化学療法や放射線療法は扁平上皮がんの方が感受性が高い
肺がんは男性の死亡1位(女性は大腸がん、胃がんに次いで3位)
ブリンクマン指数(喫煙指数)=1日のタバコの本数×喫煙年数>800
肺尖部に腫瘍ができるとパンコースト症候群をおこしやすい
喀痰細胞診(パパニコロー染色)
ホルネル症候群
腫瘍マーカー:CEA 5ng/ml以下(
消化器)、CA19-9 37U/ml以下(消化器)
NSE、ProGRP、CYFRA21-1 2ng/ml以下(肺がん)
肺転移を起こしやすい腫瘍
骨肉腫、大腸がん、子宮ガン、乳がん、腎細胞がん、甲状腺がん
●胃がん ほとんどが腺がん
ヘリコバクターピロリ
幽門部(下の方)に好発
EMR(内視鏡的粘膜切除術)
ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)
術後合併症 ダンピング症候群
早期(食後20~30分後):倦怠感、めまい、頻脈、吐き気、下痢など
→1回量を減らして数を増やすなど
晩期(食後2~3時間後):低血糖
→飴など糖分を取る
胃全摘後:ビタミンB12が吸収されないので数年後、巨赤芽球性貧血をおこす→注射
抗がん剤:フルオロウラシル、シスプラチン、メソトレキセート、パクリタキセル、イリノテカン、TS-1(経口薬)
血行性転移:肝臓(最も多い)、肺、骨、脳、腎臓
※胃静脈は門脈に流れる
●結腸がん、直腸がん(腺がんが多い)
→便潜血反応
右側(盲腸、上行結腸):内腔が広いので腫瘍が大きくなるまでは狭窄症状がでない
左側(下行結腸):便が硬くなってるため狭窄症状が出やすい→イレウス
S状結腸、直腸:下血が主訴になることが多い
EMR(内視鏡的粘膜切除術)
ストリップバイオプシー
ストーマ(人工肛門)単孔式、双孔式
マーカー:CEA,CA19-9
化学:腺がん フルオロウラシル(5-FU)
扁平上皮がん ブレオマイシン、
FOLFOX:フルオロウラシル+ロイコボリン+オキサリプラチン
FOLFIRI:フルオロウラシル+ロイコボリン+イリノテカン
ロイコボリン:5-FUの効果を増強する
UFT:テガール+ウラシルの合剤
テガール:体内で5-FUに変わる
ウラシル:体内での5-FUの分解を妨げ、5-FUの濃度を高く維持する
分子標的薬:アバスチン(新薬)
転移:肝臓、肺
★ストーマサイト・マーキングの原則
本人が見ることのできるセルフケアしやすい位置
上前腸骨棘の近く、皮膚の窪み、しわをさける
腹直筋を貫く位置
腹部脂肪層の頂点
臍より低い位置
イレウス
●肝臓がん
マーカー:α-フェトプロテイン(AFP) 正常値 10ng/ml以下 (肝癌に特異的)
PIVKA-II (DCP) 40mAU/ml以下 (肝癌)
肝切除:クイノーの分類(8区画)
RFA経皮的ラジオ波焼灼療法:3cm、3病巣以下
PEIT経皮的エタノール注入療法
MCTマイクロウェーブ凝固壊死療法
TAE・肝動注化学療法 アイエーコール(=シスプラチン)
塞栓物質(ゼラチンスポンジ、ゲルフォーム)
アドリアマイシン、マイトマイシンC
腫瘍細胞を栄養するのは動脈のみであるが、正常細胞は動脈(2割)と門脈(8割)の双方から栄養されるため
分子標的薬:ソラフェニブ(ネクサバール)
転移:血行性、リンパ行性に肺、腹腔内臓器、骨など
●腎臓がん
腎細胞がん:腎臓の尿細管上皮細胞の腺癌 (80%)
腎盂がん(尿路上皮癌):腎盂・腎杯の上皮より生ずる癌腫 (7~8%)
★腎細胞がん
腎盂に破れると血尿
インターフェロン、インターロイキン(免疫療法)
転移:肺、骨 血行性
●膵臓がん
抗がん剤:ゲムシタビン、TS-1
最終更新:2009年08月25日 17:47