英式バルブ

最終更新日:2024.1.21 ●Gプランジャーで空気圧管理(100均の底閉じ型スーパーバルブ)
 〃 ▲BS「英式バルブ用タイヤ空気圧ゲージはありません」という大嘘


2023.12.31 ●電動空気入れでの英式への解説の疑問

2023.12.24 ▲「(標準)300kpaだから」空気圧管理は英式で問題なし?

2023.12.17 ●シュワルベの英式バルブコアは単品販売あり

2023.11.26 ◆残念な登場人物たちから学ぼう

2023.8.27 【▲英式→米式変換バルブ=全て空気圧そのまま測定可】は間違いです!
 〃 ●英式バルブのトップナットを緩められてしまうイタズラ対策3選

2023.6.25 ●英式バルブのトップナット成形不良
2023.6.4 ●シュワルベ英式バルブコアでも相性問題が発生する場合もあるようだ
2023.5.28 ●隠され続ける英式「虫ゴム」の問題
2021.11.7 ●よくある英式のトンボ口では空気圧測定(目安にも)できない?
2021.8.8 ◆[新説]MPプランジャーでも+130kpaが必要?、   分類図改訂[微修正:11.21]

2021.8.1[修正8.8] ◆英式虫ゴムでは適正まで充填すると「約100kpa高く表示」

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★空気圧測定関連
https://w.atwiki.jp/longmemo2/pages/127.html#air

●虫ゴムでの+130kpaはあくまで目安に過ぎない理由
https://w.atwiki.jp/longmemo2/pages/127.html#130

▲【要注意】「スーパーバルブ」「スペシャルバルブ」では両方該当する
https://w.atwiki.jp/longmemo2/pages/127.html#susp

●MPプランジャー(底ゴム型)
https://w.atwiki.jp/longmemo2/pages/127.html#MP

●Gプランジャー(底十字・底閉じ型)
https://w.atwiki.jp/longmemo2/pages/127.html#GP

●シュワルベの英式バルブコア
https://w.atwiki.jp/longmemo2/pages/127.html#SW

●シュワルベの英式バルブコアは単品販売あり
g-style.ne.jp/item.php?brand_id=16&item_category_id=98
★ヨドバシcom 143円(税込)【送料無料】
www.yodobashi.com/product/100000001006090040/
さすがに143-(100均バルブ)110=「33円高くて買えない」人が居るとは思えないが
他サイトで買おうとすると「送料込みで高い」と思われるのも無理はないかもしれない。
◆ヨドcomはパーツ購入時の基本サイトの1つなので絶対に覚えておいて損はない。
(amazonのような送料無料までの最低金額設定なし)
※ちなみに掲載のないシュワルベの「米式コア」は
シュワルベ日本代理店のPRインターナショナルから直接購入可能。

●エアチェックアダプター(詳細は別ページ)
https://w.atwiki.jp/longmemo2/pages/127.html#ACA-2

★英→米式[ACA-2]
https://w.atwiki.jp/longmemo2/pages/147.html
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2021.07.11 ●Gプランジャー型「EP2 オートバルブ プランジャー」ギザ(マルイ扱い):YPP19600
2021.07.04 ●虫ゴムとGプランジャーどっちがマシ?
2021.07.04 ●100均ダイソーのGプランジャー(底十字/底閉じ型)の耐久性は半年?
2021.06.27 ●MPプランジャーで正確な値を示しているかどうか
2021.06.20 ▲「多い=良い≒問題がない」という考え方の落とし穴
2021.06.20 ●エアチェックアダプターを付けると空気圧測定可能

(過去の更新履歴は最下部へ移動)


▼英式バルブ(English/ダンロップ or ウッズ)━━━━━━━━━━━━━━━



英式「特に虫ゴムの問題点」を 「知らない人達」へ向けて、
「知ってもらう機会を得てもらうため」に、書いている内容になります。

今後、何十年経っても一般車が標準搭載での米式チューブにならなくても、
個々の人達が、問題に「気付く」ことで、
「ACA-2でのお試し変換」や、「米式チューブへ換装」する人達が少しでも増えて、
結果的に「利便性を得ることが出来る人達が居れば良いだけ」とも言えます。

※既に様々な問題や違いを「知っている人に向けた内容」では「ありません」。
「メーカー側は、既存体制からの脱却に多大なコストが必要になるため難しい」とか、
「店員側で英式問題に気付いていても、英式のほうが・・・修理売上・在庫管理・セット品の存在から、
直接対応するユーザーが望まない(理解できない) → 変えるわけがない → 対処できないことは、
「わざわざ書くまでもない内容」となります。


●隠され続ける英式「虫ゴム」の問題

【空気入れ時に"重い:力が必要"】【空気圧の状態が+130kpaでの目安のみ】【劣化が早い】

一応「使えるから」「安いから」で未だに使われてしまっていますが、
どんなタイヤチューブでも「本当に適切な」空気圧充填や管理・把握のためには
まず「虫ゴム」からの脱却が始まりです。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
※もちろん「虫ゴムでも絶対に問題ない適正空気圧を判断できる」という人と
「米式口ポンプを手早く外せないほど不器用な方」「英式バルブの形状が良いという人」などが
使い続けることを否定しませんが、
英式にこだわるとしても、少なくとも「Gプランジャー」または「シュワルベ英式バルブコア」に変更し、
「コイン式や無料設置型のBOX空気入れは一切使わないこと」を強く推奨します。
https://w.atwiki.jp/longmemo2/pages/91.html#Auto
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「多くの人達」は、まずはエアチェックアダプターで簡易米式に僅か600円ほどの費用で、
「非常に分かりにくい判断方法」から解放されるため、旧態依然の「仕来り」に倣う必要はありません。

業界では極一部の方々を除き、
異口同音で「虫ゴム問題」を、まるで存在しないかのように
[取説に"虫ゴム"の文字すら一切記載されていない状況からも明白]
「マスコミの報道しない自由」のように隠し続けていますが

簡易米式化のエアチェックアダプターへのレビューが
www.amazon.co.jp/product-reviews/B007YDM5UY/ref=cm_cr_arp_d_viewopt_srt?sortBy=recent&pageNumber=1
概ね好意的な内容で増え続けることからも分かるように、
「気付いた方」は英式バルブを廃し、
多くの「米式」自動空気入れも使える利便性に気付いて
少しづつですが移行しているのが現状です。

※エアチェックアダプターで相性問題などが発生しているケースは「非常に稀」です。
パッキンズレのような初期不良品もあるとは思いますが、
大抵は「固定方法やポンプ(使い方)の問題」など
「エアチェックアダプターではない問題の可能性」が高いです。



【▲英式→米式変換バルブ=全て空気圧そのまま測定可】は間違いです!


【米式変換バルブは"2種類"あります】

「英式→米式変換バルブ」でも
GIYOバルブアダプター(英式→米式) 等は「外側(口金)だけ」しか変わらないので要注意!
────────────────────────
[GIYO] DUNLOP ADAPTOR バルブアダプター(英式→米式)
www.rinei-web.jp/products/3718
(※DUNLOP=英式バルブ)
────────────────────────
コアは普通に虫ゴムのままなので空気圧はポンプの空気圧計そのまま表示「ではない」です。
何故これで空気圧そのまま測れると思うのかといえば構造を理解していないのでしょう。

確かに英式虫ゴムのままでも「+130kpa程度で見ることは出来る」とされているものの、
そもそも「▲耐久性が低く」「▲空気入れのときにも重い」
利点といえば「●僅かな小銭程度安い」だけでしかないので、
個人なのに「何百台」も所有しているのでなければ
ポンプ空気圧計でも一応そのまま測れる「シュワルベ英式コア」のほうが遥かにマシ。
(シュワルベ英式も使えないような粗悪品チューブであれば即米式チューブへ換装を勧めます)

★空気圧をそのまま読める英式→米式変換は
「パナレーサー(Panaracer)のACA-2(エアチェックアダプター)」。
https://w.atwiki.jp/longmemo2/pages/147.html

英式(バルブ)とはリムのバルブ穴径で互換のある米式チューブに一気に変更しても良いですが、
「お試し」でACA-2使うのは大いにアリです。

※「空気圧計付きポンプ」は、送料込みで約2600円から(PWT)。
https://w.atwiki.jp/longmemo2/pages/46.html#RP

もしくは、ホムセンでも扱いのある全く珍しくない「米式も使える鉄製ポンプ」に
「米式用の空気圧計」を別途購入も可。
https://w.atwiki.jp/longmemo2/pages/112.html

●英式バルブのトップナット成形不良

ameblo.jp/schonkm/entry-12808305607.html
安物自転車の安物チューブだろうか?
ACA-2で相性問題の報告で過去にはYAMAHAの電アシに使われていたチューブもあったので
一概には言えないが、やはりどうしても安い故に不良品が混ざる割合も高くなるのではと思う。





▼英式バルブ関連の分類図
▲【要注意】「スーパーバルブ」「スペシャルバルブ」では両方該当する
https://w.atwiki.jp/longmemo2/pages/127.html#susp

空気充填時には+約130kpa(参考程度) → 「虫ゴム」(非推奨)
https://w.atwiki.jp/longmemo2/pages/127.html#130

▼空気圧測定可否が"異なる結果"
MPプランジャー(底ゴム型)┳ミリオン「MPプランジャー 」
┃┃               ┗(サギサカ扱い「33004」)(▲スペシャルバルブ[重複])
┃┣扶桑精器「MPプランジャー」日本製
┃┣ブリヂストン(▲スーパーバルブ)
┃┣アサヒサイクル(▲スーパーバルブ)
┃┗廃盤?:「100均扱い」(▲スーパーバルブ[重複])

●仏式"もどき"化 → 「Viva 英-仏アダプター」(仏式というより"先端延長のMPプランジャー")
https://w.atwiki.jp/longmemo2/pages/127.html#EV-FV


▼空気圧が測れる
シュワルベの英式バルブコア (推奨:専用計測器「エアマックスプロ」)

Gプランジャー(底十字型)┳ミリオン「Gプランジャー 」
┃┃              ┗(サギサカ扱い「33003」)(▲スペシャルバルブ[重複])
┃┣「100均扱い」(▲スーパーバルブ[重複])
┃┣パナレーサー「楽々バルブ」(チューブ組込のみ)
┃┣アリゲーター「エクスプレスバルブユニバーサル」
┃┣ウィンテック「バルブセット スーパースペシャル」
┃┗ギザ(マルイ扱い)「EP2 オートバルブ プランジャー」:YPP19600

★米式化「エアチェックアダプター(ACA-2)」
https://w.atwiki.jp/longmemo2/pages/147.html

もはや生物の分類図のように複雑に枝分かれしてしまった。

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○英式(虫ゴム式)のメリット
1:ママチャリ扱い店(ホムセン・個人店)で修理を受け付けてもらいやすい、簡単に「安価」で入手しやすい
2:「空気入れが"極端に"不器用な人には」空気入れ時に漏れにくい虫ゴムのほうが適している?
3:タイヤセットに「強制的に含まれる」ことが多く、(耐久性など無視するのであれば)安価なチューブもある。
4:(完全に空気を抜くには工具があったほうが良い)米式に比べ空気を抜きやすいので
 チューブ交換が手早く行えるという意味で「1秒でも早く楽に修理して稼ぎたい自転車店」に優しい
5:小型工具すら減らしたい「ツーリングには」便利?

※不具合確認のしやすさは「正常なチューブに組み込んで使えばすぐに分かる」ので利点とは言えない。
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●英式のメリット?

minkara.carview.co.jp/userid/207103/car/2242503/4066452/
(米式に交換したがヘッド外し時の空気漏れに不慣れなので不満があるという内容)
英式の場合の欠点と言われる「一方通行」
実は空気を入れ終わって空気入れを外す際にモタモタやってても
入れた空気が抜けるって事はなくこれは「長所」でもある訳です。

実際適材適所だと思います。
自転車の様に空気量が少ないものは英式の方が扱い易いです。
◆空気入れの扱いは「慣れ」と「ポンプヘッド」の両面で考える。
「●慣れ→手早く外す慣れ、少しだけ(約30kpa)多めに充填しておく」
「●ポンプヘッド→ヒラメ縦型など評判の良いポンプヘッドに交換する」

そして、どうしても英式という場合は、「シュワルベ英式バルブコア」。
しかし、米式では修理や整備が断られてしまうような問題のある店に関わる必要がなければ、
空気入れ可能な拠点数の確保の点から、長期的な利便性を考慮すると米式化をオススメしておきたい。

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×英式(虫ゴム式)のデメリット
▲1:虫ゴムの場合ポンプに力が必要 → エアチェックアダプター他への交換で多少軽くなる
▲2:虫ゴムでは空気圧を把握にしくく調整しにくいので適正空気圧にし辛くパンクを誘発しやすい
▲3:虫ゴムは劣化しやすい → 空気が漏れやすい
▲4.「ポンプの空気圧計」は概ね+130kpaを勘案する必要があるが、劣化状態も考慮すると参考にならない。
 (▲「単独の空気圧計だけ」での測定が不可能)

(▲MPプランジャー型は空気圧測定での評価が割れているので評価なし)
(▲同系統の英→仏(VIVA)ではキャップをつけても隙間ができるので非推奨)

×英式Gプランジャーのデメリット
▲1.▲2だけはGプランジャーにすることで解決するが・・・、
▲3:【耐久性問題】Gプランジャーは「移動する"中栓"が詰まりやすい」傾向あり。
「ポンプの空気圧計」を参考に出来ても、虫ゴム同様に▲4:「単独の空気圧計だけ」での測定が不可能。
※要するに「ポンプの空気圧計に不具合が発生した場合」に備えて、単独空気圧計を併用することが出来ない問題あり。

◆シュワルベ英式バルブコアのデメリット?
▲1,▲2,▲3,▲4全て解決。※販路については、ヨドバシ.com等でも簡単に購入できるので問題というほどでもない。
デメリットというほどもでないが「専用空気圧を併用する場合」、
空気圧計付きポンプとは「別に」+約2700円の購入費用が必要な点。
それよりも、「シュワルベの専用空気圧計」は電池式なので交換がいずれ必要になることが最大のデメリットだろうか。
(※米式でも正確な空気圧測定の場合、GIYOではなくストレートの空気圧計で同等の費用が必要だが、電池交換は不要)。

その他
▲:英式キャップの装飾が極少数(エアチェックアダプターに換装すれば一応可能)

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●「虫ゴム式の英式バルブは正確に空気圧を測定できません」
panaracer.com/products-q_a/
「一般編:タイヤ:Q5」
仏式バルブや米式バルブは、空気圧ゲージのみで測定可能です。
虫ゴム式の英式バルブは正確に空気圧を測定できませんが、
当社エアチェックアダプターをご使用いただくと測定できるようになります。
(↑2022年9月掲載)

(↓上記が再び消えた時に備えて過去掲載残し)
https://web.archive.org/web/20160704235647/http://panaracer.co.jp/products/manual.html
空気の入れ過ぎや低圧使用はタイヤの破損やバーストの原因となりたいへん危険です。
空気圧のチェックは必ず走行前に行い、 タイヤ側面に刻印されている「標準空気圧」または「推奨内圧」に従ってください。
※米式または仏式バルブはそれぞれ専用ゲージで測定可能です。
虫ゴム式の英式バルブは正確に空気圧を測定できませんが、
当社エアチェックアダプターをご使用いただくと測定できるようになります。

●エアチェックアダプターを付けると空気圧測定可能

twitter.com/PanaracerJ/status/1404717559736197124
Q.英式バルブをエアチェックアダプターで米式バルブ相当とすると、ゲージ等で空気圧を測れますか?
A.測定可能。米式バルブ同様と思ってもらえばよいです。
「空気入れの空気圧計の目安」+「米式用の単独空気圧も使用可能」

英式の場合
●Gプランジャーであれば「空気入れの空気圧計の目安」のみ。
●シュワルベ英式バルブコアであれば「シュワルベのエアマックスプロ」が専用空気圧計になるが、
 「空気入れの空気圧計でもある程度正確に表示されると思われる」。
(虫ゴムでも一応+130kpaが目安には出来るというが、充填時の重さや耐久性の難点がある)


▲BS「英式バルブ用タイヤ空気圧ゲージはありません」という大嘘

bsc.custhelp.com/app/answers/detail/a_id/582/

もちろん実際にはシュワルベ「エアマックスプロ」が存在する。【基本的にシュワルベの英式バルブコア用】
g-style.ne.jp/item.php?brand_id=16&item_category_id=98
如何に「英式では測定できない」と思い込ませたいのか、
実際には誰も使ってなさそうな「接地面の長さ」という計測方法を薦めてしまう酷さ。
(虫ゴムでは正確な測定が困難)

エアチェックアダプターのレビューに電動空気入れとの組み合わせも増えてきていることから
いい加減「英式」に拘るような時代は終わったと自覚し米式チューブに移行すべきに思えて仕方ないが
リムへの固定や軸部分からの漏れを防ぐために有効な「ネジ軸式」が
現状「シュワルベ、コンチネンタル、スペシャライズド」しかないというのが地味にネックでもあるのだろうか。


▲「(標準)300kpaだから」空気圧管理は英式で問題なし?

絶対に英式から変更するつもりがない意固地な人の思考を読み解くと・・・
(※虫ゴムは論外で、Gプランジャーやシュワルベ英式バルブコアでの運用想定)

生活自転車だから「英式"でも"良い(英式≧米式)」ではなく
「英式"のほうが"良い(英式>米式)」とする必要があるのだろうか・・・?

 ・「スポーツ自転車のような高圧用の細幅タイヤじゃないから」?
 ・「レース競技出るわけじゃないから」?
 ・「時々しか使わないから」?
 ・「半径1km程度しか移動しないから」?
あとは
 ・「英式専用ポンプ(+シュワルベ空気圧計)が既にあり、わざわざ買い替える意味がない」?
のような理由だろうか。

「生活自転車のバルブは絶対英式形状でなければならない」という人はほぼ居ないはず。

1.「空気圧量は無関係」
スポーツ自転車タイヤでも300kpa程度の空気圧でレース競技の結果を残せているので
300kpa「だから」空気圧管理が雑でいい理由とはならない。

もしも「低圧=英式で問題なし」と仮定すると・・・
ファットバイクは150kpaのような低圧なので「英式でも問題なし」となるが、
空気圧量の多さから充填頻度そのものは少なくて済んでも
果たしてファットバイクを英式チューブを使うべきかどうかで考えると…?

2.「空気入れ可能な拠点数の大きな差」
生活用途であっても・・・英式の空気入れできる拠点数より
「(いざという時には)圧倒的に米式での空気入れできる拠点が多い」というメリットがあっても
イチイチ使用許可を得るのが面倒なので考慮しないのだろうか?

3.「信頼度・2重チェック」
自転車の使用機会が少なく距離が短くても、
虫ゴムではなくシュワルベ英式バルブコアであれば
シュワルベの空気圧計で確かめることができても、
校正機器まである米式のほうがより正確に測れるため、
「安物タイヤに要求されるシビアな空気圧調整」が可能で
「タイヤをできるだけ長持ちさせやすくできる」と言えるが、

「そんな手間をかけて確認するくらいならタイヤさっさと買い替えた方が良い」
「そんな安物タイヤは使わない」「むしろ距離が長いので安物タイヤを次々付け替えたほうが安い」
という運用方法であれば英式運用でもいいのかもしれないが・・・

ポンプの空気圧計は実際一定以上針が動かなくなって壊れている「自らの経験上」
長期運用の観点から信用していないし、
「デジタル空気圧計」は電池コスト(買いだめするわけもいかないので都度購入必要)
交換まで必要なので意外と手間。

英式運用で特に支障がないから使うのはもちろん自由だが
自動車等に使われている「信頼できる米式バルブ」を、
タイヤ交換のタイミングでさえ避ける理由があるとすれば・・・

「互換性のあるチューブが分からない」「ネット通販が使えない(主に高齢者)」
さすがに「懇意にしている自転車への(在庫・空気入れ)配慮で英式を使ってあげている」という
優しい(めんどくさがり)人が多いわけがないので、
「空気入れ可能な拠点数の大きな差」を無視できるのであれば
せいぜい、英式チューブのほうが若干安いから
「安く出来る物は"数百円でも"ケチりたい」という理由だろうか。

※「手先が不器用でポンプヘッド素早く外せない」なら
ワーサイで扱っている「ねじ込み式の米式ポンプヘッド」を推奨。
(R250 クイックリリースポンプヘッド「L035H8」)


●電動空気入れでの英式への解説の疑問

bicycover.com/products/bicycover-pump
※英式バルブは構造上直接の空気圧の測定ができません。
これは分かる・・・といいたいところだが
「虫ゴム」「シュワルベ英式バルブコア・Gプランジャー」は異なる。

表示の空気圧は空気入れとバルブの間の空気圧値を示し、
間接的に測定することで空気圧値を表示します。

その間接的な表示が
「全く的外れというわけでもない(※但し約+130kpa換算が必要)」から余計ややこしい。
せめて「英式"虫ゴム式"の場合は表示は正確ではありません」と書く必要があるように思うが・・・

パナ:406(20×2.125)の前後子乗せの場合
通常空気圧:280kpa
重い荷物などの場合:300kpa
前後子乗せの場合は300kpa

▼「(50psi)350kpa」設定×英式"虫ゴム式"で、この電動空気入れで充填した場合
350kpa-約130kpa=
(「(50psi)350kpa」まで充填したつもりでも)
実際には「▲約220kpaしか充填されていない」ことになる。

なるほど・・・これでは「空気圧不足」からの「リム打ちパンク」も後を絶たないのも分かる。

※英式の場合、虫ゴムでの使用は空気圧が正確に表示されないため使用しないでください。
※できるだけ米式変換や米式チューブへの変更をオススメ致しますが、
英式でお使いになる場合は、必ず「シュワルベ英式バルブコア、又は Gプランジャー」をお使いください。
のような案内が本来は必要。

まあでも「(300kpa基準で)必ず1か月1回程度の空気入れ」が出来ているなら、
手動の空気入れ使うとしても大した手間でもないのに
深夜にでも使えば「爆音」認定もされかねない電動空気入れを使ってしまう時点で
細かいことは気にしないのだろうし、
バッテリーを長持ちさせられなくても、タイヤの劣化も少々早まろうが
「自転車店に貢献している」と思えばいいことなのかもしれない。


◆残念な登場人物たちから学ぼう

「空気圧に関する話でも「英式(虫ゴム)特有の問題」

▲タイヤメーカーの人
「●側面が固いタイヤもあるので押したところで正確には分からない」

これは(余程の熟練者を除き)正解でも・・・

「▲一般車タイヤの空気圧など英式(虫ゴム)では空気圧が分からないので意味がない」

これは間違い。

大前提として「英式"虫ゴム"では正確な値を表示しない」までは分かっていても
その「ほんの1歩先の知識」があまりにも無さ過ぎる。

もし「タイヤも"一応扱っているだけ"の総合商社」であれば
例えば野口商会のSNSで英式の代わりに仏式チューブをカスタム用として案内してしまうような
酷さ(シングルウォールリムに仏式チューブは"バルブ穴径が不適"でスペーサーも機能しないので
米式チューブが正解)があっても、その程度の知識しかないのは仕方ないと思うが、

本当にタイヤメーカーの社員なら
この程度の知識さえなくて給与を得られること自体がはっきり言って異常。
怒りや笑いを通り越して呆れ果てる。
「人間として道具の持ち方や歩き方が分からない」に近いレベルのヤバさ。

シン●ーや、(自社製造ではないという)B●は当然として、それ以下も「でしょうね」としか思わない
(ミリオンがGプランジャーで測定できる事実を知っているかどうかは微妙)

社内に資料やマニュアルが存在しなかったとしても
「英式では空気圧が分からないに決まっている」という固定概念しかなく
何ら疑問を持たなくて平気でいられる神経とは・・・。
そんなだから一般車からスポーツ自転車へ人口を増やすことができず
「タイヤ需要≒自身の給与UPの芽すら潰している」ことが分からないのだろう。

さすがにIRCやパナレーサーやシュワルベ(PRインターナショナル)社員ではないと思いたい。
パナレーサーの商品群からエアチェックアダプターを
シュワルベの英式バルコアの存在を知らないわけがない。

▲客
「▲頻度や充填量の説明をしても理解できず空気不足を再発させる」

もちろん余程の高齢者や知能的な障害認定があれば理解は示せますが
健常者で理解できないというのはさすがに・・・
軽度の問題がある人間が想像以上に多いというべきなのだろうか。

「▲入れすぎたので控えている」
「▲空気圧計などない設置型のコンプレッサーを使っている」

これは充填量を学ぶ機会がないことから
使うべきではないコンプレッサーを使っていても仕方ないのはある。

▲店員
「側面握り測定法よりは取説にある方法で…(接地面の距離?)」

タイヤの硬さ、その日の体調や気温、老若男女千差万別の握力に違いがあることを常識的に理解できていて
側面を握力の触診で判断する方法を勧めないことは大正解で素晴らしいのですが…

取説にある方法とは…?もし接地面の長さ測定を意味しているのであれば、
1人暮らしなら新聞紙と水をイチイチ用意する?
家族がいれば乗車状態で定規や巻尺で何となくの距離を測ってもらう?
それが"タイヤ問わず"有効なんでしょうか・・・?面倒すぎて試そうとも思いませんが。

▼「以下反証」

◆虫ゴムで+130kpa
https://w.atwiki.jp/longmemo2/pages/127.html#130
劣化状態でも左右されるとすれば知っていてもあまり意味がないですが、一応の測定"目安"は存在します。

▲英式は正確な空気圧が分からない?
完全な英式では「シュワルベ英式バルブコア」「Gプランジャー」がありますが?

そして、米式変換の「エアチェックアダプター」。
※英式虫ゴムからの脱却での話なので「英式からの米式変換?それもう"米式"だから」というのは無理がある。

その「業界の常識は非常識」と疑いの目を持って
正確な情報を理解したいと思える反面教師達からは
「山のように潜在需要が眠っていること」がよく分かり、学びが多くて助かります。

「1:頻度」「2:充填量」は別です。混同しないようにしましょう。
一度に覚えるのは難しいなら、まずは「頻度の習得から」。次に充填量。
「1:頻度 → 2:充填量」の順序は絶対間違えないこと!

↓以下リンク先に詳細

★パンク予防は習慣と米式化
https://w.atwiki.jp/longmemo2/pages/98.html


★タイヤの空気圧1
https://w.atwiki.jp/longmemo2/pages/91.html

★タイヤの空気圧2
https://w.atwiki.jp/longmemo2/pages/148.html


これらの次に「3:タイヤの種別」へと繋がります。
【重要】「最初からタイヤの質にこだわるのは殆ど無意味」なので気をつけましょう。


















●ミリオン 底ゴム型→【MPプランジャー】、底閉じ型→【Gプランジャー】と区別

www.kyowa-ltd.co.jp/products/wheel7.html
www.kyowa-ltd.co.jp/products/images/wheel7_1img.jpg
www.kyowa-ltd.co.jp/products/wheel03.html
www.kyowa-ltd.co.jp/products/images/wheel03_valve.jpg
▲「スーパーバルブ」「スペシャルバルブ」では両方該当してしまうため
ミリオンとブリヂストンで「MPプランジャー」になっていることから
対となる固有名詞として「Gプランジャー」に統一してもらいたい。

※○:Plunger、×:Blunger
「プ」の半濁点「 ゜」が、潰れて濁点「 ゛」と見分けがつかない環境もあるためか、
未だに「ブ」になっているところも散見されるが間違い。
Blungerでは「粘土と水を混合する(機械)」になる。

●「スーパーバルブ」「スペシャルバルブ」という表記について

▼スーパーバルブの「底十字型」「底ゴム型」

 ・ダイソー扱いの「スーパーバルブ」の「底十字型」
minkara.carview.co.jp/userid/233045/car/746056/3411026/parts.aspx
 ・ダイソー扱いでもスーパーバルブ:「型番は同じでも」販売時期で「底十字型」「底ゴム型」の2種類あり
archive.fo/wEvV4
底ゴム型のパッケージには日本製と一応書いてはいるが・・・個人的にはイマイチ信用できない。
(エアチェックアダプターは中国製なので生産地だけを気にしてもしょうがないのは確かだが・・・)

▼スペシャルバルブの「底十字型」「底ゴム型」

商品名自体は同じ「スペシャルバルブ」で分かりにくい。

【底ゴム型】「スペシャルバルブ(CZA051)」商品コード: 33004
www.sagisaka.co.jp/products/detail/4102
www.sagisaka.co.jp/products/4973291330049/
内容表記で「MPプランジャー」とあるので、判別はできるが・・・
パッケージ画像には「スーパー"虫ゴム"」とあり紛らわしい。

【底十字型】「スペシャルバルブ」商品コード: 33003
www.sagisaka.co.jp/products/detail/4100
www.sagisaka.co.jp/products/4973291330032/

▼結論
スーパーバルブ、スペシャルバルブ、「それぞれ「底十字」と「底ゴム」の2種類あり」非常に混同しやすいので、
「ドラムブレーキ(形状的にローラーブレーキまで含む)」のように使わないほうが良い。
「MPプランジャー」または「Gプランジャー」と呼称しないと話が噛みあわなくなる。

■(英式用)スーパーバルブ系統は2種類「底十字型」と「底ゴム型」

archive.fo/wEvV4
底十字型と底ゴム型の違いは不明だがパナレーサーは底閉じタイプになるので底ゴムに比べ優秀と見るべきか。
2個セットで100均品もあるが品質はそれなりだろう。
底十字型でもドイツ製のパナレーサー品は中国製と思われるものよりはマシとは思うが、
販売メーカーよりも競輪バルブと似たような底ゴム式のほうが優秀に思える。


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●よくある英式のトンボ口では空気圧測定(目安にも)できない?

www.youtube.com/watch?v=GQmySRItX54
当atwikiでもACA-2/米式(バルブ)チューブ化を強く推奨する立場ではあるものの、
謝罪する必要はないような・・・。

「虫ゴムですら」「虫ゴムの弁開放を考慮し」「概ね+130kpaを目安」にできることから、
必ずしも「バルブコアをピンで押す構造でなければ空気圧測定できない」というわけでもないかと。

そもそも「トンボ(口金部分)」 と 「ホース」 と「ポンプのシリンダー(筒)」が
「密閉された状態で繋がっている」から「空気が入れられる」わけで・・・。

当然、継続的に密閉され続けていなければ空気圧計が機能しないわけもないので、
一時的に空気を入れる際に接続されている時点で、その時点での測定値を参考にできる。
(シュワルベ英式バルブコアとGプランジャーは最も誤差が少なく、
MPプランジャーは評価割れ、虫ゴムでは概ね+130kpa必要)

※「空気を押し込める状態」=「必然的に押し返す力もある」を例えると、
「密閉された瓶」を開放するときに、押し込める側からどれだけ強く風を当てたとしても
(一時的に蓋を開けてから)また密閉状態にできないのと同じ。

また、同じ「中身シュワルベの英式バルブコア」で、
「トンボ口金」では測定できないが、
「パナレーサーのワンタッチポンプヘッド」や「口金だけ米式にしてポンプヘッドを固定」で測定できる、
という違いが出るとは思えず。

◆(今更ながら・・・シュワルベ英式バルブコアを使用する場合、
「測定器具としてシュワルベ専用の空気圧計"エアマックスプロ"が必要=使用しなければ測定できない」
思っていたが、この際に該当箇所を修正)

※口金箇所以外で、エアマックスプロと空気入れの空気圧計を比較したときの
「ホースやシリンダーを介することで測定経路が長くなる」ことについては、殆ど考慮する必要はないはず。

※英式でもGプランジャーについては、
「中の栓の詰まりが起こりやすい」という構造上の問題や
それゆえに虫ゴム程度の耐久性しかないという話もあるので、
空気入れ時が軽くて正確に空気圧が測定できるとしてもイマイチ薦める気になれない。

※「MPプランジャーで正確な空気圧測定は「可・不可」で、
現在結果が割れている状態なので微妙。

ついでに・・・ACA-2[エアチェックアダプター]が共回りする(緩む)場合、
www.youtube.com/watch?v=s-v9hQeCIRo
「ポンプヘッドの固定時に緩む方向(反時計周り)へ力をかけない」というのは当然として、
ACA-2には、構造的な相性として「ポンプヘッドが"ねじ込む形"の固定式」を避けるべきかもしれない。

あとは既に紹介しているように
◆イタズラ防止も兼ねて「ダブルナット(六角リムナット)で固定」
◆「軽くグリス塗付してから締める」
◆「ロックタイトの弱固定を1滴ほど塗付してから締める」
これでも緩むなら「バルブ軸の溝が異常(相性問題の発生)」なので
米式チューブへ換装するしかない。




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英式チューブ(バルブ)には、概ね業界都合の問題があります。

それは「パンク予防のために最低限必要な「空気入れの習慣化」にも影響する
「適正空気圧の範囲を知るための米式化」という、
「一般車への適正なメンテ方法を学ぶ機会を与えられなかった教育」から
"必要ない"と思い込まされていることが、少なからず影響していると思われ、
メーカー取説に虫ゴムについて何ら書かれていないのも当たり前という酷さに始まり、
タイヤチューブのセットに強制的に英式チューブを付属させているような手口からして問題があると考えています。

そんな業界や店の都合に巻き込まれて英式にされないように
米式チューブの予備を確保しておくことをオススメします。

「米式にすると必ずポンプ買い替えになる」のような話に騙されないように注意しましょう。
米式に使えるポンプが極端に特殊で買い替え必須になるわけではありません。
「安めの鉄ポンプでも英式クリップ部分を外して米式に使えるポンプは普通にあります。」
※但し空気圧計がないポンプの場合、別売りの米式対応の空気圧計を準備しなければ適正空気圧を具体的には把握できません。

英式は(余程の熟練者や自転車のパンク防止に興味がない人を除けば)
実質的に「米式への空気入れ後のポンプヘッドを手早く外すのが極端に不得意な人向け」です。

空気圧の管理が難しい英式は避けましょう。
(Gプランジャーではコア不調例もあるが、ポンプの"空気圧計の不調"で補修パーツがなければポンプごと買い替え必須)
(シュワルベの英式バルブコアは専用空気圧計かポンプの空気圧計頼り)

●一般車(ママチャリ)の英式は米式へ変換/交換すべき

パンクの原因・乗り心地の改善には「空気圧」が非常に重要。
大抵の一般車には慣例で英式(虫ゴム)が使われていて、空気圧が測れず劣化もしやすいので問題。
そこで、
繋ぎで米式変換できる「エアチェックアダプター」を使いながら、
チューブ交換時にはリム穴に互換のある「米式チューブ」に交換し
最低月1回きちんと空気圧を測りながら入れるクセをつけることを薦める。
キャップをせずに泥が詰まって空気が抜けやすいというのはバルブ形状以前の整備不足の問題。
虫ゴムのほうが修理しやすいとか、「無整備でも修理しやすい」というのは自転車店の都合に過ぎない。
英式を使い続けるということは、適正空気圧を理解せず、空気圧不足を起こしてパンクしやすくする
または空気を充填しすぎてタイヤのひび割れを促進させたり破裂を誘発する可能性も高くなる。
結果的に自転車店に貢献したい方、腿を太くするために無駄に疲れやすい高負荷筋力トレーニングをしたいなら話は別。

●一般車の標準的な「300kpa」という基準の空気圧を知るために

習慣づけが出来るかどうかはともかく、入れすぎ・少なすぎを防ぐ意味で空気圧を測定することを強く推奨する。
(「手で押して判断すれば十分」というのは、握力が老若男女で千差万別ということを一切無視した
全てのタイヤの硬さを熟知しているプロのみに通用する言葉)

 【1】(英式専用)ポンプ(空気入れ[以下ポンプ])を所有している場合
 ・トンボ口クリップが外せない = 英式バルブ専用ポンプであれば【合計 約3000円ほど】
  「シュワルベ 英式バルブコア(PRインターナショナルから直接購入で約100円)」
  +「専用の計測器(AIRMAX PRO エアマックスプロ)通販ショップ送料込みで約3000円程度」

 【2】(米式対応)ポンプを所有している場合
 ・トンボ口クリップを外せる = 米式にも対応している【合計 約1500円】
 ■英式を米式に換装
 「パナレーサー エアチェックアダプター「ACA-2」(ヨドバシで送料無料で約500円)」
  +「エアーゲージ」

 【3】ポンプを所有していないので新しく購入したい
 (+空気圧を別の計測器で測るのが面倒であれば)【合計 約3000円ほど】
 「パナレーサー エアチェックアダプター「ACA-2」(ヨドバシで送料無料で約500円)」
  + エアゲージ機能があるポンプ約2500円~

 ▼エアチェックアダプターが重い・邪魔・見た目が好みではないという場合
 「米式チューブ」約1000円
 ↓ 
 +(ポンプがなければ)→「エアゲージ機能があるポンプ」約2500円~
 または
 +トンボ口クリップを外せる(米式にも対応している)ポンプ(約1000円)+「エアーゲージ(amazon等で約1000円)」

 +(ポンプはあるが英式専用)→「ポンプにエアゲージ機能があるポンプ」約2500円~

▲米式化を断固拒否する場合は英式専用のポンプだけでは空気圧を測れないので・・・
(そもそも基本的には標準的な英式バルブ(虫ゴム)ではまともに空気圧を計らせてくれないので
 空気圧計付の英式専用バルブというのは存在しない)

■ポンプを買わない・持たない主義
英式バルブが良ければ「必ず近所にあるとも限らない上に
定休日の場合もある英式バルブのみを推奨する自転車店」を頼りにする。
または、
「エアチェックアダプター」または「米式チューブに交換」で「米式化」した上で、
(スポーツ自転車も扱うのであれば当然常備されているはずの「米式対応ポンプのある自転車店」だけでなく)
「ガソリンスタンド」での空気入れも可能。(必ず使用可否を確認すること)

 【2】のトンボ口を外せるポンプを既に持っているなら比較的安く揃えられるので
 まだ自転車の”一般的な基準となる300kpa”の空気圧の重要性を知らない人達に広くオススメしておきたい。

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●虫ゴムでの+130kpaはあくまで目安に過ぎない理由

下記にあるように、「虫ゴムの場合+130kpaを目安にできるらしい」とは書いてきたものの・・・

【1】「虫ゴムには種類がある(アメ色・黒色)」
【2】「劣化している状態では気密度合いが異なるのでは?」
という2点から、元記事でも【概ねプラス130KPa程】とあるように、
あくまで「目安」であり「適正空気圧を測る数値にすべきではない」と
改めて覚えておきたい。

しかし・・・数値までしっかりと気にするなら既に虫ゴムを廃し、
エアチェックアダプターなどに交換しているユーザーが多いと思われる一方で
虫ゴムでは「(ポンプの空気圧計表示)+130kpaを"目安"に充填」という「具体的な数値」を紹介するような
親切な店自体がなさそうに見えるのは、記事自体の存在を知らない以前に、
「紹介する機会」がなさそう。

何しろ「虫ゴムを使い続けていても何も問題はない」と"思い込まされている"被害者達は、
業界と感覚を疑うことなどないので、「イチイチ数値なんて気にしない」だろうから
空気圧計付ポンプ自体を持っていることが珍しいため、"無駄話"としか思えないだろう。

●虫ゴムの英式バルブでは測定値+130kpaで正確な値?

daibutucycle.jimdo.com/2015/08/06/パンクの予防/
日本の自転車の多く(シティ車やいわゆるママチャリ)は英式バルブ(虫ゴムと言えば聞き覚えがあるかと)が大半になります。
これが曲者でゲージ付きの空気入れでも適正な数値が出ないのです。
タイヤメーカーのパナレーサーも適正な数値を出す為に米式バルブに交換してください!という名目で米式変換バルブを販売
先日受講してきた車いす安全整備士の講習の中でも似たようなことが書かれてました。
(検証画像)(なぜ一般的なkpa(キロパスカル)ではなく、わざわざメガパスカル表記なのか・・・)
きちんと数値まで出した興味深い実験データです。
このデータから、表示の数値より概ねプラス130KPa程入れた方が良いということが解ります。
これで大方の目安は大体見当は付くのですが、自転車整備士のマニュアルによることころでは
負荷時にタイヤの沈みこみ率が15%とか乗車時にタイヤ接地長が10cm等が書かれてます。
しかし、数値が分かったところで
「空気入れ時のポンピングが重い」(これはシュワルベ英式バルブコアやGプランジャーでも解消される)
「虫ゴムの劣化速度」(Gプランジャーにすれば必ず劣化しにくいということでもない)
「イタズラで外されやすい」(シュワルベ英式バルブコアやGプランジャーでも同じ)
といったデメリットはあるので
自転車=英式バルブしか知らないないような自転車屋(のような店)でも作業を受け付けてくれるといった
「数少ないメリットをどうしても優先しなければならない」理由でも無ければ
英式バルブ自体を薦めない。
(追記)
計測は「特殊な装置」を用いて計測と画像にあるが、
市販品では(シュワルベ専用の英式バルブコア以外の)英式バルブの測定器が存在しない以上、
ポンプでの数値をアテにするのはどうなんだろうと。


◆[修正]英式虫ゴムでは適正まで充填すると「約100kpa高く表示」

www.youtube.com/watch?v=tQGgz6RAzkc
※既存の「虫ゴムでは多く充填する必要がある」と同じなので大幅削除。

◆タンクなしと思われるサーファスの空気入れで英式虫ゴムは高く表示されている例
「虫ゴム接続の時点で約180kpaを示している画像」
blog.cb-asahi.co.jp/wpdir/wp-content/uploads/2021/05/202105111748044024-x-2683IMG_6673.jpg
この状態から「空気圧の表示で300kpaまで充填する」と
▲「チューブ内部には120kpaしか充填されない」ため、残り180kpa不足。
つまりポンプの目盛りでは300kpaを超えて480kpaまで充填する必要がある。

結論:適正まで充填すると「高く表示」されるのは当たり前なので、
自身で謎内容を展開していただけだったという。


◆[新説]MPプランジャーでも+130kpaが必要?

anzen-seibishi.org/general-information/1585
MPプランジャという形状のプランジャが、
スーパーバルブに分類されているにもかかわらず、
適正空気圧より少なくなっていることが判明しました

anzen-seibishi.org/wp-content/uploads/2020/07/MPプランジャ空気圧.pdf
「スーパーバルブ」の分類に含まれる、図の「MPプランジャ」は、
目盛り通りに入れると、ほぼ虫ゴム式と変わりなく、適正空気圧より少ない状態になります。
※各種メーカーにも言いたいが2バイト文字をURLにするのは止めて欲しいところ。

●スーパーバルブ(図の中央)・・・MPプランジャーと混同を避けるため以下「Gプランジャー」

●MPプランジャー
デメリット
青丸部分が固着すると、空気の追加補填が出来なくなる
 → 一旦外して青丸部分を掴んで引きはがしてから使う
※引っ張り過ぎると、バネを傷め、蓋ができなくなる
赤丸のバネが劣化すると蓋ができず、空気が抜けてしまう
※外観では、確認が難しいことが多い

空気補填時、ほぼ虫ゴム式に近く(空気圧が不足)Gプランジャーより明らかに少ない
(JASPEC調べでは、概ね+130kPa程度追加が必要)

JASPECで計測したMPプランジャのメーカーA社製・F社製・B社製・M社製の4メーカー
(調べればすぐ分かるものをなぜ伏字にしているのか意味が分からないが・・・)
A・・・アサヒサイクル
F・・・扶桑精器
B・・・ブリヂストン
M・・・ミリオン
と思われる。
計測器:エーモン工業(株)エアゲージNo6777
エーモン【6777】エアゲージ
www.amon.jp/products2/detail.php?product_code=6777

◆肝心の「米式用のエアゲージで英式バルブをどうやって計測したのか」
書いていない時点で謎が深まっただけという。
「英→米の口金のみ変換」で英式を計測???

仮説としては
「米式用エアゲージ」で「英→米の口金のみ変換」で計測を行った際に、
MPプランジャーだけ「弁開放までにエア漏れが多く発生したから低く表示された」
というところだろうか?


◆こちらにある解説のほうが分かりやすい
www.kawamura-gishi.co.jp/wv09/2020/09/post-169.html
※入力側はMPやスーパーバルブ(Gプランジャー)で、内圧を測定する側は米式バルブです
測定器具などの差もあると思いますが入力と内圧の差があること理解してくださいね!
Gプランジャー → 入力:455kpa、内圧:435kpa
MPプランジャー → 入力:445kpa、内圧:340kpa

要するに、空気入れに繋いでいるときに表示されている数値が、
◆「バルブ軸内の"弁より手前のホース側まで"の圧力」を
"含む"と実際の内圧は低く、"含まない"と米式同様にそのまま表示されるとして・・・、
MPプランジャーでは弁開放まで虫ゴムのように130kpa程度必要なのかもしれないが、
ではなぜ、
下記「●MPプランジャーでの計測が米式と同じになっている例」があるのかということになる。
「弁開放までの空気圧が必要であれば」虫ゴムと同様のポンピング回数が必要なはず。

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●恐らくMPプランジャー同等と思われる2種

(1)ミリオン「エアゲージセット」(既に廃盤)
akigawa.world.coocan.jp/airgage.html
この目盛り自体が「約130kpa少なくなることを考慮した目盛り」になっていた?

(2)「競輪バルブ」
blog.goo.ne.jp/kino55crazy55/e/95bf80bcb349b50eb0e3378c68f3ba30
競輪車両の空気圧は検車の際に
www.nikkansports.com/public_race/keirin/kantoumon/news/201804140001011.html
空気圧が10気圧弱かどうかみる
とあるだけなので意外とアバウトなのだろうか・・・?

●MPプランジャーでの計測が米式と同じ結果になっている例
blog.cb-asahi.co.jp/products/7347/
意外にも、スーパーバルブ※は今回の実験においては米式バルブ化させたものと同じ数値でした。
全ての車種で同じ結果になるかはわかりませんが、
スーパーバルブ※は虫ゴム交換不要以外にもメリットがあるのがわかりました。

※この実験のスーパーバルブは「MPプランジャー」(アサヒサイクル「スーパーバルブ」)
ec.cb-asahi.co.jp/catalog/products/5851842AD9EF4D1C9F8B919E46C426A6
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◆結論
測定方法自体が異なるのもあるが、一定しないという時点で
もはやMPプランジャーも信用しないほうが良さそうだ。

稀にある相性問題はともかく、パッキンの嵌り方での初期修正が必要なこともあるが、
基本的には「エアチェックアダプターでの米式化」を推奨。
(チューブ自体が既にスローパンク状態や、使い方に問題がある等、
【利用者側に問題があるレビュー】も散見されるので要注意)

「どうしても英式」且つ「空気圧管理が絶対であれば」シュワルベの英式バルブコア一択で、
チューブ交換時は(周囲の店の理解力があれば)素直に米式チューブ選択が最適解。





●【既に廃盤】ミリオン「エアーゲージセット」の構造を見て思うこと

■過去に売られていた英式で空気圧測定ができるバルブキャップ
「共和:ミリオン エアーゲージセット No.1200」
akigawa.world.coocan.jp/tinpin-parts.htm
akigawa.world.coocan.jp/airgage.html
iwapuchi.hotcom-cafe.com/wordpress/2013/02/20130210.html
「ブリヂストン エアプレッシャーゲージ EG-ES」約1500円
www.e-chari.com/parts.html画像は保管してあるがミリオンと同型品と思われるため掲載略
(空気ミハル君はバルブとは別のリム穴に単独で有るので性質が異なる)

ミリオンの良心とも呼べるようなパーツだったが
既に廃盤のため現物を手に入れることはできないが、
この計器に書かれている数値が
(誤差を考慮しても)正確に240~300~360kpaを示すと仮定すると、

同様の【英式「底ゴム型:MPプランジャー」であれば、空気圧測定は可能】ということになる。
(英-仏変換型も底ゴム型ではあるが・・・見た目的にも機能的にもあまりおすすめできない)

ポンプの空気圧計を目安にという案内はできるようになるが、
一方で
代表的なものでいえば、20インチに406と451、26インチでも559や590、
ボスフリー・カセットがある7速のように
「混在すること」で余計な混乱を招く恐れも強い。

元々【自転車店からの案内に対する注意喚起】として
「(英式でも)空気圧計のあるポンプを買って、タイヤに書かれている空気圧を目安に正しく使いましょう。」
だけでは、
▲虫ゴムの場合
「ポンプの目盛りで300kpaまで充填しても約-130kpaを表示する」と言われているので、
しっかり300kpaまで充填したつもりでも「実際には170kpaしか充填されていない」
という
「不適切な空気圧感覚」を常態化させ
「リム打ちパンクを引き起こしたり、タイヤの側面割れのリスクが各段に増す」ため、
このような注釈をつけていない内容は鵜呑みにしてしまうと
「店の良いカモ」にされるだけなので十分に気を付けたい。

反対に、
「英式には+130kpa多く充填するのが常識」とだけ頭に入れてしまうと、
常に430kpa充填し続けることになり、「乗り心地の悪化やリムテープの早期劣化」だけでなく、
タイヤメーカーが想定していない基準のため、
「タイヤ全体にひびわれなどの早期劣化」を引き起こす可能性も増すことになる。


そもそも、業界を上げて
「プロでもないのに感覚だけで判断しようとすること自体が誤り」
「習慣化さえも身につかせにくくなるパンクの元」
であり、
「空気圧計のないポンプを使うこと自体が論外」
(米式であれば空気圧計単体が買いやすいので、安く済ませるために別体という選択肢もあり)

英式バルブのいかにもな生活感と安物っぽさを
「レトロな雰囲気がある」とでも変換することができて、
「とにかく絶対に英式の形状が良い」
(または米式への空気入れが何十回試しても上手くできないという不器用な人)
としても、
「シュワルベの英式バルブコア」と「専用計測器:エアマックスプロ or 空気入れの空気圧計を目安にする」よりは、
結局はエアチェックアダプターで米式化するか、米式チューブに交換してしまったほうが早いという結論。

そして、結局英式バルブは、
「自転車店が全て営業時間外で、ホームセンターなどもない」という場合困る
一方で、
米式化済であれば、「いざというときには」ガソリンスタンドなどを頼りにすることもできる。
(無論、常用としてガソリンスタンドを使わせてもらうのは迷惑になるので、
基本的には自分用の空気入れは自宅用に購入しておくこと)


●英式は高圧に耐えられるのかどうかということよりも・・・

●リムフラップ問題
「長期間使用の前提でなければ」耐えられるかどうかでいえば
「耐えられるし使えなくもない」としても、
とりあえず、よくある一般車向け(3気圧標準)のようなゴムのリムテープ(フムフラップ)では
(「毎月リムフラップ交換します」という凄まじいメンテ魂に溢れているような特殊な人を除き)
完全に「力不足」。
(「細幅もあるゼファールなどの布のリムテープ」に交換するのであればカバーできるようでも
その存在自体を知らないとかコストが高くなることに納得してもらえる客が多いかどうか)

●耐久性の問題
虫ゴム自体の耐久性も高いとは思えない。
(よく使う店であれば心配はないとしても)
在庫してある虫ゴムが劣化していれば破れやすくなるのも当然。
日用品で例えると「新品の輪ゴムと、製造年月も古めの置きっぱなしにしておいた輪ゴム」切れにくさが同じわけがない。
(虫ゴムに対して直射日光は防いでいるとしても、温度湿度管理まで完璧な店が存在するとは思えない)
しかも高圧で使おうとするのであれば「単純に圧力が増す」ので尚更リスクが高くなる。

●空気圧測定しにくい
それ以前に「高圧で使わなければならないようなタイヤに
なんでわざわざ空気圧をまともに測定させにくい
罠のようなものでしかない英式(虫ゴム)を使う必要があるのか全く理解できない。」
(プロには基準があるのは当たり前であって、それを素人にも"常識的な感覚としてある"と見ていること自体が謎)
その英式(虫ゴム)で空気圧を適切に判断できて使っているような人が一体どれだけいるのだろうという疑問。

●みんな違う
※「全ての人間の握力感覚が同じ」で「全てのタイヤが同じ硬さ」であれば
言葉だけでニュアンスは伝わるかもしれないが、残念ながらそのようにはなっていないため無理がある。

●コアの問題
「シュワルベの英式バルブコア」は入手性等の問題で厳しくても
まだ「ポンプの空気圧計を目安に空気入れをしてください」と案内できるのは分かるが、
虫ゴムであれば少し多めにという曖昧な表現ではなく
(空気圧計を参考に充填すべきなので)具体的な数値として
「+130kpaを目安に」などと案内出来る店は極めて少ないと思うが・・・。

●空気入れるときに重い
そのうえ何度も書いているように(米式に比べ)
虫ゴムでは空気入れの時にも重いので習慣化を身につける障壁にもなる」。

●メリット以前に消えなければならない
とにかく、パンク修理で稼ごうとか、早く壊してくれると助かると思っているような店を除けば
良いことは「殆どない」。
絞り出して「虫ゴムであれば[劣化状態を気にしなければ]在庫が多い」とか、
「空気入れの不器用な人でも空気が漏れにくい」というメリットがなくもないが、
それはBEタイヤのように極一部のレアケースとしてのみ存続させればいいだけであって、
一般利用者向けとしては、今後どう考えても自転車の理解度~交通安全の向上のためにも
廃されなければならない規格であることには間違いない。

●少量充填~過剰充填より「空気入れ完全無習慣」のほうが根が深い
もっとも、過剰空気圧でタイヤの早期劣化や、チューブをバーストさせてしまうケースより、
「空気入れの習慣付けが全く出来ていない」ために
過小空気圧で常用しているほうが圧倒的に多いのは
各所の参考データを見れば分かる話でもある。


●かなり珍しい英式(虫ゴム)への愚痴記事

star.ap.teacup.com/flatout/2201.html
英式バルブの厄介なところでもあるし、虫ゴムだけ取替えれば治る便利なところでもあります。
とは言っても仏式・米式ではこんなことはないので良いところなのかなあ???
空気圧は測れないし・・・
英式(虫ゴム)でも+130kpaで大体の数値は出るという話もあるが・・・
結局こういう虫ゴム劣化のデメリットがあるので英式(虫ゴム)をそのまま使うことをすすめない。

「英式の虫ゴムの代わりにエアチェックアダプターという米式化するアダプター、
または、大抵の英式バルブが通っているリム穴は米式チューブも通すことができるので、
タイヤ交換のときに米式チューブに交換してしまうのもいいかもしれません。
ガソリンスタンドで空気入れもできますし、空気圧もまともに測れますよ」
という補足まで期待するのはさすがに無理だろうか。

●3か月で虫ゴム切れすることもあるようだ

故障を誘発しやすくするだけの英式(虫ゴム)を排除するところから
業界の健全化が始まる気がするが・・・期待するだけ無駄なんだろう。
こういうものを完成車に常識として使われていることへの異常さに気付く人が増えることを願う。

●バルブコアだけ交換すればいいというものでもない

商品レビューを見ると「明らかにスローパンクと思われる(チューブ自体に問題がある)状態」にも関わらず
「バルブコアだけ交換することで改善する」と思い込んでいるようなものもある。
チューブ自体に問題があれば空気口部分だけ交換してどうにかなるものでもない。
また、チューブを交換するにしてもタイヤ内の異物が取り除けていなかったり、
タイヤとリムの間に挟んでパンクさせるようなことにもなるので、
あまり簡単に何でもできると過信しないほうがいい。

しかし近所にカソリンスタンドが一切なく、
自転車店もしくは自宅のフロアポンプも「英式口金にしか対応していない空気入れしか存在しない」ような
特殊なケースでもなければ、MP/Gプランジャーを使ってもしょうがないような。

●「絶対に1円でも安くないと困る」
というのは、単に米式の利点を紹介していないから
客側で「慣れ切っていてそうする意味がないと思い込まされている」側面が強い。
「安く修理できるはず」と思い込ませているのは、
完全に「説明不足」で信頼関係が築けていない結果の最たるものと言える。

●「不器用で英式空気入れしか使えない人が困る」
というのは、「適切な使い方を習得できるわけがない」という店側の思い込みに過ぎないと考えている。






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★空気圧測定関連────────────────────────


●空気圧は低すぎでも高すぎでも良くない

star.ap.teacup.com/flatout/1328.html
英式バルブ(虫ゴム式)ではタイヤの厚みや握力の違いによって正確は判断ができない。
米式か仏式であればポンプの計測機器や単独の空気圧計でも数値を目でしっかりと確認できる。

■空気の入れすぎでパンク

zitensyaya.cocolog-nifty.com/blog/2014/09/post-8b33.html
空気圧を測れない英式チューブの悲劇。
「エアチェックアダプター」を使いつつ劣化してきたら「米式チューブ」を使っていれば防げたはず。

www.facebook.com/cycling.ss.net/posts/1243706359074272
夏の暑さで自転車のタイヤがバーストしています。
夜に自転車のタイヤに空気を入れる場合、昼間の気温が上がることを考えて、少し控えめにして下さい
こういう「空気の入れすぎで破裂する」ケースも (無頓着な人もいるので全部とは言わないが基本的に)
「英式で空気圧を適切に判断できていないということ」が原因ではないだろうか。

「少し控えめに」と言われても、
素人感覚でそれを感触だけで判断できることが当たり前だろうか。
タイヤごとの適切な空気圧を、仏式・米式で空気圧計の数値を見てしっかりと判断できれば
このような事態はそうは起こらないのでは?
(シュワルベの英式計測器を買うより安く、MPプランジャーをポンプの空気圧計だけで曖昧に判断するよりも正確)


▼英→米式(口金変換のみ)※これを取り付けただけでは空気圧測定はできない

●GIYO DUNLOP ADAPTOR バルブアダプター(英式→米式)

(※ネジ部分が短いためポンプによっては取り付けられない恐れあり)
www.monotaro.com/g/01232123/ 約290円
www.amazon.co.jp/dp/B00QX18QQK

●(STRAIGHT/ストレート) 変換アダプター 英式自転車タイヤバルブ 米式変換用 22-1409  約370円

(※ネジ部分が短いためポンプによっては取り付けられない恐れあり)
www.amazon.co.jp/dp/B0088WTO86

●クエイサー [QUAXAR] TVAK プレスタバルブアダプター 約600円

これもポンプによっては取り付けられない恐れありだろう

●仏式/英式→米式 バルブ アダプター 自転車タイヤ バルブ コンバーター

chariki.net/report/report7.html
現在販売されていないようではあるが・・・
英式 →米式変換アダプターの付かない物があります。要注意です。
(画像はGプランジャー)

△スーパーバルブ(MPプランジャーGプランジャー)にすれば空気圧は測れる?

【可の見解】pachapo.blog.fc2.com/blog-entry-29.html

[質問サイト]qanda.rakuten.ne.jp/qa6832359.html
【可の見解】としては
「バルブの構造としては、仏式や米式と同じく注入空気圧で押し下げられる弁」なので注入時の空気圧が正確になる
【不可の見解】としては
「バルブ構造が変わったって、所詮トンボ口で押さえるバルブであるので、
流入空気が漏れており、保持も出来ないので計れている数字は適当」という解釈。

【2016年10月現在の個人的見解】

過去にBSや共和から「底ゴム型」の「ムシ(プランジャー)」+計測キャップで空気圧管理できるもの
(共和:ミリオン エアーゲージセット No.1200)エアゲージセットを売っていたくらいなので
測定可能だとは思うが・・・
akigawa.world.coocan.jp/tinpin-parts.htm
akigawa.world.coocan.jp/airgage.html

今では、英式に接続している(主にクリップの)部分を介した
ポンプに付属するメーターの数値を頼りにするしかない以上、
数値は大体あっているとしても、イマイチ信頼性に欠ける。
(※シュワルベの計測器はシュワルベの英式バルブ対応の専用品として考慮しない)
米式や仏式のように、単独で計測器がないということからも、
空気圧測定という観点から見れば英式の規格自体に問題があると言わざるを得ない。


●MPプランジャーで正確な値を示しているかどうか

(※Gプランジャーについては下記自転車店プログの記事を参照で
ほぼ問題なく測定できると言い切ってもいいのかもしれない。)

英式MPプランジャーでは測定できない?という話も挙がっている。

ポンプの空気圧計は「ポンプ(ホース)の内圧」で
「ホースが接続中の場合、チューブ内とホース内で容積が変化するので内圧も変化する」
とでも言いたいのかもしれないが・・・、

米式でも仏式でも「バルブの弁を開くために圧がかかっている状態では
ホース内ぶんの空気圧が同じように増えている」ので、
MPプランジャーだけ圧がかかって弁が開いても測定できないわけもなく。

つまり、完全に一致しているかといえば、
(虫ゴムでは弁を開くための圧が130kpaほど必要になるので別としても)、
MPプランジャーにポンプの空気圧の目盛りでは不正確だろうか?

構造的には、販売終了しているブリヂストンの「エアプレッシャーゲージ」
元はミリオンの「エアーゲージセット」のバルブコアが
「MPプランジャー」と同一で、
「競輪バルブ」もMPプランジャー同等の「底ゴム型」。

伊式(イタリアン/レヂナバルブ)まで把握してくれとは言わないが、
「競輪バルブ」くらいは、日本で使われているのだから、
一般車店でも存在や形状くらいは基礎知識として把握しておいて欲しいところ。

どうしてもというのであれば、英式でも
シュワルベの英式バルブコア+専用空気圧計(エアマックスプロ)[または空気入れの空気圧計を目安]という方法もあるが、
基本的には"いざというときの充填可能な拠点数での利便性を考慮して"
(無知で悪辣な店の洗い出しの意味も込めて)エアチェックアダプターを経て、米式チューブ化を薦める。



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▼Gプランジャー※底十字(底閉じ型)


●Gプランジャーで空気圧管理(100均の底閉じ型スーパーバルブ)

blog.goo.ne.jp/kino55crazy55/e/3281bbd1d3d9f0ec8f590ea17e47a7ea
空気の適正圧力はタイヤの横に印字されています
このタイヤは 2.75~4.5BAR と有ります 4.5は流石に高いと思いますが
最終的には手応えで決めましょう

この時点では「また触診とかいう典型的な”玄人向けの管理方法”を薦めてしまうのか」と心配していたが・・・

チューブがリムに噛んでいない事を確認し 3.5bar 空気を張りました この位の空気圧が丁度良いです

Gプランジャーでは空気圧管理可能なので「しっかりと空気圧計で350kpa充填」で完了している。

※275~450kpaの範囲で450kpaまで充填しなければならないのは
体重80kg超えとか荷物が体重60kg程度で20kg以上とかの場合のみ。
350kpaで留めるのは体重や荷物などは分からないが基準として正解。

もし所有者が空気圧計付きポンプを持ってなければすぐに購入してもらい
「最低限毎月1回以上(夏場は2週間おき)充填」を徹底するだけでタイヤも長く使えるようになることを
知ってもらいたいところだが、
「それは既に実行していてバルブからの漏れが発生した」のであれば・・・

100均のGプランジャーは当たり外れが激しいという話もあるので、チューブやバルブ軸に問題がなければ、
いざという時に自転車店よりも空気入れ可能拠点数が遥かに多く利便性が高い
耐久性も高いと思われる「エアチェックアダプターでの米式化」を薦めたい。

※ついでに「バルブ周辺の補強」は
「修理が減るからしない」という雑な自転車店のほうが多いはずなので、
こうした「分かっている人であれば」個人修理のほうが雑多な店より余程丁寧な作業が出来るメリットがある。

●100均ダイソーのGプランジャー(底十字/底閉じ型)の耐久性は半年?

(※スーパーバルブでは紛らわしいので個別の呼称を使用)
blog.goo.ne.jp/kino55crazy55/e/9e53071226cf36c1480db932b9feda6f
スーパーバルブには虫ゴムが無く この筒の中に小さなシリコンの弾が入っています
その弾が上下し空気を止める様になっています

新しい物を使い概ね半年は不具合無く使えます それ以降は空気が
漏れる様になって来ます これは複数の自転車に使ってみた経験から感じた事です
いわゆる「安物買いの銭失い」になってしまうようだ。

※虫ゴムも紹介しているので「虫ゴムの耐久性が半年」という意味かもしれないが、
文脈からして「100均ダイソーのGプランジャーの耐久性が半年」と判断。
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※閉鎖されたTakaよろず研究所にて、2006年5月購入品の「100均のMPプランジャー型」あり。
(発注ナンバー「自転車-109 (B-3)」)が掲載されていたが、
archive.fo/wEvV4
現在では売っていなさそう。
もしかしたら、系列の違う100均では今でも扱いがあるかもしれないが、
素直に「MPプランジャーであれば、ブリヂストン扱い」を選択しておくべきだろう。
(※一応「共和 CZA051 スペシャルバルブ」もMPプランジャー型)
www.sagisaka.co.jp/products/detail/4102
※既に書いているように「スペシャルバルブの場合でもGプランジャー型」が併売されているので要注意!
www.sagisaka.co.jp/products/detail/4100
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構造的にはシュワルベ英式バルブコアのほうが良さそうだが・・・
どちらにしても英式なので、"長期的には"便利とは言いにくい。

「環境次第で」エアチェックアダプターは5年以上使えているケースもあるので、
結局は回り道せずに最初から米式化を薦める。

◆[Gプランジャー]サギサカ「スペシャルバルブ 33003」 2個で260-380円

www.sagisaka.co.jp/products/detail/4100

◆[Gプランジャー]共和(ミリオン)「スペシャルGバルブ」(30個セット)   (参考:2個で約200円)

www.monotaro.com/p/3759/0883/
www.kyowa-ltd.co.jp/products/wheel14.html

廃盤?◆[Gプランジャー]CAPTAIN STAG(パール金属) スペシャルバルブ Y-3492 約300円

www.amazon.co.jp/dp/B001SH8Q6O
lreisyu.blog71.fc2.com/blog-entry-103.html

◆[Gプランジャー]パナレーサー「楽々チューブ」

    ┗(楽々バルブ[NWV001] 生産地(ドイツ[アリゲーター社])はチューブ組込)
http://web.archive.org/web/20140804205713/http://www.panaracer.com/new/lineup/tube/rakutube.html
マジックキャップ
エアもれ防止突起により万が一バルブが故障してもエアもれを防ぎます。
と書いているが・・・「キャップが効果を発揮する以前に、チューブ自体が損傷している場合は無意味」なので、
過度に期待はしないほうがよさそう。

●[Gプランジャー]ALLIGATOR(アリゲーター)エクスプレスバルブユニバーサル

www.monotaro.com/p/6085/1104/
(100個で1.5万円)
ゴム部分を増やして空気漏れをより防ぐ意図だとは思うが、わざわざ買って試すほどのものでもないような。
中の弁が詰まりやすい傾向があるらしい以前に、英式バルブ自体を薦めない。

●[Gプランジャー]ウィンテック「バルブセット スーパースペシャル」

www.monotaro.com/g/00346655/
2個セット 約250円

●ダイソーのGプランジャー(底十字型)は「銅製」「ステンレス製」の2種類あり

kingpcfx.seesaa.net/article/410800355.html
銅もステンレスも中国製
●D016(自転車用スーパーバルブセット)
材質:バルブキャップ/ゴム バルブナット/銅 バルブ/銅
以下はバルブキャップですが、『ALLIGATOR』(アリゲーター)という文字が入っていました。
●No.109(自転車用スーパーバルブセット)
主な材質/ステンレス・合成ゴム・ポリプロピレン
(バルブキャップに刻印なし)

●[Gプランジャー]底十字型の分解と競輪バルブとの比較

blog.goo.ne.jp/kino55crazy55/e/cc07e71f01ce7acb8d2e8780be1106b6
▼英式(底十字型)
中から出て来たのは小さなシリコン素材の様な円筒形の物で これがバルブ内で空気圧の高い方から押されてスライドする様になっています
▼競輪バルブ
このバルブは英式と構造は同じですがサイズが小さくバルブはこの様に内部にスプリングが使われ 
中のコアを押してやるとバルブが開放されます

◆[Gプランジャー]スーパーバルブの補修

http://web.archive.org/web/20130713005204/http://www2.ocn.ne.jp/~wan2/nmh/hint4.html
値段的にも補修するより交換してしまったほうが早い。

▲[Gプランジャー]車いすに使用されていた底十字のゴム弁の詰まり

red.zero.jp/ksystem/newpage451.htm
red.zero.jp/ksystem/newpage401.htm
確かに、空気が不足していたので空気入れでとりあえず補充を試みましたが・・・・
全然空気が入っていきません。硬くて入っていかないという状況です。
どうも、このバルブ内のゴムが固着していたようなのです。

●[Gプランジャー]底十字の英式バルブでも違いあり

blog.livedoor.jp/maruco_com/archives/1918294.html
同じ底十字に見えても商品モニターしたところドイツ製のものだけは底十字でも優秀とのこと。

▼[Gプランジャー]高圧を入れると・・・

nyansa9.blog54.fc2.com/blog-entry-39.html
「タイヤの許容最大空気圧が690kpa(約7気圧)のタイヤ」+英式[Gプランジャー]に
約590kpa(約6気圧)充填し、翌日に中の弁の役割をしている栓が高圧に耐えられず抜け落ちていたというケース。
しかし、タイヤが最大約7気圧対応しているとはいえ、タイヤ幅は1.25なので約32mm程度。
若干抑えたとしても約6気圧というのは空気圧が高い。
30mm幅以下でもなければ、最高でも空気圧は5気圧程度までに抑える方向で調整。
(最初からまともに空気圧管理をさせる気がない英式バルブを使っている自転車への
信頼度の点でも不安要素が拭えないのもある)

●100均のGプランジャー(底十字/底閉じ型)の不具合

star.ap.teacup.com/flatout/1644.html
同じスーパーバルブ系統だけで比較するなら
MPプランジャーのほうが不具合は起きにくいのかもしれない。

●[底十字]Gプランジャーの初期不良?

star.ap.teacup.com/flatout/1607.html
MPプランジャー(底ゴム型)のほうがマシなのかもしれないが、
やはり個人的にはエアチェックアダプターを薦める。

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●交換時のMPプランジャー・Gプランジャーの弱点?

(100均とBS品で質が違うという話ではなく)
プランジャー(ムシ)に装着する「虫ゴム」同等に
長期間の使用で、側面の黒いゴム部分が
【英式バルブの筒】に、ある程度【張り付く(固着・圧着)】と予想できる。

そのため、交換時期になって、いきなりプランジャーを外そうとすると
虫ゴム付きプランジャーのように射出されてしまう恐れもあるように思う。

しかし、「ポンプヘッドを半接続で"空気漏れを自発的に起こす"」という方法で
「空気の充填量を意図的に減らすことが出来れば」そのリスクを低減できると考えられる。




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▼MPプランジャー ※底ゴム型


◆[MPプランジャー]「ブリヂストン スーパーバルブセット(A710005、P3281、VS-5)」※別名:MPプランジャー

www.yodobashi.com/p/pd/100000001001128562/ ◆490円(送料無料)
www.amazon.co.jp/dp/B00VWE712S  ◆約450円[価格変動あり](2000円以上で送料無料)
480364.blog9.fc2.com/blog-entry-325.html
形状違いのコチラのタイプのスーパーバルブも出ていますが
性能が安定していない為、おススメしません
BS純正のスーパーバルブを推奨します
reviewmatome.net/?article=100
リムテープのようにミリオン(共和)製のような気もするが・・・
www.kyowa-ltd.co.jp/products/wheel14.html
www.amazon.co.jp/dp/B013GDKTSK/
自社開発製品ではないため料金が上乗せされているとはいえ、100均よりは質が高いと見るべきだろうか。

◆[MPプランジャー]アサヒサイクル「スーパーバルブセット 04018」◆288円(送料無料)

blog.goo.ne.jp/kino55crazy55/e/cc07e71f01ce7acb8d2e8780be1106b6
www.biccamera.com/bc/disp/CSfGoodsPage_001.jsp?GOODS_NO=3148764
値段的にBS品との差があるかどうかは不明。MPプランジャーとは書いてないので扶桑精器株式会社とは無関係に思えるが・・・。

◆[MPプランジャー]サギサカ「スペシャルバルブ(品番:33004)」

www.sagisaka.co.jp/products/detail/4102

◆[MPプランジャー]共和(ミリオン)「スーパーバルブ」(30個セット)  (参考:2個で約250円)

www.monotaro.com/g/00346433/

●[MPプランジャー]日本製のスーパーバルブ(扶桑精器株式会社)

www.fuso-seiki.com/seihin/
弊社の、自転車向けバルブ(プランジャー)は、虫ゴムのいらないバルブ、
スーパーバルブ、MPプランジャー等、と呼ばれており、
通常の虫ゴム付きバルブに比べ、はるかに耐久性がよい、つまり長持ちするバルブなのです。
現在、日本でもっとも普及しているのが、いわゆるママチャリを中心とした、
英式バルブのついた自転車で、現在ではその中に入っている、プランジャーも殆ど、外国製品なのです。
弊社では、日本製、(made in Japan)を今後も堅持してまいります。
海外製との比率や
エアチェックアダプターや米式バルブと比較して不具合までの期間に
どの程度の差があるのかは、実際に取り付けて使い続けてみないことには分からない。
(個人的には簡易変換も含めて米式の空気圧管理のしやすさから戻る気はないが・・・。)

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★「シュワルベの英式バルブコア」SCHWALBE


◆シュワルベの日本総代理店「ピーアールインターナショナル」

g-style.ne.jp/item.php?brand_id=16&item_category_id=98
(英式バルブコアも専用空気圧計も「アクセサリー」に掲載)


●リンエイ扱い「シュワルベ英式バルブコア」マイナーチェンジ

www.rinei-web.jp/products/7276
品番:427-40816
品名:SW-3311.01 英式バルブコア
130円+税

以前と何が異なるのか分からないがマイナーチェンジのようだ。
廃盤◆「リンエイ品番:427-40811」「SW-3361 英式バルブコア」130円+税
www.rinei-web.jp/product_detail/?cid=649&pid=6650

★シュワルベ 英式バルブコア(単品)約150円

●ヨドバシ
www.yodobashi.com/product/100000001006090040/
●amazon
www.amazon.co.jp/dp/B08RCCXDN5
●ヨシダ
www.cycle-yoshida.com/pc/syousai.php?SYOCODE=00460025
●楽天
https://search.rakuten.co.jp/search/mall/シュワルベ 英式バルブコア/

また、代理店であるPRインターナショナルから、個人が少数でも安価に簡単に購入可能

▲[廃盤]英式バルブコア・ナット・キャップのセット約200円
kosunacycle.blog.fc2.com/blog-entry-228.html

●シュワルベ 英式バルブコアのレビュー

「分解画像」
inouehinaki.hatenablog.com/entry/20170713
「解説」
ameblo.jp/sumiyoke-syoutenn/entry-12230038149.html
「画像」
www.ysroad.net/makernews/detail.php?mid=165

★[シュワルベ専用の計測器] AIRMAX PRO エアマックス プロ 約3000円

米・仏・英(=英式はシュワルベのみ)対応。 11気圧まで計測可能

新●SW-6010.01 エアマックスプロ(リンエイ品番:427-40832)
www.rinei-web.jp/products/7484
値段は当初2700→3000円+税。細かい違いは不明だが、新型デザインは若干"角ばった形状"に変化。
「ストラップ通し穴」が拡大しているのも確認できる。

旧●SW-6010001 エアマックスプロ(リンエイ品番:427-40831)
www.rinei-web.jp/product_detail/?cid=649&pid=6655

www.cycle-yoshida.com/pc/syousai.php?SYOCODE=00010130
約2500円+送料880円~1320円(※沖縄除く)(送料は税込5500円以上で無料)


●シュワルベの英式バルブコア+バルブキャップライト

blog.goo.ne.jp/tonsan2/e/e62b33e633a5639ccb2273a70509565f
blog.goo.ne.jp/tonsan2/e/2dc70f3e1ee1fc019e2cc07c30433219
回り止めがなく、先端部が長いのでキャップライトを使う場合は共周りして付け外しが面倒という弱点あり。
それよりも、通常の虫ゴム式などのゴムキャップを付けようとすると同じように隙間ができることになるほうが難点に思える。

■空気充填時のニュアンスは100均のGプランジャー[底閉じ型]似ているという感想もあった。

www.alligator-ventilfabrik.de/index.php?Express__valves
100均もアリゲーターなのだろうか?

●シュワルベ英式バルブコアでも相性問題が発生する場合もあるようだ

www.yodobashi.com/community/product/100000001006090040/review.html
一点、注意しないと駄目だなと感じたのが
軽快車用に英式チューブのゴムのバルブキャップによっては相性が悪く
それを使うと空気が漏れます。
どこかにあったバルブキャップを被せたのですが
中を見ると凸突起があり米式バルブの空気抜きのように
シュワルベのバルブコアの芯を押すと漏れるようでした。

ゴム製なら裏返して凸部をカットするか、英式バルブのキャップくらいなら店を数件巡れば
廃チューブからも山ほど回収できて余っているので、無料か安価で譲ってくれるだろう。

それよりも、こちらのほうが問題。
中には寸法が大きいのかチューブの誤差か?バルブコアの収まり悪いのもあったので
様子を見ながら使っていきたいです。
エアチェックアダプターでも稀に発生するケースもあるようなので、
結局は回り道せず「米式チューブ」が最適解となる。
※いざというときの米式の空気入れ可能拠点数と比較すれば、
英式専用のBOX空気入れが使えないことなど何ら問題ではない。
※どうしても英式にする場合は最初からバルブコアもシュワルベの英式になっている
「シュワルベの英式チューブ」を使うことで回避は可能。











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★米式化:パナレーサー「エアチェックアダプター」関連


●米式化したら

オートバイやクルマと同じ形式になるので、自動二輪ショップやガソリンスタンドでも
無料~1回100円程度でも払えば充填できるとは思うが、
自分に最適な適正空気圧内でのピンポイントの数値を探るためにも
ポンプも交換しておくといいだろう。
ポンプ(空気入れ) 約2500円~

●日付を決める

こういうキャンペーンサイトもある。「9がつく日は自転車の空気を入れよう」
www.jbpi.or.jp/9ki/
月3回は小径(親子乗せ含む)や、クロスバイクで比較的長距離で使用頻度が高いなら必要。
一般車のスローパンクしていないチューブで近距離移動であれば月1でも十分にも思えるが、
やはり直射日光に当たる屋外や軒下保管でタイヤ・チューブが劣化しやすい状況では必要かもしれない。

●適正な空気圧は?

★一般車(ママチャリ)タイヤの標準空気圧は「3気圧」が目安
一般車(ママチャリ)の基本空気圧は乗車人の体重65kgで300kpa=3bar=3気圧が基準。


▼空気ミハル君
(空気ミハル君(3.0気圧版)の基準では、そのまま300kpa=3.0bar=3気圧)
(空気ミハル君(4.5気圧版)の基準では、少し高めの450kpa=4.5bar=4.5気圧)
(その場合4.5気圧まで様子を見ながら乗り比べてみるなどして最適な空気圧を探る)
↑▲構造的に非推奨

▼同じブリヂストンの車種でも
BWX(子供車)で使われているような「太いタイヤ(58mm幅)」では、元々のエアボリュームがあるため、
2.0-3.5気圧と少し低めになる。
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BWXの場合そもそも英式チューブなので通常測りようがないのに空気圧設定をきちんと書いてある不思議・・・。
いや、一般自転車でもタイヤに指定空気圧は通常書いてあるはずなので変でもないが、
こういうレベルでもないとまともにこういう詳細スペックを載せてないのだから
「空気圧って何?」と思われても無理は無い。
米式チューブ自体への交換は大変でもないので
「書いてある数値の意味が分かる人は交換してください」ってことなのだろう。
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▼クロスバイクなど、他の車種の場合
タイヤ側面に記載されている空気圧を必ず確認!
「範囲の記載があれば」範囲内で空気を充填する。高ければいいというものでもない。
(地面の衝撃を拾いやすくなる、高圧すぎればリムからタイヤが外れやすくなるなど)
「標準値であれば前後+1気圧くらいまではOKと見る」

▼※要注意「数値が最大値の場合」※
「最大値(MAX---kpa,MAX---psi)の場合はあまり参考にならない」と見るべきで、
特にそのタイヤを取り付けているリム(輪っかの部分)自体が、無名で検索しても全く分からないような
シングルウォールのリムであればなおさら、
500kpa=5bar=5気圧以上の高圧を充填するのは、信頼性の点であまりオススメしない。
とにかく、最適な性能を発揮するためには空気圧の確認は非常に大切ということを覚えておいて欲しい。





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■イタズラ防止


●英式バルブのトップナットを緩められてしまうイタズラ対策3選
 ・まずは自らトップナットを締める、
 「駐輪場所・利用施設(店)・利用時間を変更できるなら変更する」のは基本。
1.リムナットを2重にする
2.緩み止め「中強度」を適度に塗布
(永久固定にして虫ゴム劣化時にはナット切断やチューブごと交換という方法もあり)

(※エアチェックアダプターに変更したところで1も2も必要な可能性大なので・・・)

3.米式チューブに交換(一応バルブキャップは真鍮にして緩み止め)
小型の電動の空気入れも持ち歩けばバルブコアを緩められてもどうにかなる。
(いざとなればオートバイ・自動車関連の空気入れ拠点に"許可を貰って"頼る)

これでもダメなら「防犯カメラが設置できている店や場所しか使わない」しか
対応しようがない。
あとは、「しばらく自転車以外の乗り物を使う」しかない。

▲既に廃盤「サギサカ 32305 [バルブロック英式用]」
www.yodobashi.com/product/100000001003484400/


●シンセイ バルブロック(英式用)
単にナットを2つ取り付けるだけの方法もあるが、こういうのも結局米式チューブにしてしまったほうが早い。
ameblo.jp/cycle-plus/entry-12040002640.html
「ダブルナットの方法」

●中栓[ムシ(プランジャー)]を外されにくくする対策

star.ap.teacup.com/flatout/2532.html
↑このような被害を防ぐために
↓リムナットを2つ付ける「ダブルナット」という方法により素手で簡単に外せないようにする方法がある。
spank999.blog101.fc2.com/blog-entry-1431.html
(グリスよりもネジロック弱または中強度を適量付けておけば更に防犯効果大のはず)
この方法は「エアチェックアダプターを取り付ける場合でも有効」なので覚えておきたい。

別の方法としては、空気圧管理の観点から、
利便性も向上する「米式チューブに交換」という方法を採れば、素手で簡単に取り外すことは不可能になる。
タイヤも弱ってきているようであれば、ついでに交換が長期的に見ればお得なので、断然こちらをお薦め。
(エアチェックアダプターと同様に、
空気圧計付ポンプor米式空気圧計を別途購入か、300kpa基準でほぼ毎月1回店で充填などの習慣付けは必須)









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◆英式→仏式もどき「Viva 英-仏アダプター」

tsss.co.jp/web/?p=1191
MPプランジャーの延長でしかない。
▲キャップを付けても形状的に浮いたような形になる。
bicycleman.blog19.fc2.com/blog-entry-548.html

ViVA 英-仏バルブアダプター(2本セット)(東京サンエス)800円+税
www.rinei-web.jp/product_detail/?cid=&pid=5439
www.rinei-web.jp/products/5439
(VIVA→東京サンエス→リンエイ)

●VIVA 英→仏アダプターのレビュー記事

wani-chan.cocolog-nifty.com/weblog/2014/04/folding2014h264.html
このなんちゃって仏式バルブ、何か微妙。使い勝手が良いのやら悪いのやら、今一つしっくりきません。
少なくとも、TOPEAKのスマートヘッドとは相性が合いません。

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底なし型:(詳細不明)


●謎の「新種スーパーバルブ」?

hiasacycle.blog.shinobi.jp/自転車/空気、ほんとに入ってますか?
スーパーバルブと言われている物です。↓
file.hiasacycle.blog.shinobi.jp/Img/1544592615/
MPプランジャーでもGプランジャーでもない新種?
MPプランジャーのゴム部分がなくなっただけのようにも見えるが、もし新品だとすれば全くの別物になる。

今まで「プランジャーが折れた(溶けた)」と紹介されているケースでも
これが使われていただけというケースもありそう。
実態が掴めないが「底なし型」として仮分類。

↓例えばこれが実際に使われていたケースと思われる。

●MPプランジャー(底ゴム型のスーパーバルブ)のようで別物?

star.ap.teacup.com/flatout/1718.html
底ゴム部分が筒内に引っ込んで収まっただけにようにも見えるが、
そうでなければどういう構造になっているのか興味はある。
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●虫ゴム交換で300円・・・

wood-cycle.info/repair/mushigomukotonokoukan/
値段そのものではなく、それに価値を見出せるかどうかの違い。

商売は自由。選ぶのも自由。
空気入れに「無駄に」力が必要としても
「空気圧を判断しにくくて結果的に過小/過大でパンクしても」
当人同士が満足しているならそれでいいのだろう。

一方で、米式化すると
客「あまりにも不器用すぎて何十回練習してもどうしても上手く使えない」
(稀にあるポンプヘッドの相性問題を乗り越えて使う気もない)とか、
店「エアチェックアダプターの存在自体を知らない」のであれば
「教えることもできないので」それは仕方がない。
「知識量のある店に巡り合うことができなかった運」でもある。


●ツッコミ待ち?

wood-cycle.info/車いす修理/kurumaisutaiyakoukandegoraiten-2/
ハブナットにモンキーレンチ使用から始まり
「適切な空気圧も大事」と書いているものの・・・
このタイプは3キロ。 ガソリンスタンドでも入れる事が出来ます。
単位はキロではなく一般的には「3気圧」または「300kpa」とすべきに思える。
そして画像は「英式バルブ」。
ガソリンスタンドに自転車用の空気入れが常設されている地域?
いや、それ以前にガソリンスタンドで車いすに空気を入れることが普通とは思えないが・・・
しかも、英式バルブで恐らく虫ゴムを使っていると思われるが、このユーザーには適切な空気圧が判断できるのだろうか。



▼MPプランジャーとGプランジャーの違い

▼(底ゴム)スーパーバルブと(底十字)スペシャルバルブの違い
ameblo.jp/cycle-plus/entry-12063176029.html
いずれも虫ゴムよりは軽く空気が入るので便利でも
Gプランジャー(底十字)では空気漏れが起こる率が高いという感想。

しかし、バルブ関係紹介でも
やはりシュワルベの英式バルブコアとパナレーサーのエアチェックアダプターには触れず。
専用計測器前提のシュワルベはともかく、エアチェックアダプターを紹介しないのは・・

●見た目の問題
まさか一般車で見た目やホイールバランスどうこうを言うつもりはないだろうし。
●構造の問題
変更すれば「プランシャー(ムシ)~虫ゴム」が一体化するので減るが、
 ・英式(虫ゴム)____:バルブキャップ~トップナット~プランシャー(ムシ)~虫ゴム
 ・エアチェックアダプター:バルブキャップ~アウターアダプター~米式バルブコア~インナーアダプター
虫ゴムからの変更では構造点数としては同じ。
(内側の当てゴムやOリングゴムも含めればACA-2のほうが多くはなるが・・・)
●ポンプの問題
(ポンプを新たに買うか、計測ゲージだけ別途購入したほうがいいとはいえ必須ではないので)
空気入れの方法が異なり既存の空気入れが使えなくなるという懸念に対しては、
英式バルブ用のクリップを外せば米式にも使えるようにはなっているものも多い。
誰もがこういった古くからある英式専用空気入れしか持っていないというのも無理がある。
www.rinei-web.jp/product_detail/?cid=&pid=3721
見た目が似ているクリップが着脱できる米式対応が珍しいとも思えない。
www.rinei-web.jp/product_detail/?cid=&pid=3720
●空気の入れ方が異なるので戸惑う?
空気充填時のホースを外すときに空気が漏れるというのは、
ホースからバルブまでの残りが抜けているのもあるが、手早く作業するのは数回使えば慣れるような
●耐久性
耐久性が低いという話がなくもないかもしれないが、
使用環境に関わらず虫ゴムやスーパーバルブよりも壊れやすいというデータらしきものもない。
少なくとも1年以上経過しているゲージキャップ付きでも空気漏れのような状態は一切ない。
●値段
客の要望が「絶対に1円でも安く」という修理前提でしか考えていないのであれば、「虫ゴム」ということにはなるだろう。
●売上
結局のところパンク修理の売上に影響するからと考えるべきだろうか。


●[底十字・底ゴム]G/MPプランジャーの問題点と対策

「Gプランジャーは中の栓が詰まりやすい」というのは分かるとして・・・、
「空気を入れるときに結構力が必要になる」のは通常の虫ゴムの特徴なので
MPプランジャーと比較するのはどうなんだろうと。
正直に「普通の虫ゴムのほうが自店の後々の利益に繋がりやすいのでオススメしています」
と言ってくれる店のほうが好感が持てる。

例によって、米式化できる「エアチェックアダプター」はこの世に存在していないものとして紹介されない。

●簡単な想定接客
「はいこちらヨドバシ.comで約650円で購入できます」(当店では○○○円にて販売しています)
「取り付けは工具なしで30秒もかからずにできますよ」
「軽く空気入れられますよ」
「ガソリンスタンドでも空気入れられるようになりますよ」(必ず許可はとってくださいね)
「目で数値を見てきっちり判断できるので「入れすぎで破裂!」とか「少なすぎでパンク」なんてことがなくなりますよ」

「ご自宅に空気入れがある場合、先端のトンボクリップが外せるやつなら自宅でもそのまま使えますよ」
「その場合は、単独の空気圧計を組み合わせて使ってくださいね」

「そして、必ず(標準300kpaであれば)月1回は空気入れしてくださいね、サボったら無意味なので」
「(使用状況次第ですが)虫ゴムみたいに空気が抜けやすいとか半年で劣化なんてことは
今のところ聞いたことがないのでオススメですよ」

「もちろんご来店頂ければ空気を入れるのは無料です。他の用件が込み合っていなければお待たせ致しません。」

巷の自転車店としては修理の種を潰すダメ店だとしても、こういうスタンスの店が普通になって欲しい。
新車販売や修理だけではなく、もっと前向きな方向性を期待したい。

エアチェックアダプターで検索しても取り付け例を挙げているのは個人ブログだけで、
販売している個人店こそあるようだが、
取り付け等や英式ではありえないメリット紹介までしているところは見つからなかった。

この世にはパンクさせたり盗難するような自転車店まで存在するくらいなので
「どうやって誠実にみせて不誠実を貫くのかを日々探求することが自転車店だ」と
言われても納得したくないが、実際はそういう側面のほうが強いのだろうかと思ってしまう。
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●虫ゴムとGプランジャーどっちがマシ?

虫ゴムの場合(新品であれば?)+130kpa充填が必要ということを覚えて空気圧充填の目安にするか、
Gプランジャーであれば、ポンプの空気圧計を見れば測定は恐らく可能としても、
「耐久性で見れば、下記にもあるように似たようなものでしかない」。

「シュワルベ英式バルブコア」購入のための「数百円すら出せない」貧困を極めた経済状況であれば、
僅か100円ですら惜しむべきなので、安い虫ゴムを使うしかないだろう。
または、絶対に連絡先を教えられないスパイか秘密主義者でもあれば
店にある虫ゴムでも買っておけばいいのではないだろうか。

※ネットで購入しなくても、部品だけ店で取寄せ(送料なし)で購入できる店もある。
(部品だけの購入は断わる店もあるので、送料と合わせて必ず確認)
※シュワルベ英式バルブコアは(普通郵便発送も可能なことから)PRインターナショナルから直接購入可。

基本的には、米式の利便性よりも、
既に持っているポンプが「クリップが外れない」英式専用で買い替えも難しく、
どうしても"英式の形"じゃないと精神が不安定になるとか、
近くにある屑店に関わる関係上、米式には出来ないという場合、
英式でも「シュワルベ英式バルブコア」のみ薦める。

▲「多い=良い≒問題がない」という考え方の落とし穴

そのジャンルで「売上が多い」=「良い」だろうか?
食べ物、服飾、「個々の趣味のジャンル全て」にも言える。

「売れている物の中に、"良い物もある"」は成り立っても、
「売れている物の中に、"良い物しかない"」は絶対に成り立たない。

果たして「一般車には虫ゴムが最も使われているので"良い物"」だろうか?

英式派でも「シュワルベ英式バルブコアは支持する」という人は別として、
「何が何でも1円でも安いのが良い」という理由以外で、
「虫ゴム"が"良い」という人がいるとすれば
一体何を考えて選択(放棄)しているのだろうかと不思議に思う。

一応、ノーパンクタイヤが災害時や"酷道"では局所的用途では便利なように、
英式(虫ゴム)では、一旦充填できれば"空気入れ直後に"モタモタと英式クリップを外しても、空気が抜けにくい」
という点で、全く使い道がないわけではないが、
本来は「米式では何回練習しても素早くポンプヘッドを外すことができない」という
「極端に不器用な人」向けに、"BEタイヤのような特殊用途向け"として、細々と残すのが在るべき姿であり、
大多数が使うべき規格ではない。

─「何故、自転車のタイヤとのセット品のチューブは英式しかないのか?」
(誤解答:1)「▲英式のポンプが普及しているから」
→クリップを外せば米式も使えるポンプの種類のほうが多く、
「安物パーツしか売っていないようなホームセンターですら」普通に扱いがある。

(誤解答:2)「▲英式用ポンプが一番使える拠点が多いから」
→仏式は主にスポーツ自転車向けなので、それよりは多いと言えるが、
米式ポンプが使える拠点数よりも、英式ポンプが使える拠点が多いわけがない。


解答の一例としては・・・

★【米式は、単独空気圧計と充填可能な拠点数で便利ということを、教えてもらえる機会がないから】
「"通年での"自転車教育の無さ」が、最大の問題。
安全感覚にしても、「救護/報告義務」など、義務教育の段階で間違いなく理解していなければならない内容。
米式化では単独空気圧を補助的に使うことによって適正な空気圧量をより正確に把握しやすいという以前に、
英式でも「自転車等の"チューブには空気を入れること"」という常識すら浸透しているとはいえない有様。

★【メーカーや店などは、在庫面で、米式に変更するとコストが増加してしまうから】
少なくとも、自転車の情報を自ら積極的に調べ、
「よりタイヤを長持ちさせたい」という【節約志向】であれば、
「業界都合」に巻き込まれていても良いとは思えない。

店目線では、一時的にはコスト増加するとしても、
「自転車はメンテをして使う乗り物」という意識や動機付けを行い、
利用者の空気圧不足のパンクなのに"理不尽な文句を浴びせられながら"日銭を稼ぐような「心が滅入る業」ではなく、
「グリップやペダルのグレードアップのようなカスタム」や"整備"に
快く応じてくれる客達に恵まれた「真っ当な仕事」を当たり前にしたいのであれば、
(理解力の下限に達していない人は除き)既存の慣例には反発し、
徐々に是正しなければならない。

「思考や想像が出来ることが人間の特徴の1つ」と分かっているなら、
「思考を"自ら"放棄することは、すなわち人間を放棄することに等しい」と自覚しておきたい。

▲「何も考えないほうが楽で、何も問題がない」
人の価値観は多様性が認められているので、自由に謳歌してもらえれば良いと思うし、
せいぜい「物も人も"使い捨て"に巻き込まれる人生」に後悔しないことを願うが、
少なくとも、そのような破滅主義的な考え方に影響されないように、十分に警戒しておきたい。


※「vivaの英→仏」は適合キャップがなさそうな時点でなし。





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2015.07.02 シュワルベの英式バルブコア
最終更新:2024年01月21日 12:45