プロフェッサー・コブラ - 遊戯王＠2ch辞典

プロフェッサー・コブラ(ぷろふぇっさーこぶら)

遊戯王デュエルモンスターズGXの3期に登場した先生。
ウエスト校からやってきたデュエル・アカデミア特別講師であり、教育方針は「実戦あるのみ」。

元軍人だけあって筋骨隆々の偉丈夫であり、アモンとリアルファイトを繰り広げたこともある。
だが、何よりも目立つのはアタマ。本田を10倍くらいにしたような髪型をしている。
和希曰く「すごい頭しています！」

デュエル・アカデミア特別講師として本校に留学生達と現れ、「デスクロージャーデュエル」を開催する。
「デスクロージャー」とは「情報公開」を意味する英語であり、生徒たちの勝敗を電子的に記録する事で生徒の能力を分析。
１年間ひたすらデュエルに明け暮れ、成績の悪かった生徒は強制的に寮降格・退学というスパルタ教育である。
ウエスト校ではこれで高い教育効果を上げたそうだ。
まぁそれを「デス・デュエル」と略した時点でアヤしさマンマンなのだが。
生徒全員の腕に「デス・ベルト」なる腕時計っぽい機械(デュエルの闘争心を測るらしい)を付けさせたのだが、これが「どうしても外せない」という点も見るからにアヤしい。

案の定というべきかウラがあり、デス・ベルトの正体は「デュエルした者のデュエルエナジーを吸い取る機械」であった。
その目的はデュエルエナジーを集めユベルを復活させること。
彼にもかつては優しい一面があり、戦場で赤子を拾ってリックと名付け我が子として育てていた。
しかし、不幸な交通事故によりリックは命を落とし、その悲しみを心の闇としてユベルにつけ込まれてしまう。
息子に再会させてやる、とのユベルの言を信じ、復活の手助けをしていた。
デュエルエナジーを吸われたことで昏倒する生徒が続出するに至り十代らが調査を開始。
手駒として連れてきていたオブライエンにも裏切られ、ついにその計画を露呈する。

デュエルではフィールド魔法《ヴェノム・スワンプ》と「ヴェノム」と名のつく毒蛇モンスターを多用。
お互いのターンが終了するたびに攻撃力を500ずつ減少させる《ヴェノム・スワンプ》の強力かつ嫌らしい効果でデュエルを優位に進める。
翔いわく「性格が出てるッス」
墓地の爬虫類族×500ポイントの攻守となり、戦闘で破壊された際に爬虫類族を除外して復活できる《毒蛇王ヴェノミノン》で十代を圧倒した。
十代がヴェノミノンを攻略すると即座に「プランＢへ移行」し、切り札《毒蛇神ヴェノミナーガ》を召喚。(*1)
十代を敗北寸前に追い詰めたが、「発動から効果の発揮までにタイムラグのあるカードは負けフラグ」という伝統を打ち破ることができず、
トリプルコンタクト融合で出現した《E・HERO マグマ・ネオス》に粉砕された。

彼が十代と激しいデュエルをしたことで膨大なデュエルエナジーがユベルに注がれ、遂にユベルは復活を遂げる。
復活したユベルが見せたリックの幻覚に導かれた彼は高所より転落、おそらく死亡したと思われる。

「デュエルは楽しむもの」という十代の信念を終始否定し続け、人を愛するがゆえに歪み散っていった。
３期において十代が覇王十代→二十代と精神的に変化していくきっかけとなった重要な人物の一人である。

ちなみにTF3ではちゃっかり生きている。
死人が生き返るのはもはやゲーム作品では恒例行事と言える。

声優は高塚正也。