▲黒以外のタイヤ(側面・全体)

最終更新日:2023.5.21 [データ]▼「タイヤの色」の優先順位の低さ

2023.4.30 ●黒以外のカラー入りタイヤの存在意義

2023.3.12 ▲白黒タイヤの劣化

2022.1.16 ●2色タイヤのデメリット
2021.11.7 ●悲惨な荒れ方になっている側面が白のタイヤ
2021.3.14 ●オシャレタイヤは劣化が早い

2020.2.23 ●黒以外のタイヤをおすすめしない理由
2019.12.8 ●カラー入りタイヤをお薦めしない理由
2018.11.25 ★タイヤ解説より単独ページとして重複掲載
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黒以外のタイヤに起こる具体的なデメリット

(側面がアメ色で接地面は黒色の「アメ黒」、側面が白色のタイヤ、カラータイヤについて)

[データ]▼「タイヤの色」の優先順位の低さ

【タイヤに求める性能を一般ユーザー様と販売店様に聞きました。】
ameblo.jp/cycle-plus/entry-12328584694.html
[1]一般ユーザー様がタイヤに求める性能
1位:寿命の長さ・耐久性(約95%)
2位:パンクのしにくさ(約80%)
3位:走りの軽さ(約75%)
4位:スリップのしにくさ(約70%)
5位:タイヤのメーカー・ブランド(約40%)
6位:タイヤの生産地(約35%)
7位:タイヤ交換のしやすさ(約30%)
8位:タイヤの色(約20%) ←
9位:タイヤのデザイン(約15%)

8位で「約20%」しか気にされていない。

[2]販売店様がタイヤに求める性能
1位:寿命の長さ・耐久性(約90%)
2位:パンクのしにくさ(約75%)
3位:タイヤのメーカー・ブランド(約60%)
4位:走りの軽さ(約40%)
5位:スリップのしにくさ(約30%)
同5位:タイヤ交換のしやすさ(約30%)
7位:タイヤの生産地(約20%)
8位:タイヤの色(約5%) ←
9位:タイヤのデザイン(約5%)

店に至っては僅か「約5%」と更に少ない。

特に「大衆向け車種」としては、純正品縛りで割高なタイヤより、
少しでも安いタイヤのほうが需要が高いのが当たり前なのだから、

色にこだわるような人のために在庫増やす必要があるのが
店としては、いかに「迷惑を被っているか」完成車メーカーは理解すべきであり、
そもそも側面アメ色や白のタイヤを、わざわざ完成車に組み込むコストと意味が無さすぎる。

しかも、その約20%のために完成車メーカー(輸入代理店)側で
側面が白/アメ色タイヤを、わざわざ在庫確保しておくとすれば
「▲コストが発生する」ため、実質的には無駄以外の何物でもない。

それでも「どうしても側面が白やアメ色のタイヤが使いたい」という層のためには、
店側が客の色付きタイヤへのこだわりが分かった段階で、
購入前の整備時点で「車輪も外すので工賃割引で変更できますよ」と一応提案すればいいだけ。
(※完成車メーカー側が管理費用が嵩むオプション品を用意する必要などなし)

●ついでに、ユーザーと店が求める性能の違いが3位以下で大きく異なる傾向
「管理運用方法の差があまりにも違いすぎる」ことにあるのだろう。
 ・「タイヤメーカー」を、そこまで重要と思わないユーザーと、重視する店の差
 ・「走りの軽さ」を重視するユーザーと、変速の扱いや空気圧が分かる店の差
 ・「スリップ」は、走行する"箇所"と"走行方法"と分かっている店と分かっていないユーザーの差

しかし「パンクしにくさ」は、まず「空気圧の管理が徹底できているかどうか」が最重要なので
割合こそ下がっているとはいえ店側でも2位というのは妙な話。
「寿命・耐久性」は店側では「低いほうが(利益に繋がりやすいので)良い」の意味として
捉えることもできるが、
さすがにクレーム頻発するようなことになるのは避けたいだろうから考えすぎか。








●黒以外のカラー入りタイヤの存在意義

(※以下カラータイヤ)

▼新車の場合
少なくとも「生活用自転車の"多くの"消費者」はカラータイヤで自転車を選んでいるとは思えないからこそ、
●タイヤの生産側
●輸入代理店側での在庫管理
●企画段階での1円でも安くのコンセプト
それぞれ「わざわざカラータイヤであることの必然性があるとは思えない」のはある。

▼補修時
生活用自転車で「元々アメ黒だったから」と100円や数百円高くなってもわざわざアメ黒を選ぶ人が「多い」だろうか?

少数でも需要があれば在庫しておくほうがいいとしても
在庫が売れるまでの間の「費用」で考えると果たして有益?

一方で例えば、ランドナーで「レトロ絶対主義」であれば
アメ黒以外考えられないという考え方は理解を示せる。

また、パナレーサーが毎年限定でカラー入りタイヤ出しているのは
「話題性狙い」という目的で、スポーツ自転車であれば、
単なる移動手段や純粋な趣味としてではなく
「話の小ネタにもなる便利なアイテム」扱いとは思うが、
やはり「一般車系統には」必要な存在とは思えない。

「カラーバリエーションを増やすこと」
「1円でも安く買えること」を比べ知名度を上げることも含めて
「元々少ない販売数」であれば、少しでも選択肢を増やし需要に応えることが
企業として得策と判断しているからこそ未だに新たに供給され続けているとしても、
今後も値上がり傾向が続くとすれば、やはり少しでも「価格上昇を抑えるため」に
「商品数は極力絞り込む代わりに、大量生産によって値段を抑えること」に
尽力してもらいたいと一消費者としては思う。

海外メーカー品の輸入商社であっても同様に、
カラータイヤを無くして値段を抑えていることを売りにできるほうが
結果的に売り上げを伸ばせるのでは?

国内代理店の扱い品目が少な過ぎて選択肢が余りにも少なすぎるコンチネンタルだけは
海外通販前提になっているので他の代理店でも扱って欲しいのはあるが…
逆に扱いが少ないからこそ、海外通販すればいいだけと見れば規制がないことは買いやすいとも言える。


▲白黒タイヤの劣化

blog.goo.ne.jp/hrg0916flat/e/fd6ebb770a12b686a66a06fa891f00da
コスト削減も兼ねて一般車サイズから側面白やアメ色のタイヤが減りつつあり、
さすがにそろそろ「導入コストの無駄」と気づいて、
一般車ユーザーへの「色味の違いをアピール」などではなく、
メーカー(輸入代理店)の根本的な思惑としては
「早期劣化促進のため」とはいえ、そのうち完全に消えるはず。

※そもそも、色違いタイヤがどうしても必要であれば
(色違いタイヤがある規格を全て把握しておいて)
いくらでも「店が納車前の注文段階で」コスト増になっても取り寄せ対応すればいいだけ。

●2色タイヤのデメリット

star.ap.teacup.com/flatout/2990.html#comment
2色タイヤ、最初はファッショナブルですが、使い込んでいくと色の境目が割れてきます。
そうするとゴムを張り付けている布(ケーシング)も弱くなって、空気が適正に入ってないと内側も切れかけてきます。
そうなるともう取替ですね。
やっぱりタイヤは黒一色が一番です!
こちらのお店では毎度お馴染みとはいえ、他の店でも問題意識があるなら声を挙げて欲しいところ。
「一般車に黒一色ではないタイヤは標準装備にしないでください」と。
どうしても必要であれば、希望者のみお金をかけて交換すればいいだけ。

●悲惨な荒れ方になっている側面が白のタイヤ

star.ap.teacup.com/flatout/2946.html
少なくとも一般車の補修タイヤで側面カラータイヤを選ぶ必然性がない。

スポーツ自転車で配色にこだわるのはまだ分かるが、
特に「安物が多いタイヤメーカー」や「自転車メーカー」の場合、
黒一色だけで揃えたほうが、少しでも在庫を減らせて
そのぶんを自社利益に還元できると思うが、
「側面が白タイヤも揃えておかないと売れ行きが落ちる」データでもあるのだろうか?

そう考えると、一般車メーカーが側面が黒以外のタイヤを使う理由は、
配色に気配りしているように見せかけて、
本音では「ボロボロになっているほうが分かりやすく買い替えさせやすい」という
思惑のほうが強いのだろうかという気もしてしまう。

●オシャレタイヤは劣化が早い

star.ap.teacup.com/flatout/2806.html
どうしても「見た目が絶対」という人、または「軽量化重視で側面アメ色のような色付きタイヤしかない場合」を除き、
耐久性を重視する場合は、全黒タイヤ以外の選択肢は考える必要なし。

●黒以外のタイヤをおすすめしない理由

mitubosi.site/archives/862
理由はアメ黒の方が寿命が短いからです
アメ黒などのサイド色付き部分はサイドの色部分が
①日焼けで変色しやすい
②変色した後は割れてゴムが剥がれ落ちる
③タイヤの空気量が少ない状態で走行した場合、真っ黒に比べアメ色の方がサイド部分の割れが起こりやすい
というように耐久性に関しては良いことはありません
BSタイヤ推奨は「自店ノルマ等の都合」もあるのだろうかとは邪推するものの、
基本的に余程「こだわりがある人以外は」色付きタイヤはお薦めしない。

●カラー入りタイヤをお薦めしない理由

star.ap.teacup.com/flatout/2493.html
白だったり飴サイドと言って飴色のタイヤは、最初は綺麗でも紫外線などによる劣化で、
写真のようにボロボロになってしまいます。
表面が劣化すると内部のケーシングと呼ばれる布地にも影響が出てしまいます。
単価の安い自転車用のタイヤに
↓の自動車用低燃費タイヤのようにカーボンブラックを
ほとんど使っていないタイヤがあるのかどうかは分からないが、
少なくとも「自転車用タイヤであれば黒一色ではないタイヤの劣化促進は早まる」と
考えておけばいいだろう。

単に「走行面が黒以外であればその走行面が、
アルミリム+リムブレーキ+側面カラータイヤであればブレーキシューの"墨汁"によって
小汚くなってしまう」という、
「色(見た目)にこだわったために、逆にその見た目が悪くなる」という
本末転倒な状態になることも忘れてはいけない。
(一切走行しない"ディスプレイ用途"を除く)

但し、黒一色といえども、主にレース向けの軽い自転車用タイヤに使われている
スキンウォールと呼ばれる側面が薄いタイヤであれば
「タイヤ自体の強度は高くない」と理解しておく必要がある。
(例:砂利道走行でタイヤ側面が裂けてパンク)

参考:★自動車用の低燃費タイヤにはカーボンブラックは少量とのこと
gomuhouchi.com/serialization/1509/
おおざっぱに言えば、現在日本で生産されている乗用車用タイヤは、ほとんどすべてが低燃費タイヤです。
この低燃費タイヤのトレッドゴムには、カーボンブラックはあまり入っていません。
大袈裟にいえば、カーボンブラックがほとんどはいっていません。
その代わりシリカ(ホワイトカーボン)が補強材として入っています。
しかしタイヤは白くありません。それは少しだけカーボンブラックが入っているからです。

www.kurumaerabi.com/car_mag/list/2957/
ホワイトカーボンの耐久性や紫外線耐性もカーボンブラック並になり、
どうしても及ばないとされる耐熱性能はカーボンブラックの混入量を調節することで、
タイヤに求められる性能と着色のし易さを両立しています。
しかし、市場にはほとんど出回っておらず、自動車のタイヤは黒一色と言えます。
この原因は、タイヤは黒が常識となった我々の既成概念であろうと思われます。
100余年に渡り黒いタイヤを受け入れ続けてきた私達に、
青、赤、黄色などのタイヤは未知との遭遇といっても過言ではありません。
商品化されても私達が購入しないことには、カラータイヤの普及はありません。
「耐熱性能」が劣るためにカーボンブラックも必要という点から見ても、
「万能とは言えない」ということが分かる。


●アメ黒タイヤは傷みやすい

prestigebike.hamazo.tv/e7009114.html
さて、自転車のタイヤと一口に言っても、グレードも様々で、色も様々。
白黒もあれば黒黒もあるし、アメ黒もあります。
アメというのは雨ではなくて、飴色のアメ。
おしゃれな自転車にはサイドがアメ色のタイヤを装着しているのですが、このアメ黒タイヤは結構傷みやすいのです。
特に、あっち産のタイヤはロークォリテイのため、傷みが激しいのが現状です。
この場合はタイヤ側面の色についてとしても、
色が入っているのが「接地面」か「側面」か「全体」かどうか以前に、
黒一色ではないカラー入りのタイヤ自体を使うことを薦めない。
「どうしても見た目にこだわりたくて仕方がない」という場合であれば、
「劣化速度は黒一色よりも早い」ということを理解した上で使うなら止めはしない。

●アメ黒タイヤは痛みやすい(追記)

star.ap.teacup.com/flatout/1483.html
ちょっとお洒落な一般車にたまについてます。
でもこのアメサイド(飴のような色のゴムだから?ですかね)のゴムは紫外線に弱いです。
硬化してパリパリと剥がれてきます。
するとケーシングがむき出しになって劣化しやすくなりますね。
一般車は普通の黒いタイヤが一番だと思います。
「絶対に耐久性より見た目重視!」というのであれば、
相応のリスクが伴うことを理解して使う分には全面カラータイヤでも構わないがおすすめはしない。
しかし、全黒タイヤでも「激安タイヤを選んでしまうと」国産のカラーサイドのタイヤ以下ということも十分あり得る話。
頻繁に使う走行距離や路面状況、今後どれだけ使うかもよく考え、
中途半端にケチっても結局後々手間も金もかかるだけということは憶えておきたい。

●カラータイヤのリム側の裂け

黒以外のタイヤは全黒タイヤに比べて弱いと見るべき。
(全黒タイヤでも極端に軽く薄く作っているようなものであれば似たようなことが起こる可能性もある)
完成車でカラータイヤが使われてるものもあるが完全に「見栄え重視」で実用性は低いとして、
雑貨店のような店の置物でもなければ基本はおすすめしない。

▲カラータイヤの劣化

ameblo.jp/cycle-plus/entry-11999371897.html
耐久性を重視するのであれば、カラータイヤの選択は不適当。

●黒色ではないサイドのタイヤは劣化しやすい

www.cycle-hokuto.com/blog/?p=608
タイヤ側面が「アメ色」でも弱い。見た目重視でなければ選ぶべきではないだろう。

●白サイドタイヤのひび割れ

jitensyazamurai.com/db/archives/3327
保管状態もあるが、白サイドはこういうものとして、基本的には「使わない」というのが防ぐ方法。
自動車のタイヤに白やカラーのタイヤがなぜ使われていないかを考えてみれば
使うべきではないことが理解できるのではないだろうか。
(車いす用のグレータイヤは室内用の配慮として必要な種類)

●カラーサイドタイヤの劣化

cs-shinwa.sblo.jp/article/134970031.html
この場合はメーカー以前に「全黒ではなかったから」という要因もあるような。
もちろん全黒でもスキンサイドや銘柄次第でひび割れやすいとしても、
(適正空気圧を維持できているのであれば)ゴム質が変化するつなぎ目で割れるようなことは少ないのでは。
製品に厳しいのであれば当然国産のパナかIRCしか使っていないと思っていたら「医者の不養生」「紺屋の白袴」とは。
個人的には
完成車付属の「安物タイヤやカラー入りのものは見た目用の試供品であり即交換が鉄則で、繋ぎのスペアタイヤ扱い」
という感覚なだけに起こるべくして起こった劣化に思える。

●タイヤはなぜ黒いのか(カラータイヤについての解説)

www.oricon.co.jp/news/2088842/full/
まず、タイヤが黒い理由については、「カーボンブラック」という材質を使用しているため。
油やガス等を原料とする炭素の粉で、これをゴムに混ぜることで強度を高めているのだ。
タイヤのゴムは日光や外気にさらされると劣化するが、
カーボンブラックを使用することでそうした劣化も抑制できる。
(1910年以前の自動車では白タイヤが主流だった)
以来、カーボンブラックを超える素材は現在まで見つかっておらず、
これを含まないカラータイヤでは、紫外線による亀裂や摩耗に耐える力が不十分なのだとか。
なお、自転車の場合はカスタマイズ用のカラータイヤも数多く市販され、
ファッション性重視のユーザーに支持されているが、
実用面でいえば、やはり黒タイヤに比べ強度や劣化への耐性といった部分は劣るようだ

●側面が黒以外のタイヤの弱点

【継ぎ目でひび割れが発生しやすい傾向あり】
そろそろ自転車のメーカーは色味はフレームカラーで勝負し、
「黒一色以外のタイヤは提供しない」という方針に転換して欲しいところ。
もっとも「黒一色といえどもゴム質が低い粗悪な安物自転車向けのタイヤ」も遠慮して欲しいが・・・。

●カラーサイドタイヤの劣化

cs-shinwa.sblo.jp/article/134970031.html
この場合はメーカー以前に「全黒ではなかったから」という要因もあるような。
もちろん全黒でもスキンサイドや銘柄次第でひび割れやすいとしても、
(適正空気圧を維持できているのであれば)ゴム質が変化するつなぎ目で割れるようなことは少ないのでは。
製品に厳しいのであれば当然国産のパナかIRCしか使っていないと思っていたら「医者の不養生」「紺屋の白袴」とは。
個人的には
完成車付属の「安物タイヤやカラー入りのものは見た目用の試供品であり即交換が鉄則で、繋ぎのスペアタイヤ扱い」
という感覚なだけに起こるべくして起こった劣化に思える。

ついでに20x1.5(406)国産タイヤを紹介。
廃盤→パナ「ツーキニスト コンパクト」350g
廃盤→パナ「ツーキニスト コンパクト(リフレクト)」360g 反射テープ付
パナ「パセラ(黒一色)」450g サイド強化型
IRC「メトロ(黒一色)」470g 小径の定番タイヤ。
(メトロでもパセラでも黒以外のカラー入りタイヤはお薦めしない)
用途的にパセラかメトロまで絞って「紫外線にも強い」と銘打っているだけに「メトロ」に落ち着く。

●色の境目で割れが起こりやすい側面が黒ではないタイヤ

blog.livedoor.jp/shokoucycle/archives/8900963.html
横割れが全体に入っていました。ツートンカラーのタイヤは色の境目の部分でこのような横割れがよく起こります。
こちらは販売用の中古自転車に入っていたタイヤでした。もったいないとは思いましたが、交換となりました。
こういう事例もあることから、客引き・展示用・色に対しての思い入れやこだわりが強い人を除いて最初から選ぶことを薦めない。
交換用としてもわざわざ選んで買うことを薦めない。

●側面がアメ色のタイヤの裂け

star.ap.teacup.com/flatout/2050.html
痛み方もいろいろですよね。総じて2枚目のアメサイドタイヤは、切り替えの部分で痛みますよね。
このようなタイヤがついている方、気をつけて見てください。
中のケーシング(布地)が見えるかも。そんな時は取替時です。
一部は軽量重視もあるが大抵は「黒ではないというだけでメリットはない」ので
長期的に使う気があるなら選択肢からは除外して選ぶことを薦める。

●「街乗りの自転車にスキンサイドタイヤは果たして必要なのか」

blog.livedoor.jp/shokoucycle/archives/13052975.html
側面が破れてしまいました。このような傷んだタイヤ側面は破れていなくてもチューブを傷つけてしまい、パンクの原因となることが非常に多いです。街乗りの自転車にスキンサイドタイヤは果たして必要なのかと疑問に思うところでもあります。
トレッドは全然摩耗していませんでしたが、交換になりました。
最初が全黒なのにわざわざ「タイヤサイドは絶対にアメ色(または白)指定で!」という
妙なこだわりのある一般車ユーザーが果たして全国に何人いるのだろうと考えると存在意義を疑う。
当然、カスタム前提のスポーツ車種であれば分からなくもない。

全黒でも軽量タイヤではサイドまで薄くなっているものがあるので
単に色だけの問題ではないとしても、何の意味があるのだろうかという疑問。

コスト重視の観点から見ても
色数を増やせば純正品としてメーカー側で管理しなければならない種類が増えて
「無駄極まりない」はずなのだが、なぜか色付きタイヤが未だに提供されている。
※種類を減らしたからといって、タイヤの卸値をメーカー側で下げなければならないこともないはず。

大手では恐らく工程数削減の意味でもカップ&コーンが徐々に減ってきているように、
そろそろ標準装備のタイヤも種類を絞らなければならなくなるはずなので、
いずれ一般車向けサイズとしては珍品扱いとしてBEタイヤのように極僅かだけを残して消えると予想。

2018.11.4 ●「街乗りの自転車にスキンサイドタイヤは果たして必要なのか」
2018.6.10 ●側面がアメ色のタイヤの裂け
2018.4.29 ●色の境目で割れが起こりやすい側面が黒ではないタイヤ

2017.4.16 ●タイヤはなぜ黒いのか(カラータイヤについての解説)、●側面が黒以外のタイヤの弱点

2016.11.6●カラータイヤのリム側の裂け
2016.9.25 ●アメ黒タイヤは痛みやすい(追記)
2016.9.4 ●アメ黒タイヤは傷みやすい

2015.12.5 ●白サイドタイヤのひび割れ、
2015.6.13 カラータイヤは劣化しやすい
2015.3.14 カラータイヤについて
最終更新:2023年05月21日 14:52