安堵である。
強く、優しく、頼もしい。その救世主の代名詞とも言えるヴァッシュの登場に、リヴィオは心底ホッとした。状況は逼迫していたのだ。前門には戸愚呂という強敵に、後門には守るべき幼い少女。おまけにその少女である
ヴィータは殺し合いに乗っているときている。
守るだの殺すだの、威勢よく吼えたはいいが、当のリヴィオには状況を打開する案など一つも思い浮かばなかった。そこに尊敬するヴァッシュの登場である。自らを外道から救ったニコラス・D・ウルフウッドの盟友とあれば、リヴィオにとって万の味方を得たも同然。リヴィオは戦場に似合わぬ笑顔で、朗らかにヴァッシュを迎えた。
「ヴァッシュさん、こんなに早く会えるとは思いませんでしたよ!」
「そうだね。リヴィオも元気そうで何よりだ」
ヴァッシュも柔和な笑みをリヴィオに応える。そしてその笑顔のまま、ヴァッシュは戸愚呂に向かって口を開いた。
「ねえ、もうこんなこと止めにしない? 闘いなんかより、楽しいことはイッパイあるんだしさ。そっちに時間や労力を使ったほうが、よっぽど有意義だよ」
バトルロワイアルという状況の中で、能天気に発せられるヴァッシュの言葉。それに対して戸愚呂はふー、と重い溜息を吐いてから、ヴァッシュに律儀に答える。
「それはあんたが決めることじゃないと思うがね。それにあんたが手に持っている銃は、あんたの考えを全て肯定してくれるものなのかい?」
「わお、辛辣。まあ、それついては思うところはあるけど……それよりさ、そんな格好で寒くない? 僕なんかコートを着ているのに寒くて、寒くて。そのままだと風邪ひいちゃうよ」
「……ご忠告どうも。これはその礼だよ」
そう言って、戸愚呂は右手を軽く振った。この会話は無駄でしかない。そういった戸愚呂の意志に応えるかのように、空気はたちまち唸り声を上げ、地面を削りながら、ヴァッシュの元へ向かっていった。だけど、その程度の攻撃をいなすことなどは、ヴァッシュにとって何の労苦も必要もない。それほど膨大な戦闘経験と絶大な身体能力をヴァッシュは有しているのだ。だからヴァッシュは脇を掠めていく衝撃波を横目に、変わらない笑みを戸愚呂に送った。
「……今までに見たことがないタイプだね、あんたは」
笑顔を真正面から受けて、戸愚呂はそんな言葉を漏らした。
「服を着て、闘いを止めてくれるっていうのなら、もっと僕のことを教えてあげてもいいよ」
「悪いけれど、興味ないね」
「残念。じゃあさ――」
ヴァッシュの声が軽快にリヴィオの鼓膜を叩く。ドカドカと腹を蹴られながら、いそいそとヴィータの応急手当を進めるリヴィオは、そんな中でもヴァッシュに対して深い尊敬の念を、より確かなものとしていった。絶えず威圧してくる筋肉の固まりに一向にめげることなく戦いの矛を収めにいく姿勢。自らが失敗した道のりを踏破しようとしている故に、そこに現れる憧憬は輝いてやまない。きっとヴァッシュなら、この難局も上手く切り抜けてくれるのだろう。リヴィオは鋼のような堅い信頼を寄せて、ヴァッシュを見守った。そしてだからこそ、続けて耳に入ったヴァッシュの言葉に、有り得ないほどの衝撃をリヴィオは受けた。
「――
DIO様のところに行かない? DIO様なら君のやりたいことも手伝ってくれるし、DIO様なら君の抱えている問題も解決できるからさ。DIO様は本当に凄いんだよ。僕がずっと悩んでいたことにだって、DIO様はたった一言で光を当ててくれたんだから。そんなDIO様だから、君の助けになることは間違いないよ。僕から、こんな風に言われるのは信用ならない? だったら、余計にDIO様に会うべきだよ。きっと会った瞬間に理解できると思うよ。いや、できる! それくらいDIO様は素晴らしいお人なんだ!」
リヴィオの中でピシリとヒビが入った気がした。
■Let's get a party going
暗闇に染まった夜空が徐々に白み始めていく。吸血鬼を相手取る
空条承太郎にとって、それはまさしく光明とも言える光景だ。だけど、彼の心の内は焦燥に彩られていた。敵であるヴァニラ・アイスの攻撃の精度が上がってきているのだ。
時を止めての回避。それが連続して出来ぬと判断されたのは、いつ頃だろうか。また能力酷使による疲労からの時の停止時間の減少を看破されたのは、いつ頃だろうか。ヴァニラ・アイスが暗黒空間から顔を出す回数は、承太郎を嘲るように増え、それに伴って当てずっぽうとも言える攻撃は正確さを増してきた。このままではやられる。遠くない未来に、その結末を脳裏に思い浮かべた承太郎の額には、焦燥による嫌な汗が滝のように溢れ出た。
「おーーい! そこにいるのは承太郎に
ヴァニラ・アイスだろう? こっちにおいでよー! DIO様が呼んでいたよー!」
承太郎たちの鬼ごっこに突如として終止符を打ったのは、緊張感の欠片もないマヌケな声だった。弾薬庫まで後もう少しと言ったところで、突如と声を掛けられたのだ。スタープラチナで地を蹴り、空中を滑る中で、承太郎は声がする方に目を向けてみる。そこには大手を振って笑顔を浮かべている、何とも頭の悪そうな金髪箒頭の男がいた。
その陽気ともいえる雰囲気だけで判断するなら、別段注視するに当たらない。このバトルロワイアルという状況をまともに考えることができない大マヌケとすぐさま判別できるからだ。しかし、その口から自らの名前と宿敵の名前が敬称付きで飛び出てくるというのなら話は別。前方にいるのは、明らかな敵だ。承太郎は挟み撃ちを避けるために、瞬時に前へ進む足を横に蹴った。
土埃で制服を汚しながらも、承太郎は迎撃の態勢を整える。弾薬庫に敵がいるというのなら、このまま朝日が出るまで戦い抜いてやるまでだ。そういった決意と覚悟を並々ならぬ形で露にした承太郎だったが、すぐに肩透かしをくらってしまった。肝心のヴァニラ・アイスは脇目も振らず、一心不乱に、それでいて喜色満面に先程声を上げた男の方へ駆けていったのだ。
「……やれやれだぜ」
ただ一人その場に残された承太郎は、やっとのことでその台詞を吐き出すと、慎重に箒頭の男の方へ歩を進めていった。
■Know what we want and we get it from you
「DIO様が私を呼んでいただと!?」
「モチのロンさ」
ヴァッシュの肯定に、ヴァニラ・アイスは総身を震わせて、歓喜を露にした。自らを呼びつける。それは自らの存在を必要とされたからこその振る舞いだ。故にそこから発せられる喜びは、泉のように湧き出てやまない。そしてこの気持ちと感謝を表すためにも、早急に主の下へ馳せ参じて、今まで以上の忠義を示さなければならないだろう。
「どこだ!? DIO様はどこにおられるのだッッ!!?」
ヴァニラ・アイスの口からは初めて見るヴァッシュへの疑問もどこへやら、怒号とも言える勢いで言葉が飛び出した。
「確かD-3の市街地だよ。ヴァニラ・アイスや承太郎を含め、皆をそこに集めるようにDIO様に言われたんだ」
「DIO様が……?」
「うん、そうだよ、DIO様が」
至上の御方が自分だけを必要としたのではない。そこに僅かな落胆を覚えてしまったが、ヴァニラ・アイスの忠誠は小揺るぎもしない。命令を完遂させるために、彼はすぐさま行動を起こす。
「……DIO様は生死を問わなかった。どの道、空条承太郎はDIO様のお言葉には従わないだろう。ならば、このヴァニラ・アイスにすることに変わりはない。貴様を殺してDIO様の元へ赴くだけだ、承太郎ォォッ!!」
ヴァニラ・アイスはスタンドを発現させると同時に、承太郎の気配を感じた後方へ振り返った。そして彼はいきなり目の前にスタープラチナの拳を捉えることになった。承太郎の時を止めての、必殺の間合いへの踏み込みだ。この距離ではかわせない。それを確かな事実として悟ったヴァニラ・アイスだが、それは一発の銃弾で遮られることになった。
「はい、ストップ、ストップ、ストッープ! ケンカはダメ! そんなことより大切なものがあるだろう? そう、DIO様だよ」
硝煙を吐き出す銃を片手に白い歯を見せて、にこやかに笑うヴァッシュが、そこにいた。
■It's time to party
承太郎の額に、また冷たい汗が流れた。ヴァニラ・アイスをぶっ飛ばし、返す刀で金髪の男――ヴァッシュを再起不能にさせる筈だった拳は、眼前を通り過ぎていった弾丸で阻止させられたのだ。そのこと自体に警戒の念など呼び起こさせられないが、それを行った人物の能力を考えれば事は違う。銃を取り出し、狙いをつけ、発射する。その一連の動作が音速を超える銃弾をも目視できるスタープラチナの目でもっても、確認できなかったのだ。何らかのスタンド能力か。俄かに思い浮かんだ疑問に、承太郎は堪らず後ろに跳んで距離をとった。
「やだなあ、そんな恐い顔しないでよ、承太郎。それじゃあ、まるで僕が人殺しみたいじゃないか。ねえ、リヴィオにヴァニラ・アイス?」
人を食ったかのようなヴァッシュのマヌケ面に、承太郎は凍るような冷徹な眼差しで応えた。DIOの手下二人に加えて身元不明の輩が三人。少なくとも味方と思えるような人間はいない。形勢が不利なのは明確なことだ。承太郎はゆっくりと呼吸を整え、次の一手を模索し始めた。
だけど、戦火を灯そうとしているのは、何も承太郎だけではない。そして何よりもヴァニラ・アイスは近距離型スタンドの間合いを心得ている。その危険性を理解している故に、ヴァニラ・アイスはヴァッシュを跳ね除け、承太郎に攻撃の隙は許さぬと再び襲い掛かる。
「どけえーーーーッ、マヌケ面ァ!! 承太郎!! 貴様はここで死ぬのだああ!!」
「……野郎ッ!!」
スタンドであるクリームを発現させ、暗黒空間に入り込もうとするヴァニラ・アイスを目にした承太郎は、すかさず攻撃態勢に入った。しかし、ヴァニラ・アイスの横には謎の能力を持つヴァッシュがいる。迂闊な接近は許されない。承太郎は無駄だとは知りつつも、せめて嫌がらせはしてやろうと思い、パチンコ玉をポケットから取り出し、スタープラチナで弾き出ばそうとした。
BANG!
パチンコ玉を弾いたと思えない音が響き渡る。更に発せられる銃声に続いて、承太郎も忌々しげに舌を鳴らした。それは自分の攻撃を中断されたからか。確かにそれもあるが、そればかりではない。またしてもヴァッシュの抜き打ちが、スタープラチナの目に入らなかったのだ。それには少なくない承太郎の自信が、打ち壊されてしまいそうになる。
そしてそれ以上に厄介と思えさせたのが、銃声によって登場を決めてくれた新たな闖入者であった。真っ赤な帽子に、真っ赤なコートを羽織り、人の手には収まらないであろう巨大な拳銃を片手に掲げた細身の大男――
アーカード。彼が口の中の牙を見せて、承太郎たちに向かって笑ってみせたのだ。
「どうやらパーティーに間に合ったようだな。さあ、闘争を始めようじゃないか」
吸血鬼の象徴である牙とその発言の内容は、とても友好の手を差し伸べることなど出来やしない。承太郎はここにいることになった自らの運命に抗議するかのように盛大に舌打ちをして呟いた。
「やれやれだぜ……」
■We will never listen to your rules
吸血鬼アーカード。その威容が放たれるのは、人間を遥かに超越した身体からだけではない。彼が手に持つ銃――ジャッカルも、また規格外なものであった。たった一発だけで巨象を屠れるだけの威力を、そこに秘めているのだ。幸か不幸か、それを一番最初に実感したのが、ヴァッシュであった。
戦の矛を構えたヴァニラ・アイスに向けて挨拶代わりに放たれたアーカードの銃撃を阻止すべく、ヴァッシュは自らの銃弾をすかさず飛び立つ弾丸に叩き込む。だけど、ヴァッシュが放った弾は、あろうことかジャッカルのそれによって呆気なく粉砕されてしまったのだ。慌てたヴァッシュは間髪入れずに次の銃弾を放つ。相殺が不可能なら、横から撃ち弾道を逸らす。結果的に、その目論見は成功したまでも完全には至らず、ジャッカルの弾はヴァニラ・アイスの腕を掠めることになった。
拳銃で重機関銃の如き威力を発する異様さに驚嘆は示すものの、大事無い、とヴァッシュはホッと息を漏らす。それと時を同じくして感嘆の息を漏らしたのが、ヴァッシュと対面したアーカードであった。十数メートルという短い距離において、発射された弾丸が滞空する時間など、それこそ一瞬にも満たない間だ。それなのに正確無比な銃撃を二度も加えることが出来た。それには最早驚きを通り越して、尊敬の念を覚えるに至る。そしてそれ故にアーカードは晴れやかな笑みをヴァッシュに向けて送った。ヴァッシュが見せた技と他者の命を尊ぼうとする姿勢は、間違いなく自らが求める強さの証明だ。アーカードは眼前に南斗聖拳の
シュウを、自らを打ち倒した「彼ら」を見た気さえした。
「グ、グオォアッ……!」
突如として、ヴァニラ・アイスの口から苦悶に塗れた声が発せられた。目を向けてみれば、先程銃弾が掠めた彼の腕から煙が出て、細胞の一片一片が灰となって地面に落ちていた。その人としては有り得ない現象に、ヴァニラ・アイス自身も含め、その場にいた全員が一驚を示す。
だけど、異様な出来事も、ヴァニラ・アイスの身体のことを考えれば、当然のことだった。彼は吸血鬼。そしてジャッカルの弾は純銀製マケドニウム加工弾殻に法儀式済み水銀弾頭という対吸血鬼特効の代物なのだ。故に僅かな傷からも、その効果は遺憾なく発揮される。
「ヴァ、ヴァニラ・アイス!」
「ほう、貴様も吸血鬼か」
ヴァッシュの驚きと心配の声をよそに、アーカードは自らの結論を述べる。そしてそれは落胆の色を隠せない、失望の混じった声であった。
「たったそれだけの傷で、その有様とはな。ここまでの無様な姿は初めて見る。貴様は一体幾つの夜を越えてきた? それとも貴様の親である吸血鬼が、余程低劣なのか?」
吸血鬼ヴァニラ・アイスの身体を苛む痛みは、アーカードの言葉によって瞬時に掻き消えた。
低劣。一体それは誰に向けての言葉なのか。それは自らの身体のこと、そしてそれを成すことが出来た人物のことを考えれば、すぐに答えに行き着く。即ち、それ自らが敬慕し、信奉する主であるDIOのことだ。それを理解した瞬間、ヴァニラ・アイスはアーカードに向かって、一目散に駆け出した。
「低劣だとおおぉ!!? どの口がほざきやる、このクソ野朗ッ!! よくも! よくもこの俺の前でそんな不遜な台詞が吐けたな!! 絶対に! 絶対に許さんぞ、このド畜生がァーーーーーーーッ!! 蹴り殺してやるッ!!!!」
ヴァニラ・アイスは地面に殴り倒したアーカードに、一切の容赦のない蹴りを何度も加えていった。アーカードの口からは大量の血が零れだし、臓腑は悲鳴を上げて破れていく。慈悲を排した苛烈な攻撃はアーカードの骨を何本と折り、更にそれが内臓に突き刺さっても、止まることを知らない。それほどの怒りをアーカードはヴァニラ・アイスから買ってしまったのだ。
「暗黒空間に放り込んでは、その痛みは一瞬だ。貴様は簡単には殺さん! 苦しんで死ね!!」
「ちょ、ちょっと、ヴァニラ・アイス! それ以上やったら、その人が死んじゃうよ!」
剣呑な台詞と凄惨な様に、ヴァッシュは慌ててヴァニラ・アイスに近寄り、制止を試みた。だけど、振り返ったヴァニラ・アイスの顔に、ヴァッシュは次に言うべき言葉を忘れてしまった。恐怖を覚えてしまったのだ。
顔中に血管を浮かせ、口からは制御を失ったかのように唾液が流れ落ち、真っ黒に染まった瞳からは、なお隠せない怒りの色が見て取れる。顔全体が歪んでしまったのではないか。そう思ってしまうほどの、激情をヴァニラ・アイスはその身体から発していたのだ。とはいえ、命の灯明が消えそうな今において、いつまでも怯んでなどはいられない。ヴァッシュはすぐにヴァニラ・アイスを止めようとする。そしてヴァッシュの場を諌めんとする声は、今度は驚愕となって流れ出ることになった。
「なっ!?」
ヴァッシュに答えるかのように、アーカードは優しく笑みを零す。
「どうした吸血鬼の小僧、貴様の攻撃はたったそれだけで終いか?」
重傷となっているはずのアーカードは平然と身を起こし、軽く突き出した左腕だけでヴァニラ・アイスの胴を貫いたのだ。良く分からないが、二人とも生きていて、これから闘いを繰り広げようとしている。状況を何とか理解したヴァッシュは、ヴァニラ・アイスを助け出そうと走り寄った。しかし、それも当のヴァニラ・アイスに殴り飛ばされることによって、呆気なく終わってしまった。
「調子に乗るなよ、このカスがッ!!」
ヴァニラ・アイスは怒りと憎しみのこもった声を吐き出すと、自分を貫いたアーカードの腕をへし折った。更にスタンドであるクリームの手刀を何遍となく自分の攻撃に追随させ、アーカードの身体をボロボロの血達磨にしていく。そしてアーカードに止めを刺さんと、高らかに右腕を上げたところで、ヴァニラ・アイスのそれは灰となって崩れ落ちた。
夜明けが訪れたのだ。海の向こうから、太陽がゆっくりと顔を現し、陽光を照らし出す。人間にとって祝福とも言える眩しい輝きだが、夜に魂を売った吸血鬼ともなれば、それは終焉の笛に等しいものだ。それを否定する余地など、残念ながらヴァニラ・アイスの身体にはどこにもない。
「オオッ? オオオォォォーッ!?」
吸血鬼の本能か、ヴァニラ・アイスは疑問の声を上げながらも、急いで木陰に身を隠した。忌々しげに周囲を見渡すヴァニラ・アイスに向かって、アーカードは嘆息と共に口を開く。
「やはり太陽の光には抗えんか、出来損ないの下らない小僧め。貴様はこの場には不要だ。さっさと死んでしまえ」
そう言って、アーカードはヴァッシュたちに目を向けた。こうなってしまえば、下等な吸血鬼など死んだも同然。そして死体に拘泥する必要は皆無。それに今、目の前に立つのは、宿敵であるあの南斗聖拳のシュウをも髣髴(ほうふつ)させた人間なのだ。これからの闘いを思うだけで、アーカードの血肉は沸き立つ。アーカードは待ち焦がれた恋人に会うように、歓喜を露にしてヴァッシュに歩み寄った。そしてその次の瞬間、アーカードは四肢を残して、この世から完全に消え去った。
■Do what we like and we like what we do
壁に覆われた弾薬庫の暗がりの中、ヴァニラ・アイスは這々の体で、ようやく息を吐いた。太陽の光が全身を差そうかというその瞬間、ヴァニラ・アイスはスタンド――クリームの暗黒空間の中に、隠れることに成功したのだ。タイミングはシビアであった。弾薬庫の方向と距離を見定め、暗黒空間に入る。そしてついでとばかりに、逃走経路にアーカードをはさんで、始末する。一瞬でも行動が遅れていたら、その身体はきっと灰になり、自らの主を侮辱した敵を今ものうのうと生かしていたであろう。だが、ヴァニラ・アイスは見事にやってのけのだ。
息を落ち着けたヴァニラ・アイスは、弾薬庫から先の場所を窺う。まだ近辺には仇敵である空条承太郎がいるのだ。彼もまたアーカード同様、放っておいていい存在ではない。ヴァニラ・アイスは冷静に承太郎との距離を見定め、再び無敵の攻撃に移ろうとする。
バサッ、と羽音を響かせながら、ヴァニラ・アイスの目の前を、小さな何かが駆け抜けた。うっとおしい。すかさずヴァニラ・アイスは手で払いのけるが、それは遠くへ離れるどころか、逆にヴァニラ・アイスの近くに寄り、その数を増やしてきた。それは蝙蝠だった。そして無数の蝙蝠がヴァニラ・アイスの周りを飛び交い、徐々に人の形を作ってきたのだ。
「フフフ、フハハハハハ!! 素晴らしい! 全く素晴らしい! やれば出来るじゃないか、吸血鬼の小僧!! 危うく死ぬかと思ったぞ!! この私がだ!!」
やがてヴァニラ・アイスの目の前に現れたのは、先程完全に暗黒空間に消し去ったはずのアーカードであった。アーカードは五体を万全と作り上げると、嬉しそうに口角を吊り上げ、ヴァニラ・アイスに語りかけてきたのだ。
「……吸血鬼?」
人間を超えた不死性と蝙蝠から、思わずそんな言葉がヴァニラ・アイスの口から漏れ出た。それに対しアーカードは肯定を示し、両腕を前に掲げ、指先で四角形をかたどる。
「そうだ。そしてヴァニラ・アイス……だったか? これは、ほんの礼だ。吸血鬼の本当の闘い方を教えてやろう。拘束制御術式『クロムウェル』――第3号第2号第1号、開放」
アーカードの身体から、無数の瞳が生まれでて、ヴァニラ・アイスを睨みつける。更にその瞳はアーカードから分化して、一個の生物として形を作り、やがてその膨大な数によって弾薬庫を覆い尽くした。見渡す限りの獣と蟲が、ヴァニラ・アイスを食い殺さんと、獰猛な唸り声を上げる。
ヴァニラ・アイスは一つ一つ視線を冷静に見つめ返すと、静かにスタンド――クリームを立ち上げた。頭部に心臓と重要な器官を消し去っても生きていること、そして目の前に展開された能力。当然、疑問はある。だけど、ヴァニラ・アイスは、それらを一切排して、暗黒空間に入り込んだ。
ヴァニラ・アイスには、全てを無に帰す力があるのだ。思い悩むことも、不思議に思うことも、全て暗黒空間にぶちまけてしまえば、そこで終わる。それに自らの主を侮辱するという最大の不敬を働いた存在を、いつまでも生かしておいていいわけがない。
「……さあ、闘争の開始だ」
ヴァニラ・アイスはアーカードの陶然とした言葉を耳に入れることなく襲い掛かり、猛然と獣と蟲の群れを消し飛ばしていった
■We will never do as others do
「……ほえ?」
不可解な現象にヴァッシュからマヌケな声が漏れ出る。いきなりアーカードが消えてしまったのである。一体これは何だろう。何かの手品だろうか。ヴァッシュは回答を求めて、辺りを見回すと、いつ間にかヴァニラ・アイスが消えていたことに気がついた。はてなと思い、視線を動かしてみると、承太郎が更に後ろへと跳び、木々の中に隠れていくのが目に入った。
正直に言って、状況の変化に理解が及びつかない。それでもとヴァッシュは辺りを窺っていると、承太郎が遠くを見て、舌打ちをしていることを認めた。不思議に思いつつも、ヴァッシュは承太郎を倣って、その視線の先を辿ってみる。
すると弾薬庫に壁に丸い穴が開いており、その先の暗がりにヴァニラ・アイスとアーカードがいたのだ。もしかしたら、二人とも死んでしまったのではない。そんなことを一瞬でも考えてしまった自分の愚かさを恥じながら、ヴァッシュは急いで二人の間に入ろうとする。しかし、それはリヴィオの空気を切り裂くような叫びによって、やむなく中止させられてしまった。
「待ってください、ヴァッシュさん!!」
「どうしたの、リヴィオ? あの二人を早く止めないといけないんだけど……」
「さっきからDIO様、DIO様って、一体何を言っているんスか?」
「さっきの言葉じゃ足りなかったかな、リヴィオ。とはいえ、それも当然か。DIO様のことが、あれだけで語り終えられるわけないもんね」
先の心配はどこへら、ヴァッシュの顔は急に綻びだす。未来への切符であるDIO。彼のことを語るのが、思い浮かべるのが、ヴァッシュにとって心底嬉しいのだ。そしてDIOのことを懇切丁寧に話そうとした瞬間、ヴァッシュの肩口が急に掴まれて、その楽しい時間は終わりを告げた。
「オラァッ!!」
ヴァッシュが振り返った瞬間、承太郎のスタープラチナがヴァッシュの頬を突き抜けた。拳だけで数多の敵を再起不能に追い込んだスタープラチナ。その馬鹿げた破壊力を示すかのように、ヴァッシュは何十メートルも転がり、盛大な勢いで背中を木にぶつけた。
「いてててって、ちょっと、いきなり何すんのさ! これってひどくない?」
頬をさすりながら、ヴァッシュは愚痴を零した。殴られた感触を得たのだが、何に殴られたのか、さっぱり分からなかったのだ。それでもこの理不尽な状況に文句を言ってやろうと面を上げた瞬間、いつの間にか承太郎が目の前に立っていることに、ヴァッシュは気がついた。
「わお、すごいね、承太郎。これは何かのマジックかい? でもさ、こんな風に人を驚かすのは良くないよ。もっと健全に愛と平和のために使うべきさ、承太郎!」
羽がついているかのように軽口がポンポンと飛び出す。しかし、承太郎は冷え切った目だけでそれに応え、ヴァッシュに一つの提案を行った。
「……DIOのことを喋ってからブチのめされるのか、ブチのめされてからDIOのことを喋るか……選びな……」
「無視って、あんまりじゃない? っていうか、それってどっちも同じ意味じゃないか、承太郎ぉー!!」
「…………つまり、ブチのめさられてからDIOのことを喋る……だな?」
「ノオオォォーーーー!! 誰もそんなこと言ってないぃぃ!!」
ヴァッシュの言動は何ともおちゃらけていて、卑劣な悪党とは承太郎には思えなかった。しかし、ヴァッシュが何者であれ、DIOに忠誠を示している以上、放っておいていい存在でないことも確かなことだ。承太郎はずれた帽子をなおしながら、そんなことを思い、何の遠慮もなくスタンドを発現させた。
「行くぜ、オイッ!!」
「ノオォーーーーーーー!!!!」
木々の中でヴァッシュの叫び声が空しく木霊した。
■We will always party hard
「ここまで騒いでも浦飯が出てこないって事は、もうここらにはいないみたいだね」
戸愚呂は溜息一つ零し、静かに踵を返した。それに対してヴァッシュを助太刀に行こうとしていたリヴィオは、急遽ダブルファングを向けて牽制を行う。
「待て、戸愚呂! どこへ行くつもりだ!」
「……D-3の市街地だ。そこに人を集めているんだろう? 俺はそこで浦飯を待つさ」
「そんなことを許すとでも?」
答えが返ってきたことに驚きつつも、リヴィオはダブルファングを握る力を強めた。戸愚呂と浦飯との対面は避けたいし、何よりも危険人物の闊歩も許せることではない。当然、ここで仕留めるべきだ。しかし、いよいよ引き金を引こうとした瞬間、リヴィオは弾薬庫から銃声と破壊音を聞いた。
目を向けてみれば、弾薬庫の中で先程までそこにいたアーカードとヴァニラ・アイスが闘っているではないか。リヴィオの背中がびっしょりと濡れる。心臓が何かに鷲掴みされたかのように鼓動が止まる。弾薬庫には、核爆弾が置いてあるのだ。あんなものの側で戦闘をおっぱじめるなど、気が気でない。勿論、核爆弾はその仕組み故、早々簡単に爆発する危険性はない。とはいえ、万が一のことがある。そしてその事態に陥れば、この島にいる人間も化物も、生きていられるはずもない。急いで二人の戦闘を止めなければならないだろう。
リヴィオが銃を下ろし、珍しく心も慌てたせ、弾薬庫の方に向かおうとする。だけど、その隙を待っていたとばかり、ヴィータはグラーフアイゼンでリヴィオの後頭部を思いっきり叩きつけ、その背を蹴飛ばした。そうしてリヴィオが地面に倒れこむと、ヴィータも戸愚呂を倣うかのようにその場を離れだした。
「あああ!! どいつもこいつも勝手なことばかりッ!!!」
小さな女の子、それも重体の身ががしたとは思えない痛撃から立ち直ると、リヴィオは感情のままに大声で叫んだ。戸愚呂とヴィータはこの場を去り、他の奴らは我知らずと戦闘を繰り広げ、頼りにしていたヴァッシュも訳の分からないことを捲くし立てている始末。全員が全員、他者を全く顧みないでいるのだ。これにはさすがのリヴィオにも苛立ちが募る。だけど、ここで子供のように不貞腐れ、何もしないというわけにもいかない。今、この場において、悲しいかな、モラトリアムなど存在しないのだ。
では、一体何からすべきか。弾薬庫、核爆弾、戸愚呂、ヴァッシュ、ヴィータを忙しなく目を移し、問題の優先順位と解決策を考える。どれを取っても見過ごせないことだし、また一手でも解決が遅れれば、このバトルロワイアルを打破するにあたって、致命的なものにも成り得る。周りの状況を何回も見渡し、リヴィオは必死になって頭を巡らす。そしてその中でリヴィオは、ヴィータが笑っていることに、ふと気がついた。何がおかしいのだろう。それに答えをくれたのは、外道に身を置き、そこで培ってきたリヴィオの数多の戦闘経験であった。
上空に向けて、咄嗟にダブルファングを十字に構える。それと同時に身を裂くような衝撃が、リヴィオに訪れた。戸愚呂との戦闘における怪我が治っていないため、それに耐えるのは今のリヴィオにとって、正直一苦労だ。だけど、だからといって、反撃の手が残っていないわけでもない。身体を走る痛みに顔を歪める中、リヴィオは襲撃者の正体とその隙を探ろうと目を上に動かす。
「ほう、私の奇襲を察し、それに防いだか。だが、私とお前に斬れぬものはない。そうだな、レヴァンティン?」
「Ja」
上にいたのは、太陽の光を背に受け、眩いばかりの美貌を持つ綺麗な女性であった。桃色であろうその長い髪は、日の光でか、灼熱のように赤い色を放つ。その瞳は燃え立つ炎のように、激しい意志を感じさせる。甲冑を身に付け、剣を突き立てていなかったら、見惚れていたかもしれない。そう思えるほどの輝きが、そこにはあった。そして彼女の纏うその光彩が、実際の炎となってリヴィオを襲ってきたのは、その次の瞬間であった。
「叩き斬れ!! レヴァンティン!!」
「Explosion」
彼女から業火が吹き荒れると同時に、剣の圧力が大幅に上昇。骨折に筋肉の断裂があったリヴィオは、それに耐え切ることはできなかった。ダブルファングを弾かれ、炎の刃は肩口へ到達。剣の勢いは、それで止まることを知らず、圧倒的な威力でリヴィオを地面に叩き伏せた。更に止めと言わんばかりに、火炎は傷口のみならず、リヴィオの身体全体を覆い、猛るように燃え盛る。その一部始終を見届けると、ヴィータは笑みと共に女剣士に向かって、話しかけた。
「フ、すまないな、ヴィータ。しかし、驚いたぞ。まさかお前から助けを請う声が念話で届こうとはな」
シグナムと呼ばれた女性は、苦笑と共にヴィータに応えた。言葉こそ、ヴィータを揶揄するものであれ、その口調にはどこか安堵を感じさせるものがあった。というのも、これでようやく老女から受けた蒙昧な発言を、シグナムは覆すことが出来たからだ。殺人への忌避。それを指摘され、己の中に確かな形で蹲ってしまったものだが、今はそれも杞憂と言える。これで自らの目的に向かって邁進ができるであろう。シグナムは我知らず、かすかな笑みを零す。そしてその安堵は、シグナムの精神に僅かな緩みを与えてしまうものでもあった。
ダブルファングの銃声が立て続けに鳴り響き、シグナムの警戒の念を呼び起こす。だけど、時既に遅し。シグナムの手からは剣――レヴァンティンは弾かれ、両腕、両足に銃撃を情け容赦なく浴びせられた。魔法の鎧とも言うべき騎士甲冑を纏っている故に、シグナムの身には痛み以外の怪我はない。しかし、それでもシグナムの顔から苦渋の色が消えなかった。
炎の中から、先程斬りつけた人間――リヴィオが銃を構えて、意気軒昂に現れたのだ。それは否定のしようのない生存の証。つまり必殺を心がけたのに、己はまた人を殺せなかったということだ。その事実が、老女――幻海の呪いのような言葉を、再びシグナムに吐き捨てる。
『剣に迷いがあるのさ』
仲間たちと立てた騎士の誓いと、心を捧げた主である
八神はやてとの約束が頭の中に蘇る。それは人を殺さない、人に迷惑をかけないという今しようとしていることとは全くの正反対のものだった。無論、その言葉は、自分の命がどうなろうと、決して違えていいものものではない。どちらも、それくらい重みのあるものなのだ。だけど今、天秤に乗っかっているのは、自分の命などではなく、何よりも大切な八神はやてその人である。故に誓約を破ることに躊躇う必要はない。その筈なのだ。
それなのに、誓いが、約束が、八神はやてを守ると掲げた剣に重石となって、纏わり付く。
「一体、私は…………」
「ボケッとしてんじゃねーよ、シグナム!」
ヴィータの叫びと同時にシグナムの前に魔法障壁が張られ、けたたましく鳴いたダブルファングの銃撃を遮った。今は戦闘中だ。確かに考え事をしている暇はないであろう。シグナムはヴィータが牽制を行う中、レヴァンティンを拾い、何とかそれを前に掲げた。しかし、そのしな垂れた様子に、ヴィータは堪らず激高する。
「しっかりしやがれ! 私らがいなくなったら、どうすんだ!? はやてを守れるのは私らだけだぞ! それともはやてが死んでもいいと思ってんのか、てめーはッッ!!!?」
「いや……すまない。主はやての命より大切なものはない……分かっている。…………ああ、分かっているさ」
シグナムは自分に言い聞かせるように呟き、レヴァンティンの柄を力強く握り締めた。だけど、何かを見落としているような気がする。シグナムの心は、いまだ晴れ間を見せていなかった。
【一日目 早朝】
【現在地 B-5 弾薬庫内】
【アーカード@ヘルシング】
【状態】健康、歓喜
【装備】ジャッカル@ヘルシング(残弾 0/6)
【道具】ミカエルの眼の再生薬×3@トライガン・マキシマム、武器支給品×3、ランダム支給品×2、支給品一式×4
【思考】
基本 インテグラの命令がくるまで全力で闘争を楽しむ
1. ヴァニラ・アイスと闘う、弾薬を手に入れる
2. ヴァッシュと闘う
3. インテグラを……
【備考】
※北斗の拳の世界観を知りましたが、どうでもいいと思っています
※シュウの知識(北斗の兄弟、南斗六聖拳のこと)を得ました。
※今はインテグラより闘争の方に心が傾いています
※
アミバをトキだと思っています
【ヴァニラ・アイス@ジョジョの奇妙な冒険】
【状態】全身複雑骨折(回復中)、右腕欠損、左腕一部灰化、腹部に穴がポッカリ 、怒り心頭
【装備】なし
【道具】武器支給品、ランダム支給品、支給品一式
【思考】
基本 DIO様にはむかう者は皆殺し
1. アーカードを殺す
2. D-3の市街地に行く
3. ジョースター一行を皆殺し
【備考】
※スタープラチナの時を止める能力に気がつきました
【現在地 B-5 弾薬庫付近の森】
【
ヴァッシュ・ザ・スタンピード@トライガン・マキシマム】
【状態】健康、肉の芽による洗脳
【装備】ヴァッシュの銃@トライガン・マキシマム (残弾0/6)
【道具】ランダム支給品、支給品一式
【思考】
基本 殺し合いの打破、DIOに忠誠を示す
1. 皆の戦闘を止める、D-3の市街地に皆を集める
2. ジョースター一行とDIOの部下を探す
3. ナイブズにDIOを紹介する
【備考】
※ジョースター一行とDIOの部下の情報を得ました
※肉の芽はDIOへの忠誠を高めるだけのものです
【空条承太郎@ジョジョの奇妙な冒険】
【状態】肉体疲労(小)、精神疲労(大)
【装備】裾が削り取られた学ラン、パチンコ玉(残り80コ)@ジョジョの奇妙な冒険
【道具】ランダム支給品、支給品一式
【思考】
基本 DIOとバーンをぶちのめす
1. ヴァッシュをぶちのめす
2. 吸血鬼どもをぶちのめす
3. ジョセフのじじいとポルナレフを探す
【備考】
※精神疲労やテンションの度合いにより、時の停止時間が変化します
【現在地 B-5 弾薬庫近辺】
【
リヴィオ・ザ・ダブルファング@トライガン・マキシマム】
【状態】疲労(大)、両前腕骨骨折(回復中)、胸骨骨折(回復中)、全身亀裂骨折(回復中)、全身打撲(回復中)、全身火傷(回復中)、肩から胸に裂傷(回復中)、ちょっと機嫌が悪い
【装備】二重牙(ダブルファング)@トライガン・マキシマム(残弾70%)
【道具】支給品一式
【思考】
基本 殺し合いの打破
1. 核爆弾と弾薬を危険な奴らから守る
【備考】
※弾薬庫には核爆弾@トライガン・マキシマムが置かれています
【シグナム@魔法少女リリカルなのは A's】
【状態】健康、魔力消費(小)
【装備】レヴァンティン@魔法少女リリカルなのは A's
【道具】武器支給品、ランダム支給品×2、支給品一式×2
【思考】
基本 八神はやてを最後の一人にする
1. 八神はやて以外は全員殺す……?
2. 八神はやてが心配
【備考】
※トキを殺したと思っています
※殺人にはいまだ躊躇いがあります
※以降の闘いは、奇襲に徹するつもりです
【ヴィータ@魔法少女リリカルなのは A's】
【状態】顔面陥没(回復中)、全身に刺傷(治りかけ)、疲労(極大)、魔力消費(極大)
【装備】グラーフアイゼン@魔法少女リリカルなのは A's
【道具】ランダム支給品、支給品一式
【思考】
基本 八神はやてを守る
1. 八神はやて以外を殺す
【備考】
※
戸愚呂兄を殺したと思っています
※リヴィオの行動に困惑しています
【
戸愚呂弟@幽遊白書】
【状態】素っ裸
【装備】なし
【道具】なし
【思考】
基本 浦飯と決着をつける
1. D-3の市街地で浦飯が来るのを待つ
最終更新:2014年02月21日 01:25