科の特色

白血病・悪性リンパ腫・多発性骨髄腫などの造血器腫瘍、再生不良性貧血・骨髄異形成症候群・鉄欠乏性貧血・巨赤芽球性貧血・溶血性貧血などの各種貧血症、特発性血小板減少性紫斑病・血友病などの出血性疾患を主体とする血液疾患全般を診療対象としています。


 健康診断で白血球、赤血球、血小板の数値に異常があると言われた、リンパ節がはれている、原因不明の発熱が1ヶ月以上続いている、特にぶつけてもいないのにあざが頻繁にできる、出血しやすい、出血が止まりにくい、寝汗がどんどんひどくなっているというような症状の方が対象となります。

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悪性リンパ腫の症状  寝汗

診断(どういう時にリンパ腫を疑うか)
http://www.3nai.jp/net/003/index.html

リンパ球の腫瘍としては急性リンパ性白血病、慢性リンパ性白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫をはじめ各種ある。それぞれ、正常リンパ球のどの段階で発癌したかによって性質が異なると考えられている。そのためリンパ球の成熟過程を知っておくことが理解の助けとなる。

CHOP療法B細胞性悪性リンパ腫
シクロホスファミド、アドリアマイシン、ビンクリスチン、プレドニゾロン
http://ja.wikipedia.org/wiki/CHOP%E7%99%82%E6%B3%95
分子標的薬リツキサン

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びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(中悪性度)
日本人に最も多い。進行は早いが化学療法に反応し、治癒するものが多い(30-40%)
http://www16.plala.or.jp/herblawn/lymphoma.html
↑ 発生場所と症状とか★

ホジキン10% 非ホジキン90%


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白血病
http://www.pet-first.com/library/category/leukemia
高齢化の影響で罹患者数が増加。
日本人に多いのは以下の3種類
 ・急性骨髄性白血病 経過が急激
 ・急性リンパ性白血病 2-6歳が発症のピークです。
 ・慢性骨髄性白血病 4-5年の慢性期
急性と慢性を比べると、4対1で急性が多くなっています

骨髄:顆粒球、単球、マクロファージ
リンパ組織:Tリンパ球(T細胞:胸腺
      Bリンパ球(B細胞、NK細胞:脾臓
※小リンパ球(6~9μm)と大リンパ球(9~15μm)とに分類されることがある
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多発性骨髄腫 形質細胞のがん
Bリンパ球⇒形質細胞 免疫グロブリンをつくる
http://ganjoho.ncc.go.jp/public/cancer/data/myeloma_diagnosis.html
60歳以上の高齢者に発症

症状:多発性骨髄腫に最も特徴的なのは、骨の破壊による症状です
腰痛、息切れ、貧血、浮腫
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特発性血小板減少性紫斑病 ITP 血小板の減少(小児に多い)
急性⇒小児
慢性⇒成人、若年女性に多い
最終更新:2009年09月03日 10:46