彦久保雅博 - 遊戯王＠2ch辞典

彦久保雅博（ひこくぼまさひろ）

遊戯王DMから遊戯王ARC-Vに至る現在まで「デュエル構成」として遊戯王シリーズに参加している人物。
DMでは「デュエル設定」「デュエルアドバイサー」という名目での参加だったが、GXの中期辺りから正式にデュエル構成としての参加となった。
ちなみにデュエル構成とは、脱稿した脚本に準拠し、ドラマに沿った細かなデュエル内容を作り上げていく役職である。

シリーズ全てに参加しているが、手札からの融合召喚ができるにもかかわらず無駄に召喚権を消費したり、逆に通常召喚による効果を発動してから融合召喚をした方がアドバンテージを稼げるにもかかわらずそれをしなかったり、強制終了をリリースするなど、プレイングミスを指摘されることも少なくはない。
また、ダメージステップで発動できるカードの種類を把握していない、蘇生制限を無視する、タイミングを逃すはずの効果が適用される、チェーンブロックの作られる効果・特殊召喚と同じくチェーンブロックの作られない効果・特殊召喚の違いを理解していない等の事から、OCGのルールを詳しく知らないのではないかという指摘もある。
(最も、蘇生制限などに関しては元々は存在しなかったルールであり一貫してこれまでのアニメシリーズでは修正されておらず、ライフが０になっても戦闘破壊されるなど細かいルールがOCGとは違うため全てがミスとは言えない。
また、カードの効果に関しても明らかに内容と違うテキストが書かれていたりと、制作中の連携ミスがあったと思われるものも存在している)
しかし、様々な展開をデュエルによって更に盛り上げたり、シーンの重要な点をより魅力的に見せることもしっかりと行っている。
賛否はあれ、重要なスタッフの一人として、遊戯王シリーズに多大な貢献をもたらした人物だと言えるだろう。

漫画版ZEXALのデュエル構成はほとんどが吉田氏が担当しているが、先に彦久保氏が漫画版5D'sを担当していたため、別な特徴を付けるためにやっていたらしい。
吉田氏によると「ガチな決闘は漫画版5D'sでやっているので、ZEXALでは別の方向性を目指している」とのこと。

GX・5D’sでは遊戯王本編の脚本も担当した。
特にGXで放送された「ワンターンキルの死神」は遊戯王シリーズの中でもかなりの良回だと名高い。
漫画版5D'sでは原作を務め、佐藤くんとともに試行錯誤しながらストーリーを作っていた。