生化学P178
脂肪のβ酸化によって生じるアセチルCoAのうち、当面のエネルギー産生で
必要でない余剰分がケトン体となる

ケトン体=アセト酢酸→3-ヒドロキシ酢酸+アセトン

アセト酢酸、3-ヒドロキシ酢酸→細胞内で再びアセチルCoAになる

アセトンは体内で利用されないので、尿中に排泄される
ケトーシスではアセトンが呼気に排出される
(アセトン臭:やや酸っぱい、林檎が腐った時の様な臭い)
尿中にアセトンの排泄が大量になるので脱水になりやすい

ケトアシ:アセト酢酸、3-ヒドロキシ酢酸はカルボン酸なのでアシドーシスになりやすい

★糖尿病
グルコース利用低下
1.脂肪のβ酸化亢進→アセチルCoAが増える
2.ピルビン酸生成低下→オキサロ酢酸減少

2によりクエン酸回路の処理能力が低下しアセチルCoAが余る→ケトン体が増える
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脂質はケトン体を作りながら酸化される
糖尿のケトアシ
http://oyama.web.infoseek.co.jp/sub9-6.htm
最終更新:2009年05月19日 11:02