認識
概要
生物は五感で外界の情報を得るが、この段階ではその情報は何の意味も持っていない。
脳を通し、今までの経験や知識とその情報を照らし合わせ、初めてその情報の意味を「認識」する。
(心理学では五感で情報を得ることを知覚、その意味を認識することを認知と言う)
具体例を挙げれば「赤くてヘタのありツヤのある丸いもの」を見て(知覚)、
それを「リンゴ」と判断する(認知)ことが認識のプロセスである。
ただし、認識の内容は前述の通りその人の経験・知識・文化によってそれぞれ異なる。
例えば同じリンゴを見ても、英語文化圏の人はそれを「リンゴ」ではなく「apple」と認識している。
文字や
言葉の認識(理解)については言うまでもないだろう。
能力による認識操作とは、対象の中に既にある認識を書き換えることである。
これらの認識は脳の長期記憶(意味記憶)に深く関わるため、作用そのものは
記憶操作とも言える。
認識を書き換えられた対象は同じものを同じように感じられなくなり、
撹乱・情報操作において大きな効果を発揮する。
時には対象の行動そのものに強い影響を与える場合もあり、
行動制限・強制の作用も持ち合わせている。
エスパー
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認識を操る能力 |
認識を操る能力
→ 精神干渉 / 認識
対象が五感で得る情報の意味、認識を操る能力。
物理的なダメージや変化を起こすことは出来ない。
【特殊攻撃】:周囲全ての物を敵として認識させる。
適当な物を「対象にとって最も価値のある物」にして破壊し、精神ダメージを与える。
【弱化】:対象に自分の攻撃を「受け止めなくてはならないもの」に認識させ、回避させない。
対象に自分を「傷つけてはいけないもの」と認識させ、攻撃の手を緩めさせる。
【拘束】:対象に「今は動いてはいけない時」と認識させ、動きを封じる。
【隠蔽】:自分を認識させないようにし、存在感をゼロにする。
【情報収集】:対象にとって「信頼できる人物」に自分を認識させ、情報を得る。
【広範囲】:周囲の者全ての認識を操る。
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価値を操る能力 |
価値を操る能力
→ 精神干渉 / 認識
対象が思う、その物の価値を操る能力。
価値を高めた物には傷つけたくない、失いたくない、手に入れたいという強い思いが働き、
逆に価値を下げた物からは対象の興味・関心を無くすことが出来る。
【特殊攻撃】:適当な物を「対象にとって最も価値のある物」にして破壊し、精神ダメージを与える。
【弱化】:対象にとっての自分の価値を高め、攻撃の手を緩めさせる。
【隠蔽】:対象を路傍の石と同価値にし、興味や注意を失わせる。
【情報収集】:適当な物を対象にとって高価値な物にし、交渉の材料にする。
【広範囲】:周囲の者が、ある物に感じる価値を操作する。
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最終更新:2015年12月23日 19:58