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権現坂昇 - (2023/08/11 (金) 02:19:48) のソース
**権現坂昇(ごんげんざかのぼる) [[遊戯王ARC-V]]に登場するキャラクター。 メインキャラクターの一人で遊矢の仲間であるが、『権現坂道場』の跡取りである為、「遊勝塾」には未所属である。 道場には、多数の門下生がいるようで、遊矢の公式戦の対戦相手の大半も道場の門下生であるようだ。 特徴的なリーゼントをしており堅物だが涙もろくて暑苦しい(クロウからは暑苦しい奴と言われている。)、なんだか昭和の香りがしそう。 [[遊矢>榊遊矢]]とは親友同士だが、道化を演じていた遊矢にはいい感情を持っておらず、 [[「笑わせるのと笑われるのでは天と地ほども違う」]]と苦言を呈していた。 だが[[ストロング石島]]戦後は遊矢を「生まれ変わった」と評し、 ライバル塾の所属であるにもかかわらずに遊勝塾のPRイベントの相手を買って出たり、 多数の入塾希望者が遊矢を見放しても尚遊矢への憧れを抱き続ける少年を優しく後押ししたり、 ペンデュラム召喚をマスターしようとする遊矢の為に夜通しでデュエルに付き合うほどに仲は改善された様子。 他にも、遊矢がペンデュラム召喚をインチキだと疑われた際にも (実際、誰も存在すら知らなかった召喚方法をいきなり繰り出したので、疑われても仕方がない状況だったが)、 彼は何も言わずに遊矢の正当性を疑うことなく、ペンデュラム召喚の実在を信じ続けたり、 遊矢が沢渡を闇討ちしたと言いがかりを付けられ、遊勝塾の面々でさえも遊矢を疑い出す中、 一切躊躇せずに遊矢を信じきると啖呵を切った良い人である。 [[LDS]]との遊勝塾の命運をかけた対抗戦では、3回戦目にてデュエルを行った。 本来は部外者故に出れないはずだったが、出番を嫌がった[[素良>紫雲院素良]]に譲ってもらい、遊矢からも「親友のお前なら任せられる」と言われて承諾した。 [[シンクロ召喚]]を連打する[[刀堂刃]]の%%ソリティア%%Xセイバー軍団に圧倒されるも、最終的には自爆覚悟で引き分けに持ち込み、遊勝塾の敗北を防いだ。 しかし本人は引き分けという結果に責任を感じているようで、自分に足りないものを見つけるべく山篭りで修行を開始。 かつて戦った刀堂刃にも頭を下げて教えを請い、特訓の末に[[シンクロ召喚]]をマスターした。 ジュニアユース選手権の出場資格をかけた遊矢の最後の対戦相手として登場。 選手権の出場資格である勝率6割到達まであと1勝のところまで迫るも 遊矢と本気で戦う為にその後はわざと他の対戦の申し出を断り続け、遊矢と同じ条件で挑むという男気っぷり。 デュエルでは新たな不動のデュエルの境地《超重荒神スサノ-O》を[[シンクロ召喚]]して遊矢たちを驚かせた。 遊矢には負けたものの、その後1週間で勝率6割に達し登録期限ギリギリでジュニアユース選手権に出場を果たした。 シンクロ次元ではデニスと共に遊矢を探していたが、テレビ中継が入り、デニスの提案でデュエルする。その後、地下デュエルにスカウトされる。しかし、地下では違法賭けデュエルが行われており、そこで黒咲と再会する。その後、突如現れたセキュリティにより、デニスや黒咲と共に逮捕され収容所に送られる。収容所では同じ部屋の囚人が受けていたいじめを見過ごせず、監守に二人に危害を加えないように説得する(なお、彼はこの時、素手でコンクリートを殴って破壊しており(いわゆる物理的な壁ドン)、また囚人が二人だった為、二枚のカードを渡している。)。 使用するカードは武蔵坊弁慶をモチーフにした「超重武者」デッキで、さらに&bold(){魔法・罠のないフルモンスターデッキ}でもある。 その戦法は素良やLDSの面々さえも「正気の沙汰じゃない」と評し、驚愕していた。 権現坂曰く、運任せな[[アクションカード]]に頼らず己のデッキのカードのみを信じて戦うのが権現坂流「不動のデュエル」らしい。 「デュエルの最強進化系」と謳われている[[アクションデュエル]]を真っ向から否定するという、一本気な見た目に反するかなりアウトローな流派である。 と言っても彼のデッキには「墓地に魔法・罠カードがない」ことを発動条件とするカードが入っており、 フルモンデッキであることもアクションカードを使わない((使用後のアクションカードは普通の魔法・罠カード同様に墓地へ行く))ことも単なる拘りではなくきちんと実益を兼ねている。 超重武者は「武者」と名前にあるが、&bold(){戦士族ではなく機械族である}。 [[柚子>柊柚子]]同様に初戦で使用したカードは最新弾のパックに全てOCG化された。 守備表示での戦闘を得意としており、エース《超重武者ビッグベン-K》の効果により&bold(){守備表示のまま高い守備力で殴る}という特殊な戦術を用いる。他にも専用装備となるモンスター超重武者装留で強化し、守備表示で効果を発揮するモンスターが多い。 アニメ本編では、権現坂の性格上味方のサポートに回る展開も多く、勝率は低め・・・だが、実際の超重武者の真価はそこではない。超重武者の一番のメリットは打点が高く、下手な脳筋カテとまともに殴り合って無双する。また、攻撃力が低いので必ず攻撃力を上回る効果が薄く、守備表示なのでミラフォや101の効果を受けない。メタな事を言えば、実はズァーク対策が一番出来ていたのが超重武者((超重武者はメインデッキだけで5000以上の打点を叩き出し、魔法カードやPカードを奪えるヌス-10がいるため、ズァークの耐性はエクストラデッキのモンスターメタに偏っている事もあって、効果を熟知しているOCG民の視点では権現坂を主力にした方がずっと相性が良い))であり、むしろサポート役に回る方が悪手だった。 ただし、超重武者は相手の展開そのものを妨害しないため、魔法・罠のサポートの恩恵を受け辛い事もあって「相手に展開させてエースや全力を出させて迎え撃つ」と言う「自分だけ恩恵を受けて相手に全力を出させない」ガチ思考の真逆の行く硬派過ぎる発想ゆえ、マイナーカテゴリーに落ち着いている。 余談だが、放映開始当初の公式HPの登場人物欄に彼の紹介は……&bold(){何故か無い}。 1クール目で既に出番が無いときがあるが、出番が無いときでさえ株が上昇する事がある。 第一話目から[[登場してい>赤馬零児]][[ないキャラ>紫雲院素良]]の紹介はあったというのに……公式仕事しろ。 後に舞台がシンクロ次元に移行する辺りで公式サイトの登場人物欄が更新され、きちんと紹介されるようになった。 声優は大林洋平。