二酸化炭素


概要

 炭素原子一つ、酸素原子二つから成る、空気の成分の一つである気体。
 主に生物の呼吸や、物が燃えることによって生じ、水に溶けたものは炭酸水と呼ばれる。

 ごくごくありふれた気体だが、実は二酸化炭素は非常に高い毒性を持っている。
 空気の中にはわずか0.004%程度しか含まれていないこの気体は、
 濃度3%を超えるとめまいや呼吸困難、吐き気や頭痛をもたらし、
 濃度10%になると視覚障害、聴覚障害、全身の震えを引き起こし、1分程度で意識消失、死に至る。

 二酸化炭素操作能力は、上記の毒性を利用した高い殺傷能力を持ち、
 有毒ガスを操る能力と言っても差し支え無いだろう。
 しかも空気中にありふれた気体であり、携行する必要も、匂いで気付かれることもない。
 また、二酸化炭素はいわゆる「燃えカス」であり、それ以上燃焼することのない物質である。
 二酸化炭素で覆って酸素を遮断し、火災を沈めることも可能だろう。


サイキッカー

+ 二酸化炭素を操る能力
二酸化炭素を操る能力
 → 物質・エネルギー操作 / 二酸化炭素
空気中の二酸化炭素を操る能力。
【毒】:対象の周囲の二酸化炭素濃度を高め、窒息させる。
【拘束】:対象に高濃度の二酸化炭素を吸わせ、身体の自由を奪う。




最終更新:2015年12月08日 23:44