▲自転車もどき(実質原付)関連

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電動キックボード記事が過多のため、
2022.4.24 ▲電動キックボード関連は別ページに移動しました
https://w.atwiki.jp/longmemo2/pages/182.html

このページは「▲自転車もどき(実質原付)」と「▲電動自転車(フル電動自転車)」に特化。
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最終更新日:2024.4.21 ●和歌山県のglafit社が事故により提訴される

2024.4.14 ●フル電動を違法運用してしまう層の心理とは?

2024.3.24 ●フル電動への一斉取り締まりが開始される予定

2024.3.17 ●「乗っていた8人の配達員が全員が外国人」から考える対策

2024.3.10 ●「モーターを止めた状態で走行しても、原付きバイクの運転に該当」
 〃 ●違法走行フル電動を撲滅させるには「販売規制」と「見せしめ逮捕」

2024.2.18 ●フル電動への赤切符は345件、指導警告は888件(東京・大阪・愛知のみ)

2024.2.11 ●フル電動が新たなビジネスとして発展?

2024.1.21 ●[東京]モペット(フル電動:原付オートバイ)を無免許で人身事故で検挙

2023.12.31 ●自転車擬態機能のある「電動オートバイ区分の車種」をダイワサイクル扱い開始

2024.12.24 ▲[東京]モペットに「警告カード」の発行・・・???
 〃 ●[警察庁]モペットを原付と明記する方針

2023.12.17 ●警察が違法車両を野放しにしていることを問題視しているが・・・

2023.12.3 ▲警視庁がフル電動に注意喚起するも・・・

2023.11.05 ●自転車を改造しモペットにした外国人の男を逮捕

2023.10.29 ▲電動アシストと称したフル電動の違法車両が平然と売られている問題

2023.10.22 ▲違法フル電動の問題についてglafitの見解

2023.10.15 ◆違法フル電動の問題解決の糸口は意外と簡単

2023.10.8 ▲スズキが折り畳み型フル電動(原付)の出展

2023.9.17 ●パナソニックサイクルとスズキが電動二輪車の開発へ
 〃 ▲電動アシストで販売するも基準に適合しない銘柄

2023.8.6 ●[兵庫]フル電動を無免許運転等で逮捕

2023.5.21 [参考]★ホンダの国内向け原付1種オートバイ

2023.4.30 ●「基準超えの違法電動自転車」

2022.11.27 ●[徳島]フル電動で罰金30万円の略式命令

2022.11.20●「glafit GFR-02」【▲電源ON=原付なので歩道は一切走れません】(電動アシスト自転車ではない)

2022.11.13 ●[東京]無免許運転で書類送検、●相次ぐ「モペット」での悪質な運転

2022.10.9 ●自転車"もどき"(実質原付)が値上げ

2022.9.25 ●[東京]モペットの取り締まりに重点(フル電動自転車)

2022.7.24 ▲[静岡]フル電動で歩道走行しひき逃げ事故での裁判

2022.4.17 ●中国でフル電動自転車が普及している理由と普及困難な日本の差は「都市構造」の違い

▼異なる2分類───────────────────

▲自転車もどき(実質原付) 【ナンバーを隠し自転車に擬態】
https://w.atwiki.jp/longmemo2/174.html#Fake_Bicycle
「【原付モードの場合】:ヘルメット着用"完全"義務、ナンバー等なし違法」

▲フル電動自転車関連(モペッド/モペット) (ペダルがあっても原付)
https://w.atwiki.jp/longmemo2/174.html#motorbike
「ヘルメット着用"完全"義務、ナンバー等なし違法」
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2022.2.27 ▲フル電動自転車での違反や無免許運転
2022.2.6 ●「電動アシスト自転車」が「フル電動自転車」方向へ進まない理由
2021.12.26 ▲[滋賀]フル電動でナンバーなし無免許運転
2021.11.14 ●本物の電動オートバイ(EV)の現状

◆警視庁「運転免許がなくても公道で乗れる」等の虚偽の宣伝や説明をすると、刑事責任を問われる場合があります。

2021.10.31 ▲フル電動について書いているが・・・(NHKの解説)、▲[東京]フル電動での事故
2021.9.12 ▲[大阪]フル電動自転車[原付]を無免許運転で書類送検(フル電動)
2021.08.22 ▲[兵庫]フル電動(モペット)が加害者の事故
2021.08.15 ▲修理することが正しいというわけでもないのでは・・・?(フル電動)
2021.7.11 ●紛らわしい記事タイトル(フル電動)
2021.7.4 ●「ナンバー隠し」で自転車になることが認められた規格というが・・・
 〃 ・電動アシスト(カテゴリ別)からページ分け
2021.05.23 ●「ナンバーを隠し」歩道を走行する自転車もどき
2020.12.27 ●電動モード走行では体感距離20kmのようだ(自転車もどき)
2020.11.08 ▲電動モビリティ団体(自転車もどき)
2020.11.01 ▲自転車もどきの電動原付「GFR」の"擬態"機構
2019.12.08 ●[大阪]「"自転車もどき"の轢き逃げ事故」で摘発(フル電動)
2019.11.10 ▲[和歌山市]「実質原付の自転車もどき」を歩道で走行させる実証実験
2019.05.19 ●[和歌山"市"]実質原付の実証実験の危うさ
2019.03.10 ●[原付]glafit

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強調される便利さ一辺倒ではなく、あまり触れられていない"問題点"を掲載
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●フル電動への一斉取り締まりが開始される予定

www.ben54.jp/news/966
3月下旬から、4月の春の交通安全週間(6日~15日)にかけ、
警察による違法なモペッドドライバー取り締まりが大々的に行われるという。

9日間だけではなく、白バイ巡回で見かければ近づいて停止させ違法性が認められれば
「その場で走行不可のロック」出来ても良いくらい。

そもそも違法使用される恐れが強い物を販売している「ECサイトへの規制」が足りない。
海外通販もいるだろうが全体数としては圧倒的に国内サイトのAmazonかyahooか楽天だろう。
それらサイトへの出品に関する明確なルールや制限がないから問題になる。


◆違法フル電動の問題解決の糸口は意外と簡単

news.yahoo.co.jp/articles/ce158e78e51b8a388c1862b20b3b4ab21e90b129/
dot.asahi.com/articles/-/203781
「うるっせえな!」〝違法〟電動アシスト自転車が増えているワケ
改造できますか?問い合わせも

すべき対応はそこまで難しくないのでは?

(1)全自転車店及びオートバイ店での
「"修理"の禁止と厳罰化」を定め周知させる
そもそも公道走行が違法で受け付けていいわけがないのだから禁止は何ら問題なし。
私有地でしか走らせていないことが分かる確認なんてイチイチできるわけがないので。
「修理します・出来ます」と宣伝している店にはガサ入れからの逮捕。
軽い罰金しかなくても以降は監視対象。

(2)販売規制
最初に「私有地での走行のみ可」等を”書いていない”
通販サイトやネットオークション等での【出品の削除及びアカウント停止】

(3)役所の大の得意技【面倒極まりない多重手続き】
そして、これこそ「役所の真骨頂」でしょうに。
大きめのドローンの屋外使用許可よりも更に複雑にする。
普段からこの手のこと「だけ」は大得意なのだから
テキトーな理由をつけて国土交通省や厚生労働省など
「最低でも5段階程度」たらいまわしで踏ませ
ようやく「販売許可証」「使用許可証」の発行を得られるようにする。

※改造キットも同様。※輸入も同時に規制。

◆もちろん申請から許可までに【最低でも半年以上】のタイムラグを挟む。

◆あとは「通報から逮捕に至ったケースには懸賞金」の導入
これは「真っ当な基準クリアしている各電動アシストメーカーからの協賛金」で成り立つ。
風評被害で迷惑を被っているのは誰かといえば、
間違いなくこれらのメーカー(輸入代理店)なのだから。
1件「"最大で"10万円」として、基本は5000円程度の支払いであれば
大した負担になるとも思えない。当然通報回数の制限は必要。
※虚偽報告や詐欺防止のため受け取りには「本人認証」を必須とする。

★「常に(金に目のくらんだ)誰かの目がある」
通報するだけでお金貰える可能性があるなら喜んで協力する人は多いのでは?
「動画提出では上乗せ」など。これほど有効なことはない。

仮に使用者の公道走行の証拠~敷地内侵入までして
証拠を撮影するのが出て来るとしても
そもそも違法車両を公道で走らせることが問題なのだから、
さほど問題と思うような世論もないだろう。無論、注意喚起は必要だが。

これだけで簡単に激減・撃滅は有効に機能する。

●「乗っていた8人の配達員が全員が外国人」から考える対策

news.yahoo.co.jp/articles/cc6eabb61b38226277ed011600818d43be0e9271
「免許が必要だと思わなかった」。
昨年12月22日、東京都中野区の国道で警視庁野方署が実施した交通取り締まりで、
警告を受けた飲食宅配代行サービス「ウーバーイーツ」配達員らは、こう口をそろえた。
この日は午後7時からわずか1時間で、モペットや、ペダルをこがずに走行できる
改造自転車計8台の違法走行が確認された。
乗っていた8人の配達員は、全員が外国人で、8人ともヘルメットを着用せず、7人は無免許だった。
同署の担当者は「違反の意識がない。(交通ルールを)知らないでは済まされない」と危機感を募らせる。

小手先で区分を明確にすることよりも、
(1)海外から仕事で来日してきたときに「日本では電動オートバイの運転には免許が必要」という案内
(2)違法走行車が配送業に集中しているのであれば「フル電動(モペット/モペッド)での運送は不可」
(3)配送バッグに個別番号掲示を義務付け
(4)街中で違法走行の証拠として誰かに撮影提出され、車種を特定できた場合、売り上げを即時無効とする
配送業者側への負担を敷くことが絶対に必要。

合わせて、警察側は違法走行を厳罰化し検挙での内部評価を上げる、
「適法状態となるまで車体を走行不可にする権利」を行使できるようにすべきだろう。



●違法走行フル電動を撲滅させるには「販売規制」と「見せしめ逮捕」

president.jp/articles/-/79351
▼販売規制
私としては、呼びかけるだけでは「へー」でおしまい、捕まっても「知らんかった」で終わりだと思う。
これを機に販売側に網をかけるしかないだろう。
話は簡単で「原チャリと同様」にすればいい。
ネットであれ、路面店であれ「ナンバーを取って、登録代理までやらないと売っちゃダメ」とする。
普通の路面店ではそれをしないと「乗って帰ることができない」ので必ずそれをする。

面倒極まりないお役所仕事を増やすことだけは得意な行政なので
ナンバープレートどころか、許可申請から許可が下りるまで各省庁を横断する「長い長い旅」に
出かけてもらえば必然的に業者のレンタルくらいしか居なくなる。

太タイヤでも本当に電動アシスト基準クリアしている車両については
フレームに”デカデカ”と「電アシの正規適合基準クリアお墨付きマーク」を貼るように義務付ければ
役所としても更に旨味がある。

▼見せしめ逮捕
「呼びかけ」をいくらやったって、
あの連中が「はい、原付だから、今後はそういう行為はしません」なんて聞くわけない。
おそらく今後、どこかの時点で「全国一斉取締り」みたいなことをやるんだろう。
そしてそこそこ知られている有名人なんかを「無免許、無登録、無保険で逮捕」と発表する。

テレビのワイドショーなんかはきっと大喜びだ。
「前から危ないと思っていましたよ」「あんなの乗るなんて信じられない」と、
このときばかりはバンバンぶっ叩いていただきたいと思う。
なにかに似ていると思ったら、いつぞやのノーブレーキピストの摘発メソッドだ。
あのときも若手のお笑い芸人を血祭りに上げて一罰百戒とした。あれは効いたな、たしかに。

元々微塵も面白くも無い芸人だったのもあり「違法走行」イメージが強くなって
主要な番組から消されたように思う。

これは今後のシナリオに間違いなくあると思われる。

トドメに「自転車もどきの違法フル電動原付ブームの終焉」で
ネガティブキャンペーンを展開すればあっという間に廃れる。
ああいうのはファッションでイキれることで乗ってる輩も多いので
「終わった物」という風潮があれば間違いなく乗らなくなる。

しかし・・・タイヤが太いというだけでイメージが悪くなってしまったのが腹立たしい。
相撲取りや巨漢であれば小径車をサーカスのクマで乗るよりも様になり、
雪道では威力を発揮し観光にも利用でき、
注目されやすいからこそ交通安全キャンペーンにも利用できるのに
迷惑な輩のせいで「違法走行車」のイメージが強くなってしまった。


▲警視庁がフル電動に注意喚起するも・・・

smart-flash.jp/sociopolitics/263330/
news.yahoo.co.jp/articles/0a634edaae0447d2157ba5b5de937e185ff90b25

いや、だから販売してからでは遅い。
取り締まり強化したところで不起訴連発も目に見えているので根本的には解決しない。

業者の販売や購入そのものに「役所の大得意な非常に面倒な手続き」と
検査費用とでも称して双方から費用徴収など何重もの障壁を設けることが先決。

元はといえば(その車種は適法のアシスト力であっても)
広告塔のように太タイヤの電動アシスト自転車を乗る芸能人達も
なかなかに迷惑なことをしてくれていたように思えてならない。

いちいち「"この車種は"適法のアシスト力です。実質原付型の物は免許やナンバーなどが必要です」
など言うわけがないのだから。


▲「ペダル付原動機付自転車」は「自転車」ではなく「バイク」です?
www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kotsu/jikoboshi/electric_mobility/pedal.html

「ペダル付原動機付自転車」は、いわゆる「バイク」であって、
道路交通法上は、原動機付自転車に分類されます。
人の力を補うため原動機を用いるものであって、
道路交通法施行規則第1条の3で定める基準に該当する自転車(いわゆる「電動アシスト自転車」)は、
道路交通法上「自転車」として扱われるものであり、
ここでいうペダル付原動機付自転車とは全く異なるものとなります。
ペダル付原動機付自転車も一定の基準を満たすものは特定小型原動機付自転車に該当(注記2)することになり、
該当しないものは一般原動機付自転車として扱われます。

(注記2)ペダル付原動機付自転車が特定小型原動機付自転車として
最高速度の基準を満たすためには原動機による最高速度だけではなく
ペダルを漕いでも時速20キロメートルを超える速度を出すことができないことが要件となります。

そうあっても「自転車=トライアスロンでの呼称でも分かるように"バイク"」と呼称する。

「ペダル付原動機付自転車」の「自転車」とは「自転車ではなく"原付"」であり「オートバイ」です。
どうしてもバイクを使いたいなら「"モーター"バイク、モトバイク」でも、
「電動アシストもモーター自転車」で「モトバイクは元バイクの自転車?」と勘違いされ余計に意味が伝わらなさそう。

電動アシスト自転車のことを電アシ(車)ではなく電動自転車と呼称してきた者達に原因の一端が?
明らかに時速40kmオーバーなどであればまだしも
厳密にはアシスト力が違法かどうかの判断がつくわけがないので意味がないかもしれないが、
電動アシスト自転車の大手3社を含めて
フル電動は「原付等オートバイであり完全な別の乗り物」と周知徹底してこなかったことも問題があるようにも
思ったが…
主なユーザーが日本の電動アシスト自転車のことをよくわかってない
海外から来てる人達の利用が多いなら
尚更購入まで理解が困難なほどの障壁を作ってあげることが
勘違いからの「違法走行」を防止できる。


●警察が違法車両を野放しにしていることを問題視しているが・・・

president.jp/articles/-/76515
news.yahoo.co.jp/articles/120c01fa659ea17c27f378347e0f273de5aca657
「電ジャラス自転車」とかいう滑ってる造語は無視するとして、
「車道の矢羽マーク」を歓迎してたような人に言われたくもないが・・・

一応は特小原付の新設により「自転車もどきの野良"オートバイ"」との違いを示し
取り締まりしやすくはなっているが、
赤切符の手続きが面倒なわりに99%不起訴になることが分かっていれば
少々公道が危険な状況になろうが
「むしろ緊張感が増して安全になる」とでも思って制定を進めた・・・わけもなく
単に「金儲け」というだけだろう。

認可は装備具も同じと思われるがロビー活動からの利権や金で動いていることは疑う余地もないが
警察に公道での取り締まりを促す以前に
なぜ「公道は走れません」で許されて問題ないとされているのかを考えるべきだろう。
まず「上流・源流」の毒の流れを止めないことには
どれだけ下流の水域で「毒片拾い」をしてもキリがない。

警察の現場取り締まりだけに期待しても絶対に解決しない。

確かに、ナンバーを隠して自転車に擬態できる自転車もどきを許可した意味が分からないのはある。
そんなものに金を使うくらいなら、
全国に自転車「整備専門」拠点でも少しづつ作ったほうがどれだけ助かるか。

そもそも、そんな珍妙な乗り物は和歌山市だけで使える
"ご当地乗り物"という「観光資源扱い」で
勝手に「和歌山市内だけ(1歩でも和歌山市の外で公道走行すれば直ちに違法)」で
公道の危険を増やしてくれていればよかったのだが
「無駄に」全国に広めさせようとしたことは猛省すべきとは思うが
幸いなことに原材料費などの高騰で購入障壁が上がったことだけは歓迎する。

「SDGs」を掲げるなら、「バッテリー製造でも廃棄でもコストになる電動化」よりは
化石燃料でも電動でもない「従来の自転車」の在り方を考えるべきなのだが、
どうにも「業界上げて真の快適な自転車の運用方法を教えたくもなければ、
ユーザーも考えたくない」ようで、
根本的に「電動こそ単距離でも"絶対的に"素晴らしい」かのような
妄言がまかり通っていることが異常に思えてならない。











●フル電動を違法運用してしまう層の心理とは?

news.yahoo.co.jp/articles/034438ea24b2cb1820f2fbc86b93e85a882e76b2
「モペット」は電動アシスト自転車とは異なり、ペダルをこがなくてもモーターで自走でき、
運転免許やナンバープレートなどが必要ですが、
10日の取り締まりでは無免許運転やヘルメットの未着用、歩道を走行したなどとして男女5人が検挙されました。
去年、「モペット」の取り締まりは56件でしたが、今年は2月末時点で37件となっており、
警視庁は交通ルールを守るようあらためて呼びかけています。

news.yahoo.co.jp/articles/77b63ecb5f49f75e00ba3ba2d42a3b4157ead2e0/comments
渋谷で「モペット」取り締まり 無免許運転など5人が違反

[コメント欄]
免許いらないくらい都会は発展してんのに、モペットとか必要なの?
自転車だと駄目なの?

「高齢者でも坂があってもスイスイ進む電動アシスト自転車よりも楽をしたい」ということなんだろうと思うが
なぜ違法走行状態で楽しようと思うのだろうか?

ヘルメット着用したくないなら「トライク」という選択肢もあるのに知らないだけ?高くて買えない?駐車場の問題?

若くても「私は高齢者でも可能なほどの足を回転させる力もなければ歩けないほどヨロヨロのヨボヨボです」
なわけがなくても、
「原付オートバイを買うお金も自賠責保険に入るお金もありません」
「1日で取得できる原付免許のためのお金もない」と見えるわけで
凄まじく「惨めさ・みすぼらしさ」を強調してるだけのような。

カッコつけたいだけのアウトロー気取りというのも少しはあるとは思うが
オートバイもどきでしかないだろうに、
本格的なファットバイクユーザーからすれば迷惑でしかないだろう。

やはりそう考えると「違法状態でも警察が普段からロクに取り締まりしてないから便利な乗り物扱い」という理由が一番か。

結局のところ、個別の車種単位で型式認定をとっているかどうかを確認し、
正式な「電動アシスト自転車」ではない車種は
少なくとも国内の主要なECサイトで販売できないような規制としての法改正を進めるしかない。



●フル電動への赤切符は345件、指導警告は888件(東京・大阪・愛知のみ)

news.yahoo.co.jp/articles/84432d40ac9288a1b71804a1ad48341acf1fa701
ペダル付き原付きバイク「モペット」を自転車として乗るなどの違反行為について、
全国の警察が昨年1年間に345件(前年比約3.6倍)を摘発し、
うち愛知県と大阪府で計7割を超えたことが11日、分かった。
東京都は2割弱だったが、指導警告件数は全国最多だった。

警視庁は、違反と認識していたことを証明するため、
検察の求めで過去の警告歴を摘発の要件としている。
一方、愛知や大阪では警察と地検が協議した上で警告歴が無くても摘発しているという。
こうした現状を踏まえ、警察庁は道交法を改正し、
「ペダル付き原付きは、エンジンやモーターを止めてペダルのみで走行する場合も自転車ではない」と
明記する方針だ。これまでは通達で原付きに当たるとしていた。
法律に記載されれば、東京でも一度目の違反から摘発できるようになる可能性がある。

摘発の内訳は、無免許が最多の111件で、
原付きとして必要なウインカーやミラーなどの装備がない「整備不良」が102件あった。
都道府県別では大阪173件、愛知91件、東京56件だった。

一方、指導警告は前年比19%減の888件で、無免許が最も多い405件、整備不良は247件あった。
都道府県別では東京が368件、大阪223件、愛知6件だった。


●フル電動が新たなビジネスとして発展?

merkmal-biz.jp/post/58503
news.yahoo.co.jp/articles/acbef837dae37df9c472bf9aa6a8f95a8c391a78
販売段階で運転免許が必要であること、
ナンバープレートの登録や自賠責保険への加入が義務付けられていることを周知させれば、
個人の移動手段としての価値だけでなく、新たなビジネスとして発展させる余地は十分にある。

いやどう考えても逆。
「運転免許が必要」
「ナンバープレートの登録や自賠責保険への加入が義務付けられていることを周知」させると
売れにくくなって困るのは輸入業者で衰退への一途を辿ることは疑う余地もない。
ネガティブキャンペーンでかつての若年層から原付が廃れた歴史を見ても明らか。

だからこそ、こうしたグレー車種を買いたがる輩達の
「違法を承知で取り締まられないから」という半数以上であろう動機を抑えるためにも、
販売も購入に対しても行政的にも旨味がある
「たらい回し」の多重障壁の許可を取らせる手続きを敷くことは必須。

無免許で運転できる国の外国人研修生への講習などしなくても
「購入が非常に面倒で手間がかかる」というだけで簡単に解決する。

●[東京]モペット(フル電動:原付オートバイ)による人身事故で検挙

news.yahoo.co.jp/articles/0a50b781d273d86b909b524993c551fc7f6dc7c5
去年7月、東京・新宿区、事故の瞬間をドライブレコーダーがとらえていました。
1台の乗り物が進行方向は赤信号にもかかわらず車の脇をすり抜け進み、
交差点で自転車と衝突。自転車に乗っていたのは70代の女性です。

事故を起こした男(24)
「周りの人も乗っているし、取り締まりを受けないだろうと思っていた」
モペットは「通販サイトで購入した」と話し、
サイトに書かれていた保安基準を満たしていないためそのままでは公道を走れないことを認識していたといいます。

こうしてみると「名称やページ説明だけで解決するわけではない」と分かる。

しかし事故原因を見ると・・・
また男は「時速25キロくらい出ていた」とも供述。
「赤信号はわかっていた。寝坊したので急いでいた」などと、容疑を認めているということです。

これでは「正式な原付オートバイ」でも同じような事故を起こしていた可能性が高いだけに
「モペットだから問題」とは言い切れないのはあるが、
いい加減「販売規制のための障壁作り(手続きの山)」は敷くべきに思えて仕方ない。

smart-flash.jp/sociopolitics/270127/
news.yahoo.co.jp/articles/8a5c6089c24fcfe61c8975ee21a3717529538495


▲[東京]モペットに「警告カード」の発行・・・???

news.yahoo.co.jp/articles/bfb371177a66340dabd156825f45477892f559fb
22日、東京・中野区では、「モペット」と呼ばれるペダル付き原付き自転車の取り締まりが行われ、
警察官が、モーターがついている自転車の運転手などに声をかけ、
交通ルールに違反していないか確認を行いました。

「モペット」は電動アシスト自転車とは異なり、ペダルをこがなくてもモーターで自走でき、
運転免許やナンバープレートなどが必要ですが、
22日の取り締まりでは、1時間で8人が交通ルールに違反したとして警告カードが渡されました。

どうやら東京では原付の不適合車種を無免許運転でも警告カード(笑)で済むそうです。
意味が分かりませんが。

野良電動キックボードと同様に「フル電動自体」も「販売規制しなければならない」と気付くには
官僚の近い知り合いでも事故被害でも遭わなければ対岸の火事でしかないのだろう。


●[警察庁]モペットを原付と明記する方針

モペットは原付き、法律に明記 自転車と勘違いの利用者も 警察庁
news.yahoo.co.jp/articles/9055cff02b228c45449e68c0decb375dff4d667d
電動アシスト自転車と混同されるペダル付き原付きバイク「モペット」について、
警察庁が原付きであることを道交法に明記する方針を固めたことが21日、分かった。

モペットは、エンジンやモーターを止めてペダルのみで走行する場合も、
自転車ではなく原付きとして扱われる。公道で運転するには原付き免許が必要。
ヘルメット着用はもちろん、ナンバープレートやウインカー、
ブレーキランプなどを装備しなければならないが、守られていないケースがある。

一方、電動アシスト自転車は、時速24キロ以上になるとアシスト機能が停止することなど
明確な基準が道交法施行規則に定めてある。
但し、
ペダルをこがずに走行できる「フル電動」などはこの基準を超えており、原付き扱いになる。

警察庁は来年の通常国会に、モペットの車両区分の明記を盛り込んだ道交法改正案を提出する考え。
改正されれば公布から半年以内に施行する方針で、広く浸透するよう広報啓発にも努める。 

元祖原付でもある「(電アシ区分ではない)原動機付きの自転車」の区分が新しくなるわけでなく、
モペットが原付区分と周知させるための例示の1つになるだけ?
「モペッド」も併記しておいたほうが良いとは思うが、
それよりも大幅な販売障壁を敷くこと、「通販サイトへの出品規制」を採れば
名称どうこうは無視できるはずだが「前段階」という意味だろうか。


●自転車を改造しモペットにした外国人の男を逮捕

news.yahoo.co.jp/articles/d94cba1069861e80b4d162d162bdb244a1e99aee
原付バイクに相当する「モペット」を無免許で運転したとして
38歳の配送業の男が逮捕されました。
男は市販の自転車を「モペット」に改造していました。

住所不定・配送業のトルコ国籍の男(38)は先月30日午前、
東京・新宿区の路上で、ペダルをこがなくてもモーターのみで走ることができる、
原付に相当する「モペット」を無免許で運転した疑いがもたれています。

警視庁によりますと、男は1年前に販売店から買った自転車をネットで購入した
モーターやバッテリーなどを使ってモペットに改造していて、
取り調べに対し容疑を認め「知人に頼んで取り付けてもらった」
などと説明しているということです。

男は当時、食品を配送中で、今年7月にも同様の行為で
警察官から警告を受けていましたが従わなかったことなどから今回の逮捕に至りました。

警察が検挙したところで不起訴になることが目に見えてるからなのか
本気で取り締まるとは思えない。

簡単に公道走行できてしまうからこそ、事前に防止しなければならない。
「私有地のみで走れる」なら、「いつ・誰が・どの場所を、どのように走行するのか」
その都度「公道では使用しないという確認書」を提出させるべきだろう。

フル電動にしてもだが、改造キットをそのまま販売できることに問題がある。
私有地での使用証明など手続きを煩雑化させ、
純正原付とは構造が違うなどの理由で「検査費用」を徴収すればいい。

結局は「販売を差し控える」ような方向に誘導するしかない。

news.yahoo.co.jp/articles/d209ee36f4d476cefd51d27c9d7bed51490340bd
モペットの運転には原付免許が必要ですが、
交通違反の取り締まりを行っていた警察官が
容疑者の免許証を確認したところ、去年6月に失効していました。



▲電動アシストと称したフル電動の違法車両が平然と売られている問題

www.watch.impress.co.jp/docs/news/1541975.html
警察がロクに取り締まりしないなら
「輸入規制」を敷けなくても、まずはECサイトでの
掲載方法が適切かどうかをサイト側で管理させるように規制を強め、
それも出来ないようでは扱いを一律で禁止するしかない。

複数許可手続たわらい回し必須にし、その過程で業者から
テキトーな理由をつけて点検費用などを公的機関として吸い上げ、
利益を出せないようにしてしまうのも1つの方法。
売る意味がないとなれば必然的に消える。

news.yahoo.co.jp/articles/56a79465dd9338b05481324702a7994821423846
【もはやバイク】“違法”電動アシスト自転車が時速40kmに加速!?
国民生活センター映像公開 知らずにネットで購入する人も…

「もはや」ではなく「正真正銘のオートバイ区分」だからこそ、
表記に問題があるサイトや出店への厳しい対処が必要。

●まさに「金の無駄」【買った後のことを考えない末路】
「購入した理由としては、スタイルが良かった」
こう話すのは、去年3月にインターネットで電動アシスト自転車を購入した男性。
去年3月にインターネットで電動アシスト自転車を購入した男性:
購入した時点で、その販売元のサイトに違法じゃないって、書いてあったもので。
若干やっぱ速かったかなって気はしました
“違法”と知らないまま、サイクリングなどに出掛けていたといいます。
ところが…
去年3月にインターネットで電動アシスト自転車を購入した男性:
去年11月の時点で、自転車が壊れまして、
販売元に保証で修理できないかっていうのをメールで送ってたんですけど、
その時点でも店がもう営業してなかった。
他の自転車店に当たってみたんですけど、
やっぱりそういう違法のおそれがあるのは、手をつけられないということで。
故障がきっかけで、違法であることに気づき、男性は自転車を処分したといいます。

自転車安全利用研究員 谷田貝一男 代表:
BAAというマークが張ってあると、安全な自転車ですよ。
公道で乗ることができますよっていう証になるわけですね。

BAAは蛇足。シールがあれば安全な車両というわけでもない。
整備が行き届いてなければブレーキがまともに効かないなんてことも普通に有り得る。



●本物の電動オートバイ(EV)の現状

kuruma-news.jp/post/442341
ホンダ等の「正真正銘の著明なメーカーが作る電動オートバイ」は、
今のところ「バッテリー容量を増やすと航続距離が減るジレンマ」から普及は困難の様子。
安物でバッテリーが電アシのように交換しやすいものはあるが、
「充電拠点」も含めて、それだけでは現状を打破できるような環境とは言えないようだ。

その前に、電動オートバイ=自転車もどきの違法車両と同類と思われないために、
(値段も、見た目も、設計思想も、用途も、想定ユーザー層も、何もかも異なるとはいえ)
オートバイメーカー側から、早めに何らかの動きを見せたほうが良いような・・・。

[参考]★ホンダの国内向け原付1種オートバイ

ホンダが新型「原付」電動スクーター「EM1 e:」8月発売へ 「交換式バッテリーパック」搭載 約30万円
kuruma-news.jp/post/649497
ホンダは2023年5月19日、交換式バッテリーパックを動力用電源に採用した
電動2輪車「EM1 e:(イーエムワン イー)」を発表し、
全国のHonda二輪EV取扱店で8月24日より発売されます。

海外向け車種の話ではなく「国内用」。これこそ正真正銘の電動の原付オートバイ。
約30万円でそこまで高額でもない手頃な価格。
「電アシより楽で利便性が高い」という人も多そう。
「自転車もどき車種」にお金を出すくらいなら
比較すること自体が無意味なほどに「整備やアフターフォローの点」でも安心できる。

※但し、「1人乗り専用」で、子乗せ用途には使えないので注意が必要。

果たして既存の原付1種に置き換わる前に原付1種規格そのものが消えるのが先か。



●「電動アシスト自転車」が「フル電動自転車」方向へ進まない理由

(「バッテリー容量の問題が解決できていない」という致命的な問題以外で)
まず最初に、「何故そうしないのか」という理由を考えておきたい。

◆「公道とは多くの人達が使う公共物」
「公道は日常的に自転車や違法車両で【速度を上げて走行したい人達のための道ではない】」ので、
危険な要素を増やすことは最大限避ける必要がある。

自転車で速度を上げて乗りたければ、
アマチュア参加可能な自転車レースに出るとか、
北海道の延々続く直線道路か、広大な私有地を貸し切って思う存分走れば良いだけ。

自転車型の電動系で速度を上げて乗りたいのであれば
「(適法状態での)電動オートバイ」という選択肢は既にある。

他にも
◆「自転車先進国の諸外国と比べて道路が自転車走行向きではない」
◆「自動車のサイズアップで車道が狭い」
◆「高齢者の増加」
◆「警察の取り締まり人員の限界」
◆「交通教育の酷さ」

◆上記理由から「多くの一般自転車ユーザーは"安全のために"歩道を走行する」
このあたりの観点が不可欠。

●手軽に運動したいのであれば、自転車ではなくウォーキング

自転車で高付加トレーニングがしたいなら安物自転車を買って
「チューブに砂を詰めて」「砂袋を30kg未満まで括りつけて」走行。

有酸素運動であれば、最低限フレームが歪まない「実売価格5万円以上のまともな車種を購入」、
ハブをグリスアップ、軽いタイヤに交換、適正空気圧を維持、チェーンに適正注油を忘れず運用。

●どうしても自転車型でアシスト上限UPが必要不可欠という人であれば
(バッテリーの"持ち"は無視する前提で)
原付免許や小型特殊免許を取得し、
フル電動自転車に、方向指示器・スピードメーター・バックミラー等を取り付ける「適法カスタム」の後、
「正式に許可をとって」ナンバープレートを取得し装着すれば「自転車型のまま」乗れる。
法治国家である以上は、(法的)義務を果たさず権利は主張できない。

◆そして、基本的な多くの歩道走行前提の一般的な自転車ユーザーの認識から考えると、
「出来るだけ手軽で手間がかからないほうがいい」とされ、
わざわざ免許取得やヘルメット着用することを肯定できる人達が多いとは言えないので、
【(速度上昇に伴い加害事故での被害も高くなる)アシスト上限を上げたり、フル電動の必然性がない】という。

◆再発進が辛いのであれば「停止前に変速を軽くして再発進に備えましょう」。
◆タイヤに"適正な"空気圧充填する意味と頻度を理解しましょう。(タイヤ自体が重量級であれば交換も検討)
◆変速がなくて辛いのであれば、軽快に走るためには内装変速ではなく外装変速車。
 →チェーン外れ等のトラブルが心配であれば定期的なメンテ。
  →メンテ費用が出せない、外装6段の自転車すら買えないのであれば支出見直しから。

●パナソニックサイクルとスズキが電動二輪車の開発へ

news.yahoo.co.jp/articles/c540e39ceee42b2eb7d0f58cfded96dd317bf2a1
スズキと自転車メーカーのパナソニックサイクルテックは15日、
電動二輪車の共同開発で合意したと発表した。
スズキが得意とする二輪車と、
パナソニックサイクルテックが手がける電動アシスト自転車のノウハウを持ち寄り、
新たなタイプの二輪車開発を目指す。

モペッド/モペットの可能性もあるという話もあるのでこのページに分類でも、
あくまで「電動二輪車」「電動オートバイ」であって
ペダル回転で走行可能な自転車機構を残す「自転車もどき原付」だけは
大手メーカーの矜持として「紛らわしい」「取り締まりの阻害原因」となりかねないので
絶対的に止めて欲しいところ。

スズキは1999年から、パナソニックサイクルテックから
電動アシスト自転車の商品供給を受けて販売している。
元々両社は取引関係にあったのでさほど驚く話でもないが、
海外だけでなく国内でも「エコという名目で」EVオートバイは避けられない情勢にあるようだ。
その過程で「一般公道で喧しい走行音は恥ずかしい」となれば
公道からそうした車種は減り静かさが増すのだろう。


▲スズキが折り畳み型フル電動(原付)の出展

young-machine.com/2023/10/04/493191/

▲▲▲折り畳み型
参考出展とはいえ・・・
こういうのは「新興メーカー:クラウドファンディング型の悪しき代名詞」で、
制作前に「折り畳み型」という最大の問題に気付かなかったのだろうか?

「折りたたんで車載できるから偉い?」
いや、そんな奇特な機構が"必須"な人が
全自動車・自転車ユーザーの何%だと思っているのか。

「可動部が多い=壊れる可能性が増える」
「基本的に趣味ではなく"実用性として"耐久力を持たせるためには、過度に重くせざるを得ない」

▲なぜか自転車タイヤ
主要諸元
■全長1520 全幅570 全高930 シート高790~955(各mm)
■タイヤサイズ前:18-2.125 後:20-2.124
18HE「ETRTO:305」
20HE「ETRTO:406」

451(20WO)や終わっている規格の22インチを使わないだけ
せめてもの良心はあったが…

市販されている掲載品では2.125に近いサイズは
406はさすがに1.95などまで込みで様々あるので問題ないが、
305では、シュワルベ「ビッグアップル」18×2.00[確認時1本4400円(税込)]だけ。(未掲載のミリオン等は考慮しない)
他は1.75だらけで簡単に代用できるタイヤがない問題もある。

一流オートバイのメーカーのつもりなら、
そもそも「原付タイヤ」で、あくまで"原付の延長"で作りましょうよ・・・
自転車タイヤ使うなら、それは「パナソニックサイクル側」の企画制作領分。

▲フル電動にペダル???
「売っておしまい」のような新興メーカーくらいしか扱わないような
フル電動にペダルなど絶対的に不要。
でなければ、何のための"フル電動"なのか意味が分からない。

▲前後ディスクブレーキ・・・
自転車形のせいで、自転車の駐輪機に収めてしまい、
「放熱板が駐輪機で歪んでも放置でそのまま乗り続けられるリスク」を
なぜ一切考えようともしないのだろうか?

出展で、こうした"実使用上の"意味のある情報が集められるかどうかも怪しく、
そもそも今後のデータを得る前に、
制作段階で全く分かっていないような開発陣しかいないことに疑問を呈する。

●黄色サドルのセンスもよく分からない
サドルに「これは原付です」と筆文字で誤解されないような
狙ったダサデザインでもあれば面白いのだが。

もし反面教師として「こんなものは作らないですよ」という
意思表示として提示するためであれば反転評価するが
そのまま「こういう方向で考えている」のであれば唯々呆れる。

「(一部で)折り畳み売れているから良い商品」とでも錯覚した?
日本の物づくり(発想力)も地に落ちてるなと実感する。
その「先」を見ましょう「先」を。

開発費も新規の製造コスト下げたいだけなら
既存の「自転車電アシ」もしくは「原付」をベースにすればいいだけ。
折り畳み機能など必要なわけがない。

社運と金をかけて1からフレームも作って
パーツは既存品を使うも「デザインが素晴らしい電アシ」か「今までにない原付」
この2択以外にはない。


▲違法フル電動の問題についてglafitの見解

news.yahoo.co.jp/articles/566b50bab530e6262edb9a4c7862d1f4ddeb77f1

――違法な状態で乗っている人がいることについて、
販売店側はどのようにお考えですか?
glafit株式会社 代表取締役 鳴海禎造氏:
個別の会社側にもモラルが求められますし、
そして最終的にそれを購入して利用する側も、こういったことは違法行為であって、
けがなど発生した場合は、かなり厳しく処罰されるということは、
改めて皆さんにご認識、持っていただきたいと思っています。

鳴海氏の会社では、対策として、ナンバープレートの交付、
自賠責保険の加入の2つが確認できなければ納車をしないようにしているといいます。
さらに、取り締まりなどにいかしてもらうため、
警察や行政に対し試乗会を行っているということです。

glafitは自転車に擬態する「紛らわしいキワモノ」を売っておいて
違法フル電動にどうこう言える立場でもないとは思うが
真っ当な販売をしているというならフル電動の問題は対岸の火事では済まないのでは?

電動アシスト自転車との勘違いも要因か?
外見からは、電動アシスト自転車と見分けがつきにくい、フル電動自転車。
国民生活センターには、「公道で走れないものと知らずに購入した」という
相談も寄せられています。

実際にインターネットでフル電動自転車を販売しているサイトを見てみると、
冒頭は自転車の写真と共に、「フル電動自転車」ではなく、
「電動アシスト自転車」の文字が。

――このようなまぎらわしい表記の仕方が誤解を招き、
無免許運転などの一因になっているでしょうか?
自転車安全利用研究会代表 谷田貝一男氏:
そうですね、どうしても写真やイラストを見て、
「これは公道を走れる電動アシスト自転車だ」というふうに思って
注文してしまうという購入者が非常に多いという事ですね。
特に注意事項というのは文字が小さくなっていますから、なかなか読んでもらえない。
そういう点を販売者の方は狙っているのではないかと思いますね。

第一線で対策部会でも自ら作って
フル電動は「販売ページ内で"アシスト"という記載を一切禁止させる」だけでなく
「フル電動"原付オートバイ"」とし、自転車の記載まで禁止するように
各ECサイトに同時に問題のあるページは「問答無用で削除してください」まで
厳しい対応を採るように働きかけるべきだろうに…

まあ自分だけは大丈夫と思って何もしなければ
勝手にその野良違法フル電動によって
glafitにも飛び火して立場が危うくなって「自壊」するだけなので
動かないならそれはそれでご自由にとしか思わないが。

しかし実際に逮捕書類送検されているケースでは「知っていた」という話のほうが多いので、
結局は「(契約店以外での)修理を一切禁止」
「(販売も購入もそれぞれ)最低半年以上の延々たらいまわしで認可制度」を経て
"大幅規制"に踏み込むしかないだろう。

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◆警視庁「運転免許がなくても公道で乗れる」等の虚偽の宣伝や説明をすると、刑事責任を問われる場合があります。

www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kotsu/jikoboshi/torikumi/kickboard.html
免許やナンバープレートの取り付け他、必要な装備品から歩道走行できないこと等の詳細が記載されている。

販売する方へ
電動キックボードの販売取扱店においては、販売する際に上記の点について丁寧にユーザーに対して説明してください。
「運転免許がなくても公道で乗れる」等の虚偽の宣伝や説明をすると、刑事責任を問われる場合があります。

販売側でも整備店でもいいが、
この手の規制の常套手段である「見せしめ」の具体例を提示しない限り、自主規制には進まないような気もする。


▲電動アシストで販売するも基準に適合しない銘柄

www.kokusen.go.jp/test/data/s_test/n-20230906_3.html

基準外電動アシスト自転車販売の会社 破産手続きの開始決定
www3.nhk.or.jp/lnews/kyoto/20230614/2010017564.html
既に破産手続きを開始していた。

よくある「公道走行できません」で
フル電動販売するのも似たようなものなので、規制は強めるべきだろうと思う。
「"防犯"登録ではなく実際の意味や役割からして"所有者登録"」に名称変更が望ましいように
少なくとも、販売時に「フル電動"オートバイ"」という記載の義務付けするだけで
誤解を招く割合は減らせるのではないだろうか。
特小原付でも同じことが言えるが
"原付区分(の派生種)"なのに「自転車」とつけるからおかしなことになる。

しかしこの手の良く分からない輸入代理店の車種を買いたがる層は
何が良いと思って買うのだろうか。

「デザイン性が良いから」という理由で選ぶならまだ分かる。
国内大手3社は実用性重視車種が多くデザイン力では圧倒的に負けているのはあるので。
しかしこの車種のデザインお世辞にも優れているとは思えない。

国内大手3社は「高くて買えない」?
カゴなし片側スタンドでも、SWなら現在89000円(税込)。
cycle.panasonic.com/products/elsw/

これで高いと思うなら一般車のタイヤを少しでも軽いものに交換したり
整備することで「軽く乗れる」ようにすればいいのでは?

ヤマハBSパナは拒絶したいという子供のような思考で結局損してれば元も子もない。

値段だけ見て通販で買ったり、
整備時のトータルコストなど考えたら実店舗購入すべきだったと後悔するまでがセット。

●[兵庫]フル電動を無免許運転等で逮捕

news.yahoo.co.jp/articles/3094b84e9b9ab84e299e4f5e3f52d8890a08a457
ペダル付きで自転車のように見えるが原付免許が必要な
「フル電動自転車」を無免許で運転するなどしたとして、
兵庫県警交通指導課と尼崎南署は18日、道交法違反(無免許運転)と
自動車損害賠償保障法違反(無保険)の疑いで、
同県尼崎市に住む会社員の男(23)を逮捕した。

逮捕容疑は3月11日午後6時45分ごろ、同市神田中通3で、
無免許で、無保険のフル電動自転車を運転した疑い。調べに対し「黙秘します」と話している。

同署によると、男はその直後、同市開明町2の市道交差点で乗用車と衝突する事故を起こした
フル電動自転車はバッテリーを付けなければ自転車扱いになり、
男のフル電動自転車にはバッテリーがなかったため、
同署は当初、自転車と乗用車の事故とみていた。

ところが、乗用車のドライブレコーダーを調べると、警察官が現場に到着するまでの間に、
何者かがバッテリーを持ち去る姿が写っており、
男がバッテリーを使って運転していた可能性が浮上。
付近の防犯カメラをたどっていくと、ペダルをこがずに走る様子が確認された。
男は運転免許を持っていたが、2020年4月に取り消しになっており、
公道を走るのに必要なナンバーも付けていなかった。

明確に隠蔽工作と判断されれば、さすがにこれを不起訴処分には出来ないはず。

小型特殊原付の枠組みを定めたことで、
自転車のフリをしている「フル電動」への風当たりもようやく厳しくなってきたというところか。

海外通販はともかく、「クラウドファンディング系」と
「楽天」「yahoo」「amazon」と「ヤフオク」と「メルカリ」「ジモティー」にて
(※ヨドやビックカメラでも扱いがあればこの2サイトも)
「古いバッテリー流通の安全性への問題」とでも称して
「私有地使用での例外許可」は、「複雑な手続きが必要な認可制をクリアできた業者だけ」に
絞り込んで、基本全ての販売(出品)禁止さえできれば、
あとは勝手に廃れると思うが時間の問題か。

「巨大な工場を有している事業者」や「広大な開けた土地を持つ極一部の権利者」が
遊園地やテーマパークので「クローズドコース」内で使う場合のみ販売許可で十分。

原付代替でヘルメット不要で安定して走りたいなら「電動アシスト」

「電動アシストですら漕ぐのが面倒」というなら・・・・

煩わしいヘルメットも免許もナンバープレートも必要で安定重視なら、「既存の原付」や「EV」

不安定でナンバープレート必要で修理店も限られるキワモノで良ければ「小型特殊原付」

「電動アシストすら疲れる体力しかない」ならそれはもう道を普通に歩けるとは思えない。





●「基準超えの違法電動自転車」

www.watch.impress.co.jp/docs/news/1495237.html
警察庁によると、京都府警察本部は1月、道路交通法上の電動アシスト自転車の基準に適合しない、
原動機付自転車に該当する車両を「電動アシスト自転車」と称して販売していた事業者と
その代表取締役を不正競争防止法違反の被疑者として検挙した。

現在、違法性が確認されている10製品は下記の通り。
SEAGULL26(シーガル26)
Releve(ルルベ)
SYLPHIDE700C(シルフィード700C)
GRAN BATTEMENT(グランビート)
SEAGULL20(シーガル20)
GLISSADE26(グリッサード26)
BARON-X20(バロン-X20)
Petit Chasse(プチシャッセ)
Pirouette-s(ピルエット-S)
Passe-L(パッセ-L)

通販サイト側で1つづつ商品チェックできるわけもないので
結局はネットで「疑わしい自転車」を販売禁止にするしかないのでは。






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▲自転車もどき(実質原付)
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●「モーターを止めた状態で走行しても、原付きバイクの運転に該当」

news.yahoo.co.jp/articles/42ad8c3d84501f9b51b7d3dcd305ccd9dfaadfd4
5日に閣議決定された道交法改正案では、
電動モーターで走るペダル付きバイク「モペット」について、
モーターを止めた状態で走行しても、原付きバイクの運転に該当することを明確化した。
改正案が成立した場合、この部分は公布から6カ月以内に施行される。

自転車もどき車種の自転車モードでも原付になるということは
今後「ナンバープレート隠しは違反」に?


●和歌山県のglafit社が事故により提訴される

news.yahoo.co.jp/articles/1a1fec571bd8710eaae28e1516b1ad2256e3c6df
「モペット」のハンドル根元が折れて転倒、顔面骨折した女性が製造販売元に損害賠償請求へ

電動のペダル付きバイクで走行中、ハンドルと本体をつなぐ部品が折れて転倒し、
顔面骨折などのケガを負ったとして、50歳代の女性が近く、
バイクの製造・販売会社「グラフィット」(和歌山市)を相手取り、
製造物責任法に基づいて約2900万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こすことがわかった。

ペダル付きバイクはバイクと自転車の機能を併せ持ち、「モペット」とも呼ばれる。電動式はペダルをこがなくてもバッテリー走行が可能で、道路交通法上は原付きバイクに分類される。
同社のバイクは2017年発売の初代モデル以降、通勤や日常の買い物用として人気を集め、
女性は20年5月、同社の公式オンラインショップで購入した。
女性側の代理人弁護士によると、女性が21年6月、東京都内の勤務先の敷地内でバッテリー走行
(時速20~26キロ)していたところ、ハンドルと本体をつなぐ「ハンドルポスト」の根元部分が折れた。
女性はハンドルを持ったまま転倒し、顔や左手首の骨を折るなどの重傷を負ったという。
女性は地元の消費者センターに事故を報告。国民生活センターが同11月に作成した報告書は
「ハンドルポストが長く、減速時の荷重で根元に大きな力がかかりやすい構造だった」とした上で、
根元部分が折れた原因は、繰り返し力がかけられたことによる「疲労破壊」だったと分析した。

女性は読売新聞の取材に「日本企業の製品だから安心していたのに、裏切られた思い。
同じような事故を二度と繰り返さないでほしい」と話した。
グラフィット社も取材に応じ、事故車両が手元にないことなどから事故原因は判断できていないと説明。
提訴については「現時点では見解を述べられない」としている。

特小原付ではなく「完全原付」区分。

これは車種が電動原付で負荷がかかりやすかったとしても
「折りたたみできるハンドル」を搭載してしまったことが最大ミスというべきだろう。

折りたたみ機能はデメリットをしっかり分かっている人以外に
気軽に搭載して構わない機能とは思えない。
それに、その重そうな原付を実際に折りたたんで使ってるような人がそもそも居るのかと…

「壊れやすい可能性のある部品」をわざわざ搭載する意味などないわけで、
通常のステムを搭載すればこんな悲劇は起こらなかった。

ある程度大径のタイヤで折りたたみ箇所にかかる力が小さければマシだったかもしれないが
小径でロングステムになってしまうことも金属疲労が進みやすかったと言えるかもしれない。
そして約1年で破損という。

どれだけ頑丈の塊のようなアルベルトであっても、
余程イレギュラーな使われ方をすれば破損しないわけがないので神話化するのは無しでも、
通常のステムと違い、
ガタガタ路面も走る乗り物に接合部が不安な構造で安全を担保しようとすることに
そもそも無理があると言わざるを得ない。

最初の実証実験当時から懸念していたが・・・
実証実験から「ナンバーを隠して自転車モード」など、さすがに「やりすぎた」という側面もあったので
身の丈に合った「原付(2種)」や
「ノーパンクタイヤや安物パーツや”折りたたみ機能がない”普通の自転車」の代理店にでも鞍替えする転機なのでは?
ヤンチャリ目当てなら「ビーチクルーザー、チョッパー、ローライダー」
特殊な自転車なら「タンデム、カーゴバイク」など。
競争相手が少ないニッチな業種は多い。

まあでも…フル電動の初期モデルから対応面での評判も宜しくなかった話も挙がっていたほどなので
結局どんな車種扱いだったとしても問題が起こっていたのかもしれない。


●「glafit GFR-02」【▲電源ON=原付なので歩道は一切走れません】(電動アシスト自転車ではない)

web.motormagazine.co.jp/_ct/17583933
自転車モードのメイン利用は非推奨。電動アシスト時は歩道で乗れない
ギアがなくタイヤサイズが14インチであるため、ペダルを漕いでもママチャリほどは速度を出せません。
折りたたみ自転車全般に言えることですが、
電源を切って純粋な自転車としての利用をメインにするのは微妙ではないかと思います。
それなら、電動アシスト自転車としては使えないのかという疑問が出てきますよね。
残念ながら、電源オン時には自動的に原付扱いになってしまうシステムになっているので、
歩道で電動アシストを使うことはできません。

「車道が危険だと思ったから電源ONのまま歩道走行」は一切不可。
止まって切り替えてナンバープレートを隠せば歩道走行できる自転車モードにできるとして・・・、

世の中には変速機の切り替え方や自転車チューブへ空気を入れることすら出来ない人達が普通にいるので、
適切に使いこなせる人がどれほどいるのだろうという心配もある。

それゆえに便利さよりも不便さが際立つだけではと思うが・・・
幸いなことに「値段が27.5万円」の時点で、
主要な電動アシスト自転車と比較すると、買うことに意義を見出せると思った人が
相当限られることが予想でき、余程のメリットを理解した上で買う人しかいないと思われるので、
もうそれほど気にするほどでもないかもしれない。

この折りたたみバイクのサイズ感で、しかも電源をオフにすれば
法的に自転車としての走行ができるペダル付電動バイクという点で、画期的な商品

「折りたたみできる」ということは壊れる可能性がある箇所が増えるわけで
BSの車種ですらリコールが出ているというのに、
「買った後の視点」があれば、素直に歓迎できるわけでもない。

そもそも折りたたみ自転車にしても同じで、
【本当に折りたたんで使うことがあるのだろうか】という。

だったら「折りたたまない」普通の自転車や電動アシスト自転車、電動オートバイのほうが便利。


●自転車擬態機能のある「電動オートバイ区分の車種」をダイワサイクル扱い開始

news.yahoo.co.jp/articles/617fc13b4ef5e6f1f437cf942d360d7bd79d71b6
response.jp/article/2023/12/29/378002.html
電動マイクロモビリティの開発から販売までワンストップで手掛けるglafit(グラフィット)は、
12月15日よりダイワサイクルの124店舗で、
電動バイク『GFR-02』の取り扱いを開始した。
全店舗でGFRシリーズのメンテナンス受け入れも開始している。

経営母体そのものは店の名目売り上げとして客単価を上げる効果によって
無理やりにでも銀行からの融資を受けやすくなるのだろうとは思うので意味があるのだろうが・・・
安請け合いして後々「大きな後悔」をしなければいいが余計なお世話か。

恐らく「CB●さひ」にも話を持ち掛けていたと思うが
(フル電動の類は一瞥して断固拒否対応が基本だろうし)
「ウチはあくまで"自転車店"なので」のような返答で固辞したと予想できるが
賢明な判断だったというべきか。

キワモノ繋がりで「サイクル●リンピック」と協定すればカオスっぷりが増すので
ある意味面白かったのだが
多くの消費者はそこまで頭は悪くなかったようで、宣伝に結構な金かけたであろうわりに
例のクランク車体の店舗も続々と閉店しているようでそれどころではないようだ。

▼しかしダイワサイクルの店舗一覧を見ると…関東と関西で8都府県と愛知県のみ
gigaplus.makeshop.jp/daiwac/guide/tenpo/index.html
「東京都 神奈川県 千葉県 埼玉県」、愛知県、「大阪府 兵庫県 京都府 奈良県」

「自転車モードが使える」というだけで
【区分は「完全に(原付)オートバイ」】なので
「ナンバー取得までのサポート対応」も必須になるが
元々オートバイショップでもなくて一般車系統の扱いのほうが多い店で
電装系統の修理交換まで対応できるスタッフが各店舗に在籍できるほど
人材が豊富とは到底思えないが、
現場従業員としてはコンビニのように
薄給で仕事内容だけが増えることに不満を持つ人のほうが多そうだ。

まあ「約27万円」もする電動オートバイをわざわざ自転車メイン店で購入したり
持ち込むような人なんてほとんどいないだろうから
「"軽いメンテ"と"修理の受付"も一応できますよ」という程度のことだろう。







●自転車"もどき"(実質原付)が値上げ

news.yahoo.co.jp/articles/8a7216effcbb5e8a54622e7352a0d7bd8ee70708
trafficnews.jp/post/122175
主力の自転車にもなる電動バイク「GFR-02」は、現在の販売価格19万8000円(税込み、以下同)から、
一気に27万5000円に。11月1日から改定されます。
10月31日23時59分までの購入決済分は、現在の販売価格にて購入できるものの、
納車(スタートアップキット発送)までに3~4か月を要するそうです。

スクーター型のX-SCOOTER LOM(クロススクーターロム)は、2022年度中の販売を目指し
予定販売価格24万2000円と公表していたものの、発売時期と価格は未定に。
生産リソースをGFR-02へ集中するといいます。

多くの人達は今まで通り、普通に電アシや原付を買う選択をすればいいだけの話ではあるものの、
「値段が上がることでユーザー層の質も上がると思えば」良い話にも思えてくる。

その前にコメント欄にあるような対応の遅れ等が本当であれば、
まずそちらに尽力されたほうが良いと思いますが・・・。


●「ナンバー隠し」で自転車になることが認められた規格というが・・・

グラフィット 原付・自転車の切り替え 独自のナンバー表示機、道交法で認められる
news.goo.ne.jp/article/sankei/business/sankei-_economy_business_3M7GYAAVXBMYJJLSBVNVMQJOPM.html
自転車・原付を切替できる「ハイブリッドバイク」 glafitが日本初認定
news.goo.ne.jp/article/www_watch/trend/www_watch-1335635.html
ナンバー隠し装置で「原付→法的に自転車」警察庁が通達 3年越し規制緩和が快挙なワケ
news.goo.ne.jp/article/trafficnews/trend/trafficnews-108658.html

自転車に擬態できるメリットは「駐輪場」という見方もあるようだが・・・、
それを補って余りある数多くの「義務や登録の煩わしさ」が待ち構えている。

●「修理や補修が必要になったときに提携店が近くにあるのかどうか」
glafit.com/dealer/
意外と店は多かったが、当たり前で都市部地域に偏りがあるので、
地方では明らかに困ることは想定できるが、
販売→約200店
整備→約170店
どうやら「売った後の整備をする気はない」という「実店舗でも通販スタイルの店」もあるようで。

「9割オートバイショップ」というのを見ると、
やはり「本質的には原付」ということがよく分かると同時に、
そもそも「取引相手ではないので当たり前」だが、
多くの自転車店に持ち込まれても断るしかないのに、
(電動アシスト)自転車っぽい見た目から、
極めて理解力の無い輩に"お引き取りいただく"だけでも大変だろうな・・・と。

glafit.com/products/GFR/GFR-02/
ナンバー登録必須
軽自動車税申告(報告)書兼標識交付申請(ナンバー登録)が必要です。

自賠責保険加入必須

ヘルメット着用必須
自転車モード、電動バイクモード、ハイブリッドモードに関わらず、第一種原動機付自転車扱いになります。
ヘルメットの着用が常時必須です。

どれだけ自転車に"擬態"できたとしても、所詮は原付であることからは逃れられず、
「手軽な利用は無理」という現実を突きつけられる。

◆ライト使用が義務の環境下でのリスク
バッテリー切れ時の走行は不可
バッテリー切れにより灯火類が消灯した場合には、(ペダル走行モードでも)走行することはできません。
バッテリー切れ時には原動機付自転車の基準(ヘッドライト点灯、右左折時のウィンカー点滅)を満たせないため、
バッテリー切れ時には(ペダル走行モードでも)走行することはできません。

【夜間・トンネル・濃霧状態】の場合
バッテリー切れで「ナンバーを隠し」自転車モードであっても、法的に罰則がある義務としての
「灯火(ライト点灯)」が出来ないために「乗ってペダルを漕いだ瞬間に違法」。
一応、「自転車用としての灯火の基準を満たしているライトを所持しておいて別に取り付けし点灯」
「尾灯の代わりに 赤 or 燈(オレンジ)色 の反射板も取り付け」するのであれば、走行は可能になるが・・・、
果たしてそこまで用意周到な人が、わざわざこんな"キワモノ"を選ぶのだろうかという。


▲自転車もどきの電動原付「GFR」の"擬態"機構

www.watch.impress.co.jp/docs/news/1285780.html
trafficnews.jp/post/101310
自転車走行時には「ナンバープレートを隠す」という
字面からして怪しさが垣間見える。

そもそも、小径で折りたたみ自転車というだけで全く薦められない「キワモノ」なのに、
そのうえ電動オートバイという更に負荷をかけるようなものを
「適切にメンテナンスしつつ使える人がどれほどいるのだろう」と考えると、
せいぜい「業者向けのリースのみ」が妥当であり、
市販用として実用化を許可することに疑問しかない。

壊れた(不整備により壊した)ときに重大な事故に直結という恐れすらあるだけに、
特に(毎月1回以上の空気入れ習慣すらないような)
「ノーメンテ当たり前な人は絶対に買ってはいけない」車種。
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根本的には、用途的に自転車もどきに限らず、
通常の電動アシスト自転車すら本当に必要かどうかよく考えて欲しい。

●正常な変速機を適切に「切り替えて」使っていますか?
●毎月1回以上の空気入れで「空気圧を適正に維持」できていますか?
●「チェーンは綺麗な状態」で「チェーンルブを適量塗付」されていますか?
●「"タイヤ単体"が重量級」(耐パンク性能寄り)ではありませんか?
●前後ハブやBBに「適正量のグリスが充填」されていますか?

まずは上記全てをクリアすることを強く薦める。


●「ナンバーを隠し」歩道を走行する自転車もどき

trafficnews.jp/post/107277
道路状況も考慮せず、一律で生活自転車も巻き込んで
原則的には車道走行を繰り返すような警察などの思考停止者には疑問しかないが、
歩道走行が出来ることを売りにするのはいかがなものか。

原付ナンバー隠せば「自転車」 道交法の扱い変える装置まもなく発売 法規制に一石
「字面が完全に怪しさ満点」という時点で、
見えにくくするために「ナンバープレートを曲げる」とか「カバーを付ける」と言った類の
想像することから、一般的な安全意識への感覚を持つ人であれば警戒する。

「自転車モードで、車道から歩道側へちょっと逃れたいとい場合にも、
原付扱いなのでそれができない、といったユーザーの声を受けたものです。
「車道から歩道側へちょっと逃れたい」?????
停止し電源OFFの状態でしか、ナンバープレートを隠せないようになっています。

◆単に「ちょっと歩道へ"逃れたい"」だけであれば
順然たる原付でも、自転車もどきの原付の場合でも
(1)「一旦停止」
(2)歩道に押して上がって避ける
これだけ。

(3)ナンバーを隠す
(4)歩道を(自転車モードで)走行する
これは「ちょっと歩道へ逃れたい」ではない。

「原付でも自転車に擬態して歩道を走行したい」という
身勝手な理由以外の何物でもないと思うのだが・・・。

何故こんなキワモノを歩道に上げたがるのか理由が分からない。

全国の歩道に進出するようなことがあれば何が起こるのかは明らか。
事故が起こってから「やっぱり規制が必要だった」では遅い。
犠牲者に被害の状態を問わず「運が悪かったですね」で済ませるつもりなんだろうか。

既存の電動アシストか原付で用途に応じて選べば十分なものを、
「なぜ使い分ける機能が必要になるのか」という納得できる理由がない限り
到底看過できない。

とはいえ、結局のところ使える用途が増えるようで、
「原付なので免許必須」だったり、
「実際は費用面や、使い勝手の悪さに辟易し後悔する」だろうとは思う。

●電動モード走行では体感距離20kmのようだ

maidonanews.jp/article/14051241
デメリットはバッテリーを抜くのがかなり面倒
(近くにコンセントがあれば問題ない)なのと、
バッテリーでの走行距離がかなり短い(仕様書は電動走行40㎞とあるが、
実感値としては20㎞ぐらいしかない)。
したがって少し距離を走る人ならほぼ毎日充電が必要なレベルだ。
片道10kmとして毎日充電。しかも新品でこれなので、
劣化すれば最終的には自転車モードだけになって電動の意味が皆無どころか、
車体が無駄に重く、
更には自転車モードだけでも様々な装備品を着用する必要があり何も手軽ではない。(特殊な地域を除く)
他にも、整備可能店の少なさの問題もあるので
便利そうに思って目新しさに飛びついても、結局は後で困ることになるという典型例。


●[原付]glafit

wedge.ismedia.jp/articles/-/15422
2019年1月24日にYAMAHAとの資本業務提携を発表したとあるが、
次世代モビリティ、新しい製品とマーケットを創造していく意味での提携だそうです。
さすがに整備や販売網等で(既存店も含め)協力するとは思えない。

短時間で資金が集まったことを誇るも・・・

glafit.com/product/glafit-bike/
「コンパクトで便利」を優先したであろう「14 × 2.125のタイヤ」。
現実的にはタイヤ径が小さくなるほど「不安定」、
且つ254(14HE)の2.00以上の幅のタイヤは現状把握している範囲で3種類しかない。

しかし、これはブロンプトンの349(16WO)でも似たようなものとしても・・・

「折りたためるので便利」
実際に折りたたんで使っているユーザーは一体何割いるのか非常に興味がある。

「自転車のパーツを使っていても実際は原付の規制を受ける」という最大の難点。
※glafitバイクは、法律上は原付扱いとなりますのでご購入時には下記の点ご留意いただけますと幸いです。
1、ナンバー登録が必須です
2、自賠責保険への加入が必須です
3、ヘルメットの着用が必須です
4、第一種原動機付自転車を運転することができる免許の携帯が必須です
5、車道を走る必要があります
6、バッテリー切れ時には(ペダル走行モードでも)走行することはできません

「修理を受け付けてくれる店」の問題。
もしナンバープレートがなければ、私有地内での使用のみであることを確認できなければ
違法車両の修理請負になるため受付は不可能だろう。

(2018年6月の内容)
このような感想もある。
noni-no.net/glafit/1533.html
メーターの防水が悪くて雨の中を走ったら故障!!
なんてトラブルが多発して公式が改良版との交換の告知を出したのがつい最近。
ミラーの根本がだんだん折れてくる事案とか、ヘッドライトの改良版は既存の車種だとしばらく入手できないとか……。
マイナスの評判はどうしてもある。これは初代の宿命だ。
小さな会社の出来たてのモビリティだから、レスポンスも正直そんなに良くない。
乗る人に自転車整備の基礎知識を求めてくる気難しい一面もある。
そういうままならなさも引っくるめて愛せないと、イライラさせられる部分は多い。









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▲フル電動自転車(原付)関連

●中国でフル電動自転車が普及している理由と普及困難な日本の差は「都市構造」の違い

news.yahoo.co.jp/articles/57298c58608c5e5ecfb5d0e7913058a66c179128?page=3
日本で電動キックボードは根付くか? 中国で電動自転車が「3億台」走る理由に見るヒント
www.sbbit.jp/article/cont1/84700
元記事には電動キックボードとあるものの、
中身は「フル電動自転車」が普及している中国の都市構造について。

※日本での電動アシスト自転車とは、
あくまで「人力駆動に対して」アシストの「補助動力」として用いられ、
時速25kmまでにはアシスト力は0になっていなければならない。

─●最高時速25kmで「自動走行」のフル電動自転車
これは電動自転車だが、日本でよく見るアシスト式ではなく、電力で自走する。
法令で最高時速は25kmに制限されていて、
多くの場合、時速15km程度で走行している。
あくまでも「自転車」という分類なので、16歳以上であれば免許は不要だ。

都市によって異なるが、子どもを後ろに乗せる2人乗りも可能なため、
買い物や通勤、子どもの送り迎えに使われている。
ナンバー取得とヘルメット着用は義務付けられているが、
ナンバーの取得申請は販売店が代行してくれるため、
自転車並みに手軽な乗り物であることから広く普及している。

◆【ナンバー取得とヘルメット着用は義務付けられている】
(=ヘルメット着用していない場合は恐らく強制的に走行停止させられるはず)

◆【ナンバーの取得申請は販売店が代行してくれる】という時点で、
「適切な方法で普及させよう」という意識があるので
未だに「そのままでは公道走行できません」のような注釈すら
表示「義務化(違反には罰則あり)」されていないような、
日本の杜撰で緩すぎる販売方法とは大違い。

後々問題になる可能性が高い販売方法に、
輸入代理店側が「先手を取って先行する」ことで
「日本での原付としての認識を持たせ」
ルールの浸透も普及の後押しが出来たはずなのに、
何故か「"無知な消費者向け"として売ることだけ」しか考えず、
行政・代理店・消費者の「だらしなさ」で、「真っ当に立場を悪くし続けている」という・・・。

この電動自転車は中国国内での保有台数が3億台を突破している。
一方、自家用車の保有台数は2021年末で約2.6億台だ。
人力で走る普通の自転車も保有台数が4億台を突破しているが、
その多くがシェアリング自転車であることを考えると、
中国で消費者が最も保有している移動手段は電動自転車ということになる。

─●大都市への通勤時間の大きな違い
www.sbbit.jp/article/cont1/84700?page=2
中京大都市圏は中国の特大都市(人口500~1000万人)とほぼ同じレベルだったが、
近畿大都市圏は中国の超大都市(人口1000万人以上)よりも通勤事情が悪く、
関東大都市圏はかなり通勤事情が悪いことがわかる。

このことから分かるように、ホンダでさえも苦戦しているという
「バッテリーを大容量化しつつ小型・軽量化する」という
最大の課題をクリアできない限りは、
電動キックボードも含めて、到底普及するとは考えにくいと思われる。

そういう意味では、フル電動自転車も電動キックボードも、
様々なパーツの耐久性込みで、
果たして、購入から一体何年使い続けることができるのだろうか。
「廃車までの最終的なコスト」に興味がある。

中国では
こういった背景から、人々の日々の生活圏は意外にコンパクトになっている。
下町に住む人々も近所でだいたいのことは間に合うようになっている。
生活圏内での移動距離が短いため、電動自転車は非常に使い勝手のいいツールになっており、
シェアリング自転車が一気に普及したのも、この都市構造と無関係ではない。

生活の中での利便性が感じられなければ、それは“モビリティ玩具”で終わってしまう。
それは、現在の日本における電動キックボードにも言えることだ。

究極のモビリティサービスで、移動のサブスクとも呼ばれる「MaaS」(マース)が
日本でなかなか進まないのは、モビリティ側の課題だけでなく、
都市構造にも課題があり、サービスが複雑になりがちであることも大きいように感じられる。
また、単純に「土地の広さ」「社会主義国家」という違いや、
日本の場合「自動車産業が中心」ということもあり、
名目・法規上でどれだけ自転車が車道を走るのが原則でも、
「道路(車道)は"実質的には"自動車のための道」となってしまっていて、
自転車も含む「小型の車両」が通行するには不向きな構造になってしまっているのもある。

●[東京]無免許運転で書類送検

news.yahoo.co.jp/articles/a9dbefcbff492cbf1377bb3a68cee35ba217b84f
原付きバイクの運転免許が必要なペダル付き原動機付き自転車(通称・モペット)を
無免許で運転したとして、警視庁が20代の無職の男を道路交通法違反容疑で
8日に書類送検したことがわかった。
捜査関係者によると、男は9月28日午後3時ごろ、東京都品川区西五反田7丁目付近の路上で、
免許を持たずにモペットを運転した疑いがある。
義務づけられているナンバーやヘルメットの装着もしていなかったという。
news.yahoo.co.jp/articles/1552755998a6fca7fab32da89a175c304b568400
news.yahoo.co.jp/articles/9e7eced4dfff21eeb90fdb9d0f66dee0e98c7ab1
news.yahoo.co.jp/articles/04bfb511a183c3f23fd597d98004be3a8506c341

●相次ぐ「モペット」での悪質な運転 今年9月までに指導警告など全国で780件

news.yahoo.co.jp/articles/70a0013728208c316a3d1df75b22a92b10f98270
最高時速20km以下電動キックボードの規制緩和と明確な基準作り、
オートバイの完全電動化も本格化してくると
中途半端で分かりにくくコストも無駄に高くなるだけの存在の
自転車のようで「完全に原付区分」という「フル電動」は
必然的に市場から消えていく運命にあるように思うが、
まず、ナンバープレート取得の段取りまで行うことが出来ない
「通販禁止」後に、「中古も販売禁止」を経て、販売完全禁止の方向が理想的。
「完全な電動オートバイ」として販売できないようなものを野放しにしておくほうが異常。

●[東京]モペットの取り締まりに重点(フル電動自転車)

news.yahoo.co.jp/articles/df56761ef7c707a8e382cf8ee787a4b756017f81
麻布警察署・小池康弘署長:「モペットの利用者に対して法規制を周知するとともに、
交通ルール順守を徹底する。そして悪質な違反者に対しては、看過することなく取り締まりを行って頂きたい」
ペダル付き電動自転車の「モペット」など、新しい交通手段の事故が増えていて、麻布署も対策を強化しています。

秋の交通安全運動が始まり、現状では自転車の場合
ヘルメット推奨関連が異様に目立つ以外で、
具体的な取り締まり内容がほぼ見えて来ない中、
東京麻布署ではモペットに重点。

一方で「フル電動なんていう車種自体が恥ずかしい」とか
「整備自体を断られる」と分かっている人が多いとすれば、
全国的に見れば利用者は少ないのではないだろうかとは思う。

▲[静岡]フル電動で歩道走行しひき逃げ事故での裁判

news.yahoo.co.jp/articles/839f72448f3bc0aeb89651519cb309c46a0c4d6a
約40キロでぶつかる…基準を超える速度が出る電動アシスト自転車でひき逃げ
「不安な思いにさせて申し訳ない」初公判で起訴内容を認める 静岡地裁
(静岡朝日テレビ)

まるで「(違法状態での)電動自転車=公道走行可能」で
「電動"アシスト"自転車=公道走行不可」のようにも見えてしまう。

時速40km出せる自転車は「電動の原付オートバイ」であり、
法定基準を超えている時点で"アシスト"と付けるべきではない。

起訴状などによりますと、静岡市清水区の会社員の男性(35)は4月、
静岡市駿河区の歩道を電動アシスト自転車で走行中、前を走っていた自転車に衝突。

会社員の男性(34)に左腕骨折など全治2か月のけがをさせたにも関わらず、
その場を立ち去った罪などに問われています。

初公判で男は起訴内容を認めました。
冒頭陳述で検察側は男が基準を超える速度が出る電動自転車に乗っていたとし、
衝突時には時速およそ40キロでぶつかったと指摘しました。

被告人質問で男は「スピードが出ておかしいと思い調べたら基準を超えていることが分かったが
楽だから乗り続けていた」と話しました。

だから「正式な手続きの手伝いなんて出来もしない業者(特に通販)」には
即刻「販売を終了してもらうようにすべきだろう」と。

私有地ならどうこうではなく、「電動オートバイ」という感覚があれば、
「ロクにナンバー取得の手続きをするとは思えないような輩達」に
そのまま販売して大丈夫なわけがないと分かる。

この規制ができないのも「圧力」ということなのだろうか。






●[徳島]フル電動で罰金30万円の略式命令

news.yahoo.co.jp/articles/8d23e06a5526a67d0cdb48848b31badce028d767
道路交通法で原付バイクと同様に扱われるフル電動自転車を飲酒運転したなどとして
徳島県徳島市の男性が罰金30万円の略式命令を受けていたことが分かりました。
略式命令を受けたのは徳島市の30代の男性です。
起訴状などによりますと、男性は2022年5月、徳島市佐古一番町の路上で
酒を飲んだ状態でフル電動自転車を運転し、
自賠責保険にも加入していなかったとして、徳島区検が10月18日、
男性を道路交通法違反と自動車損害賠償保障法違反の罪で略式起訴しました。
その後、徳島簡裁が男性に対し罰金30万円の略式命令をだしました。
徳島区検は納付の有無について明らかにしていません。

「地方では珍しいので目立って検挙されやすい」ということがわかっていれば
わざわざ手続きまでして正式に使おうなんて思う人がいるのだろうかと。
だから基本的に「許可制での販売」が望ましい。



▲フル電動自転車での違反や無免許運転

news.goo.ne.jp/article/fnn/nation/fnn-320626.html
【独自】フル電動自転車 相次ぐ違反 無免許 & ノーヘル運転も 法律上は「原付バイク」
法律上、原付バイクにあたるフル電動自転車。
公道を走るには運転免許が必要で、車両にもナンバープレートの表示などが義務づけられている。
ところが、街で見てみると、ルール違反が横行。
インターネットで購入したという男性に聞いてみると、
男性は、免許が必要なことを知らなかった。
40代「(免許は持っている?)免許はないですよ」、
「(ナンバープレートもついていないが?)自転車にナンバープレートをつける必要があるのかな」
無免許で運転すると、罰金や懲役が科される可能性もある。
警視庁は、ルールを守るよう、注意を呼びかけている。

電動キックボードは道筋が示されたものの、フル電動(原付)に関しては相変わらず。
やはりシンプルに「販売自体を大幅に規制」し、
「幾重もの手続き処理を必須とする」しかなさそう。

▲[滋賀]フル電動でナンバーなし無免許運転

news.goo.ne.jp/article/kyoto_np/region/kyoto_np-20211224192040.html
ペダル付きミニバイク、歩道で無免許運転疑い 滋賀で初摘発(▲フル電動)
滋賀県警甲賀署は24日までに、ペダルが付いた電動ミニバイクを歩道上で無免許運転するなどしたとして道交法違反の疑いで、
甲賀市のベトナム国籍の会社員女性(23)を書類送検した。23日付。

電動アシスト自転車に形が似ているが、出力600ワット以下の原動機を備えており、
道交法上「原動機付き自転車」に分類される。
同署によると、女性は「悪いことは知っていた」と認めている。ペダル付きミニバイクの摘発は滋賀県内初という。

書類送検容疑は9月30日午前8時40分ごろ、同市水口町笹が丘の歩道で同バイクを無免許で運転するなどした疑い。
ナンバーやサイドミラーをつけずに走行しているのを署員が発見したという。
紛らわしい「電動自転車」の呼称すらないが、本来こういう位置づけの乗り物。

▲フル電動について書いているが・・・(NHKの解説)

www.nhk.or.jp/shutoken/newsup/20211028b.html
「自転車モードに擬態する自転車もどき」や
電動キックボードの場合、実証実験中の「最高時速15km以下」と
「最高時速15km超」では区分も運用方法も異なるが一切触れず。
注意喚起するつもりであれば、もうちょっと調べてから書いて欲しいところ。

国土交通省は、今後、基準に適合しない車両を市場に流通させない方法なども検討しながら、
新たな基準を定めていくことにしています。

流通規制の話を書いていたのを見逃していたので追記。

▲[東京]フル電動での事故

nordot.app/826059250250612736?c=302675738515047521
モーターの力だけで走行可能な「フル電動自転車」を無免許で運転して女性に重傷を負わせたとして、
警視庁巣鴨署は27日までに、自動車運転処罰法違反(無免許過失傷害)の疑いで、
東京都文京区の飲食店従業員
容疑者(26)を逮捕した。

事故直後に110番したが「自転車同士の事故」と虚偽の申告をしたとみられる。
逮捕容疑は7月、東京都豊島区の区道でフル電動自転車を無免許で運転した際、
一時停止せずに左折して自転車の50代女性に衝突、大けがを負わせた疑い。

そして、案の定「一時停止の軽視(無視)」。
(こうして事故原因に直結するのに、どうして自転車でも最優先で注意喚起や取り締まりをしないのか甚だ疑問)

www.tsb.jp/news/nnn/sp/news91zba9f3616jywcuny.html
こちらでは自転車ではなく「ペダル付き原付き」として紹介。

名称変更だけで違反者が減るとも思えないが、
自転車モードで走行可能な機能があったとしても、
実際に私有地のみでしか走行しないといういるのかどうかすら分からないような人達よりも、
車両区分が軽車両の自転車ではないのだから、
とりあえず「自転車」という文言を商品ページに記載することを禁止したほうが良いような気はする。
("隠し機能で"一応は存在するとして、取説に小さく書いておくくらいで十分)

しかし、全面販売規制は難しいとしても、
原付なのだから、ちゃんと「実店舗の」「オートバイショップ」だけで売ればいいわけで。
自転車でいうところのGIANTみたく「ネット通販禁止。対面販売のみ」
更に原付なのだから「(私有地走行のみ用途として"特別に"許可を得た場合を除き)ナンバープレート取得が必須」とすれば、
無免許で買って乗るような輩は大幅に減らせるはず。


▲[大阪]フル電動自転車[原付]を無免許運転で書類送検

news.goo.ne.jp/article/ktv_news/region/ktv_news-a3ab172c_eed7_4ab1_9397_ddef356b7a46.html
大阪市内の路上で「べダル付き原付自転車」を、無免許で運転したとして72歳の男性が書類送検されました。
「ペダル付き原付自転車」は「電動キックボード」と同様、
道路交通法では、「原付バイク」に分類され、
公道を走行する際には、原付免許やナンバープレートのほか、ヘルメットの着用などが義務付けられています。
男性(72)は2年前に、「ペダル付き原付自転車」をインターネットで5万円程度で購入し
パチンコの行き帰りに運転していたということで、
摘発された際は、ペダルはこがず、アクセル全開の状態で走行していたということです。
調べに対し男性(72)は「バレなければいいと思った。運転が楽で便利だった」と話しているということです。

news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20210908k0000m040123000c.html
男性は「ゆっくり走る分には無免許でもかまわないと思った」と供述しているという。

送検容疑は7月13日午後、西成区天下茶屋北2の市道で、無免許でペダル付きバイクを運転したとされる。
西成署によると、ペダル付きバイクは自転車のように乗れ、
付属のモーター(原動機)でペダルをこがなくても走行できる。
道交法ではバイクと同じ扱いで、方向指示器や速度計の整備なども必要だ。
男性は6月、整備をせず無免許で西成区内を走行しており、署員に警告されていた。

▲[兵庫]フル電動(モペット)が加害者の事故

news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/ASP8N2T12P8DPIHB029.html
「モペット」などと呼ばれるペダル付きの原付きバイクに無免許で乗り、
歩行者に重傷を負わせたなどとして、兵庫県警は20日、フードデリバリー「ウーバーイーツ」配達員の男(25)
=神戸市東灘区=を自動車運転死傷処罰法違反(無免許過失運転致傷)や
自動車損害賠償保障法違反(無保険)などの疑いで書類送検した。

捜査関係者によると、送検容疑は5月26日、同区田中町2丁目の歩道でモペットを無免許で運転し、
歩いていた女性(70)をはねて足を骨折する重傷を負わせたというもの。
上り坂を時速約20キロで進む様子が防犯カメラに映っていたという。

男は「インターネットで買った。免許が必要だとは知らなかった」と話しているという。
やはり、いい加減「販売規制」と「ナンバープレート無し車両でも届け出必須」
「店では全ての整備修理の禁止規制」が必要だろうと。

www.sankei.com/article/20210820-HRDCGKWD5FJ6JEZFSAPHH6NM5E/
「ウーバーイーツ」配達員でベトナム国籍の男(25)=神戸市東灘区魚崎南町=を書類送検した。
普通に通販サイトに「公道走行できません」と書いていなかった以外にも、
注意事項は書いていたが「日本語の意味が理解できていなかった」という可能性も?

news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20210820-567-OYT1T50400.html
「スマートフォンを見ながら運転していた。
しかし、事故の原因としては、フル電動だからというよりは「スマホ注視」。

▲修理することが正しいというわけでもないのでは・・・?(フル電動)

(URLは非掲載)

以前からナンバープレートもなさそうな電動キックボードも修理していて大丈夫かと心配になったが、
今回はフル電動の修理。

※完全な私有地使用かどうか不明。画像の限りではナンバープレートの存在も確認できず。

実際には「ナンバープレートを取り付けているとか、私有地走行のみ」であれば、
「疑われないように(もちろんナンバーは伏せて)画像を載せたほうが良いのでは?」と思うのだが、
そこまで深刻に考えるつもりはなさそうに見える。

疑いのある車両でも整備できることをアピールすることは、
表向き整備難民で困っている人を助けることができても、
周囲の真っ当に断ってきた他店も含め「目を付けられてしまう」というリスクがあると考えれば、
もし整備できるとしても公開しないのが必然のように思うが、何故大丈夫と思えるのか不思議。
無論、完璧に修理できているかどうかという意味ではない。
さすがに車種の性質上もあって、無断で客の車両を載せたとは考えにくいので、
客側も掲載に快く応じたとすればある意味勇気があるというか。

普通に断った他店の対応としては、もし「私有地でしか使っていない」という言い分だったとしても
特に、ナンバープレートがなければ、
「実際には公道走行=法律違反の疑いがあるから、整備することで違反走行の幇助になってしまう恐れ」と
「修理できない」と分かれば、少しはフル電動の抑止力になると考えているのもあるのだろう。

他にも、極端な例を挙げれば、親切にしたつもりが、
後に人身事故を起こされてしまっても「それは単に利用者の問題」で済ませられるのだろうかという疑問や、
通常の原付オートバイ事故とは異なり、珍しいからこそ目立つのは当たり前で、
実証実験中の電動キックボード関連の記事も歓迎一色ではないこともあり、
全国ニュースのようなことにもなれば、巡り巡って店の評判にまで関わるというところまで考えると、
到底「他店では断られた案件までこなせる素晴らしい技術・対応力だ」とは思えない。

単純に他店でも「修理すれば儲けになる」のに、そうしないのは、技術ノウハウがないからというよりは、
ただでさえ精度自体に疑問を持っていれば、野に放つことに「危険を伴う」と考えているからこそ
「断っている店が多い」ことから、本質的には「買わない・使わない・修理しない」が妥当ではないだろうか。

個人的にはフル電動は販売を全面禁止し、所有を「個人は不可で法人に限り」、
独立している山林やテーパークの特定箇所のみ走行可とするように法整備すべきと考える。

●紛らわしい記事タイトル(フル電動)

www.itmedia.co.jp/business/articles/2107/10/news030.html
バイクと自転車を両立した「こがない自転車」発表 手軽な移動手段目指す
この「電動オートバイ」は「原動機付の自転車(原付)」という分類になるが、
ペダルがあっても「自転車」と銘打つこと自体が間違いの元。
実際は「自転車に原動機がついているだけの旧式オートバイの充電式」。

元ページにあるように「原付」なので、
www.makuake.com/project/koguna/
ナンバープレートの取得と表示が必要で、ヘルメット着用や自賠責保険加入なども必須。

確かにフル電動なので「ガソリン給油の必要はない」が、
運用方法としては「完全に原付」なので、全く手軽ではない。

こうした"完全に原付"であるにもかかわらず、
「オートバイの形として作らない」ということは、
主目的は"コスト削減"であり、
昔の日本にもあった「自転車にエンジン搭載=原動機付き自転車(原付)」のように、
基本的に「発展途上国向けの商品」という認識をしておく必要がある。

※対して、「原動機付でも"アシスト上限24kmでゼロ"」であれば、
歩道も走行可能な「電動"アシスト"自転車」となる。

●[大阪]「"自転車もどき"の轢き逃げ事故」で摘発(フル電動)

「ペダル付きバイク」でひき逃げ 容疑の調理師逮捕 異例の摘発
news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20191202k0000m040303000c.html
逮捕容疑は先月10日、大阪市中央区にある一方通行の府道を逆走。
歩いて横断しようとしていた男性会社員(56)をはね、右足首を骨折する重傷を負わせて逃げたとしている。
モペットは、付属のモーター(原動機)でペダルをこがなくても走行できるため、
出力に応じて原付きバイクなどの免許と自治体などへの車両登録が必要となる。
車両登録はしておらず、ナンバープレートや方向指示器なども取り付けていなかった。
news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-afr1912020041.html
「モペット」でひき逃げ 容疑で男を逮捕 大阪 
news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/ASMD25479MD2PTIL017.html
モペットでひき逃げ容疑、男を逮捕 被害者は足首を骨折
news.goo.ne.jp/article/mbs_news/region/mbs_news-GE00030665.html
公道を原付自転車「モペット」で逆走した上…“重傷ひき逃げ”容疑で調理師の男を逮捕
news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20191203-567-OYT1T50115.html
こがずに走れる電動自転車「モペット」でひき逃げ、逮捕
news.goo.ne.jp/article/ktv_news/region/ktv_news-ea010064e2d04f29ab7ee3fd3dbdacec.html
『電動自転車』で…ひき逃げの男を「逮捕」 電動”アシスト”自転車と違い「原付に分類」の車両での犯行
「電動アシスト自転車」か「ママチャリやクロスバイクの普通自転車」か
「ナンバープレートなどもある普通の原付きオートバイ」
用途に応じて好きな車種を選べばいいだけ。
正当な手順を踏んでいない違法な"自転車もどき"が認められていいわけがない。

毎回思うがいい加減
「使う意味のある広大な敷地を持つ法人限定での販売規制を敷けばいいだけ」のものを
野放しにしておくメリットとは?これから何人犠牲者が出ないと気付けないのだろうか。
類似物を「歩道に解き放とうとしている」和歌山市のようなところまで出てくる始末。

しかし、自転車店でも電動アシスト自転車のことを
書きやすいためか「電動自転車」と書いているのも見かけるが考え直して欲しい。
自転車を「ママチャリ」と呼ばれるのは嫌うわりに、こういうのはテキトーで済ませていいのだろうか。
「フル電動」と呼称するまでもなく、電動自転車=ナンバーなどなく公道走行すれば「違法」。

オートバイショップと兼業していると感覚が違うのかもしれないが、
自転車専業店であれば電動自転車の「自転車」部分をわざわざ書く必要はない。
「電動アシスト」「電アシ」と書かないと、
「ナンバーなど(略)違法な乗り物」と勘違いされる原因になりかねない。


●[東京]フル電動で書類送検の記事の違い 2019.1.27

▼FNN(フジ系)「いけないと思いつつ、楽なので使い続けていた」
www.fnn.jp/posts/00410510CX
女は、「いけないと思いつつ、楽なので使い続けていた」と容疑を認めている。
▼朝日新聞「免許必要と知らず」
原付きモペット「免許必要と知らず」 無免許運転の疑い
www.asahi.com/articles/ASM1R75Q1M1RUTIL05S.html
女は「ベトナムでは無免許で乗っていた。日本で免許が必要だとは知らなかった」と述べているという。

署は昨年、女に数回警告するなどしていたが、
女は「警察官に注意されたが、学校やアルバイトに行くのに便利なので乗っていた」と話しているという。

モペットは友人を介して通信販売で購入したといい、
無免許では公道を走ることはできないといった注意点が書かれたステッカーが貼られていた。
警告されていたが免許が必要とは思わなかったことになるが、一体どういう警告をしていたのだろう。
「この車両(モペット/フル電動自転車)で公道走行は禁止です」と注意しただけで
「免許やナンバーなどが必要」と改めて説明していなかったのだろうか。

▼時事通信「違法と知っていたが使っていた」
article.auone.jp/detail/1/2/2/5_2_r_20190124_1548302152850092
「違法だと知っていたが、楽なので通学などで使っていた」と容疑を認めているという。

私有地内等の極一部の用途はあるとしても、こうした公道走行をする輩を無くすためには
やはり単純に「輸入禁止」や、
それこそシニアカーのように「衝突防止の安全装置」が組み込まれていないものは
販売禁止にするなどの対策が必要に思える。

インターネットなどで電動アシスト付き自転車より安価で購入できるため、
知らずに乗っている人も多いといい、同署は注意を呼び掛けている。 
安易に購入させないように、安全環境の維持という名目で
フル電動のみ1台10万円以上の「特殊税」でも作って販売業者に課すという方向で、
「専門の車両検査員を雇うための新たな利権ができる」とでも言えば役人は乗り気になるだろうか。

●基準越えやフル電動自転車への毅然とした対応 2018.8.12

一応ナンバープレートやヘルメット着用する等の数々の手続きをとれば公道走行が可能でも、
実際はそのような正当な手続きを踏んで使用しているケースは極めて稀と考えると、
こうした国内アシスト基準超えの自転車~フル電動については
全面的に「例えパンク修理(パッチ貼り)だけであっても」拒否するのが、
将来の危険性を排除する上で必要な措置。

「絶対に私有地内でしか使用しないという確固たる証拠や状況が確認できるのであれば
修理することは構わないとは思うが・・・、
今度は「22x1.95」という妙なタイヤサイズを使っているようであれば入手に手間がかかる。
そして、もし分解中に替えの利かない特殊なパーツが破損すれば廃車は確定。

最終的に「車輪がどうにか回転して進めばいいだけの鉄屑」であれば
何でもいいのかもしれないが、
便利だからと気軽に購入してしまうとロクなことにならないのが自転車。


●[福岡]フル電動(モペット) 2018.3.4

www.nishinippon.co.jp/nnp/anatoku/article/397598/
なぜモペットを買ったのか。グエンさんは友人に紹介され、通販サイトで購入。
価格は約5万円で、電動アシスト自転車の半値ほどだった。
最高速度は20キロ程度で「自転車で通学すると片道約40分。
モペットは20分で済み、魅力的な乗り物と思った」と言う。
いくら安くて早くてもナンバープレート等の様々な条件をクリアしなければ公道は走行出来ない。

複数の通販サイトを見ると、モペットは「フル電動自転車」などの名で売られ、
使用例として工場やゴルフ場での移動が記されていた。
ある業者は取材に「『おもちゃ』の扱いで紹介している。
公道では走行できないとただし書きで示している」と答えた。]
工場内で走行できるとか、おもちゃ扱いを言い訳にして販売許可していること自体が妙に思える。
輸入販売業者はともかく「大手通販サイト」での取扱いへの規制は強化すべきに思える。

通販サイト業者に対しては「購入者情報を国土交通省に届けるように”罰則ありで”」義務付けるとか、
「このまま公道走行すれば違法になる乗り物」と「必ず”商品名に”含める」といった対策もある。

安さだけを重視するなら安物の電動アシストという手段もあるが、
「(修理受付店が限られる)基本的に使い捨て前提」になるということを理解しているかどうか。


●フル電動自転車の公道走行で書類送検 2017.9.16

www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20170914/201709140832_30490.shtml
電動ペダル自転車、無免許運転疑いで男書類送検
岐阜中署は13日、電動で自走できるペダル付き原動機付き自転車を無免許で運転したとして、
道交法違反(無免許運転)の疑いで、ベトナム国籍の男子専門学校生(22)=岐阜市=を書類送検した。
署によると、同自転車の無免許運転による摘発は東海3県で初めてという。
現状ではこうした取り締まりしか出来ないとしても、
私有地のみ可という抜け道も不可にするような販売規制をかけられないものだろうか。
自転車店(修理店)でタイヤ・チューブの交換や修理等の全てを規制する方法でも構わないが・・・。


関連●フル電動自転車をそのまま公道使用した場合の罰則
bike-guide.info/バイク/フル電動自転車で公道を走行した際の罰則とは?.html
原付にするためには原付免許だけでなく「原付取り付けの基準をクリアしている
→バックミラー・ウインカー・ブレーキランプ・速度計・番号灯」等も必要になる。
ヘルメットの基準は「道路交通法施行規則 第九条の五」被っていなければ白切符が発行されて点数が引かれる。


●フル電動自転車 2016.8.7

電動自転車という呼び方が曖昧さを助長している気がするので個人的には使いたくない呼称。
 ・時速25km(24km)制限のあるものは「電動アシスト」
 ・上記アシスト上限を超えても作動するものは「(公道走行が違法な)フル電動自転車」と呼びたい。
▼修理を受ける店
例え断ったところで「別のどこかで修理を受けてしまう店」があるだろうとしても、
公道を走ることが違法な乗り物を野放しにさせないという意味で受けるべきではない。
▼なぜ取り締まりがないのか
取締のなさは「目立った事故がない」としても、上限を上げるということは
「歩道走行が当たり前の日本の今の状況で解禁すればどうなるのか明白だから」ということだろう。
▼販売規制をすべきでは
販売規制をかけるべきだと思うが、やはりここでも「目立った事故がない」ということに尽きるのだろう。
原付のように完全に車道走行が前提でナンバー取得やヘルメット着用義務を守るのであれば許可する
とすれば、わざわざフル電動を買う意味は少ない。
▼「みんな使っている?」
まともな電動アシストに比べてその比率はどの程度のものなのか。
大衆心理に毒されているというよりも、「使っていても警察に注意されたことすらないから大丈夫と思ってる」だけで、
実際に赤切符や走行不可になるようなロックでも実際に取り付けてもらうか、事故でも起こさなければ
問題だとは思わないのだろう。
▼安全性の度外視
それ以前に、品質的に粗悪な乗り物に身を任せて大丈夫だと思うような感覚はちょっと理解できない。
▼もし解禁してしまうと・・・
確かに値段は安いが、そういう「速度の出る粗悪品」を市場に撒き散らすということは正直全く歓迎できない。
安物ママチャリはまだ速度が出しにくいからで済んでいる側面があるとして、
これが歩道を爆走する粗悪品が今以上に溢れたらと思うと考えただけで恐ろしい。
安くて便利の代償は高くつくことになる予感しかしない。


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▲電動モビリティ団体

trafficnews.jp/post/101502
相変わらず既存の自転車・電動アシスト自転車・オートバイでは不十分な理由が不明。

しかし、どのような画策があったとしても、もし買ったところで、
多くの「自転車店」では(e-bike以上に)
一瞥するや否や門前払いという仕打ちが待っている可能性も高い。

ある程度は「提携のオートバイショップ」で整備が受けられるとしても、
実際のところ「買った後困っても自業自得だったと考えられないような人」しか買わないのでは?
と思われるので、心配しすぎかもしれない。

高齢者向けといえば、乗り物よりもどちらかといえばこのような
「体に直接取り付けるパワーアシストスーツ」こそもっと真剣に考えるべきだろうに。
xtech.nikkei.com/dm/atcl/news/16/100604428/

いや、それよりも0円ですぐに始められる
「継続できる骨や筋を傷めない適切な筋力トレーニング方法」を広めるほうが遥かに重要な課題。




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▲発端となってしまった和歌山市の過去の実証実験記事(一部追加)


●[和歌山"市"]実質原付の実証実験の危うさ

www.sankei.com/west/news/190517/wst1905170013-n1.html
同社が平成29年に開発したハイテクバイク「GFR-01」(車両本体価格15万円、原付免許が必要)は、
電動バイク走行とペダル走行、モーター駆動を利用したペダル走行の3パターンで走行可能。
累計3千台以上を売り上げている。
まずはその累計3千台以上のユーザーのうち、公道走行をしているユーザーが
ナンバープレートの掲示など「適正に使用しているかどうか」を調査する必要がある。
全てのユーザーが適正に使用されていることが証明されない限りは
とてもじゃないが実験以前に話にならない。

「低スピードで車道を走るのは怖い」といった利用者からの声も寄せられているという。
車道が怖いなら最初から「歩道を走行出来る(普通)自転車」を使えばいいだけでは・・・?

そこで同社は、ペダル走行時のバイクを自転車とみなしてもらうことを検討。
理解不能。歩道侵入時には絶対に「電動バイク走行」出来ないような仕組みの、
歩道自動検知からの制御システムが搭載されているとは思えず。

「低速で走るからオートバイが歩道を走ってもいいようにしたい」と
言っていることに気付いているのだろうか。

もし短期間実験で安全性が確認されたことにしようという魂胆であれば
その危うさを考えているとは到底思えない。

「ペダル走行」であれば、免許など必要のない「ママチャリ」、
「(アシスト基準値内での)モーター駆動を利用したペダル走行」であれば普通の「電動アシスト」を、
「電動バイク走行」をしたいなら「専用車種」を使えばいいだけ。

「(アシスト基準値内での)モーター駆動を利用したペダル走行」では速度が物足りないと不満に思うなら、
きちんと専用の「原付」を使うか、価格的に比較的安い軽四自動車を使って欲しい。

何のために「電動バイク走行」が可能な自転車もどきのキワモノを
歩道で走行できるようにする必要があるのか全く理解できない。
▲[ペダル走行]ができるように求めているだけというのは詭弁。
機能はあっても「歩道で電動バイク走行しない"だろう"」という能天気な自主性に任せたり、
販売輸入代理店としては「歩道で電動バイク走行しないように注意喚起しているので
義務は果たしている」として「勝手に誤解してそれが原因で事故を起こしても関係ない」
言っているようにすら思える。

「速度は出したい」
「歩道も走れるようにしたい」
「でも免許とかナンバープレートとか面倒」
と考えているはずだが、この用途でいいなら
しかも「自転車もどき」に10万円以上の予算をかけられるくらいなら尚更、
単純に「スポーツ自転車」という選択肢が何故出てこないのかという疑問もある。
「低スピードで車道を走るのは怖い」という声にも対応できる。

「長い上り坂で疲れる」という不満解消だけでなく、
「ある程度の積載力」や「楽に10km以上走行できること」が目的であれば
やはり「現行のアシスト基準内の電動アシスト」で十分ということになる。
そこに原付相当になるような機能の必然性があるとは到底思えない

「いいとこ取りが出来る」という反面、
歩道も車道も道路状況に応じた走行が求められることを理解しているのだろうか。

自転車もどきを歩道走行させるリスクをどこまで真剣に考えているか疑問。

尾花正啓市長は16日の定例会見で、「法改正も含めたすごいチャレンジをされるわけで、
市としてもぜひ協力したいし、意欲を高く評価している」と期待。
自転車販売/修理業者に知り合いも居らず、その評判も聞いてないのだろう。
いや、知らなかったとしても事前に「調べる」とか「部署に調査させる」とかで対応していれば気付くはずだが。

「たかが自転車もどきでは事故なんて早々起きないし暴走自動車よりはマシだろう」という感覚?
せめて直進が延々と続く北海道の僻地で
大して参考にもならない実験をするのであればまだ分からなくもないが・・・
これも何らかの「働きかけ」があったのかと疑いたくなる。

同社の担当者は「新しい乗り物をつくる上で、規制にとらわれていると、それ以上のチャレンジはできない。
現在の交通の諸問題を解決できるような乗り物づくりに挑戦していきたい」と話している。
歩道に(不適当な使用法によって)暴走させる車両を投入する社会をチャレンジと言い放っているようにしか見えない。
これの歩道走行を許可することに一体何の諸問題を解決できるのかも分からない。

免許などが要らない「ママチャリ」「現行のアシスト基準内の電動アシスト」
免許などが必要な「電動オートバイ」「自動車」
これらを適正に使うことに一体どこに何の問題が・・・?

当面は入る必要がない人まで無駄に重複させる保険加入推進も絡んでいるのかもしれないが、
やはり、真の目的としては歩道での事故を増やすことで、
子供も老人も子供乗せも原則主義通りに全て自転車を車道走行させ、
結果的に自転車の数そのものを減らし自転車関連全体を衰退させたい思惑でもあるのだろうか。

これは自転車業界の力が弱すぎるから浸け入る隙を与えていると見るべきなのか、
「e-bike躍進を夢見てドサクサ紛れを黙っていると
粗悪な安物自転車を溢れさせたようなことになりかねない」
と危機感を持ってもらいたいところだが・・・
cyclist.sanspo.com/436698
「日本e-BIKE協会」の記事内の
速度が上げられるようになれば、より自由に動けるモビリティとしてクルマの仲間として認識されやすくなる。
とか
『なんで自転車でそんなに急ぐのか。歩道を行けばいい。いままで通りで何が悪い』という反対意見があるが、
その考え方がそもそもだめ。e-BIKEを普及させることには様々な意味があるが、
まず今後のエコ社会ではe-BIKEの重要性を考えざるを得ない」と指摘。
という妙な理想(思想)が出来上がってしまっているようでは・・・。

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(追記)
●二輪車の根本的な弱点
自動車型社会からの脱却を目指すために
数を減らすことで悲惨な事故を減らすことを目標に掲げることはできても、
現実的に自転車以前に二輪車(オートバイ)の数が減っているのは、
車道が自動車用に出来ているので走りにくいとか駐輪場環境だけでなく、
普通に「防雨力」「積載力」が明らかに劣っている点。

短距離移動であればさほど気にする必要がなくなるが、そうなると速度UPに大した意味が見出せない。

混雑している地域であれば、通勤も含めて業務用途で時短の効果を期待するなら、
自転車もどき原付ではなく「自転車」のほうが効率的。

そして「防雨力のある、生活の"箱"足として」は二輪車では自動車の代わりになるわけがないので
「主に自動車ではなく自転車等に乗りましょう」と、エコや健康づくりを理由にいくら訴えかけてみたところで
「用途も目的も違う」として一蹴されてしまうだけ。

それゆえに、何もかも中途半端で立ち位置がよく分からない乗り物で
ある程度売れたからといって、今後に活路が見出せる余地があるとは思えない。

●事故防止の観点から見れば
免許自主返納を促すと同時に「コミュニティバス」のスポンサー集めに尽力したほうが遥かに意味がある。

●運動目的としてなら
そもそもアシスト機能自体が邪道で、
当たり前だが、運動するなら「ウォーキング」で「ある程度まともなシューズさえ用意できれば」
あとは機材を買う必要もなければ維持費用もメンテの手間も一切不要なので、
無理さえしなければ一番手軽でお金がかからす薦めやすい。
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しかし、真っ当に「社会福祉貢献」という必然性のあるタンデム自転車解禁すら遅い状況からして、
全国で無闇に(リスク以上のメリットが多いとは考えにくい)自転車もどきの歩道走行が解禁されることはなさそうでもある。

残念ながら、自転車に"擬態"することで歩道走行可能にするという悲惨な方向へ。
以前のように、何かあれば「市長の責任として、改めて不許可になるように対応すればいい」では済まなくなってしまった。


▲[和歌山市]「実質原付の自転車もどき」を歩道で走行させる実証実験
www.chunichi.co.jp/s/article/2019110501002228.html
ハイブリッドバイク試乗会 車道以外目指す、和歌山
和歌山市は5日、ペダルをこぐと自転車になり、スロットルを回すとモーターが動く「ハイブリッドバイク」の試乗会を
JR和歌山駅近くの広場で開いた。道交法でミニバイクに分類され、
現行では自転車として使う場合も車道を走る必要がある。
実証実験で安全性をアピールし、自転車利用では車道以外でも走行可能にすることを目指す。
「歩道では自転車モードのみ許可する」として、
「ママチャリの変速機すらまともに切り替えて使えないような人もいる」中で、
一体どれだけ合法的に使いこなせる人がいるのか甚だ疑問。

まさか和歌山県警の検挙数を上げるために警ら隊員を不定期に歩道に常駐させて
歩道上の安全を守るための取り締まり強化する下準備という飛躍した話とも思えない。

もし解禁されれば「和歌山市で歩道を歩くことは命がけになる」というところまで
全く想像できていないのだろう。
市長の考え方があまりにも浅はかと言わざるを得ないが、
周囲に忠告進言できるような真っ当な人材がいないことも残念に思う。

news.goo.ne.jp/article/minkei/region/minkei-wakayama1476.html
実証実験では、自転車としてのみ使えるよう改造した車両10台を用意。
「実証実験では自転車だけしか走れないように改造」という
やり口にもヤバさがよく表れている。
「実験中に事故なんて起きませんでしたよ」という結論に繋げるためだけの実験に何の意味が?
「許可後にうっかり歩道をオートバイモードで走って事故になる可能性などない」と
言い切れるとすれば相当アレ。

尾花正啓和歌山市長は「高齢化社会の移動の足として、
観光での二次交通として、新しい乗り物は大切。
移動に便利な街にすることは市としての願いでもある」と話す。
「移動が便利であれば危険など二の次」と言っているようにしか。

社長の鳴海禎造さんは「製品を作るだけでなく、
ユーザーの安全性を考えて走る環境も整えていきたい。
現在の区分には存在しないが、自転車とバイクの間の乗り物を増やすことで、
移動の幅が広がれば」と話す。
歩道に実質原付を解き放つことで得られる安全性とは?
最終更新:2024年04月21日 08:11