触覚・痛覚・温度覚


概要

 物に触れた時に生じる感覚を触覚と言う。
 主に皮膚を通じて得られるこの感覚は物の形や質感、重さやかかっている力の強さを知ることが出来る。

 似たような感覚として、温度を感じる温度覚、痛みを感じる痛覚があるが、これらは触覚とは別の神経回路を通じて脳に認識される。
 他にかゆみも痛覚の一つとされていたが、現代では痛覚とは別の感覚とされている。
 (当項目では便宜上、これらの感覚に関する能力をまとめて解説する)

 いずれの感覚も目や耳で感じ取ることの出来ない情報、とりわけ自身の体の状況を把握する上で必要であり、
 ケガや病気を察知し、その悪化や危険を避けるために特化した感覚と言える。

 また痛みはケガや病気以外による物理的な痛みと別に、精神的な痛みもある。
 こちらはトラウマの項を参照。


 能力による触覚操作として、単純な感覚強化による察知能力の強化が一つにある。
 皮膚で感じる風の動き、温度変化などを通じて生物の動きを探知することがこの能力の主な利用法である。
 また、他者に対する操作としては質感や重量感の操作があるだろう。

 温度感の操作はいわゆる暗示能力に近く、対象が触れたものを高温や低温に錯覚させるものになる。
 もちろん実際に温度変化が起きているわけではないため、火傷や凍傷になることはなく、
 この能力単品で直接的な攻撃力を得ること、また実際の高温や低温に対する防御力を得ることは難しい。

 痛覚操作は自身や味方に対する作用としては痛みの抑制、敵に対しては痛みの錯覚・増幅が挙げられる。
 痛覚の機能の一つとして、ダメージからの回復を図るために肉体を硬直させるものがあるが、
 前者はそれを強制的に抑えこむことで痛みによる運動パフォーマンスの低下を避け、
 後者は逆に痛みを与える、増幅することで対象の運動パフォーマンスを下げる効果がある。
 無論、両者とも実際にダメージが回復・発生しているわけではない。
 もっとも、強い痛みは生体に多大なストレスを与え、時には強制的な意識消失、
 酷い場合は生命維持のための体内システムが狂い、そのまま死に至るケースもある。


エスパー

+ ...

 →/
【打撃】【斬撃】【射撃】【火傷】【凍傷】【電撃】【毒】【特殊攻撃】【物理防御】【精神防御】【物理無効】【強化】【弱化】【成形】【回復】【罠化】【拘束】【隠蔽】【情報収集】【浮遊】【高速移動】【特殊移動】【広範囲】【相互変換】【多重能力】【自律能力】




最終更新:2015年12月14日 23:45