ママチャリ(内装変速)17kg以下

最終更新日:2023.1.15 参考●【約14kg】THIRDBIKES(ホダカ)「SUPERSONIC SMART」700×32C
【トップチューブがほぼ水平なので後ろカゴ用途不可】

2022.08.27 ●雑記「内装変速で軽量な車種について」
 〃 [廃盤]●【14.8kg】POLYGON「ZENITH ACTIVE」26×2.15(ETRTO:559) (新家工業扱い)

2022.5.15 ●BS「掲載3車種」の値上げ【2022.6.1~】
2022.1.13 全体修正

2021.11.21 ●アラヤ「polygonbikes」の日本サイト

2021.10.24 ●【14.8kg】POLYGON「ZENITH ACTIVE」26×2.15(ETRTO:559)
 〃 BS車種の税別値上げ&税込に変更、▲微妙な車種を別枠として下部へ移動

2020.6.28 ●【15kg台?】追加
5.17 ●シマノの取説から見る「内装3段変速の正しい使い方」【2021.2.14 URL変更】
3.29 変速の使い方・チェーンカバーの解説、他若干の追加
3.22 UP

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このページでは「内装変速」で「17kg以下」の一般車(ママチャリ系)を掲載
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「(それほど重くない量の)買い物にも便利で移動も快適な自転車」

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●2022.08.27 雑記「内装変速で軽量な車種について」
「内装変速のハブ(車輪軸部分)自体が重い」という構造的な問題」を避けようがなく、
フレーム強度を確保しようとすると、軽めの車種でも17kg程度が標準となってしまうようで、
更に内装変速ハブ自体が外装変速の8速以下ハブ[+スプロケ]よりも高価のため、
「コスト面でも重荷になる」ことから、
残念ながら今後も各社とも積極的に投入する可能性は低い。

●そのため、内装変速=「約5km圏内を目安の近所移動用」として、
「ローメンテ主義」「車重を気にせず使う車種」として割り切って考たほうが良さそうです。

やはり、ママチャリ系(S型フレーム等)でも、
変速ありで軽量な車種が必要であれば、「適切な整備が前提で」
スポーツ自転車と同様に「外装変速」が基本と考えたい。

■ママチャリ(外装変速)17kg以下
https://w.atwiki.jp/longmemo2/pages/141.html
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◆内装変速

外装変速とは異なり、停止前に変速を軽くしておかないと切り替えるのは大変ということはないので、停止後に切り替えてもいい。
調整が比較的簡単でメンテナンスの頻度を下げられることが特長。
反面、メンテをする場合は結構な分解が必要になることと、その手間がかかるぶん高額になってしまう。
車軸部分のハブそのものが重く、駆動効率も外装変速や変速なしよりも劣る。

●シマノの取説から見る「内装3段変速の正しい使い方」

si.shimano.com/#/ja/SI/6SJ0A
si.shimano.com/api/publish/storage/pdf/ja/si/6SJ0A/SI-6SJ0A-001-JPN.pdf
■シフティングレバー(シフター)の使用法
レバーの位置・・・走行状況
1(I)・・・スタート時、砂利道やデコボコ道、登り坂、重い荷物を積んでいる時、
      向かい風の時、ライト(ブロックダイナモ?)をつけた時
2(II)・・・平地を走る時
3(III)・・・速く走りたい時
★「最も軽い状態」は本来メーカーの想定している用途で最多。
■2は「常用」に使う。
■3の最も重い状態では「速く走る場合」のみであって、
平地常用だったり「下り坂で漕ぎ続けるために使うものではない」ということが分かる。

◆変速の使い方(基本)

切り替えるタイミングとしては外装変速と同じく「減速時」が基本とはいえ、使い方が少し異なる。
内装変速の場合、「停止後に変速操作をして切り替えてもさほど問題はない」が、
ある程度道路状況を「先読み」して切り替えたほうが良いのは同じ。
そして特に「停止前」は(あとで楽に走り出すために)【ギアを"軽い方に"切り替えておく】こと。
▼「それぞれのギアの役目」
重いギアから一切切り替えず常にガシガシ踏んで使うのは間違い。
一番重いギアは、左右に全く建物もないような見通しの良い長い直線道路で追い風のときに使うくらいで「本来はほぼ使わない」。
(下り坂で足を休めないように重いギアでスピードを出して漕ぎ続けると、ブレーキ時の空走距離が増すので危険!)
軽めの力でスイスイ進むことができるギアを選択するのが正解。
道路状況などに応じ、タイミングを見計らって「内装変速では漕がずに」切り替え、最適なギアを選択すること。
最も軽いギアは基本的に「走り出し」に使う。他にも登坂時以外に、減速時や徐行や向かい風が強い場合など漕ぎが重いときに使う。
★効果★「適切なギアを選択することで疲れにくく楽に進める」「ギア歯の偏摩耗を防いで長持ちする」

●チェーンカバーの全面型(左右両側とも覆われている)を薦めない理由

【見えにくい=問題を発見しにくい】
ピストル型ケースや片側だけ隠れている半面ケースと違い、
全面ケースの場合「チェーンの状態がほぼ確認できない」
そして、注油頻度は下げられても、隙間から雨粒や砂埃などは入ってくるため、
結果的にチェーンへの汚れは付着し、走行パフォーマンスとして
快適性はどうしても落ちて行くことに気付きにくいことが実は問題となる。
そのうえ、カバーを外すのに
強引にマイナスドライバーでロックリングを外さない場合は、専用工具も必要。
なので、ロングスカートを常用しなければならない人達を除けば、
「メンテの頻度を上げて快適性を維持するために」、
フルチェーンカバーの車種は避けることが望ましい。

◆チェーンへの注油を怠らないこと

内装変速でも注油することでチェーンもギア歯も長持ちするので忘れないこと。
(雫が落ちるほどのベタベタな状態はNG。1コマづつ注油が原則。表面プレートは拭いておく)
●砂埃などが"目立つ前に"オイルを塗布したワイプオール等で小まめに拭いておくことが重要。
(普通のタオル等では繊維質が付着してしまう)
●チェーンクリーナーを使う際はタイヤ・リムなどに付着しないように注意。
●酷い状態にならないように綺麗な状態に保っておくこと。
●雨天後には水気を拭き取ってから、
「水置換のチェーン専用のオイル」(ワコーズのチェーンルブなど)を使うと良い。

■ママチャリ系(内装変速)17kg以下━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

軽快車・シティ車・シティコミューター・コミューター・アーバンなど。

※軽量な車種が少ないのでビーチクルーザー類も含めて紹介。

※正確に言えば「シティサイクル(=街乗り自転車)」の中にママチャリも含まれるとしても、
 広く一般の人に街乗り自転車の代名詞として定着されてしまった呼び方ではないので
 ここでは「ママチャリ」をページタイトルに付しています。

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※「常識的に」(国内の輸入販売代理店(卸/問屋)が扱っていない)海外販売流通品は非扱い
(雑学情報としての超高額自転車や海外の状況を示す等での簡易紹介は除く)
個人輸入等で購入することは可能な車種であっても、
「補修部品が国内流通していない可能性」から、
初期不良時の対応や、返送手続きや送料等まで考慮すると
「最初から選択肢に含めるべきではない」という理由。
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●値段だけで決めない

安い自転車は安い理由があるとして積極的に購入することをすすめない。
故障率の低さや長持ち度合いから結果的に得できると考えれば高くはないはず。
そして、割引率が低いとか定価販売であっても
「納車前整備」を具体的にどこまでやっているかをきちんと確かめてから店を決める。
店に届いた7部組を不具合も確認せずグリスアップもせず、雑に時間の短縮だけを得意とするような
漠然と組み立てて完成としている店は個人店・量販店関係なく避ける。
そういった店しか周囲に存在しない場合は、
店に(適正価格を調べた上で各所それぞれの工賃をケチらない前提で)細かい注文を逐一付けて、
それでも嫌な顔をせずやってくれそうな店を探すか、
自分で時間をかけて整備方法を理解した上で通販購入に踏み切るという手段を取るしかない。
「BB・ペダル軸・ステム・シートポスト・(ヘッドパーツ)」のグリスアップ有無を基準にする。
反対に、問題と思われる施行(チャイルドシート前後取り付けに対応していない車種に
前後ともチャイルドシートを取り付けて子供2人+大人1人の3人乗り前提の改造など)を受けるような店は避けるべきだろう。
(客の要望であっても、その組み付けが原因で事故が起こった場合に、
「店としては関係ない」という無責任なスタンスが垣間見えるのが理由)

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【条件】
 ・トップチューブが斜めで後ろに荷物を積んでも乗りやすいこと
 ・駆動効率重視で「チェーン駆動」
 ・変速なし
 ・両立スタンドが取り付け可
優先
 ・泥除けがあること(オプション販売品込み)

よくある装備としての「両立スタンド」「前カゴ」「ハブダイナモ」があると20kgを超えてくる車種が多く、
実際に17kg以下で絞り込むと「内装変速のハブ自体が重いため」
ビーチクルーザー・小径車・フルチェーンカバーを含めても本当に少ない。

●英式バルブのチューブは「米式バルブのチューブ」に交換推奨。

虫ゴムの劣化からの解放と空気圧の適正管理だけならだけならエアチェックアダプターでも良いが、
「米式バルブのチューブ」にすることで、バルブへのイタヅラ防止だけでなく
部品点数を減らし故障リスクも減らしやすい。
→【米式チューブ一覧

◆両立スタンド搭載車種は多め

しかし全面チェーンケースの車種も多いため、チェーン注油や交換のための整備性は劣る。

※当然のことだが、両立スタンドの有無とは無関係で、
【軽量自転車にチャイルドシートや過度に重量物を載せようと思わないこと】。
車種の選択肢がなかった大昔ならともかく、今では可搬性重視や子供乗せであれば
「前後が長く」「低重心」で「太幅タイヤ」が安定性には欠かせないことは知っておきたい。


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【トップチューブがほぼ水平なので後ろカゴ用途不可】

参考●【約14kg】THIRDBIKES(ホダカ)「SUPERSONIC SMART」700×32C

thirdbikes.com/products/supersonic-smart/
タイヤサイズ 700 × 32C
適正身長 160cm~
変速段数 内装3段
重量 14.0kg
車種記号 TB-22-003
フレーム スチール
フォーク スチール
BBセット カートリッジ
クランク スチール 36T 170mm
スプロケット 内装用 16T
シフター レボシフター
ブレーキ 前:ダブルピボットキャリパー 後:ローラー
ハンドル アルミ φ 25.4 560mm
ステム アルミ φ 25.4 80mm
シートポスト アルミ φ 27.2 300mm
チューブ 英式チューブ バルブ長48mm
サドル最低地上高 85cm
付属品 バッテリーライト(乾電池式)、バッテリーテールライト、ペダル、ベル、
リフレクタ、キックスタンド

内装変速で軽量車種自体が稀なので参考紹介。
2023年1月時点で約4.7万円(税込)という安さも魅力だろうか。
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【14.5kg】Bless「SHO 3i」24×2.125 (2022年5月:在庫なし)

[内3] [アルミ]【前カゴ:- ・荷台:- 】58000→66000円+税
www.blessbike.com/bless-bikes.html
★両立センタースタンド
■アルミフレーム
■上部チェーンケース
■アルミブレーキレバー
■前後ローラーブレーキ

■純正泥よけ別売り5000円+税
www.kyoto-katsumura.com/item/ドレスアップの大定番/

■タイヤ24x2.125=507(24HE)の交換候補タイヤ
https://w.atwiki.jp/longmemo2/pages/65.html#50-507
若干サイズダウンになるが、
シュワルベ「ビッグアップル 11100302」24×2.00をお薦め。
(駐輪機を使う場合は他の1.75サイズまでダウン)

■リアキャリア取り付けが可能かどうかは「現物合わせ」

●70点
以前は他のカラーも展開していたが、今では2色のみになってしまった。
もし売り切れ次第廃盤となってしまうようであれば惜しい。
ビーチクルーザーという車種自体一般的に知られていないため、
なかなか選んでもらえる機会がないことが残念。

最大の難点は取扱店の少なさだろうか
www.blessbike.com/bless正規取扱店.html
どうしてもネット購入に踏み切るしかない場合は、
「"購入前に"最寄りの自転車店で、持ち込みで整備対応可能かどうかを要相談」。

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【14.7kg】ルイガノ「MULTIWAY27.5」650×50B(27.5×2.00)

[内7] [アルミ]【前カゴ:- ・荷台:- 】 72000円+税 → 88000円(税込)
www.louisgarneausports.com/multiway27.5.html
■内装7段変速
●タイヤ:IRC「INTEZZO インテッツオ」650X50B
■アルミフレーム
■アルミフロントフォーク
■アルミハンドルバー
★シフター:SHIMANO SL-7S50 「トリガー型」
★ブレーキレバー:シマノ BL-C6010
★前ブレーキ:シマノ BR-C3000-F
★後ブレーキ:シマノ BR-C3000-R
★カートリッジBB 122.5mm (68mm)
■クランク(歯数):ALLOY 42T (165mm)
■後スプロケ歯数:22T
■前ハブ:シマノDH-2R30AJ ナット式 36H (オートライト)
■後ハブ:シマノSG-C3001-7R ナット式 36H
■シートポスト:アルミ27.2mm(300mm)
★ステンレススポーク
◆仏式バルブ

▲チェーンケースなし

■適応身長目安:400mm(145~165cm), 450mm(155~175cm)

■純正泥除け別売り3800円+税
www.louisgarneausports.com/pdf/option-maltiway-ceries.pdf

▲片側スタンド  → ★(両立スタンド)ダブルレッグセンタースタンド可!
マスロード[MASSLOAD]CL-KA56 ダブルレッグスタンド 24-28インチ対応
ec.cb-asahi.co.jp/catalog/products/014EEFDA1C104FA69CF8A1D1FBF55FEF

同型品◆アジャスタブル ダブル レッグ センタースタンド CL-KA56 (GIZA・マルイ)
gizaproducts.jp/products/stands/ksc00900.html


■リアキャリア取り付けが可能かどうかは「現物合わせ」

●65点
タイヤ種別とフレーム形状的にはMTBに近いかもしれないが、内装変速で軽量な車種自体が稀なので紹介。
シマノブレーキレバーやステンレススポークはいいとして、
ハブダイナモや内装7段まで付いて15kg以下で強度は大丈夫か心配になってくる。

◆マルチウェイ27.5実車の画像があるブログ

www.c-spoke.co.jp/blog/tokaichiba/2021-03-31.html


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▼ブリヂストンサイクル(BS)


【16.4kg】BS「エブリッジL」 E63LT1 26×1-3/8

39800円+税 → 47000円(税込) → 56000円(税込)[2022.6.1~]
[内3] [アルミ]【前カゴ:有 ・荷台:-】
www.bscycle.co.jp/items/bicycle/ebridge/#anc02
(27は17.3kg)

【16.6kg】BS「マークローザ3S」 MR73T2 27×1-3/8

[内3] [アルミ]【前カゴ:(ステー) ・荷台:- 】
47800円+税 → 58000円(税込) → 66000円(税込)[2022.6.1~]
www.bscycle.co.jp/items/bicycle/greenlabel/markrosa/#anc02

【16.7kg】BS「アルミーユ」 AU43T 24×1-3/8

[内3] [アルミ]【前カゴ:有 ・荷台:有】
48800円+税 → 57000円(税込) → 66000円(税込)[2022.6.1~]
www.bscycle.co.jp/items/bicycle/alumiu/
※26×1-3/8は17.5kg


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▼アサヒサイクル(サイクルベースあさひではない)

www.asahicycle.co.jp/
www.asahicycle.co.jp/degital_catalogue/ac_2023/index.html?pNo=12


【約16kg】アサヒサイクル「アスミックス20:AMS03A」20×1.75 71500円(税込)

[内3] [アルミ]【前カゴ:有 ・荷台:有 】 ※オートライト

TEU20Q 45000円+税 → 55000円(税込)

【約17kg】アサヒサイクル「アスミックス24:AMS43A」24×1-3/8 71500円(税込)

[内3] [アルミ]【前カゴ:有 ・荷台:有 】 ※オートライト

TELU4Q 45000円+税 → 55000円(税込)

www.asahicycle.co.jp/degital_catalogue/ac_2022/#target/page_no=1

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▼ミヤタ


【16.8kg】ミヤタ「クオーツエクセルライト:DQXU43L23」24×1-3/8 8万円(税込)

[内3] [アルミ] [16.8kg]【前カゴ:有 ・荷台:有】
www.miyatabike.com/miyata/lineup/quartz_xl/quartz_xl.html
※26×1-3/8は17.3kg

DQXU43L21 57800円+税 → 67100円(税込)
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▲取扱店が北海道のみ

www.oandm-co.com/tenpo/oandmtoriatukaiten.html
O&M(オーアンドエム)「アルミーナ」 [内3]  [アルミ] 【前カゴ:有 ・荷台:-】

【15.6kg】「アルミーナ AHAP263S」 26×1-3/8 40800円+税 →48100円(税込)

【16.2kg】「アルミーナ AHAP273S」 27×1-3/8 41800円+税 →49280円(税込)
















参考掲載:微妙な車種

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(※参考掲載)

●【15kg台?】27型アミティ 内装3段 49800円(税込) 2019.06.13~

www.olympic-corp.co.jp/cycle/item/2originalbicycle/C-235_amitie
www.olympic-corp.co.jp/cycle/original_bike#freepower
 ・内装3段
 ・グリップシフター
 ・前カゴあり
 ・タイヤ27(ETRTO:630)
 ・ハブダイナモライト
 ・アルミフレーム
 ・防錆チェーン
 ▲前ブレーキ:シングルピボット
 ●後ブレーキ:ローラーブレーキ
 ▲カラータイヤ
 ▲英式バルブ
 ▲フリーパワー
 ▲片側スタンド

【交換案】
 外す:フリーパワー・ハブダイナモ・英式チューブ・シングルピボット・カラータイヤ・片側スタンド
 付ける:普通のチェーンリング付きクランク・LEDブロックダイナモ・米式チューブ・ダブルピボット・全黒タイヤ・両立スタンド
グリップシフターもピアノタッチレバーに交換してグリップも通常サイズに変更したいところ。

▼25点
内装3段の軽量車種は少ないので珍しさで若干加点。
しかしやはり、改良型への素体にするにしてもフリーパワーが付属するのもあって「無駄に値段が高い」印象。

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(※参考掲載) (2022年5月現在在庫なし)

【15.2kg】Pelago「Brooklyn」700×35(37-622)

jykkjapan.com/products/bicycles/pelago/bicycles/pelago-brooklyn/
▲11万2000円
■スチールフレーム
■前後スチール泥除け
■ブレーキレバー(テクトロ)
▲シマノ レボ(グリップ)シフター
■前:Tektro R559
■後:ローラーブレーキ?
■ブルックスサドル
■チェーンリング44T(クランク:170 mm)
■後ギア:19T
★ダブルウォールリム 36H
■ハブ:Modus
■タイヤ:Schwalbe Delta Cruiser 622-37
■ハンドルバー:スチール
■ステム:アルミ
■シートポスト径:27,2mm
▲片側スタンド
(フレームにスタンド取り付け部分があるため両立センタースタンド不可?)

●---点
構造上、両立センタースタンド不可に思えるので評価なし。
値段に見合う価値があるかどうかも然ることながら、
変速なしと内装変速を同じページにまとめるとしても、
「違いが明確に分かるように」記載してもらいたい。

●社名は似ているがで違う会社のようだ
jykkjapan.com/products/trade
本社は神奈川県の「ジック・ジャパン株式会社」。

一方でいわゆる「自動車ブランド名の自転車」の輸入代理店は
www.gic-bike.com/company/
本社が大阪の「ジック株式会社」。



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▲廃盤品


[廃盤]【14.8kg】POLYGON「ZENITH ACTIVE」26×2.15(ETRTO:559) (新家工業扱い)
71500円(税込)
www.polygonbikes.jp/bikes-zenith-active.html

適応身長は150cm~172cmくらいまで。
今や廃盤で貴重になってしまったアラヤのリムが使われている。

◆◆◆最重要ポイントは、荷台がフレームに溶接されていること。
ボルト留めよりは接続強度が増す反面、
万が一「違法な2人乗り」をしてしまうと
(アルミフレームのようなので)折れたり、溶接が外れてしまうと修正は不可で廃棄決定となる。
当然、両立スタンドを取り付けても「駐輪時に荷台の上に座るのも厳禁」。

そして、「内装ハブが海外仕様の内装3段」なので
補修部品はアラヤから仕入れる形になるのだろうか?

15kgという軽さこそメリットではあるが、
「注意点を理解できなければ」少々扱いにくい車種かもしれない。
www.cycle-yoshida.com/pc/syousai.php?MODE=0&SYOCODE=00654153
カラー クリーム
サイズ S, M
変速 内装3段
ホイールサイズ 26インチHE(ETRTO:559)
フレーム AL6 COMMUTER NEXUS
フォーク HI-TEN STEEL RIGID FORK
ヘッドセット EXTERNAL CAGED BEARING ID:34MM
ステム ALLOY, 100MM
ハンドル ALLOY, 610MM

シフター SHIMANO NEXUS SL-3S41E

ベルクランクの形状を見る限り、
日本型の内装3段ハブでは取り付け困難なシフター「SL-C2010-3」
bike.shimano.com/en-AU/product/component/nexus-inter3/SL-C2010-3.html
に交換できそうだが・・・「日本未発売」なので海外通販必至か。

クランク アルミ製 44T クランク長:170mm
BB     カートリッジBB
スプロケ シマノ 18T
チェーン KMC Z-610RB
▲動きが渋いKMCの廉価版防錆チェーンなので、通常のメッキチェーンへの交換推奨
ペダル     フラットペダル, NWL-496, アルミ製Y
前ブレーキ TEKTRO 837AL
後ブレーキ   SHIMANO ROLLER BRAKE BR-IM31-R(放熱版なし?)
ブレーキレバー TEKTRO CL-330TS
リム   ALLOY RIMS
ハブ      SHIMANO NEXUS-3
タイヤ SCHWALBE BIG BEN, 26×2.15 
▲シュワルベのビッグベンまではいいが、黒ではないタイヤは微妙。
サドル SELLE ROYAL ONDINA, STEEL RAIL
シートポスト アルミ製, φ27.2mm 長さ300mm
その他     FIXED STAY WITH WOOD DECK REAR CARRIER ◆リアキャリア標準装備
参考重量 14.8kg(Size M)

▲片側スタンドなので、S型車種なのに実用面を考えていないように見える。
www.carousell.sg/p/polygon-zenith-active-i3-with-polisport-guppy-1123957196/

しかし、画像を見る限り、ダブルレッグセンタースタンド化は出来そう。
◆アジャスタブル ダブル レッグ センタースタンド CL-KA56 (GIZA・マルイ)
gizaproducts.jp/products/stands/ksc00900.html

▼60点
貴重な内装3段の17kg以下車種ではあるが、懸念点もある。

せっかくなら「フル泥除け」「両立スタンド」「全黒タイヤ」を標準装備の日本独自のカスタム仕様にしてもいいような。
あと、チェーンケースはせめてピストル型ケースにして欲しい。
チェーンをIZUMI、ペダルを三ヶ島、ケーブルを日泉にするのはさすがに無理か・・・。

こう考えると、1から企画して使い勝手の良い車種を開発したほうが早いような・・・。

「ピアノタッチシフター」「フル泥除け」「両立スタンド」「全黒タイヤ」
「内装3段(日本仕様)」「ピストル型チェーンケース」
「IZUMIチェーン」「三ヶ島ペダル」「日泉ケーブル」「ネジ留めのグリップ」
タイヤはそのまま559か、584、622でタイヤ選択肢やリムの入手しやすさ=修理しやすさを重視。
シートポスト27.2mm径は継続。


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▼POLYGON BIKESについて
2014年から?日本で本格参入
www.cyclemode.net/2014/exhibitor/detail/144/
日本版サイトのフェイスブック
www.facebook.com/polygonbikesjapan/
代理店としてはアラヤ工業、他1店の掲載のみ
www.polygonbikes.com/dealers/
●アラヤ「polygonbikes」の日本サイト
www.polygonbikes.jp/

(海外版のページ:仕様が異なる)
www.polygonbikes.com/product/urban/zenith-active-3-2018/

参考:▼同メーカーにあるS型系フレーム車種
(1)外装変速「LOVINA」(▲重さ不明)
www.polygonbikes.com/product/urban/lovina/

(2)外装変速でカゴ足がない「OOSTEN 26」(▲重さ不明)
www.polygonbikes.com/product/urban/oosten-26/
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最終更新:2023年01月15日 10:49