ラーの翼神竜

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ラーの翼神竜(らーのよくしんりゅう)

三幻神の内の1枚。
グールズに盗まれ、マリクが所有していたが、BC編終結時に遊戯の手に渡った。

3つの戦闘(バトル)モードを持ち、千年アイテムに選ばれた者にしか扱うことができない。
テキスト欄にはデュエルディスクにセットすると古代神官文字が浮かび上がる加工がしてある。
これはペガサスが発見した石版に書いてあったラーの効果を示す古代神官文字を解読できなかったためであり、これを読めないとラーを使うことは不可能である。
バトル・シティにおいて孔雀舞が召喚したものの古代神官文字を読めなかったために攻撃宣言できず、闇マリクにラーのコントロールを奪われた。
ちなみにラーの効果について、表マリクはその全容を把握できていなかったが、闇マリクは全ての能力を熟知した上でデッキを組んでいた。

原作では三幻神の中で最高位という設定のため、《オシリスの天空竜》や《オベリスクの巨神兵》の特殊効果を一方的に無効化できる。
オベリスクの特殊効果発動後に闇マリクが明らかにしたこの俺ルールは、流石にデュエルの流れを無視しすぎていると判断されたためか、DMでは闇マリクが事前に伏せていた速攻魔法《階級制度》の効果によるものとの修正が加えられ、神のランクによる耐性は無くなった。

他にもDMでは原作から展開が変更されており、
  • 舞VS闇マリク戦では、原作の《ハーピィ・レディ》の代わりに《ハーピィ・レディ・SB》を生け贄に使用したため、攻撃力が1300×3から1800×3に底上げされた(何故か守備力は原作のままだったが)。
  • バクラVS闇マリク戦では、バクラの戦術が「ラーを墓地に置く」から「ラーを奪う」方向になった。
    そのため《闇の指名者》と《死なばもろとも》を使う順番が原作とは逆になっている。
    バクラは《エクスチェンジ》でラーを奪うことに成功するも、《死者蘇生》を交換したのが仇となってしまい《歓喜の断末魔》のライフ回復効果で原作よりも大幅に攻撃力がアップしたラーの攻撃を受けて敗北。
  • 闇遊戯VS闇マリクの最終局面で、原作の《ディメンション・マジック》に代わり速攻魔法《神々の黄昏(ラグナロク)*1が使用され、遊戯のデッキのモンスター総動員でラーを破壊した。

城之内VSリシド戦にて(偽物ではあるが)ラーが初披露された際には「神の怒り」と呼ばれる壮大なBGMが初披露され、その後もラーが召喚される度にしばしば流れている。

原作における効果

  • 罠・モンスター(他の幻神獣も含む)の効果を一切受けつけず、魔法カードの効果も1ターンのみしか受けつけない。 *2
  • このカードの攻撃力・守備力は、召喚時に生け贄にしたモンスターの攻撃力・守備力をそれぞれ合計した数値となる。
  • 召喚した直後は球体形(スフィア・モード)で現れ、古代神官文字を正確に唱えない限り戦闘に参加できない。*3
  • 古代神官文字を正確に唱えた場合、戦闘(バトル)モードとなって戦闘できるようになる。
    (相手プレイヤーが先に唱えた場合、相手がコントロールを得ると思われる)
  • オシリス・オベリスクは特殊召喚したターンの攻撃はできないが、このカードだけはその制限を無視できる速攻能力を持つ。
  • 《死者蘇生》や《闇からの奇襲》などの効果で特殊召喚された場合、以下の効果のどちらかを発動できる。
    • プレイヤーのライフポイントを1残しその数値だけラーの攻撃力・守備力に加算する。(1ターンキルモード)
      更に自分フィールドの他のモンスターを生け贄にすることで、その攻撃力を吸収できる。
      この時、ラーはプレイヤーとの融合モンスター扱いとなるため《融合解除》を使うことでラーの攻撃力を0に戻し、0になる前のラーの攻撃力分だけプレイヤーのライフポイントを回復できる。*4
      また、このモードでの攻撃時に相手フィールドのモンスターと相手ライフを瞬時に葬り去る効果もある。
      (相手フィールドのモンスター全てに戦闘ダメージ&ライフへの超過分戦闘ダメージと思われるが、この効果が発揮されたのがバクラVS闇マリク戦のみであり、バクラのモンスターが全て攻撃表示だった場合、バクラのライフは原作・DM共に全体攻撃でなくても削り切れる数値だったため、詳細不明)
    • 1000ライフポイントを払うことで相手モンスター1体をステータスや特殊効果に関係なく破壊する。(ゴッドフェニックス)
      神のカードにも有効*5
      この状態の時は無敵であり、オシリスの攻撃と効果を無効化している。

また、闇遊戯対闇マリクの2度目のゴッドフェニックス時、ジャンプ掲載時にはライフコストを支払い忘れているというミスが発覚したため、単行本掲載後は《グラナドラ》にライフ回復効果が搭載されている。

ちなみに展開の都合上、原作より早くコナミのゲームボーイソフト「DM4」に登場してしまった。
その時は、
  • 攻撃力4000 守備力4000 自分と相手の墓地の一番上にあるモンスターを特殊召喚し、その後自分のモンスターゾーンの空きの数だけ相手フィールド上のモンスターのコントロールを得る。
という原作を遥かに超えたトンデモ能力を持っていた。

相手フィールドのモンスターを問答無用で奪いとるため、ラーを召喚した途端相手のフィールドはガラ空きとなり、自分のフィールドはモンスターが立ち並ぶことになる。
DM4では効果モンスターの効果を使えるのは場に出てから1度だけで、効果を使用したターンの攻撃ができなくなるものの、
それ以外のモンスターの攻撃で大幅にライフを削ることができるという、凶悪な性能だった。
ゲーム製作スタッフの独断で考案された能力なのか、それとも和希自身が考えたものの明らかに扱いきれないから原作ではなかったことにされたのか……。
真相は不明である。

アニメGXにも登場。
I2社から盗んだコピーカードを、同社の社員であるフランツが使用した。
通常、コピーカードを使うと神の怒りに触れて命を落としたりするはずなのだが、彼は《神縛りの塚》というフィールド魔法を使用し、ラーを自分の下僕のように使用した。
この時の効果はほぼ原作そのままであったが、古代神官文字を唱える必要はなく、墓地から特殊召喚した場合でなくても効果を発動することができた。リシド涙目である。

もっとも、十代は《神縛りの塚》なしで使っていたりする。*6
恐らく、十代の想いにラーが応えたためと思われるが、この時期の十代は墓守達から貰った千年アイテムに似たペンダントをつけていたために神の裁きを受けなかった可能性もある。

2009年12月のVジャンプの付録として和希先生の美麗イラストでOCG化したが、原作にあったほとんどの効果がなかったことにされてしまい、先にOCG化した《オベリスクの巨神兵》にも劣るという結果となった。

その効果はこちら。
このカードは特殊召喚できない。
このカードを通常召喚する場合、自分フィールド上のモンスター3体をリリースして召喚しなければならない。
このカードの召喚は無効化されない。
このカードが召喚に成功した時、このカード以外の魔法・罠・効果モンスターの効果は発動できない。
このカードが召喚に成功した時、ライフポイントを100ポイントになるように払う事で、このカードの攻撃力・守備力は払った数値分アップする。
また、1000ライフポイントを払う事でフィールド上のモンスター1体を選択して破壊する。

     

その改悪ぶりは以下の通りである。
  • 召喚時や召喚後に生け贄にしたモンスターの攻守を吸収する能力が無かったことにされ、1ターンキルモードの内、ライフのみがステータス決定に関係する効果となる。
  • 魔法の効果を1ターンのみ受ける、罠・モンスター効果を受けない能力がアドバンス召喚時しか発揮されなくなった。
  • そもそも特殊召喚自体が不可能になる。(闇マリクのデッキは特殊召喚の多用によるラーの連続使用がウリだった)
  • 破壊効果と攻撃力変換効果が、基本的には召喚時にどちらか片方しか使えなくなった。*7

これらの改悪によって「こんな偽りのカード!*8」「これはラーじゃないヲーの翼神竜だ」「カード名が『ライフちゅっちゅギガント』なら受け入れられていただろうな」「OCGはコピーカード*9」「これのどこがラーだよ」「カズキングとラーに謝れ」などと言われ、
遊戯王OCG史上稀に見ない改悪から非難・酷評された。

まず破壊効果だが、耐性を無視して除去できない。
それどころか「対象を取る」効果であるとされた所為で下位の神であるオベリスクを効果対象に選択できず破壊できないという始末。
逆にオベリスクの効果でラーが粉砕されることは大いにありえる。
原作やRと違い《方舟の選別》*10のような召喚無効で潰されないのは評価できるが、それは残りのOCG版三幻神2体にも備わっている効果であるため、ラーだけの特権ではない。
ちなみに肝心の耐性も、「モンスター効果」なので召喚前に《スキルドレイン》を発動されようものなら綺麗に消失します。
そして最も致命的なのがステータス変換後に《月の書》《禁じられた聖杯》等を発動されると折角上げたステータスが0にリセットされること。どうしろと。

これらの影響により、噂されていた来年のVジャンプにおける最後のオシリスのOCG(付録)化は見送りとなってしまった……のかもしれない。
だがしかしオシリスのOCG化はその次の年で決定し、ラー同様召喚時以外の耐性は無いものの、ほぼ原作効果として封入されることが判明する。
そのこともあってラーは神の中で思い切り可哀そうな存在になってしまった。

攻撃力を上げずに破壊効果を使っても1度だけだが《スターダスト・ドラゴン》を破壊できるという局所的な強さを持った時代もあったが、ルール変更によりそれすらもできなくなってしまった。*11

そんなわけで未だに「早くラーの翼神竜をOCG化しろよ」という悲しみの声が聞こえてくるのである。

マリク「ラーの攻撃力は生け贄にしたモンスターの合計となる!」←ならない
マリク「不死鳥は 再び墓地より 舞い戻る」←舞い戻らない
マリク「ししゃしょしぇい!」←ぢぇきにぁい
マリク「神に魔法・罠・モンスター効果は通じない!」←通じる
マリク「ワンターン・キル!」←される側
マリク「ゴッドフェニックス!」←したらATK0に
マリク「まさにデスゲーム!」←自分が

まあ、冷静に考えると原作効果でもそれほど強くなかったような気がしてくる。
実際どうなのかと言うと……
まず、3体リリースによる通常召喚は、総攻撃力は変わらないため、耐性があるとはいえそのまま3体で殴った方が小回りが利く。
高い攻撃力が必要な場合も、《団結の力》や《偉大魔獣ガーゼット》などを利用した方が良い。
とはいえ、これはラーにとってメインの用途ではないので、弱くてもまあ仕方ない。

モンスター破壊(ゴッドフェニックス)は、原作・DMでの説明では1体だけ破壊、アニメGXでの説明では相手モンスター全てを破壊と、作品によって異なっており、どちらであるかによって強さが異なる。

原作・DMでは「時ひとつとして神は不死鳥となる 選ばれし魔物は大地に眠る」と言及されているほか、闇マリクも「対象モンスター一体を確実に葬る」と説明している。
闇遊戯VS闇マリク戦で、2度目のゴッドフェニックス発動時、場に《オベリスクの巨神兵》《ブラック・マジシャン・ガール》《幻獣王ガゼル》の3体が存在していたが、その時は《死者蘇生》によって特殊召喚されたオシリスしか破壊されなかった*12ので、破壊できるのは1体のみである可能性が高い。
その場合、1000ものライフコストと、貴重な蘇生カードを使っている事を考えれば話にならない弱さ。
実際、闇マリクはこの効果でモンスターを1体しか破壊していないため、支払うライフアドを考えれば、回復とコストの差はあれど、やっている事はOCGの《ソウルテイカー》と同じである。

一方で、アニメGXではフランツが、はっきり「相手フィールドのモンスター全てを破壊」と述べている。*13
全体破壊である場合は、禁止カード《サンダー・ボルト》を使えると考えればそれなりで、悪くはない。
とはいえ、少なからぬライフコストと(原作・DMでは)蘇生カードを使用している事、そして神のカードの効果である事を考えれば、やや物足りない効果であるのも確か。
ちなみにフランツは通常召喚された状態で発動している。
特に、原作当時からモンスターカードのインフレが進んだ現在ではモンスターだけでなく魔法・罠も破壊可能で出すのも難しくない《終焉の王デミス》やら《裁きの龍》やらがいるわけで……。
これらとは違いラーにはモンスター破壊のついでに無敵になる効果も備わっているが、大したメリットとはいいがたい。

ちなみに全体破壊だった場合、十代のフィールドに魔法・罠は存在せず、モンスターも特に耐性の無いモンスター2体だけだったため、ゴッドフェニックス→LPを攻撃力に変換とすれば、ラーの攻撃力は4799となりフランツは後攻1ターン目に勝利できていた。
更に、もし単体破壊であったとしても、後攻2ターン目には勝利できていたというのは「密に 密に」*14

原作であれほど猛威を振るった(ような気がする)のは、モンスターとデュエリストのダメージを共有する闇のゲームだからだろう。
結局、ゴッドフェニックスは「デュエルなんか無視してデュエリストを殺すための効果」として描かれており、闇ヘタレが闇ヘタレたる一因を担っている。
ただし、この破壊効果は神のカードを含めたあらゆる耐性を無視し、(身代わり以外の方法で)防ぐことができないということが最大のメリットである。*15

最後の効果、1ターンキルモードの方は非常に強力。
何らかの方法で墓地送りにし、蘇生するだけで、1ターン目から攻撃力7999のモンスターを召喚できる。
更に他の適当な下級モンスターを通常召喚し生け贄に捧げるだけで、攻撃力は8000を超え1ターンキル完成である。
その上、同じく速攻能力を持つと説明された《速攻の吸血蛆》が先攻1ターン目に攻撃を行っていた事を考えると、相手がモンスターを展開する前に攻撃することさえ可能かもしれない。
もちろん、OCGであれば高い攻撃力を得る手段は他にもあるが*16、それらと違い、墓地に送りさえすれば蘇生カード1枚と下級モンスター1体だけで良いと言うのが非常に強力。
(その手間の少なさが強さの要因なので、手札のこのカードと召喚用リリース3体が必要なOCGでは、同じ効果でもとても強力とは言えない)
ぶっちゃけ、他の効果が無くてもこれだけで神としてやっていけるレベルである。
その上、DMでは戦いの儀で表のマリクが通常召喚されているラーに対してこの効果を発動した際の説明をしているほか、フランツは実際に通常召喚したラーでこの効果を使用しており、特殊召喚が封じられていても使用が可能。
更にバクラVS闇マリク戦では全体攻撃効果まで付いていたりする。

そしてなにより、原作版《ラーの翼神竜》の真骨頂は「魔法効果すら1ターンしか受けず、それ以外の効果(格下のも含む)は一切受けない」という破格の耐性を備えていることと、
2つの効果からその状況に適したものを選択できる柔軟性、蘇生から即時攻撃という意表を突ける速攻性である。
闇マリクは自分のみが能力の全容を知るという点から、これらを他者に妨害・利用されることなく最大限活用した。

古代神官文字を唱えないといけない関係上、実質相手は使えないという点を再現した結果、OCGでは特殊召喚ができなくなったのかもしれない。
直前の制限改定でデュエルの高速化の原因となっていた《ダーク・ダイブ・ボンバー》が禁止カードになっているので、コナミが1ターンキルを得意とするラーを恐れ、その煽りを食ったのかもしれない。
光の創造神ホルアクティ》の効果との兼ね合いで特殊召喚不可になったのではないか、という説もある。*17
真相はコナミのみぞ知る。

2015年には《ラーの翼神竜-球体形(スフィア・モード)》と《ラーの翼神竜-不死鳥(ゴッドフェニックス)》がOCGで登場し、このカードの使い道も増えた。

まず球体形(スフィア・モード)の能力はこれ。
星10/神属性/幻神獣族/攻 ?/守 ?
このカードは特殊召喚できない。
このカードを通常召喚する場合、
自分フィールドのモンスター3体をリリースして自分フィールドに召喚、
または相手フィールドのモンスター3体をリリースして相手フィールドに召喚しなければならず、
召喚したこのカードのコントロールは次のターンのエンドフェイズに元々の持ち主に戻る。
(1):このカードは攻撃できず、相手の攻撃・効果の対象にならない。
(2):このカードをリリースして発動できる。
手札・デッキから「ラーの翼神竜」1体を、召喚条件を無視し、攻撃力・守備力を4000にして特殊召喚する。

舞VS闇マリク戦における古代神官文字によるコントロール奪回を再現した効果となっている。
一番の強みは相手のモンスターをリリースできることだが、3体居なければ相手の場には呼べず、「壊獣」モンスターや《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》などと比べると少し重い。
とはいえ、トークンを押し付けるカードはそれなりにあり、今の環境では先攻で複数のモンスターが並ぶことは珍しくないため、呼ぶ機会はそれなりにある。

そして、相手の場に呼んでも1ターン待てば自分の場に戻ってくる。
さらにコイツ自身は単独ではただの壁でしかないため、相手のデッキにラーがなければ棒立ちとなる。
《星態龍》とか《超弩級砲塔列車グスタフ・マックス》の素材にされる恐れもあり、昨今では縛りの緩いリンク召喚の素材としてあっさり処理されてしまう可能性も高い。

自分の場に呼ぶ場合は《魔獣の懐柔》があれば1ターンで呼べる。
また、墓地に落としておけば《ファントム・オブ・カオス》で効果をコピーすることでアドバンス召喚せずとも効果を使える。

リリースすることでバトルモードを攻撃力・守備力4000にして特殊召喚する効果はスキドレ影響下でも発動可能で、ステータスも4000のまま。
正直なところ、ラーを単体で呼ぶことはまずなく、コイツを介するのが常道である。

続きまして不死鳥(ゴッドフェニックス)はこちら。
星10/神属性/幻神獣族/攻4000/守4000
このカードは通常召喚できず、このカードの効果でのみ特殊召喚できる。
(1):このカードが墓地に存在し、
「ラーの翼神竜」がフィールドから自分の墓地へ送られた場合に発動する。
このカードを特殊召喚する。
この効果の発動に対して効果は発動できない。
(2):このカードは他のカードの効果を受けない。
(3):1000LPを払って発動できる。
フィールドのモンスター1体を選んで墓地へ送る。
(4):エンドフェイズに発動する。
このカードを墓地へ送り、自分の手札・デッキ・墓地から
「ラーの翼神竜-球体形」1体を召喚条件を無視して特殊召喚する。

あらかじめ墓地に落としておく必要があるものの、原作さながらの無敵っぷりと1ターンで墓地に戻る効果を再現。
ただし、原作では墓地に戻ったら蘇生されるまでそれっきりだったのが、墓地から球体形(スフィア・モード)を呼び戻す効果が追加。
これにより、沈んでは上る太陽の如き不死身っぷりを発揮できるようになった。
球体形(スフィア・モード)のリクルート効果は墓地には対応していないため、墓地の通常ラーを何らかの方法でデッキに回収する必要こそあるが、《貪欲な壺》《貪欲な瓶》や《無欲な壺》など、そういうカードもそれなりに多いので苦労はしないだろう。
《サイバネット・ユニバース》であれば使い減りしないため毎ターン回収することができ、まさに沈んでは上る太陽となる。

完全耐性に加えて打点4000、さらに対象を取らない破壊以外の単体除去、とモンスターには滅法強い。
ただし、それでも《始祖竜ワイアーム》だけはどうやっても突破できない。
十全に生かしたいならば、球体形(スフィア・モード)の効果で召喚したラーを《デストラクト・ポーション》で破壊してライフ4000を確保し、そのコストを使って相手のモンスターを剥がし、攻撃力4000ダイレクトアタックを決める、というコンボがベター。
ただし、除去効果については対象を取らない=効果解決時にモンスターを選ぶことが仇となり、チェーンする形で他のモンスターが全て排除された場合、自身が墓地送りになってしまう上に球体形(スフィア・モード)にも戻れないので注意。

問題になるのはコイツをピンポイントで墓地に落とす方法で、《おろかな埋葬》以外だと《永遠の淑女 ベアトリーチェ》がいいだろう。
また墓地利用の典型であるため、除外対策に《王宮の鉄壁》も貼っておきたいところだが、その場合は《ファントム・オブ・カオス》が使用できなくなるため、デッキ構築はよく考えたい。

【関連】

*1 発動するには、《ブラック・マジシャン》《ブラック・マジシャン・ガール》《マジシャン・オブ・ブラックカオス》《黒衣の大賢者》の内2体が必要。自分の手札・デッキ・墓地にあるモンスターを全て除外することで相手モンスターを全て破壊する。

*2 とオシリス・オベリスクも含めて作中で何度か語られるが、罠に関しては、オシリスは《六芒星の呪縛》、オベリスクは《罅割れゆく斧》、そして三幻神と同等の耐性を持つと言われる邪神であるドレッド・ルートは《幻想の呪縛》の効果を受けており、まちまちである。DMの《聖なるバリア -ミラーフォース-》、劇場版の《方界曼荼羅》のように、無効化されるものも確かに存在しているのだが。Rでは上級呪文であれば1ターンのみ通じると説明されている

*3 攻撃できず、存在しても無視して直接攻撃されてしまう

*4 OCGでも《神秘の中華なべ》を使うことで同じ様なプレイングが可能

*5 そもそも、原作のラー以外の神は他の神の効果に対する耐性は持っていない。そのため、オベリスクはオシリスの召雷弾で1ターンだけだが攻撃力がダウンしている。

*6 ちなみに十代も1ターンキルモードを使用したものの、闇マリクやフランツとは違いプレイヤーと融合しなかった。

*7 もっとも、これに関しては闇マリクが同ターン中にゴッドフェニックスと1ターンキルモードの両方を使用するために、1度《死者蘇生》の効果が切れて墓地に送られた後に《闇からの奇襲》で蘇生しなおしていたことを考えると、原作の時点でそうだった可能性がある。だが、GXでは両方使用されている

*8 アニメでレアハンターの偽装カードデッキを破り捨てる際に放った台詞。スレでは原作再現されてない、どう考えても過剰な弱体化をしたカードに対してよく使われる。

*9 偽物、及び実際使っても自分が死ぬだけなのが見え見えな効果なため

*10 ちなみに、このカードで無効化されたのは《死者蘇生》による特殊召喚である。なお、OCGでは《方舟の選別》はチェーンに乗る特殊召喚に対しては発動できないため、無効にできない。OCGでも反転召喚・特殊召喚に関してはオシリスもオベリスクも無効にされる。

*11 召喚と同時に優先権を行使し、破壊効果を発動する事で「召喚時ラー以外のカード効果は発動できない」ためスターダストのチェーンを許さず、一方的に破壊が可能だった。マスタールール2以降に伴い、現在は「モンスターの召喚・反転召喚・特殊召喚に成功したタイミングでの起動効果の発動」は不可能となっている

*12 ただし原作ではバトルフェイズに特殊召喚されたモンスターは、OCGのバトルステップの巻き戻しにあたるルールが存在しないため攻撃の身代わりになることができる(例:《死霊ゾーマ》・《ジュラゲド》を守ったラー)ので、3体分の身代わりになった可能性も否定はできない。ちなみにDMでは、身代わりはオベリスクの効果だと海馬が説明しているので、神の効果なのだろう。

*13 ただ、十代のフィールドには《E・HERO バーストレディ》1体しか存在しなかったので、本当に全て破壊できるのかは不明であるが。

*14 通常召喚された場合は、召喚した次のターン終了時まで効果を発動できなかった可能性もあるものの、そのような説明は一切無かった。

*15 ただ、耐性無視に関しては闇マリクの「対象モンスター一体を確実に葬る」という台詞以外では言及されていない上に、この台詞を発した際の本来の対象であったオベリスクは同ランクの神であるオシリスの召雷弾の効果を受けていたので、基本的に神に神の効果は通用する。そのため、本当に耐性を無視できるかは不明。しかし、神のカードではない《ギルフォード・ザ・ライトニング》の破壊効果は「どんな特殊能力を持ったモンスターでも破壊できる」といった旨の説明を城之内がしており、実際に無敵状態の《万力魔神バイサー・デス》を破壊している。そのため、神のカードであるラーの効果が耐性無視である可能性は非常に高い。

*16 例えば《オーバーロード・フュージョン》や《パワー・ボンド》による機械族融合

*17 当時からホルアクティをカード化する気があったかは不明だが、仮にそうだったとしても、原作では特殊召喚したターンに攻撃不可能で、蘇生されても身代わりや迎撃にしか使用されていないオシリスやオベリスクを特殊召喚不可にすれば、ラーほどイメージは崩れなかったし、ホルアクティ側に「通常召喚された三幻神をリリース」などの条件を付ければ、ラーを特殊召喚できなくする必要は無かったのだが。