を熱湯に変える能力。
生体内の水分は直接変化させられない。
【火傷】:浴びせかけた水を熱湯に変える。
【広範囲】:周囲の空気が含む水分を全て熱湯に変え、高温のスチームを作り出す。

エスパー

+ 水に触れたものを探知する能力
水に触れたものを探知する能力
【情報収集】

+ 水に映像を映し出す能力
水に映像を映し出す能力
【情報収集】

トランサー

+ 水をゲルに変える能力
水をゲルに変える能力
【打撃】【物理防御】【成形】【拘束】【特殊移動】

+ 自分を水に変える能力
自分を水に変える能力
【打撃】【斬撃】【射撃】【物理防御】【物理無効】【拘束】【隠蔽】【特殊移動】

クリエイター

+ 水を創る能力
水を創る能力
【打撃】【斬撃】【射撃】【物理防御】【成形】【拘束】【高速移動】【特殊移動】【広範囲】





最終更新:2015年12月17日 11:21