ゆっくりいじめ系1291 ありす

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ゆっくりいじめ系1291 ありす」(2008/10/28 (火) 17:18:43) の最新版変更点

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※ぺにまむ 「ぱちゅりー、きょうもかりにいってくるわ!」 おうちの入り口に立ったありすは、一旦巣の中に振り返る。 そして、中にいる可愛いパートナーに微笑みかけた。 「むきゅ~・・・ありす、さいきんがんばりすぎだわ・・・」 そう呟いたのはありすにとって何よりも大事な可愛いハニー。 紫の髪とナイトキャップのような帽子が目立つゆっくりぱちゅりーだった。 「ぱちゅりーはからだがよわいからいっしょにかりできないけど・・・むりしないでね」 「ゆふふっ、ぱちゅりーはいんぱいしょうね!ありすはちゃんとかえってくるわ!」 「む、むきゅ~・・・そうじゃないのぉ・・・」 ありすは心配性なぱちゅりーにちゅっちゅをして、外に出かけていった。 が、ありすの本当の目的は食料集めではなかった。 彼女はつがいのぱちゅりーが病弱なのをいいことに外で他のゆっくりとすっきりしているのだ。 それも、すっきりしたら死ぬサイズの相手でもお構い無しに。 そんなことをするのはぱちゅりーとすっきりすると彼女の命に関わるからと言うのもあるのだが、不誠実な行いであることに違いはない。 しかし、ありすは悪びれる様子もなく、今日も意気揚々と目を付けていた相手をすっきりさせに出かけていった。 今日、ありすのすっきり相手に選ばれた不運なゆっくりは人里のれいむ。 その家はれいむと仲の良い野良まりさがいつでも上がれるようになっていた。 つまり、ありすだって入ろうと思えばいつでも入れる。 「ゆゆっ!まりさ、おそい、よ・・・?!」 「ゆふふっ、なまえをまちがえるなんていなかものね!」 「あ、ありす・・・どうしでここにいるの!?」 「きまってるでしょ!いなかものをすっきりさせてあげにきたのよ!」 自分より一回り大きい、ぺにぺにを怒張させたありすを見つめたままれいむは少しずつ後退する。 けれど、ありすには逃がすつもりなんて毛頭なく、ゆっくりと距離を詰めてゆく。 逃げようにもれいむの後ろは壁、部屋の出入り口はありすの後ろ。 「ゆふふっ、あきらめてありすとすっきりするのよ!」 「い、いやだよッ!れいむのばーじんはまりさのものなんだよ!」 「ゆふふふっ、れいむははじめてなのね・・・もうがばんでぎないいいいい!!」 瞬間、目は血走り、口から涎を垂れ流した醜い表情を浮かべたありすは鋭く跳躍してれいむを壁に押さえつける。 そして、涙を流しながら抵抗するれいむに圧し掛かるの、彼女の柔肌に密着して思いっきり体を揺すり始めた。 「ずごいわあああああ!もぢもぢよおおおおおお!」 「やべでええええええ!でいぶずっぎりぢだぐないいいいいい!」 「ぎもぢいいぐぜにいいいいい!でいぶっだらづんでれねえええええ!!」 ありすはれいむの言葉を自分の都合のいいように解釈し、何度懇願しても犯すのをやめない。 ひたすら体をこすりつけ、れいむの純潔をありすの体から分泌される穢れた粘液で汚してゆく。 さらには舌を伸ばしてれいむの口を強引にこじ開けて口内までも容赦なく陵辱し尽くした。 それが、いまだ愛するまりさに捧げていない唇の純潔だったことをありすは知る由もない・・・いや、知ったら余計興奮するだけだろう。 「ゆぶん!ゆばぁ・・・ゆぐふぅ・・・!でいぶぅぅぅぅううう、ぎぼぢいいいよおおおおお!!」 「やべでええ!いわないでええええええ!まりざあああああ、だしゅげでえええええええ!?」 発情したありすの力は尋常ではなく、一旦押さえつけられると並みのゆっくりなら身動き一つ取れなくなってしまう。 が、れいむは愛するまりさの名を叫びながら、彼女にささげることを誓った純潔を守るために必死に体をよじる。 もっとも、その抵抗がありすにとっては性交の醍醐味であり、彼女の欲望を加速させるに過ぎない。 必死の抵抗もむなしく、与えられた刺激によって開き始めたまむまむにありすのモノをねじ込まれてしまった。 「んほぉ!んふぅ!でいぶ、いぐよ!いっぢゃうよおおおお!」 「ゆぎぃ!?やべでっ!やべでぇ!?でいぶいぎだぐないいいいい!!」 「もうでおぐれよおおおおお!んほおおおおおお!すっきりー!」 「まりざああああ、ごべんねええええええ!ずっぎりー!」 ありすのぺにぺにから放出された彼女の中身のカスタードがれいむの餡子内へと染み込んでゆく感覚を味わいながられいむはありすと共に絶頂に達する。 こうして涙とありすの粘液と強姦によって分泌させられた自身の体液にまみれた痛くて苦しい初体験が終わった。 れいむはまりさに捧げるはずだったふぁーすとちゅっちゅもばーじんも失い、代わりに深い悲しみと頭の上に生えつつある蔦が残された。 「ゆっぐ・・・まりざぁ・・・ごべんねぇ・・・!」 無理やり犯されたれいむは泣き崩れているが、ありすは彼女の容姿などまったく省みていない。 今、ありすの中にあるのは「もっとすっきりしたい」という自分本位で邪な欲望だけ。 ありすはその欲望に従って、再びれいむに圧し掛かると先ほどと同じように体を揺すり始めた。 結局、れいむは飼い主が帰宅するまでありすのすっきりによる責め苦を味わい続けた。 「何してやがるんだ、この野郎!!?」 「ゆぎゃん!?」 そう言って、飼い主の男性がありすを蹴り飛ばしてくれるまでに7回カスタードを注がれたれいむにはもう声を出す気力も残っていなかった。 カスタードまみれの体をねじって、仰向けの格好のまま何とか上を向くとうつろな目で男性を見つめ、力なく微笑む。 が、それもつかの間。安心したれいむはそのまま意識を手放してしまった。 「待ってろれいむ!すぐにジュース持ってくるからな!?」 男性は「とかいはのありすになにするの!」と喚き散らすありすを透明な箱の押し込むと、すぐに台所へと急いだ。 そして、彼と入れ替わるように本来開けっ放しにされていた玄関から入ってくるはずだったゆっくりが部屋に入ってくる。 ゆっくりまりさ・・・れいむと将来を誓った、いつもやってくる時間に少し遅れてしまった彼女の口には一輪の花が咥えられていた。 「・・・む・・・じょうぶ?れい・・・ゆっ・・・して・・・ね!?」 「・・・ゅぅ?」 数十分後、れいむが目を覚ますと彼女の大好きな飼い主とまりさの姿が視界に飛び込んできた。 一人と一匹は心配そうにれいむの顔を覗き込んでいる。 そんなふたりを悲しませないためにもれいむは出来る限り明るく微笑み、「ゆっくりしていってね!」と挨拶をした。 「ゆっ・・・ゆっくりしていってね!」 「ゆぅ・・・ねえ、おにいさん・・・れいむのあかちゃんは?」 「・・・大丈夫だ。たとえ無理やり作らされた子でも勝手に捨てたりはしないさ」 「おにい、さん・・・ありがとう・・・」 「れいむ!ゆっくりしてね!いっしょにゆっくりしようね!」 れいむが男性と話している傍らで、まりさは涙を零しながら跳ね回っている。 彼女もまた男性と同様にオレンジジュースを飲ませても回復しなかったれいむがもう長くないことを理解していた。 ただ、認めたくないだけだ。 自分の大好きなれいむが透明な箱の中でへらへらと下卑た笑みを浮かべるありすに殺されたことを。 「おにいさん、まりさ・・・れいむは、もうだめだよ・・・さきに、ゆっくりするね・・・」 「だめだよ、れいむ!いっぢょにゆっくりしようね!ゆっくりじでね!」 「赤ちゃんはどうしたらいい?」 「まりさのこじゃないけど・・・れいむの、あかちゃんだよ・・・」 「・・・わかった。お前の分までゆっくりさせてあげるさ」 「おにいさん、ありがとう・・・」 男性は既にれいむの死を受け入れていた。もっとも、大抵の場合ゆっくりは人間より先に死ぬ。 それだけに飼い始める時点でいつか別れが来ることを理解していたおかげもあるのだろう。 しかし、精神的にも未熟で、れいむより大きい程度のまりさはその事実を受け入れることができない。 泣き笑いの表情でれいむの周りをぴょんぴょんと飛び跳ねながら、ずっと「ゆっくり!ゆっくり!」と叫び続けていた。 「でいぶ!どぼぢでぞんなごどいうのおおおお!!」 「まりさ、れいむはもういっしょにゆっくりできないんだよ・・・ゆっくりりかいして、ね・・・」 「ゆっぐ・・・ゆぅ・・・」 「まりさ・・・だぁいすきだよ・・・」 それがれいむの最期の言葉になった。 それからまるで彼女が生まれ変わったかのようなタイミングで彼女の頭上の赤ちゃん達が産声を上げる。 「「「「「「「「「「ゆっきゅちちちぇっちぇね!」」」」」」」」」」 れいむの面影を残す可愛らしい子が5匹と、れいむを殺したありすに良く似た子が5匹、れいむの亡骸の上に生まれ落ちた。 「・・・ねえ、おにいさん?」 「何だい、まりさ?」 「このありす・・・どうするの?」 まりさの言う“このありす”の意味するところは2つ。 一つはれいむを犯したレイパーのことで、もう一つはれいむから生まれた赤ありすのこと。 まりさの言葉に促されるように男性は赤ありすを見た。 「ゆゆっ!おきゃーしゃんちょしゅりしゅりできにゃいよ」 「おきゃーしゃん、いっちょにゆっきゅりちようにぇ」 「「「ゆっきゅちー」」」 生まれた直後に一緒におちてきた蔦を食べてお腹の膨れた10匹の赤ちゃんは親ありすに甘えようとして、透明な壁にぶつかっていた。 確かにあれは大事なれいむを殺したありすに似ている。しかし、紛れもなくれいむの子だ。 ただ「ありすだから」という理由で殺してしまうのは流石に忍びない。 問題は彼女らの親であるレイパーありす。 「そこのいなかもの!とかいはのありすをここからだしなさいよ!」 「ありすをかわいいあかちゃんとすりすりさせなさいよ!」 「ありすのかわいいあかちゃんをみせてあげたんだからいうことをききなさい!」 などなど、自分が何故箱に入れられているかなど微塵も理解していない様子である。 しかし、こんな輩でも彼女らの親。安易に殺すわけにも行かない。 とはいえ、レイプ癖のあるゆっくりを他の飼いゆっくりもいる人里に放置しておくわけには行かなかった。 「よし、足を焼こう」 「・・・・・・そうだね、ゆっくりりかいしたよ!」 ゆっくり相手に人間がこれだけの恩情をかけるのも珍しいことである。 が、そんなこと理解出来るはずもないありすは箱の中で「あしをやくだなんていなかものね!」と喚き散らしている。 「でも、あのありすにこそだてさせたらこどもが・・・」 「・・・それもそうだな。じゃあ、他にもっとちゃんとしたゆっくりを教育係に付けないとダメか・・・」 「ゆゆっ!だったらありすのかわいいぱちゅりーをつれてきなさいよ!」 男性とまりさは思った。 まさかここまで状況を認識できていないとは、と。 この状況でパートナーを連れて来いなどと言える馬鹿がいるなんて、と。 3時間後、男性がぱちゅりーを連れてきた。 彼がぱちゅりーを床に置くと、彼女はありすの無事を確認するよりも先にまりさに頭を下げた。 「むきゅ~・・・わたしのだーりんがめいわくかけてごめんね」 「・・・ぱちゅりーがあやまらなくていいよ!」 「そうよ!ありすはとかいはなこどもをうませてあげただけなんだから!」 ぱちゅりーは少し悲しげな視線を、男性とまりさは凍てつくような視線を送っているのだがやはり気づかない。 が、男性とまりさはこいつは無視しようと決めたらしく、彼女から視線を外すと話を続ける。 「あんなのが相手でもれいむの子供だ。一応育てようと思うんだが、あいつに子育てを一任するわけにも行かん」 「だから、ぱちゅりーにはあかちゃんのおかーさんになってほしいんだよ!」 「むきゅ・・・ゆっくりりかいしたわ。ねえ、ありすはどうなるの?」 「殺しはしないさ。ただし、里のゆっくりに迷惑をかけないように足を焼いて動けなくさせてもらう」 「むきゅう・・・しかたないわね・・・」 少し俯いて涙を零すが、ありすの蛮行を、そして自分への背信行為を思えば仕方がないと顔を上げる。 それから、彼女が落ち着いたところで男性とまりさは本題に入った。外野で喚いているありすは半ばいないものと認識している。 「他のゆっくりに迷惑をかけられない・・・これは子ども達にも言えることなんだよ」 「むきゅ!?でも・・・あかちゃんたちはまだなにもしてないわ」 「ああ、その通りだ。だから、何かしたらその度にお仕置きをしようと思っている」 「・・・おしおき?」 その言葉を聞いて神妙な面持ちになったぱちゅりーの鸚鵡返しに頷くと男性は話を続ける。 「もちろん、普通の子供同士の喧嘩なら止めてあげれば良いだけだし、それが自然なことだからお仕置きはしないよ」 「むきゅう・・・わかったわ。すっきりー、しそうになったらお仕置きをするのね?」 「話が早くて助かるよ。1回目はぺにぺにを切り落とす。2回目は隔離する。3回目は足を焼く。4回目は頬を焼く。5回目には死んでもらう」 「ゆゆっ!おにーさん、まむまむは?」 「あれは他のゆっくりを危険に晒すことがないから放っておく。生殖機能を完全に奪うのも可哀想だしな」 「ゆっくりりかいしたよ!」 「ゆっくりりかいしたわ」 パートナーの犯した罪に対する責任感もあって、ぱちゅりーはそれらの要求を呑み、子育てを快諾した。 そして、まりさも大好きなれいむの子供だから見守りたいと子育てに参加することを厳選した。 ありすは仮にも唯一の実母なので仕方なく子育てに参加させることになった。 こうしてまりさと、ぱちゅりーと、ありすによる子育てが始まった。 その後、子ども達をまりさとぱちゅりーに任せると、男性はありすを連れて台所に向かった。 もちろん、下手に動き回って他人の迷惑にならないよう足を焼くためだ。 「ゆゆっ!ようやくありすのいうことをきくきになったのね!」 しかし、目の前で繰り広げられていたやり取りすらもまともに聞いていなかったありすは台所に置かれた野菜を見て目を輝かせる。 男性の腕から飛び降りようともぞもぞ動くが、当然人間の力に抗えるはずもなく、身動き一つ取れない。 何度か「はなしなさいよ、いなかもの!」と喚き散らすも、男性に締め付けられて声一つ上げることも叶わなくなった。 「・・・・・・」 男性はありすを抱えたまま器用にマッチに火をつけると、蝋燭立ての蝋燭に火をつけた。 それから、何かの拍子に倒れないように蝋燭立てそのものも固定するとありすを両手で掴み、彼女の足に当たる部分を火であぶる。 瞬間、ありすはクワッっと目を見開き、手も足もない体を懸命にばたつかせて手から逃れようと暴れる。 「ゆぎょお!?ゆびぅえあ!?ぎゅばああああああ!?やべでえええええええええ!!?」 悲鳴と言うよりも奇声に近い音を発しながらうねうねと蠢くありす。 双眸からは涙が溢れ出し、全身から人間で言うところの脂汗のような粘着質な液体を垂れ流した。 その粘液のせいでありすを掴みにくくなった男性は一層手に力をこめ、彼女の頬に指を食い込ませる。 「やべでっ!?いぢゃいいいいい!?びゅりゅぇえええええええええええあああああああ!!?」 悲鳴は奇声から生物の発するにふさわしい音の外側へ達し、もはや騒音以外の何者でもなくなった。 悲鳴と同様にありすはゆっくりの種の限界を超えた力で抵抗するが、もはや手遅れ。 彼女の足は二度と跳ねる事の出来ないほどに焼かれ、食い込んだ指の先端部が皮を裂き、そこからぶりゅぶりゅとカスタードが漏れ出していた。 「ふぅ・・・あとは子ども達を怯えさせないように傷口を塞ぐだけだな・・・」 「ゆぎぃ・・・ゆがぁ・・・ゆごぅ・・・・・・・」 痛みから解放されたありすは泡を吹き白目を剥いており、見るからに虫の息と言った様子だった。 彼女をひっくり返して頭をテーブルに置くと、水で溶かした小麦粉をぬって火傷跡を隠し、頬の傷も塞いだ。 本当なら去勢もしたいところだが、ぱちゅりーの止めて欲しいとの懇願を「ありすとすっきり禁止」を条件に受け入れたので、今はこれ以上は何もしない。 「どうしてありすのとかいはなあしをやいたの!?やめてっていったのに!?」 傷を塞ぎ終える頃に目を覚ましたありすは力の差も弁えずに頬を膨らまして文句を言ってきた。 しかし男性が「べらべら喋ると舌も焼くぞ?」と耳元で囁くとすぐに黙ったので、彼はありすを乱暴に掴んでまりさ達の元へ戻っていった。 頭を鷲掴みにされたありすは小声で「ありすなにもわるいことしてないのに・・・」と呟きながらがたがたと震えていた。 それからの日々は誰にとっても非常に穏やかなものだった。 赤れいむは言うまでもなく、まだ発情とは縁のない赤ありすも非常に可愛らしくみんなゆっくりとしている。 ぱちゅりーはとても聞きわけが良く、頭も良いので体の弱さを補って余りある優秀な教育係だった。 それに、体の弱い彼女に出来ないことはまりさが代わりに何とかすることで十分以上にフォローすることが出来た。 唯一つ、ゆっくりしていないものがあるとするならば・・・ 「ゆゆっ!おなかがすいたわ!はやくありすにごはんをもってきなさいよ!」 頭がよろしくない上に、ゲス気質を持つ、足を焼かれてしまったために“実母である”という事実以外に何の役にも立っていないありすくらいだろう。 先日、男性に酷い目に合わされたにも拘らず、まるで何もかも忘れたかのようにこの家の主を気取っている。 きっと彼女の中ではぱちゅりーは面倒見の良いパートナーで、まりさと男性は召使か何かなのだろう。 「おきゃーしゃん、れーみゅたちとあしょぼうよ」 「ありしゅもおきゃーしゃんとあしょびちゃいよ」 「ゆゆっ!おかーさんはそんないなかものなことはしないわ!ゆっくりりかいしてね!」 「「ゆえーん、おきゃーぢゃんのいぢわるー!」」 本当は足が動かないから遊びようがないだけだが、子ども達に悟られるのが嫌らしくかたくなに意地を張っている。 実際、このやり取りもこれで通算7回目で、そのたびに赤ちゃん達を泣かせてしまっていた。 その度にまりさが泣きじゃくる赤ちゃんに優しく頬ずりをして慰めてあげていた。 「みんな、おかーさんはほっておいてまりさとゆっくりあそぼうね!」 「「う、うん・・・まりしゃとゆっきぃちあしょぶよ!」」 「「「「「「まりしゃおねーしゃんとゆっきゅちあしょぶよ!」」」」」」 「まりしゃおねーしゃんはやしゃちいね!」 まりさの言葉を聞いた赤ちゃん達はすぐに泣き止むとまりさのそばへ駆け寄って彼女にしがみついた。 しばらく遊んでいると、赤ありすの1匹が部屋の隅でゆっくりとまりさ達の様子を見守っていたぱちゅりーの前へと飛び跳ねてくる。 そして、彼女はニコニコと微笑み、飛び跳ねながら・・・ 「ぱちゅりーおにぇーしゃんもいっちょにあちょぼ?」 と、元気良くぱちゅりーを誘った。 野生で暮らしていた頃ながら体力がないことを理由にその誘いを断っていただろう。 「むきゅ~、わかったわ!ぱちゅりーもいっしょにゆっくりあそぶよ!」 しかし、男性の家で暮らすようになって、食糧事情が一変し多少体力のついたぱちゅりーは快く彼女の誘いに応じた。 以前の、すっきりした後に食料を集めてくるありすに依存していたときとは比較にならないほど元気良くまりさの傍へと跳ねて行く。 彼女が輪の中に加わることの出来ないありすが、今にも泣き出しそうな表情で目を逸らしたことに気づくことはなかった。 それどころか、ここ数日彼女とまともに会話をしていないことすらぱちゅりーは気づいていなかった。 つづく ‐‐‐あとがき‐‐‐ そういやゆっくり出来た日々の続きもあるのぉ・・・。 キノコ馬さん、かむばあああああああああああああああっく!! byゆっくりボールマン [[このSSに感想を付ける>感想フォーム]]
※ぺにまむ 「ぱちゅりー、きょうもかりにいってくるわ!」 おうちの入り口に立ったありすは、一旦巣の中に振り返る。 そして、中にいる可愛いパートナーに微笑みかけた。 「むきゅ~・・・ありす、さいきんがんばりすぎだわ・・・」 そう呟いたのはありすにとって何よりも大事な可愛いハニー。 紫の髪とナイトキャップのような帽子が目立つ[[ゆっくり]]ぱちゅりーだった。 「ぱちゅりーはからだがよわいからいっしょにかりできないけど・・・むりしないでね」 「ゆふふっ、ぱちゅりーはいんぱいしょうね!ありすはちゃんとかえってくるわ!」 「む、むきゅ~・・・そうじゃないのぉ・・・」 ありすは心配性なぱちゅりーにちゅっちゅをして、外に出かけていった。 が、ありすの本当の目的は食料集めではなかった。 彼女はつがいのぱちゅりーが病弱なのをいいことに外で他のゆっくりとすっきりしているのだ。 それも、すっきりしたら死ぬサイズの相手でもお構い無しに。 そんなことをするのはぱちゅりーとすっきりすると彼女の命に関わるからと言うのもあるのだが、不誠実な行いであることに違いはない。 しかし、ありすは悪びれる様子もなく、今日も意気揚々と目を付けていた相手をすっきりさせに出かけていった。 今日、ありすのすっきり相手に選ばれた不運なゆっくりは人里のれいむ。 その家はれいむと仲の良い野良まりさがいつでも上がれるようになっていた。 つまり、ありすだって入ろうと思えばいつでも入れる。 「ゆゆっ!まりさ、おそい、よ・・・?!」 「ゆふふっ、なまえをまちがえるなんていなかものね!」 「あ、ありす・・・どうしでここにいるの!?」 「きまってるでしょ!いなかものをすっきりさせてあげにきたのよ!」 自分より一回り大きい、ぺにぺにを怒張させたありすを見つめたままれいむは少しずつ後退する。 けれど、ありすには逃がすつもりなんて毛頭なく、ゆっくりと距離を詰めてゆく。 逃げようにもれいむの後ろは壁、部屋の出入り口はありすの後ろ。 「ゆふふっ、あきらめてありすとすっきりするのよ!」 「い、いやだよッ!れいむのばーじんはまりさのものなんだよ!」 「ゆふふふっ、れいむははじめてなのね・・・もうがばんでぎないいいいい!!」 瞬間、目は血走り、口から涎を垂れ流した醜い表情を浮かべたありすは鋭く跳躍してれいむを壁に押さえつける。 そして、涙を流しながら抵抗するれいむに圧し掛かるの、彼女の柔肌に密着して思いっきり体を揺すり始めた。 「ずごいわあああああ!もぢもぢよおおおおおお!」 「やべでええええええ!でいぶずっぎりぢだぐないいいいいい!」 「ぎもぢいいぐぜにいいいいい!でいぶっだらづんでれねえええええ!!」 ありすはれいむの言葉を自分の都合のいいように解釈し、何度懇願しても犯すのをやめない。 ひたすら体をこすりつけ、れいむの純潔をありすの体から分泌される穢れた粘液で汚してゆく。 さらには舌を伸ばしてれいむの口を強引にこじ開けて口内までも容赦なく陵辱し尽くした。 それが、いまだ愛するまりさに捧げていない唇の純潔だったことをありすは知る由もない・・・いや、知ったら余計興奮するだけだろう。 「ゆぶん!ゆばぁ・・・ゆぐふぅ・・・!でいぶぅぅぅぅううう、ぎぼぢいいいよおおおおお!!」 「やべでええ!いわないでええええええ!まりざあああああ、だしゅげでえええええええ!?」 発情したありすの力は尋常ではなく、一旦押さえつけられると並みのゆっくりなら身動き一つ取れなくなってしまう。 が、れいむは愛するまりさの名を叫びながら、彼女にささげることを誓った純潔を守るために必死に体をよじる。 もっとも、その抵抗がありすにとっては性交の醍醐味であり、彼女の欲望を加速させるに過ぎない。 必死の抵抗もむなしく、与えられた刺激によって開き始めたまむまむにありすのモノをねじ込まれてしまった。 「んほぉ!んふぅ!でいぶ、いぐよ!いっぢゃうよおおおお!」 「ゆぎぃ!?やべでっ!やべでぇ!?でいぶいぎだぐないいいいい!!」 「もうでおぐれよおおおおお!んほおおおおおお!すっきりー!」 「まりざああああ、ごべんねええええええ!ずっぎりー!」 ありすのぺにぺにから放出された彼女の中身のカスタードがれいむの餡子内へと染み込んでゆく感覚を味わいながられいむはありすと共に絶頂に達する。 こうして涙とありすの粘液と強姦によって分泌させられた自身の体液にまみれた痛くて苦しい初体験が終わった。 れいむはまりさに捧げるはずだったふぁーすとちゅっちゅもばーじんも失い、代わりに深い悲しみと頭の上に生えつつある蔦が残された。 「ゆっぐ・・・まりざぁ・・・ごべんねぇ・・・!」 無理やり犯されたれいむは泣き崩れているが、ありすは彼女の容姿などまったく省みていない。 今、ありすの中にあるのは「もっとすっきりしたい」という自分本位で邪な欲望だけ。 ありすはその欲望に従って、再びれいむに圧し掛かると先ほどと同じように体を揺すり始めた。 結局、れいむは飼い主が帰宅するまでありすのすっきりによる責め苦を味わい続けた。 「何してやがるんだ、この野郎!!?」 「ゆぎゃん!?」 そう言って、飼い主の男性がありすを蹴り飛ばしてくれるまでに7回カスタードを注がれたれいむにはもう声を出す気力も残っていなかった。 カスタードまみれの体をねじって、仰向けの格好のまま何とか上を向くとうつろな目で男性を見つめ、力なく微笑む。 が、それもつかの間。安心したれいむはそのまま意識を手放してしまった。 「待ってろれいむ!すぐにジュース持ってくるからな!?」 男性は「とかいはのありすになにするの!」と喚き散らすありすを透明な箱の押し込むと、すぐに台所へと急いだ。 そして、彼と入れ替わるように本来開けっ放しにされていた玄関から入ってくるはずだったゆっくりが部屋に入ってくる。 ゆっくりまりさ・・・れいむと将来を誓った、いつもやってくる時間に少し遅れてしまった彼女の口には一輪の花が咥えられていた。 「・・・む・・・じょうぶ?れい・・・ゆっ・・・して・・・ね!?」 「・・・ゅぅ?」 数十分後、れいむが目を覚ますと彼女の大好きな飼い主とまりさの姿が視界に飛び込んできた。 一人と一匹は心配そうにれいむの顔を覗き込んでいる。 そんなふたりを悲しませないためにもれいむは出来る限り明るく微笑み、「ゆっくりしていってね!」と挨拶をした。 「ゆっ・・・ゆっくりしていってね!」 「ゆぅ・・・ねえ、おにいさん・・・れいむのあかちゃんは?」 「・・・大丈夫だ。たとえ無理やり作らされた子でも勝手に捨てたりはしないさ」 「おにい、さん・・・ありがとう・・・」 「れいむ!ゆっくりしてね!いっしょにゆっくりしようね!」 れいむが男性と話している傍らで、まりさは涙を零しながら跳ね回っている。 彼女もまた男性と同様にオレンジジュースを飲ませても回復しなかったれいむがもう長くないことを理解していた。 ただ、認めたくないだけだ。 自分の大好きなれいむが透明な箱の中でへらへらと下卑た笑みを浮かべるありすに殺されたことを。 「おにいさん、まりさ・・・れいむは、もうだめだよ・・・さきに、ゆっくりするね・・・」 「だめだよ、れいむ!いっぢょにゆっくりしようね!ゆっくりじでね!」 「赤ちゃんはどうしたらいい?」 「まりさのこじゃないけど・・・れいむの、あかちゃんだよ・・・」 「・・・わかった。お前の分までゆっくりさせてあげるさ」 「おにいさん、ありがとう・・・」 男性は既にれいむの死を受け入れていた。もっとも、大抵の場合ゆっくりは人間より先に死ぬ。 それだけに飼い始める時点でいつか別れが来ることを理解していたおかげもあるのだろう。 しかし、精神的にも未熟で、れいむより大きい程度のまりさはその事実を受け入れることができない。 泣き笑いの表情でれいむの周りをぴょんぴょんと飛び跳ねながら、ずっと「ゆっくり!ゆっくり!」と叫び続けていた。 「でいぶ!どぼぢでぞんなごどいうのおおおお!!」 「まりさ、れいむはもういっしょにゆっくりできないんだよ・・・ゆっくりりかいして、ね・・・」 「ゆっぐ・・・ゆぅ・・・」 「まりさ・・・だぁいすきだよ・・・」 それがれいむの最期の言葉になった。 それからまるで彼女が生まれ変わったかのようなタイミングで彼女の頭上の赤ちゃん達が産声を上げる。 「「「「「「「「「「ゆっきゅちちちぇっちぇね!」」」」」」」」」」 れいむの面影を残す可愛らしい子が5匹と、れいむを殺したありすに良く似た子が5匹、れいむの亡骸の上に生まれ落ちた。 「・・・ねえ、おにいさん?」 「何だい、まりさ?」 「このありす・・・どうするの?」 まりさの言う“このありす”の意味するところは2つ。 一つはれいむを犯したレイパーのことで、もう一つはれいむから生まれた赤ありすのこと。 まりさの言葉に促されるように男性は赤ありすを見た。 「ゆゆっ!おきゃーしゃんちょしゅりしゅりできにゃいよ」 「おきゃーしゃん、いっちょにゆっきゅりちようにぇ」 「「「ゆっきゅちー」」」 生まれた直後に一緒におちてきた蔦を食べてお腹の膨れた10匹の赤ちゃんは親ありすに甘えようとして、透明な壁にぶつかっていた。 確かにあれは大事なれいむを殺したありすに似ている。しかし、紛れもなくれいむの子だ。 ただ「ありすだから」という理由で殺してしまうのは流石に忍びない。 問題は彼女らの親であるレイパーありす。 「そこのいなかもの!とかいはのありすをここからだしなさいよ!」 「ありすをかわいいあかちゃんとすりすりさせなさいよ!」 「ありすのかわいいあかちゃんをみせてあげたんだからいうことをききなさい!」 などなど、自分が何故箱に入れられているかなど微塵も理解していない様子である。 しかし、こんな輩でも彼女らの親。安易に殺すわけにも行かない。 とはいえ、レイプ癖のあるゆっくりを他の飼いゆっくりもいる人里に放置しておくわけには行かなかった。 「よし、足を焼こう」 「・・・・・・そうだね、ゆっくりりかいしたよ!」 ゆっくり相手に人間がこれだけの恩情をかけるのも珍しいことである。 が、そんなこと理解出来るはずもないありすは箱の中で「あしをやくだなんていなかものね!」と喚き散らしている。 「でも、あのありすにこそだてさせたらこどもが・・・」 「・・・それもそうだな。じゃあ、他にもっとちゃんとしたゆっくりを教育係に付けないとダメか・・・」 「ゆゆっ!だったらありすのかわいいぱちゅりーをつれてきなさいよ!」 男性とまりさは思った。 まさかここまで状況を認識できていないとは、と。 この状況でパートナーを連れて来いなどと言える馬鹿がいるなんて、と。 3時間後、男性がぱちゅりーを連れてきた。 彼がぱちゅりーを床に置くと、彼女はありすの無事を確認するよりも先にまりさに頭を下げた。 「むきゅ~・・・わたしのだーりんがめいわくかけてごめんね」 「・・・ぱちゅりーがあやまらなくていいよ!」 「そうよ!ありすはとかいはなこどもをうませてあげただけなんだから!」 ぱちゅりーは少し悲しげな視線を、男性とまりさは凍てつくような視線を送っているのだがやはり気づかない。 が、男性とまりさはこいつは無視しようと決めたらしく、彼女から視線を外すと話を続ける。 「あんなのが相手でもれいむの子供だ。一応育てようと思うんだが、あいつに子育てを一任するわけにも行かん」 「だから、ぱちゅりーにはあかちゃんのおかーさんになってほしいんだよ!」 「むきゅ・・・ゆっくりりかいしたわ。ねえ、ありすはどうなるの?」 「殺しはしないさ。ただし、里のゆっくりに迷惑をかけないように足を焼いて動けなくさせてもらう」 「むきゅう・・・しかたないわね・・・」 少し俯いて涙を零すが、ありすの蛮行を、そして自分への背信行為を思えば仕方がないと顔を上げる。 それから、彼女が落ち着いたところで男性とまりさは本題に入った。外野で喚いているありすは半ばいないものと認識している。 「他のゆっくりに迷惑をかけられない・・・これは子ども達にも言えることなんだよ」 「むきゅ!?でも・・・あかちゃんたちはまだなにもしてないわ」 「ああ、その通りだ。だから、何かしたらその度にお仕置きをしようと思っている」 「・・・おしおき?」 その言葉を聞いて神妙な面持ちになったぱちゅりーの鸚鵡返しに頷くと男性は話を続ける。 「もちろん、普通の子供同士の喧嘩なら止めてあげれば良いだけだし、それが自然なことだからお仕置きはしないよ」 「むきゅう・・・わかったわ。すっきりー、しそうになったらお仕置きをするのね?」 「話が早くて助かるよ。1回目はぺにぺにを切り落とす。2回目は隔離する。3回目は足を焼く。4回目は頬を焼く。5回目には死んでもらう」 「ゆゆっ!おにーさん、まむまむは?」 「あれは他のゆっくりを危険に晒すことがないから放っておく。生殖機能を完全に奪うのも可哀想だしな」 「ゆっくりりかいしたよ!」 「ゆっくりりかいしたわ」 パートナーの犯した罪に対する責任感もあって、ぱちゅりーはそれらの要求を呑み、子育てを快諾した。 そして、まりさも大好きなれいむの子供だから見守りたいと子育てに参加することを厳選した。 ありすは仮にも唯一の実母なので仕方なく子育てに参加させることになった。 こうしてまりさと、ぱちゅりーと、ありすによる子育てが始まった。 その後、子ども達をまりさとぱちゅりーに任せると、男性はありすを連れて台所に向かった。 もちろん、下手に動き回って他人の迷惑にならないよう足を焼くためだ。 「ゆゆっ!ようやくありすのいうことをきくきになったのね!」 しかし、目の前で繰り広げられていたやり取りすらもまともに聞いていなかったありすは台所に置かれた野菜を見て目を輝かせる。 男性の腕から飛び降りようともぞもぞ動くが、当然人間の力に抗えるはずもなく、身動き一つ取れない。 何度か「はなしなさいよ、いなかもの!」と喚き散らすも、男性に締め付けられて声一つ上げることも叶わなくなった。 「・・・・・・」 男性はありすを抱えたまま器用にマッチに火をつけると、蝋燭立ての蝋燭に火をつけた。 それから、何かの拍子に倒れないように蝋燭立てそのものも固定するとありすを両手で掴み、彼女の足に当たる部分を火であぶる。 瞬間、ありすはクワッっと目を見開き、手も足もない体を懸命にばたつかせて手から逃れようと暴れる。 「ゆぎょお!?ゆびぅえあ!?ぎゅばああああああ!?やべでえええええええええ!!?」 悲鳴と言うよりも奇声に近い音を発しながらうねうねと蠢くありす。 双眸からは涙が溢れ出し、全身から人間で言うところの脂汗のような粘着質な液体を垂れ流した。 その粘液のせいでありすを掴みにくくなった男性は一層手に力をこめ、彼女の頬に指を食い込ませる。 「やべでっ!?いぢゃいいいいい!?びゅりゅぇえええええええええええあああああああ!!?」 悲鳴は奇声から生物の発するにふさわしい音の外側へ達し、もはや騒音以外の何者でもなくなった。 悲鳴と同様にありすはゆっくりの種の限界を超えた力で抵抗するが、もはや手遅れ。 彼女の足は二度と跳ねる事の出来ないほどに焼かれ、食い込んだ指の先端部が皮を裂き、そこからぶりゅぶりゅとカスタードが漏れ出していた。 「ふぅ・・・あとは子ども達を怯えさせないように傷口を塞ぐだけだな・・・」 「ゆぎぃ・・・ゆがぁ・・・ゆごぅ・・・・・・・」 痛みから解放されたありすは泡を吹き白目を剥いており、見るからに虫の息と言った様子だった。 彼女をひっくり返して頭をテーブルに置くと、水で溶かした小麦粉をぬって火傷跡を隠し、頬の傷も塞いだ。 本当なら去勢もしたいところだが、ぱちゅりーの止めて欲しいとの懇願を「ありすとすっきり禁止」を条件に受け入れたので、今はこれ以上は何もしない。 「どうしてありすのとかいはなあしをやいたの!?やめてっていったのに!?」 傷を塞ぎ終える頃に目を覚ましたありすは力の差も弁えずに頬を膨らまして文句を言ってきた。 しかし男性が「べらべら喋ると舌も焼くぞ?」と耳元で囁くとすぐに黙ったので、彼はありすを乱暴に掴んでまりさ達の元へ戻っていった。 頭を鷲掴みにされたありすは小声で「ありすなにもわるいことしてないのに・・・」と呟きながらがたがたと震えていた。 それからの日々は誰にとっても非常に穏やかなものだった。 赤れいむは言うまでもなく、まだ発情とは縁のない赤ありすも非常に可愛らしくみんなゆっくりとしている。 ぱちゅりーはとても聞きわけが良く、頭も良いので体の弱さを補って余りある優秀な教育係だった。 それに、体の弱い彼女に出来ないことはまりさが代わりに何とかすることで十分以上にフォローすることが出来た。 唯一つ、ゆっくりしていないものがあるとするならば・・・ 「ゆゆっ!おなかがすいたわ!はやくありすにごはんをもってきなさいよ!」 頭がよろしくない上に、ゲス気質を持つ、足を焼かれてしまったために“実母である”という事実以外に何の役にも立っていないありすくらいだろう。 先日、男性に酷い目に合わされたにも拘らず、まるで何もかも忘れたかのようにこの家の主を気取っている。 きっと彼女の中ではぱちゅりーは面倒見の良いパートナーで、まりさと男性は召使か何かなのだろう。 「おきゃーしゃん、れーみゅたちとあしょぼうよ」 「ありしゅもおきゃーしゃんとあしょびちゃいよ」 「ゆゆっ!おかーさんはそんないなかものなことはしないわ!ゆっくりりかいしてね!」 「「ゆえーん、おきゃーぢゃんのいぢわるー!」」 本当は足が動かないから遊びようがないだけだが、子ども達に悟られるのが嫌らしくかたくなに意地を張っている。 実際、このやり取りもこれで通算7回目で、そのたびに赤ちゃん達を泣かせてしまっていた。 その度にまりさが泣きじゃくる赤ちゃんに優しく頬ずりをして慰めてあげていた。 「みんな、おかーさんはほっておいてまりさとゆっくりあそぼうね!」 「「う、うん・・・まりしゃとゆっきぃちあしょぶよ!」」 「「「「「「まりしゃおねーしゃんとゆっきゅちあしょぶよ!」」」」」」 「まりしゃおねーしゃんはやしゃちいね!」 まりさの言葉を聞いた赤ちゃん達はすぐに泣き止むとまりさのそばへ駆け寄って彼女にしがみついた。 しばらく遊んでいると、赤ありすの1匹が部屋の隅でゆっくりとまりさ達の様子を見守っていたぱちゅりーの前へと飛び跳ねてくる。 そして、彼女はニコニコと微笑み、飛び跳ねながら・・・ 「ぱちゅりーおにぇーしゃんもいっちょにあちょぼ?」 と、元気良くぱちゅりーを誘った。 野生で暮らしていた頃ながら体力がないことを理由にその誘いを断っていただろう。 「むきゅ~、わかったわ!ぱちゅりーもいっしょにゆっくりあそぶよ!」 しかし、男性の家で暮らすようになって、食糧事情が一変し多少体力のついたぱちゅりーは快く彼女の誘いに応じた。 以前の、すっきりした後に食料を集めてくるありすに依存していたときとは比較にならないほど元気良くまりさの傍へと跳ねて行く。 彼女が輪の中に加わることの出来ないありすが、今にも泣き出しそうな表情で目を逸らしたことに気づくことはなかった。 それどころか、ここ数日彼女とまともに会話をしていないことすらぱちゅりーは気づいていなかった。 つづく ‐‐‐あとがき‐‐‐ そういやゆっくり出来た日々の続きもあるのぉ・・・。 キノコ馬さん、かむばあああああああああああああああっく!! byゆっくりボールマン [[このSSに感想を付ける>感想フォーム]]

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