雑記いろいろ(4)

雑記いろいろ(5)に続きます
https://w.atwiki.jp/longmemo2/pages/162.html

最終更新日:2020.11.15 ●[東京(東久留米市)]自転車修理専門店(店舗型)
11.8 ◆[静岡]古い自転車の自転車整備体験
10.25 ●自転車を使った飲食宅配事業が増加中
10.18 ◆パナレーサーのtwitterキャンペーンの様子を見て思うこと
9.13 ◆スポーツ自転車に乗る目的を見失い悩む人への提案
8.30 ●[福岡]サイクルトレインの実証実験
8.23 ●トヨタがシェアサイクルの実証実験
8.16 ●NHKでママチャリを扱うも内容が・・・
8.9 ●[福岡]追い抜かれて激昂、●情報の真贋について
7.5 ●49日間の自転車逃亡劇となった裁判の判決は17年(※但し控訴を検討)
6.7 ●自転車通勤者増加への課題
5.31 ●人それぞれ(怒りを学ぶ)、●適材適所
5.24 ●自転車は生活用消費財という、●基準の話など
5.17 ▼学ぶために必要な環境
4.26 ◆「1秒でも早く、1円でも安く」への見方、●思考強化のために出来ること(反面教師)
4.5 ●[交通]自転車と道路の在り方(暇な人向け用の長文)、●「客と店」想像の域を出ない話
3.29 ●[東京]神田川自転車歩行者専用道
 〃 ●気付かなければ改善できない、●社会構造の変化に伴う選択肢
3.22 ●福岡の店員殺害事件の34歳容疑者逮捕、3.29 ●[福岡]疑わしい供述
3.15 ●[福岡]博多の自転車店の事件の続報
3.8 ●[福岡]博多の自転車店の事件から「店の防犯」「接客全般」など
2.23 ●チャリダーと軽量ホイール
2.16 ●求人広告キャッチコピーの工夫で応募者激増
2.9 ●誤解の温床となっていた「サイクリングロード」改称へ
1.19 ●[福岡]工具貸し出しありの拠点

2019.12.29 ●メーカーが毎年車種更新することの限界
12.1 ●お店に気を使う
11.23 ●危険と思わなくなるのは事故の元、●安さだけが訴求力というわけでもない
11.17●[大阪]駅ビル商店街での走行動画問題、●話の中身が肝心
 〃 ●専門性に特化する必要もないのではという話
11.10 ●[岩手~秋田]と[熊本]サイクルトレインの試験運行、●店と客の温度差への答えは「違いの分かりやすさ」があるかどうか
 〃 ●課題六重奏(子乗せ・無料罠・傘・店外陳列・サイト・実質原付)
 〃 ●SNSの活用
11.3 ●サイクルモードの出展ブランド数の推移(2019)
10.27 ●質の向上を目指す意味はない?、●実情としては厳しい自転車スポーツ人口の増加
 〃 ●「調整」と「調節」の違い、●価格・値段・料金・代金などの違い
10.20 ●「売ることだけ」ではなく「まともに整備できる店」を増やすべき、●他店での問題のある対応例
10.13 ●物の見方
10.6 ●行動を改善させるための策
9.22 ●増税前の駆け込み需要?●[群馬]「狭窄(きょうさく)」で車の速度を抑える通行を促す社会実験、
 〃 ●通称「多摩川河川敷サイクリングコース」を名称変更


■雑記いろいろ(4)━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

●[東京(東久留米市)]自転車修理専門店(店舗型)

higashikurume-kiyose.goguynet.jp/2020/11/10/jitenshashuurisenmontenhigashikurumeopen/
albore.net/
無店舗型の出張修理店は珍しくないが店舗型は結構珍しい気がする。

パーツメーカーは縛りが緩いそうなので、完成車販売店が苦しんでいるという過酷なノルマを気にせず、
在庫の管理はせいぜいタイヤ・ブレーキシュー等が劣化(硬化)する前に早めの処分が必須くらいで、
作業効率の面からも「新車納車前整備中に修理依頼」とか「新車購入商談中に空気充填の依頼」という
困った状況を引き起こされる心配がなくなることから、
(予約制にしていても守ってくれる人が多いとは限らないと思われる)
店の経営自体はそれなりに気楽に出来そうでもある。

但し修理店全般に言えるがどうしても発生する難点は・・・、
修理にあたって「メーカー独自の専用パーツや特殊な専用工具」が必要になる場合、
直接取引が不可能であれば、その販売扱い店経由で取寄せるしかないこと。

昨今増えている"生活用の"電動アシスト自転車でも、
「電装パーツやユニット交換」になると、
既存の自転車販売店でもメーカー送りとなる場合もあるため
そう簡単に修理できないこともあることは覚えておきたい。

もし複数台持ちできる金銭的にも駐輪場所にも余裕があるなら
もう1台所有しておけば済むかもしれないが、あまり現実的な対策とは言えない。
(だからこそ電アシではない一般車を普段使いする価値もある)

将来的には、メーカー[輸入代理店:以下略]としても業務効率化のために
年間取引量の少ない自転車本体の販売取引店を減らす一方で、
整備拠点の確保のために
「修理(整備)請負店」としての契約が主流になると思われるので、
専用部品や専用工具の問題は、メーカーの意欲次第で解決は可能。
(各種データ・整備マニュアル・補修部品の提供)

売りっぱなしで救いようがない新興メーカーとは一線を画す意味でも、
メーカーとして販売継続の実績が最低5年、願わくば10年以上という信用と、
「オンラインでの整備講習会」など、柔軟且つ迅速な時代に即した対応が求められる。


◆[静岡]古い自転車の自転車整備体験

www.chunichi.co.jp/article/148972?rct=h_shizuoka
こうした「歴史」としての自転車整備よりも、
もっと「生活の足」として自転車を安全で快適に乗ってもらうための施策として、
スケアードストレート(スタントマンの事故再現)で受動的な経験をするのではなく、
能動的に自らが行動することで、それぞれのパーツが正しく機能するという意味と整備の重要性、
さらに踏み込んで適切な工賃を払うことの意義についてまで義務教育に組み込んで欲しいと思う。

●自転車を使った飲食宅配事業が増加中

の影響もあり、
www.asahi.com/articles/ASNBR7GYLNBRPTIL01F.html
「ウーバーイーツ」の配達員の自転車に追突されけがをしたとして、
大阪市の60代の会社役員の女性が、
運営会社の「ウーバージャパン」(東京都渋谷区)と
30代の男性配達員を相手取り、治療費や休業損害など
計約250万円の損害賠償を求める訴えを大阪地裁に起こした。
裁判沙汰へ。

その評判を教訓にしてか対照的に後発事業者の場合・・・
prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000051508.html
Woltの配達パートナーは、交通安全ルール遵守などを含む
適性テストに合格したパートナーのみで構成
とある。

◆パナレーサーのtwitterキャンペーンの様子を見て思うこと

twitter.com/PanaracerJ/status/1317007842432274433
2020.10.8開設。既にフォロワーは約5000人に迫る勢い。
タイヤ2本プレゼントキャンペーンも開始しているが99.99%スポーツタイヤ。
サイズは書いている範囲で圧倒的に700C。584,559,571,451,406から珍しい520も含め少数。
一般車系サイズで発見できたのは僅かに2人だけ。

「電車移動がメインで所有自転車はスポーツ自転車1台」という人が多いのだろうか?

いや、販売台数からすれば、
(この場合「生活用自転車の総称として」電動アシスト自転車も含めるとして)
「ママチャリ」ユーザーが少ないはずもないので、
少なくとも20人は挙げてるだろうと思ったら全くそんなこともなく。

(余程の"ヘビー"ユーザーを除き)
日常の足として使う自転車に良品を使う意味を見い出せないというよりは、
「ママチャリ」ユーザーは空気圧管理という概念以前に、空気入れの習慣化さえ身について居ない人が多く、
「安物タイヤ以外考えられない」とか、
「純正ではないタイヤが付けられると思っていない人」が圧倒的多数で、
「パナレーサーというタイヤメーカーの存在自体知らない」というのが実情か。

とはいえ、基本的なメンテ方法と同じく知らなければ気付くことはないように、
日常的な生活自転車での移動のために快適さを維持することは
「着心地の良い服を着る(靴を履く)感覚に近い」という概念が理解できない限りは
どれだけ機会を提供し丁寧に説明しても無駄かもしれない。

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しかし、こういう時こそIRCもフットワークの軽さを見せつけるように
何も知らないフリをして便乗キャンペーンを仕掛けるくらいの
狡猾さが最初からあれば、今頃もっと知名度あっただろうに。
twitter.com/irctire_bike
(フォロワーは約2500人程度) ほぼツイートなし。
製品に関する問合せ等にはお答え致しかねます。
と内容は大会の様子など事務的で現在のFBのような機械的な使い方で
広く「楽しさ・面白さ」等、ブランドコンテンツへ引き寄せる話題を提供する様子も見られない。
これでは注目されにくいのは当たり前だが、さほど気にもしていないのだろう。
twitter.com/irctire_metro
2013年から放置の(サイト自体消滅している)メトロのアカウントに至っては存在自体忘れてそう。

◆スポーツ自転車に乗る目的を見失い悩む人への提案

cyclist.sanspo.com/538101
「スポーツ自転車でなければならない」という
ある種の呪縛に捉われすぎているために
「結果を出さなければならない」
「速くなければならない」
と自分自身を追いつめてしまっているように思うので、
解決策としては、まず(コスプレ)正装していないと間違っているような扱いになる車種というか、
「基本的に競技向け車種と決別し距離を置く」に尽きるので、
速度や競技とは無縁の車種に環境を一変させることで解決するはず。

具体的には・・・
●短距離なら「ミニベロ」(非折りたたみ小径車)
●ゆっくり走るといえば「クルーザー」
●シンプルイズベストで「シングルスピード(当然しっかり前後ブレーキ有り)」
●中距離や街乗りにも便利な「クロスバイク」
●長距離を違う目的にするにはパニアバッグ装備で「キャンピング・ツーリング車種」

★もちろん「軽量な一般車」を優良なパーツ類にカスタムするという方向もある。
スポーツ自転車のように手間をかけることを厭わないのであれば、
英式チューブとリムから、軽量な仏穴リムに変更し
(仏式)ラテックスチューブにすれば必然的に管理に毎日手間をかけられる。

◆単純に筋力トレーニング目的であれば
「30kg超えの業務用電アシをスイッチオフの状態で使い続ける」とか、
「耐パンクタイヤ」などの重いタイヤに極厚チューブを組み込んで漕ぎ続けるなどがある。

◆注意すべき車種といえば、
競技も視野に入ってしまうMTBやBMXなども除き、
折りたたみは強度を保つために重くなりがちで稼働部の劣化を考慮すると微妙。
ファットバイクも基本的に雪道か巨漢な人以外にはハードルが高い。
e-bikeの場合、走行自体は楽になる一方、
("コスト面"は本格的ロードバイクを購入できるならクリアできるとしても)
地域にもよるが「整備可能店のネック」や、
生活用の電アシにしても同じで
「電装部品のトラブルの際には補修までにどうしても時間がかかりやすい」
ということを享受できるかどうかをしっかり理解しておく必要がある。

とにかく、何事にしても言えることとして、
「長所短所をしっかりと把握し、方向性に幅を持たせて選択肢を多く持つ」ということが肝心。


●[福岡]サイクルトレインの実証実験

www.nishinippon.co.jp/item/n/640055/
自転車を活用した観光振興に取り組む福岡県直方市観光物産振興協会は29日、
平成筑豊鉄道(平筑、福智町)と共同で、自転車をそのまま列車内に持ち込める「サイクルトレイン」の実証実験を行った。
画像には折りたたみ自転車が載っていることから、
スポーツ自転車限定というわけでもないようなので利便性は高そう。

●トヨタがシェアサイクルの実証実験

kuruma-news.jp/post/285403
キーポイントとなるのは、安心、安全、清潔、快適です。
「ただ乗れればいい」というだけの利便だけを重視した自転車とは異なり
「乗り捨てではない」ということで、
「徹底管理を重視するレンタルサイクル」のように、返却時にもし不具合があれば
「そのまま貸し出すようなことはしない」ということになるので、
既存のシェアサイクルを整備面で全く信用していない感覚からすると歓迎できる。

安心:個人情報の管理体制?
安全:ブレーキが適正に効かないような状態や異音を放置しない
清潔:泥や埃だらけのような状態を放置しない。グリップやサドルの消毒も当たり前
(※但しアルコール除菌すると樹脂や合皮などの劣化も早まることも考慮する必要あり)
快適:定期的に各所のグリスアップや適正空気圧を常に充填している

これらが本当に実現可能であれば「真の自転車」を手軽に使用できることになるが、
その整備員がTS点検と称して雑に弄ってシールを貼るだけのような
「最低基準のメンテしかしない」のであれば「評価なし」に等しい。

そして、多くのママチャリユーザーからすれば「まともに整備されている真の自転車」よりも、
「乗れればいい」「面倒じゃないほうがいい」が圧倒的と思われるが、
「その違い」を理解できるユーザーをどれだけ確保できるかが鍵。

●NHKでママチャリを扱うも内容が・・・

www4.nhk.or.jp/P4386/
珍しくママチャリに焦点を当てた番組ということで割と期待していたが
案の定肩透かしというか「ガッカリ」という感想しか残らなかった。

放送前から恐らく「サドルの高さ」には絶対に触れることは予想していたが、
それ以外がなかなか微妙で「テレビ的な物珍しさを重視した結果」なんだろうなという。
ママチャリユーザー目線での「コストも含めた」快適や安全性がどうにも物足りない。

ツッコミどころ満載というか「ほぼ全編通してツッコミどころしかない」という有様。

▲まず「スタンドを立てた状態で乗車する」という愚策
NHKともなればカメラレールくらい敷いて走行中の状態くらい撮れるだろうに。

紹介していた主な内容は・・・

 ●サドルの高さ(T)調整 ※交換の必要がある場合(固着なしでも)工賃別で約1000円~。
 シートポストの「限界線」も伝えず、短ければ交換の必要があることにも触れず。
 不特定"多数"の視聴者に向けて紹介するなら高さを上げるリスク情報も欠かせない。

 ●クランクの長さ変更(P:なぜかペダル扱い) ※工賃別で約3000円~。
 高齢者でサドルを上げて楽にすると今度はクランク長の問題が出るので
 短くしたほうが良いという理屈は分かったが、
 「チェーンケース」が多いママチャリで、気軽に交換しにくいチェーンリング一体型から、
 わざわざショートクランクへの意義を見出せる人がどれほどいるのだろうと。

 ●ノーズなしサドルの紹介(O:お尻) ※工賃別で約4000円~。
 固く細いサドルは「スポーツ自転車ではハンドルに荷重分散できる設計だから」こそ、
 「軽く置くだけ」という使い方が出来る一方、
 ママチャリの場合はペダリングの安定以前の問題で
 「サドルへの荷重が圧倒的に多い」ため三角木馬状態になるだけ。
 ▼ノーズなしサドル
 www.amazon.co.jp/dp/B087TPVK1L/
 www.amazon.co.jp/dp/B089NWMQLB
 スカートやコートであればノーズなしサドルに意味が出てくるとは言うが、
 それこそ「安定しくい」のでは?という。

T・C・SではなくT・P・Oという無理やり感。
頭文字ならメンテの基本用語の「ブ・タ・は・しゃ・べる」を紹介して欲しかった。
(ブレーキ、タイヤ、反射板、車体、ベル)
(べる:条例がある地域ですらベル未装着で摘発されるケースなどあると思えないというか、
そもそも用途が無意味としか思えない実質警笛鳴らせ標識しかないようなもので、
歩行者への警音器使用自体通常用途では法的に不可能なので必要かどうかというのはあるが・・・)

※文字通り"ペダルの違い"なら「MKS(三ヶ島)」と他メーカーの違いで十分。
(実用車向けペダルは調整しやすい、安い樹脂型でも性能に差があるとか補修パーツ入手も容易など)


それでも「とりあえず泥除け外しましょう」とかいう話もなかったので前半はまだマシなほう。
後半は時間泥棒のような場違いが続々。


▲【歩行者が絶対に優先】という概念を「一切伝えず」、
そのくせ自転車を並べてモニターを繋いで「並進は禁止されています」とか何の冗談なんだろうか。
「並進が直接原因での"事故"」は年間一体何件発生?

▲雨天で外ロケが出来ない?
 法的には安定を失う"おそれ"がある状態の禁止=傘の支持具も禁止という案内をしつつ、
 透湿性能の高い「機能的な雨合羽」の紹介から、
 雨合羽で視野が狭くなる以外も含めた雨天時の注意点も紹介できたはず。

▲ゆっくり走ると匂いを感じられる
 "徐行"観点なら「歩行者最優先」を伝えるべきだろうと。
 もし「ニオイに気を取られてしまい歩行者に気付かなかった」では本末転倒。

▲旅関連の話は番組名からしてしょうがないのかもしれないが時間を割くほどでもない。

 ●発電装置に霧吹きとLED発光装置の紹介 (市販品に非ず)
 ブロックダイナモを使う場合、もし回転抵抗が低いものであったとしても、
 複数付ければ多くすればその抵抗感から実用性皆無になるだけ。
 というかママチャリ回にねじ込むのではなく、
 「身近な発明品の回」でも設けて何人か連続で紹介したほうが良かったのではと。


▼「分かりやすい」対案としては・・・

まず最初にどう考えても「基本中の基本が大前提」。

★「前後ともブレーキが正常に作動しているかどうかの確認」
安全な状態が確保されていなければ快適も何もない。
止まることが正しくできるための必須装置であるブレーキが絶対優先。
※ブレーキシューの摩耗・硬化、ワイヤーに錆びやほつれがあれば即交換。
ブレーキレバーも調整出来ないぐらつきがあれば交換。
「前か後ろブレーキどっちか使えればいいやというのは間違い」
(違法なBMXやピスト、適法の2本引きブレーキレバーとコースターブレーキは別の回で)

次に「パンク予防と歩道走行の多いママチャリだからこそ乗り心地の改善を含めて」
★「(米式化前提で)空気圧管理の方法」が来るべきで、
 4000円出せるならACA-2とサーファス等のまともなポンプを薦めたい。
(ポンプや口金の違い、各種専用空気圧計、自転車店で(たとえ有料であっても)空気量を"正しく"充填してもらう意味など)
(MPプランジャーやシュワルベ英式バルブコアについては別の回へ)

★そして「タイヤ選びの方法」(軽いタイヤと重いタイヤ、柔らかく薄い/硬く厚いタイヤの違い)、

その後に改めて「買いっぱなしで整備していない自転車であれば無意味」という意味で、
「日常的な整備全般を行うことで快適性がまるで違う」ことを示すために、
無整備ママチャリと完全整備ママチャリを乗り比べさせてから、

★「チェーンの正しい洗浄方法と注油」(その前に「錆びていたら交換」)

★「ハブの清掃→グリスアップ→ベアリング調整」から

■「ハンドル[ステム]とサドルの高さ調整」を経て、

■走り出す前、坂道の前など「(内装/外装別で)変速機の正しい使い方」を紹介。

▼法的な視点では、

★「道交法の罰則視点ではなく"自分自身(と他者)の安全を確保する意味で"歩道での安全で正しい走り方」
★「徐行と一時停止は大半の事故防止だけではなく命を守るためにも必須」
★ベルを使う前に予測運転を徹底する
(ついでに、二輪自転車でのベル(警音器)装着義務のない地域もある紹介)
★「車道走行は原則でも"実際に"走る場合のリスク」
などを丁寧に紹介するのが理想的な流れ。

他にも、細かい整備の違いから、
後ろ反射板やペダルの反射板の重要な役割、
なぜネット通販で自転車本体や中古自転車を買うべきではないのか、
なぜ持ち込みは自転車店で断られてしまうケースがあるのかなど
実際に「よくある街の自転車店の声」と「ユーザー」各目線から自転車店との付き合い方、
違法なフル電動自転車の問題、ノーパンクタイヤと耐パンクタイヤの違いと正しい扱い方、
「メーカーの宣伝文句に騙されない」本当に必要な部品や、
本当に必要な自転車選びの方法とは
「防犯とは見せかけ義務シールだけに頼らず貧弱な錠前と決別することから始まる」
など
出来ることは数多くある。

しかし、不具合と認識していない酷い状態を解消するための「メンテ・補修」と、
完全なパーツ交換になる「カスタム視点」も分けたほうがいいのかもしれない。

こうして、30分未満番組では到底紹介しきれないほどの濃い内容が用意できるにも関わらず、
今回の放送内容では「ママチャリを扱った」と言えるのは1割にも満たない。
自己満足に陥らないための、徹底的に「ユーザー目線を忘れない」番組作りのためにも、
安全快適なママチャリとは何か「真に必要な情報」を提供するための機会に恵まれることを切に願う。




●[福岡]追い抜かれて激昂

news.goo.ne.jp/article/tvnc/region/tvnc-07891.html
自転車に乗って逃げる男子中学生を約2キロにわたって追い回し、
転倒させてけがをさせた疑いで、福岡市の無職の男が逮捕されました。
7月19日、西区橋本で自転車で走行していた男子中学生の背中を後ろから押して転倒させ、
けがをさせた疑いが持たれています。
容疑者は「背中を押したりしていない」と容疑を否認しています。

男子生徒から追い抜かれたことに腹を立てて「スピード出しすぎ、警察いくぞ」と
因縁をつけながら、逃げる生徒を2キロ近く追い回したということです。
内情に様々な理由があるにしても、
基本的には「怒りの矛先」を他人に向けるより、
(暴力的とか無闇に速度を出すという意味ではなく)
「自分自身の"前向き"な熱量」に変換したほうが遥かに有意義。

news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/ASN860CKWN85TIPE03X.html
男は信号で止まった生徒に「スピード出しすぎだ。警察行くぞ」と声を掛け、
恐怖を感じて逃げた生徒を約1・6キロにわたって追いかけたという。
男はロードバイクの愛好家で、
自らインターネット上に公開していたロードバイクの画像などから特定された。
生徒は一般的な自転車に乗っていたという。
そもそも一般車で警察に連行されなければならないほどスピード出し過ぎとは?

もし「レースでもないのに公道で勝った負けたが本気で気になるような性格であれば」、
「根本的に自転車"乗り"に向いていない」。
日常的に乗るのは、徹底整備を信条にした変速なしママチャリだけにしておいて、
スポーツ自転車はパーツを組み替えて飾っておくだけにするか、
せいぜいアマチュアレースに参加するだけに留めておくほうが身のため。

それにしても、66歳にもなって加齢を認識していないとすれば困りもの。
極端な例を挙げれば
「現役競輪選手の1万円ママチャリ」vs「高齢者の200万円ロードバイク」
どっちか早いかなど考えるまでもない。
「機材ではなく体力の差」を考慮できなくなったら終わり。
アンチエイジングを心がけるのは(社会保障費削減の観点から)立派でも、
「度が過ぎれば社会的にも迷惑になる」と心がけたい。

●情報の真贋について

cs-shinwa.sblo.jp/article/187771933.html
そう、もちろん誠実で嘘偽りのない情報を発信している人達もいるとして、
「店名や実名を掲げているから間違いがない」とも言い切れない。
弁護士の発信する内容ですら誤りも含まれるくらいなので、
必ずしも正しい情報しかないというわけでもないのが難しいところ。

だからこそ、道交法関連の話題では特に「実際の条文を確認」していると、
少なくとも違反を挙げているような道交法関連の内容は1次ニュース元も含めて
本来の主旨目的を逸脱し、まず"印象論ありき"で構築されていて、
「何らかの嘘や紛らわしい内容が含まれていること」は残念でならない。

他にも例えば、自転車整備師の資格は(そもそも試験科目に"ママチャリ分解組立整備"など存在しないため)
「ないよりはあったほうがマシ」という程度のものだが、悪用されかねない恐れもある。
自転車整備の資格があったところで道交法に詳しいわけでもなく、
まともな法的根拠も提示せず乱言を並べられても首を傾げるしかない。
整備に於いても悪びれもせずバック拡げ工具を無闇に多用するなど、
信頼足り得るかどうかは実際に直接目の前で作業の様子を確認するしかない。

そして、匿名のwikipediaが(実際嘘もあるが)ほとんどが嘘というわけでもないように、
フェイクニュースのときにも話題になったこととして、
肝心なことは「その"根拠"がしっかりしているかどうか」

浅めの固着外しなどの「小ワザ」に関してはネットに転がっている情報で十分だったりする場合もある一方で、
いわゆる「自己流整備しました」関連の内容でも、駆動系に関しては
シマノマニュアルを見ても解決しなかったときにダメ元で挑戦するようなものでしかない。

しかしながら、シマノでさえマニュアルの書き換えが行われているように、
「もし国際機関の発する内容がまともであれば世界が大混乱させられる事態を防げた可能性もあったのでは」と思うと、
鵜呑みにするのはどうなんだろうと気もする。

つまり「大手だから、メーカー元だから、間違いなどない」とは限らないと十分に気を付けてきたい。

特にメーカー取説で言えば【英式虫ゴムへの注意喚起一切なし】だったり、
「接地面の長さで空気圧測定」とかいう酷い案内から、
ボスフリーやベルトドライブやハンドルロック等でも、
しっかりとデメリットを伝えきれているようには到底思えないのもある。
近年では電動アシストに傾倒するあまりに
「電装部品を含むために"修理費用が高額"になるリスクがある」ことは大して説明もせず、
(電アシではない軽量な自転車のほうが扱いやすく便利という人が居ても)
「自転車自体の重さを扱いきれない高齢者にまで電アシを薦めているようにすら思える愚行」は如何なものかと考える。


●49日間の自転車逃亡劇となった裁判の判決は17年(※但し控訴を検討)

news.goo.ne.jp/article/mbs_news/region/mbs_news-GE00033755.html
2018年、大阪府警富田林署から逃走した
被告(32)の裁判で、大阪地裁堺支部は懲役17年の判決を言い渡しました。

大阪府警富田林署から逃走し食料品などを盗みながら自転車旅行を装って
49日間にわたって逃走を続けました。
裁判では逃走前の強制性交等など17の罪について
すでに「有罪」とする部分判決が言い渡されていて、
6月から強盗傷害など3つの事件について裁判員裁判で審理されてきました。
7月3日の判決で、大阪地裁堺支部は3つの事件全てを有罪とした上で
「警察施設から1か月半逃亡し社会に不安を与え逃亡中にも罪を重ねた。
女性を標的にした犯行を繰り返しており更生の可能性は低い」として、
すでに有罪と認定されていた逃走などの罪も含めて
懲役17年の判決(求刑18年)を言い渡しました。

被告の弁護人は「控訴を検討している」としています。
「自転車旅=犯罪者が逃亡中」という酷いイメージを与えるに至った事件。
警察のメンツにもかけて相当重くすることは予想できたが、今のところ実刑17年。
未だ逃亡中の詳しい状況は不明のままというが、再び同様の手口をとる可能性があるために、
手の内を晒したくないという思惑でもあるのだろうか。

●自転車通勤者増加への課題

ovo.kyodo.co.jp/ch/mame/a-1462289
生活様式の変化を余儀なくされ、今後自転車通勤が増えるとすれば、
その変化に対応するための対応が求められる。

【1】基本的な扱い方の習得
立ち往生した場合に備えてロードサービスというのは便利でも、
そもそも自転車のタイヤ(チューブ)には、それぞれの常用空気圧に応じて
「空気を入れる必要がある」ということを認識できている人がどれほどいるのだろう。
つまり、「会社単位」で、
メンテナンス未満の【自転車の基本的な扱い方法】を習得させる機会を設けているのかどうか。

【2】交通ルールの習得
「自転車通勤したければ勝手にすればいいが、事故っても会社は一切責任とらない」
という放任主義な会社とは対照的な
「自転車での事故そのものを起こされては困る」という方針であれば、
教育面の徹底拡充ではなく、
「自転車通勤そのものを禁止」という方向に定めているところも多そう。
しかし、自家用車での通勤が認められているとすれば、
「自転車だけ禁止する」というのもよく分からない。
「自動車であれば絶対的に法令遵守する人しかいない」わけがない。
だからこそ、自転車は車両という認識をもってもらい、
通年単位で教育を行い学校のように
「その会社独自の自転車免許制度」を導入するなどの対策が必要。
併せて、例えば「安全軽視し一時停止無視や歩行者に配慮せず、
事故等を起こせば自転車通勤を禁止する」などの処罰案も策定。

【3】カロリー消費やケミカル等も含めた「消耗品」への手当
「自転車だから通勤手当は出しません」というのはあまりにも会社側に都合が良すぎる。
ブレーキシューなどの消耗品から、メンテナンスのためのケミカルや、
店に依頼する場合でもその点検費用が必須になるものを、
「自己都合による経費なので会社は一切関せず」で済ませるのはあまりにも無責任。
法令遵守を実行させるためにも、サポートするのは当然の義務。
事故に備えての「自転車保険」も会社単位で加入を絶対視するのであれば、
その手当も必要。


●人それぞれ(怒りを学ぶ)

人と人の相性の合う合わないはどうしてもあるわけで、
どうしても仕事上関わらなければならないのであれば、
それが「大きなストレス」として心身への重大な悪影響を及ぼすこともある一方で、
客側から選ぶことができる「自転車店(員)」の「合う合わない」は、
経営方針上「様々な要素から」店側が明確に線引きし客を選ぶのであれば、
【感覚が違うのだから溝が埋まることはない】と考えて、さっさと別の店に行ったほうが得策。
「ここで逃げたら負けなんだ」と食い下がったところで、慮ってくれるとは限らない。

「メーカーの取説から垣間見える怠慢」「警察(関連組織含む)の在るべき姿」は看過できないものの、
ユーザーや個人店単位での感性に全て真っ向から衝突しても埒が明かない。

それに「店側へ降り注ぐかもしれない厄災を避けるために、小さい子供でも理解できるような、
分かりやすく丁寧で且つ怒りも誤解も与えにくい出来る限りの予防策を敷いておく」という観点が
過去の経験上不要とし、「厄介払いにも相応の対価を貰わないとやる気が出ない」として、
「テキトー人払い処理」で十分なリスクマネジメントになっていると考えているのであれば、
(客側の意味不明で自分勝手な解釈と誤解から)「多少悪評が広まったところで大した問題ではない」と
考えているだろうから気にすることでもないような。

それにしても「自転車を(整備が欠かせない)乗り物」として捉えて欲しい店は、
「消耗品・日用品として使い捨て傘のような便利さを求めている客」がうっかり迷い込まないように
無駄時間をとられないような対策をとったほうが面倒が避けられていいのにとは思うが、
なぜか「一見さんお断り」のような事前の予防策をとる店が皆無に等しいのだから不思議。
「侵入を防ぐための壁も網戸もなければ"蝿"も当然入ってくる」としか。

「※大変恐れ入りますが、過去に大きなトラブルになった経験があることから、
当店では「通販や他店購入車/自転車の実売価格3万円以下/パーツ持ち込み」は
現在お受けすることができません。ご了承ください。」
のような張り紙をしておくだけでも一定の"厄除け"効果がありそうに思える。

世の中想像の斜め上を突き抜ける人もいるわけで、問題のある人達に対処する最初で最後の方法として
「お断りにトゲのない柔和な表現」に努める手間すら惜しんでいては厄介払いもままならない。
大金など貰っているわけもないファストフードの店員達に対して、
店側が何のために接客技術を競うコンテストを開催しているのだろうという意味を考えられたら、
接客技術は(賃金とは関係なく)とても疎かにできるわけもないと思うのだが、
(当然、数十分も詳細な購入相談や商品の説明を長々と求められるのであれば別料金をとることも考えるとして)
立て板に水で1,2分もかからないであろう人払い対処としての言葉遣いを丁寧にするだけのことを、
「僅かな時間の接客技術を行使するためにも相応の技術料が必要」としていては、
さすがに度を超えた異常な拝金主義で余計な軋轢を生むだけに思えてしまう。

■「仏式バルブへの空気の入れ方が分からないユーザー」のように、
「トゲがある言い回しの改善方法として上手な断り方が分からない店員」の中で、
(トラブルを避ける意味でも)【学びたいと思う気持ちがあるなら】
「例え"断るだけ"でも」接客の重要性を再認識し、適切な言葉の選び方の習得を薦めたい。
(※上にも書いているように、「多少悪評が広まったところで大した問題ではない」と考えている人は除く)

店「客に甘くすればつけあがる」
客「店に甘くすればつけあがる」
とはいうが、互いに他の選択肢があるなら擦り寄る理由もないとしても、
「思い遣る」「理解を示す」「感謝と尊敬の念を持つ」
店側は接客も含めての業務と考えれば、「タダで人払いのための技を磨くことができた」と思い、
客側は「色々と余裕がないのだろうから仕方ない」と、冷静に引くことを心がけたい。

▼関連で学んでおきたい
【怒り】について知る
business.nikkei.com/atcl/seminar/19/00059/090200171/
「アンガーマネジメント」を実践してみるのもあり
motivation-up.com/motivation/anger.html

「対人関係に於いての怒り」とは、相手への「期待」から生まれる。
自分が思う相手が「そうしてくれるだろう」「そうしてくれるに違いない」という
期待とのズレ=理解されなかったことに対し、拒絶されたという実感を持って感情が呼び起こされる。

店側目線で、相手(客)は「店員である自分の何(どの言葉)が足りない、問題があると評したのだろうか?」を知り、
(「(基礎学力も含めて)理解力の差」を考慮した上で)
誤解を生まないために、不快感を与えない許容される範囲内で、
どのような表現をすべきか、言葉の組み合わせを調べて
(対象者を相手に)「実際に研究発表する機会」と捉えれば、
さほど怒りも落胆も呼び起こされないはず。

客側目線では「店が頼れないなら自分で挑戦する機会」という転換点にもなる。
(但し、不器用を自覚し、慎重に慎重を重ねる)

●トゲのある言い方で問題が起こったなら「適切な表現方法」を
●怒りで衝突したことがあるなら「そのコントロール方法」を
それぞれ習得しておきたい。

ときには「まぁそんなもんか」「しょうがない」「なるほど。そうなんだ」と受け流すことも必要。
客「そんな店もある」
店「そんな客もいる」
ストレスを溜めない生活をしているように思っていても、
怒りの矛先を交わして戦闘することに明け暮れ、人生荒っぽく運転していて困るのは結局自分。
(※余程責められたい性分の人を除く)

身内どころか自分すら信用できるとは限らないのに他人に過度に依存し期待しても虚しいだけ。
削りあわない程度に、いい意味でお互い利用し折り合いをつけて関わるのが一番建設的。
そんな考え方でゆっくり泳いで視野を広く持っていたい。

●適材適所

「急な腹痛 → ちょうど目の前にある医院へ行こう (→歯医者)」とはならないように、

■「e-bike等の油圧ディスク箇所の故障 → ママチャリ専門店」では
専用工具も部品も知識もないので対応できるわけもない。
そもそも何かにつけて専用品や細かいパーツまで乱立する挙句、
モデルチェンジやメーカー規格に応じて工具の半強制購入に付き合う義理もない上、
(店の雰囲気的にも)整備に見合った工賃払いに素直に応じてもらえる物分かりの良い客ばかりとも限らない。

■「(中古/安物/通販車など)ママチャリの故障 → スポーツ自転車専門店」の場合は、
どれだけ暇でも対応したくないのは「店の雰囲気に合わないから」という
単に「敷居の高さを演出したいだけ」の(意識高い系の)店はともかく、
構造的に難しいというより色々と車軸に共締めで
「外す(戻す)手間がスポーツ自転車と比べて面倒」な上に、
やはりこの場合でも、「作業に見合うだけの料金に応じてもらえるかどうか」
「(その通常作業外としての)料金提示でボッタクリ店扱い」というのも、
「関わりたくない」というのが大きな理由になるのだろう。

■「そもそも状態が酷すぎる」
あとは値段や車種に限らず「完全ノーメンテ」にも関わらず、
「安く・早く・簡単に治すことができる」と思い込んでいるとか、
「(ブレーキ不良など)違法車両状態の是正を断固拒否する」ようであれば、
"色んな意味で"手の施しようがない。

基本的には【金払いの渋さ・後々のクレーム率の高さを警戒】というのが断られる大きな要因となる。

■顧客対応が疎かになる・対応可能な許容人数の問題
他にも、「一人だけならいいか」と通常対応しないユーザーを招き入れた結果として、同様のケースを次々に依頼されてしまうと、
対応可能な時間には限度があるため、本来の顧客対応業務に差し支えることにもなりかねないので
断るしかないという場合も考えられる。

■店選びからして問題点に気付けない・分からない・知らないユーザー
客が「何だか場違いなところに来てしまった」と気まずい思いをしないために、
「この車種のこの症状に相応しい対応が可能な店かどうか」を見極めるのは、
ある程度「店の業態と雰囲気を察することができる」知見が必要なので、
特にママチャリユーザーで自転車自体にそもそも興味がないのであれば、
「ここは自転車店だから問題なんてないでしょう?」となってしまうので難しい。

■【その自転車店の専門分野が何か】を分かってもらうのが難しいのは、
1万円安物自転車でも100万円高級自転車でも「ちょっと見た目が違うだけで、
ペダルを回転させれば進むという基本が同じ、使っているパーツも殆ど同じだから問題なし」という感覚の人が
圧倒的多数だからしょうがないと半ば諦め、「趣味のスポーツ」というより「庶民の足」として、
「処置出来る範囲であれば対応する」と共存の道を辿る選択をした店が少なくないところにもあるのだろう。
(特定の顧客向けや専門店として特化している場合は、タウンページ等に載せないとか、
競輪選手向けの店のように外から見て自転車店とは分からないようにするなどの対策は必須かと)

■長時間相談ではない僅かな時間の対応であっても気を抜けば落とし穴が待ち構えている接客
そう考えると、店側が(厄介払いも含む)印象を悪くしないためにも、対応不可能であれば、
「なぜ対応することができないのかという"詳しく丁寧で誠意のある説明"」を経て、
「その症状に相応しい対応が可能と思われる店を具体的に案内する」ために、
やはり「接客術」の向上が欠かせないと考えるが、
その「中身」を軽視する店が多ければ多いほど大衆からの理解は遥か遠くへ。

ついでに
●マンガの話
「薄情で横柄な店」を悪者扱いにするなら、その対比として「構造的に安物自転車だから」ではなく、
「風体も金銭感覚も言葉遣いも安全意識も要求も色々酷すぎる(無意識的に店を潰すことを厭わない)理不尽な客シリーズ」も
見てみたい気がする。
(例:「(通販購入車で他店作業なのに)無料でチューブ交換しろという無理難題」など)

それにしても、自転車漫画としては単に作者のモチベーションの問題か分からないが広く萌え関連か、
雨後の筍で「とりあえず何となくスポーツっぽい感じにしておけばいいから」という一辺倒でバリエーションの無さがどうにも。
自転車店でも「パンク魔だった」とか、先の施設内暴走自転車などの実際に起きたニュースになった話から、
交通安全のためにも各種事故関連、(工場組立または修理時)作業ミスと称して時限罠を仕掛けているとか、
業界全体では、リコール関連や英式バルブ問題や自転車取り締まりの不可解な優先度や防犯登録の問題など、
漫画的演出を混ぜつつも主に時事ネタを扱う(絵柄ではなく内容が)リアル視点の
テイストとしてはサウスパークっぽい自転車マンガ(アニメ)ジャンルはあっても良さそうに思うが、
さすがにネタとしても危険物すぎて扱えないのだろうか。


●自転車は生活用消費財という

某ホームセンターのネットショップの自転車商品の並びを見ていると、
「これが日本の生活用自転車の現実か・・・」と思い知らされる。
当然のように空気圧計付きではないポンプが並び、
空気圧計付アルミポンプがあったと思ったらモノタロウでのレビューは散々だったり、
防犯性皆無に等しい細ワイヤー錠、プレス式と思われるリング錠、
違法な2人乗りに使われがちな部品、傘の支持具、
ボロボロになりやすい鉄メッシュカゴ、豆電球式ブロックダイナモなど。
(サギサカ卸しの形で)パナのLEDブロックダイナモの扱いが奇跡に思えるほど。

「日常生活にはこれで十分」という人達が居て、成り立っている分野ではあるが、
そのようないわゆる「自転車に興味がない人達」から見れば、
「自転車周り=安いのが常識」という感覚なのだろうから、
「料金(工賃)を言うと露骨に不満そうな顔をされてしまう」というのも日常茶飯事なのだろうと。

しかし、実売価格が10万円以上のそれなりに本格的なスポーツ自転車に乗っていても、
仏式バルブに空気を入れる方法すら知らない人もいるらしいというから不思議な話。

何かやはり「目の前にある問題」を忘れてしまっているように思う。
「どうせロクに金なんて出す気ないんだからやるだけ無駄」
「ママチャリなんて自転車じゃないから」と、見ないフリをしていていいのだろうか。
「今とは違う道」が存在していると考えて行動したい。

関連【◆価値観の違い】
「用途を一切考慮せず」自転車は1万円で十分という人達に
www.goldgenie.com/product/24k-gold-mens-racing-bike/
(在庫切れではあるが掲載が残っている世界一高額な自転車)
「goldgenieは約2800万円ですよ?」と言ったら眩暈を起こされるだろうか。

極端な例ではないなら「"オススメできる自転車"の実売価格下限は4万円から」、
(それなりの距離を走ることが前提で)長持ちするタイヤは前後で4000円以上(+工賃)から、
「そもそも1万円自転車は余程近距離を短期間しか使わないのでなければ、
[まともな整備が期待できるわけもないので]自転車の形をしている「物」でしかないですよ」
と言うだけでも愕然としそう。

パーツ一切未変更でも"完全バラしから徹底的に整備"すれば、
(工賃安売りしていない店であれば)総額3万円は超えても何ら不思議ではないが、
「たとえママチャリであっても、まともに整備されている本物」を知らないと、
(快適ではないのに)「問題ない」と言えてしまうのは本当に幸せなのかどうか。

●基準の話など

www.youtube.com/watch?v=tzrihzhtzFY
前半の「パンクしない」の話は、「異物が原因でのパンク」であり、
一般車では日常茶飯事の「空気圧不足パンク」が存在しないことになってしまう。
「綺麗な道路」についても「地域差がある」としか言いようがないので、
「ノーパンクタイヤを使わざるを得ないような地域」もあることを考慮しておきたい。
3m19s~
自転車業界からしてもきちんと整備されてしまうと次が売れなくなるから
あんまり本腰入れてやろうって気もないんだよね。歪んでるでしょ?
一応TS点検の案内を出している店もあるにはあるが、
一般車では虫ゴム問題放置からして「まともに整備をしてもらうと実際は困る」というのが本音な気がする。

中身としては【掃除・注油・微調整】を挙げている。
基本スポーツ自転車ユーザー向けなので、
生活向け自転車では特に重要且つ基本中の基本である
メンテ以前の保管と空気圧管理については触れられそうにない。(空気圧管理は調整の範疇?)

5m21s~
どこをやるべきなのかを判断するのに一番いいのは基準が分かっていること
重要な空気圧の基準を、一般車のメーカー取説では、具体的な設定空気圧を示していても
判断方法が「接地面の長さ」などと書いている時点で話にならないのは確か。
【きちんと整備されている自転車の状態を知っていることが本来は正しい手順】
自転車は新車で買ったときから既に整備不良なんですよ
(新車は客にバレない程度に手抜きしている)
全てのパーツを細かく完全分解してからわざわざ組み直すという
手間をかけている店がそれほど多いとは思えないという話になるから、
程度の差はあれど「完全完璧を求めるのであれば」不完全といえば不完全。
実店舗購入でも「値段が安ければ安いほど」、
更にネット通販→中古購入とコストが下がるごとに状態は酷くなっていく傾向が強いと思われる。

▼学ぶために必要な環境

●周囲の環境
│外敵の多い熱帯雨林のジャングルの中で集中して学習できるとは思えないことから、
│騒音・臭い・汚い等の阻害要因となるものがあれば、それをまず解消しておく必要がある。

●精神的な余裕があること
│対人関係・健康面・家庭内の悩み・漠然とした不安など、周囲に目を向けることができないほど
│追いつめられている状況であれば、脳内で冷静に情報を処理することが難しくなる。
│金銭面は自転車に使う主な金額を考えると「使い方をコントロールできていない」ことに気を付けたいので、
│量的な問題よりも「思考の方向性」に問題があることのほうが多いと考える。

●先入観や思い込みを捨てること
│「自分の考えは絶対的に正しい」と信じ込んでしまうと沼から抜け出せない。
│その沼への浸かり方が深いほど好転させることは難しい。

●基礎的な理解力
│考え方として、課題に対して仮説から順序立てて解決までの道のりを組み立てられるかどうか。
│分からなければ分かるところまで戻って自分なりの速さと方法で1つ1つ丁寧に繰り返し学習する。

●受動的ではなく能動的であること
 なんとなく「言われて聞いているだけ」「教えられて情報を見るだけ」では記憶定着効果は極めて低い。
 興味を持って「なぜ・どうして」から「納得することができ」、
 且つ「実行」を「継続」できて初めて有効な知識として活用しやすくなる。
 ※「教える」ことでも記憶の強化はできるが、情報の取捨選択に誤りがあれば逆効果。

●経済的な余裕(理由としては弱い)
 電アシの補修パーツや完組ホイール組み換え、数万円かかる全体補修を除けば、
 高くても数千円、軽微な調整であれば数百円で済むことから、余程の状況でもなければ優先度は低い。
 (※但し、現実的には「貧すれば鈍す」で「精神的に余裕がなければ」周囲が見えなくなっていることも少なくない)

●人(理由としては弱い)
 極端な敵対関係や存在として受け入れられないような場合はその時点で不可能としても、
 関係性が良好であるに越したことは無いが、必ずしも聞き入れられやすいとは言えない。


◆「1秒でも早く、1円でも安く」への見方

今の日本国内で本当に生活困窮を極めていて、
1日1個のおにぎりすら手に入れることが難しい人は存在するのだろうか。

「そんな面倒なものは必要じゃない」
「お金かかるならいいや」

古くは「ガマの油売り・バナナの叩き売り」から「菓子詰め込み売り」や「実演販売」に始まり、
テレビショッピングやネット通販で、
「さほど生活に必要とは思えないような物」を購入する人達は珍しくもない。
一方で、
生活必需品にも関わらず、
新品で安くても1万円以上はする「乗り物」の自転車は、
「とりあえず・何となく」「動けばいい・乗れればいい」からと、
「手間も時間もお金もかける意味がない」と思われてしまっているような現状に対して
「危機感を持てなくなってしまうことが怖い」と考えないのだろうかと不思議に思う。

後者との違いはどこにあるのだろうと考えると、単に「必要か不要か」の話ではなく、
【分かりやすさ】と【欲しいと思ってもらえるかどうか】を、
「買う側も売る側も」イマイチ理解できていないところにあることが、
問題なのではと考える。

「客は店を育てる」と書いてあるだけで激昂しそうな人もいそうだが、
様々な【真っ当な】クレームは「何がどう足りていないのか」教えて貰える機会でもある。

◆クレームの「質」について
※「とりあえず土下座」のような理不尽極まる要求、
泥酔や激昂によって冷静な判断が困難と思われる状況など、
総じて「常識的にコミュニケーションのやりとりが難しい場合は除く。

勘違いされると困るので更に補足しておくと、
「常識を逸脱している厄介客に媚び諂うことで善良客を逃す」のは当たり前なので、
「明確に線引き」を行うことは当然不可欠。

一方で、
「改善したら嬉しい」という意味を込めているとしても、
「何かとりあえず直接文句っぽいことを言ってくるような奴は全て迷惑客」と
決めつけられてしまうのはどうなのだろうかと思う

全てを即一蹴できるのであれば恵まれている気楽な商売で羨ましい限りだが、
実態としてはそう簡単に済ませられるものでもないからこそ、
薬局やスーパーマーケットなどで起こっている「モラルハラスメント」が、
社会問題化に至っていると見るべきだろう。
(混乱期であればこそ尚更「"審査制度のある"会員制」に向かうべき傾向がますます強くなっているような)

つまり、もはや脅迫に近い「全てを受け入れることがお似合いだ」などとは全く思わない。
「客目線に立って受け入れるだけの価値があると思える内容に関しては」
試験的に導入してみるなどの「様子見」はあっても良いのではと考える。

同様に「店は客を育てる」も同じように成り立つ。
切り捨てるも救うも考え方次第。

◆「なぜ必要ないと思わせてしまっているのか」
店も客も「なぜ必要なのか分からない → だから要らない」
      ↓
内在している不満を気付かないで誤魔化しているだけでは?
      ↓
「もしかしたら不満ではないと思い込まされているだけかもしれない」
      ↓
「便利や快適さを求める方法が実は存在していた?」
「今まで知らなかったが、こんな方法があったのか」
「でもそのためには手間や費用が必要」
      ↓
そうするだけの価値は本当にない?
説得材料の不足が心配で、徒労に終わることも避けたいだけ?

無駄ではなかったと思ってもらえるようになることが可能な物であっても、
「薦めることは悪なのだろうか」という疑問への答えを導くと、
理解してもらうための知識や経験を「どのような方法を以て」活かせるのかになる。
そして、どれだけ知識や経験があっても「適切な道具がなければ適切な対処はできない」。

挑戦するということは「自信や勇気」という側面も見えてくる。
「無駄働きにならないようにすればどうすればいいのか」に、
真剣に取り組むことに諦めなければ、
不満を表面化させていない「早/安」の潮流も、
ほんの僅かだったとしても必ず変化する。

(様々な事情により本当に生活がギリギリでお金を使うことが厳しい人達は"含まない"場合)
さほど考えることもなく流されていることにも気付かず「使い捨ては美徳」とされ、
「自転車如きには小金しか払いたくない」という人々から、
実質的に過剰に見下されていたとしても、
今の時代でも変わらずに得意の「拒絶の壁」で戦い、
「日銭を抱えて苦笑い」に満足しなければならない状況を、
心の底から望んでいるとは思えない。

もちろん「他人を慮って寄り添う心」は大切であり、
社会共同生活の維持のためにも必要なこと。
しかし、本来向かうべき方向とは逸れていることに、
「気付くことができれば」軌道修正を行うことも大切。

液剤の販売方法を見習うべきとは思わないが、
デメリットがあることを表立って見かけなかったとしても、
「構造的に問題がある」と、気付くことができたのであれば、
「その問題解決の策を講じようと思う」のは自然なこと。

極論を言えば自転車を購入しようと「考えた瞬間」から
最終的に購入したことで得られる損の前に、
思考の時間を消費したと考えると無駄になると思うと、
むしろ生きているだけでデメリットは存在するので、
だったら「少しでも楽になるとか分かりやすくする」ために、
外側から「機会を見出してもらうこと」は巡り巡って有益に繋がる。

むしろ技術以上に「的確な接客スキル」が求められていても、
「必要じゃないと思うけどなぁ」で、最初からどこか後ろ向きに諦めてしまっているように思う。

更に別の角度から見て「既得権益を守ることは悪なのか」と聞かれると、
変化に抗うことは人間の本能として正常だったとしても、
逆にその変化を恐れること自体が滅びへの近道になっているかもしれないと答える。

「自分の思い通りに仕事してれば人も金も集まってくるから向上心を持つ必要などない。」
と真顔で言えるのであれば耳を傾ける気にならないのは頷けるものの、
もしそうでなければ、何らかの「改善の余地がある」のだから、
ある意味で貪欲に挑戦を続けることは生きる糧になる。

「思い込み」が強く、頭が固ければ固いほど「なぞなぞ」は解けない。
「見る・【聞く】・話す」これらの全てが成長のためには欠かせない。
考えることを諦めてしまったら、そこで成長も終わってしまう。

●思考強化のために出来ること(反面教師)

toyokeizai.net/articles/-/341299
専門家の予測をうのみにする人が知らない真実

識者の中には、世界の動きについて、たとえ反証があっても1つの見方にとらわれる人たちがいる。
自分の見方に合った情報ばかりを収集するので、予測は改善どころかどんどん悪化する。

多くの専門家は、たとえ間違った結果を前にしても、自分の判断に本質的な欠陥があるとは決して認めない。

カズンズはイーストマンと同じように、範囲の狭い専門家は情報源としては重要だが、
「目隠しをつけているかもしれないと考えておくことが大切。
だから、専門家からは事実をもらっても、意見はもらわない」と言う。

重要なのは、何を考えるか(What)ではなく、どのように考えるか(How)だ。
優れた予測者は積極的なオープンマインドを持ち、非常に好奇心が強く、
自分と反対の見方を検討するだけでなく、積極的に反対の見方を求めて領域を超えていく。
積極的なオープンマインドを研究したバロンは、「幅がなければ、深さは不適切になるかもしれない」と書いた。

「意地悪な学習環境」の中では、成功からも、失敗からも学ぶのは難しい。
自動的なフィードバックがない意地悪な環境では、経験だけではパフォーマンスを上げられない。
より重要になるのは思考習慣であり、それは学んで身につけることができる。

腕の立つ予測者は目の前にある問題から離れ、構造的に共通性があるまったく無関係な出来事について考える。
経験から得られる直感に頼ったり、専門とする1分野に頼ったりはしない。

自信満々の予測がひどく外れると、自分の信念を間違った方向に強化する人もいる。
その人たちは、自分のそもそもの信念にさらに自信を持ち、やがて道に迷う。
警察の自転車取り締まりの誤った方向のように、
「専門家の言うことは間違っていない」という感覚だけを信じてしまうと、
見えてくる真実を見過ごしてしまう可能性もある。
言い換えると「思い込み」の恐ろしさというところだろうか。

その思い込みが強ければ強いほど、
もし間違っていたとしても後に引けなくなってしまうように思う。
(※いわゆる「規制根拠となる条文を比較したことすらない」など)
「専門家」という絶対のアイデンティティを振りかざし、
「自分の考え方は絶対に正しい」という「土台」を保持するために抗う傾向が強い。

それでも、激昂後に「まぁまぁ・・・一旦落ち着いて話をしましょう」で、
話が通じるのであればどうにかなるとして、
決して怒りが収まることはなければ、平行線を辿ることが目に見えるため、
それに付き合ったところで何も得られるものはないと判断し、
早々に撤退することが正しい選択になる。

もちろん、バイラルメディアの無責任な論調も似たようなものなので、
自身も「意固地になって訳のわからない方向に流されてしまわないように」気を付けたい。

「このくらい大丈夫だから気にしすぎ」の、具体的な例を挙げると・・・、
(一時停止の標識の有無とは関係なく)
交差点を確認もせず飛び出して事故に遭いそうになっても、
「危ない!自動車免許持っているならちゃんと前を見ろ!」などと、
「自身の行動に誤りがあった」とは認めようとしない。
「まったく・・・交通弱者優先も知らないのか」などと、
更に誤った方向へと思考を掘り進めてしまうことも考えられる。

高齢者の自動車運転への自信にも表れていて、
「大丈夫だろうか?」と不安感を持っているなら、免許返納するなど対策が必要。
「自分は年老いてなどいない」と、
家族がどれだけ止めたとしても「全く聞き入れない」という状況こそ、
まさしく「老いが進行している証拠」という側面もあるように思う。

そうした誤った方向に自分自身で陥らないために、
公道走行に限らず物事への見方に対して「常に疑心暗鬼」でいることで、
「どうすべきなのか」に対する答えにより近づくことができる。

小さな子供から見える大人達にとって耳の痛い「素朴な疑問」のように、
「素人だから見える」目線で物事を捉えられる可能性があるとすれば、
同じ専門家ではない立場の人達に向けて、より相応しい提案も可能になると考える。

「素人の君の意見には誤りがある!」と率直に指摘されたのであれば
素直に聞き入れるように常に念頭に置き、

「この考え方には重大な欠陥があるかもしれない」
「何処に間違いがあるのだろう」
「その解決のための突破口はどこに?」

順を追って1つの考え方だけに捉われないように心がけることで、
精錬された相応しい論述が可能になると考えるように心がけ、
何事も慎重に判断するようにしておきたい。


●[交通]自転車と道路の在り方(暇な人向け用の長文)

www.youtube.com/watch?v=1sOzxgktDUM
【結論】
要は一言で「自転車専用では"問題があるから"規制しているだけ」という話。
────────────────────────────────────

以下その根拠など無駄に長いので見る人は覚悟の上どうぞ↓

何故そこまで"公共の狭い道"で走れないことに憤るのか理解できない。
「思う存分走りたいなら、相応の"広い道"でどうぞ」としか。
(北海道のような「長い直線道路」以外では、貸し切りで「サーキット・広い駐車場・舗装路のある個人の山」など)

残念ながら「快適で走りやすい環境作り」を嘆いている内容とは思えない。
こうした独善的な感覚に陥る延長線上に、
それこそ最も望まない「保護を建前とした更なる規制に至る」とは考えないのだろうか。

なぜ歩行者専用道があるのに、わざわざ、もう一方の道を「自転車可+"歩行者優先"」にしているのかと考えると、
【マナーの良い?自転車乗りへのサービス精神】よりも、
【無法者の自転車乗りに対してプレッシャーを与えることが重要】と推測できる。
 ↓
「ここは自転車専用道だから歩行者が居てもお構いなく猛スピードで通り抜けても暴言を吐いてもOK」
という「無法地帯を推奨しかねないことを危惧している」と考えられる。
(動画終盤の例にあるように「禁止にしている場所ですらそういう輩がいる」とすれば、
少しでも"行動を制限"するのは「やむを得ない」)

つまり「自転車専用道としての設置後」まで想像できているかどうかの差。
「善良で?マナーの良い?自転車乗り達が思う通りに快適に走れるかどうか」よりも、
「オラオラ走行が当たり前の厄介者」によって、
うっかり自転車専用道に入ってきてしまった(認知症も含めた)人達の
安全を脅かされる状況を作り出さないための苦肉の策と見て取れる。

そして、自ら説明しているように
【歩行者も自転車乗りもランナーも犬の散歩者も好き勝手放題に通ってるため】,
だったら先に(ママチャリですら通常の歩行者よりは速いので)、
「自転車を抑圧するのが妥当」と判断されても異論は出ないはず。

それは「看板」も「路面標示」も「告知」などの規制がまだ足りない状況証拠でもあり、
「基本的な交通モラルが欠落している」ゆえの対処になることが問題とは思えない。

■対策として案を上げるなら、
走行路にLEDガイドを埋め込み夜間は点灯、
日中も音声案内で「右側(左側)のみ自転車走行可です。
(マラソンランナーも含む)歩行者は左側(右側)を通ってください」
と流し続ければ多少改善すると思うが、
そこまでコストをかけるだけの意味があるかどうか・・・。

■それでも恒久的に「不必要な規制」と断罪するのであれば、
「一時的な観測ではなく」通年で通行量の調査でも上げて、
「その規制が不必要である明確な根拠」を提示してほしいところ。

■「(自転車側が)停止していてもランナーがふらついて当たってくる」
(※「車道を走る迷惑ランナー」は別項目)
これも簡単な話で、
「余裕を持って避けられないような道を通ろうとしなければいいだけ」という。
自ら接触する危険がある「狭い道」を通る選択をしておいて、
要約すれば「ランナーが鬱陶しい」と言われても意味が分からない。
スピードを出して乗りたいのであれば、
最初から「全て狭い道を避けてコースを選ぶ」のは当たり前。
どうしても狭い道を通るしかないとしても、
この道は今進むべきではないなと判断できたら、
途中で止まって折り返し道を変更するという「手間を惜しんだ結果」でしかない。

例えば「狭い道の途中にイノシシや猿の集団が待ち構えている」のに、
そのまま突っ切ろうと思うのだろうか?

■「責任逃れ」の観点
批判観点からは、万が一(例えば愛媛の交通事故件数例から可能性としては限りなく低いとしても)、
「自転車乗りが歩行者に対して事故を起こした場合」
その道路管理者に「自転車専用道なんて余計なものを作ったから事故が起こったんだ」
という「責任追及」を避けるために、
「我々としては事故防止の観点から道が分離していても自転車専用ではなく、
 "歩行者優先"としていました」と言い逃れしやすいのはある。

ただ、本質的にはこちらの「事なかれ主義的な理由」が強くても、
結局のところ「自転車専用では都合が悪い」という
現行状態を覆すだけの「説得材料」なしでは、
いくら愚痴られても、行政としては動く気は更々ないだろう。

────────────────────────────────
■歩道上の「普通自転車通行指定部分」については、
元々自転車が歩道を進む場合は、
指定部分がなければ「車道寄りを徐行」という決まりになっている。

歩道を削り「物理的に隔離した縁石を敷き詰め」「自転車専用道」が敷設されると、
その箇所を「通らなければならなくなる」
=自動車等と同じレーンでの「走行不可」になると理解した上での発言とは思えない。

一般車ユーザーにとっては自転車専用道が狭めの場合、
片側相互通行であれば交わしにくくなるデメリットはあるが、
「元々それほど速度を出して走行しないので」それほど大きな問題になりようがない。

一方で、主にロードバイク等のスポーツ自転車ユーザーは
「一般車と同じレーンで走るしかない上に避けにくくなるので間違いなく走りにくくなる」。
それでも本気で「縁石などで物理的に隔離された自転車専用道」に憧れがあるとすれば立派。

■車道上の自転車ナビラインへの疑問
今更というか・・・安直に敷設し始めた時点で、車道走行する自動車オートバイに対して、
「自転車も車道を走行する仲間ですよー」くらいの告知のようなものであり、
実質は「能天気で無責任な役割しかない」ことは分かり切っていたこと。
まさか「法的拘束力がない目印の無駄加減」に今まで気付いていなかったのだろうか。

しかも厄介なことに「法的拘束力の"一切ない"ナビライン」と
「縁石で隔離されていなくても法的拘束力のある、自転車が通行しなければならない自転車専用レーン」が、
瞬時に判断できるわけがない状況が混在しているという難解なポイントまであるのだが、
問題提起するわりにそこまで深く理解しているわけでもなさそうなのがどうにも。

■自転車は車道か歩道か
全国画一的な対策ではなく標示統一が出来ていないので
分かりにくいのは仕方がないとはいえ、
「速い自転車は車道」「遅い自転車は歩道」という
(実態調査としてではあったようだが)分かりやすい案内板を出している自治体も存在。
cyclist.sanspo.com/106516
「いそぐ」は車道、「ゆっくり」は歩道へ 自転車を2色の標識で分岐誘導
「車道だけ、歩道だけ」道幅や交通量も考慮すると、
どちらかだけにまとめるのはもはや現実的には不可能だからこそ、
歩道を走行する場合のルールを熟知させることが肝心になる。

■車道走行時の駐車車両の避け方
そもそも、安全観点からすれば「一時停止し」、
「後方をしっかり確認してから安全を確認できてから」進むのが欠かせない
基本的に時速40kmで流れに乗って走行なんて推奨していいわけがないという意味でも、
一般車ママチャリ等で「いかに自転車が車道走行に向いていないのか」という証明でもある。

■車道上の歩行者
横断目的かタクシー目的で出てきている可能性は高いが、
「当たり屋」のリスクもあることを考えれば、
「問題の起きかねない危険な道を避け、変更する」
という判断も「運転スキルとして」必要。

衝突すれば自転車側の過失割合は下がるとしても、
見通しの良い直線道路で「十分に避けられたはず」とされてしまう。
相手の飛び出しだったとしても、
「予測運転」ですぐに停止できるように備えておく必要があり、
事故になればすぐに通報することも欠かせない。

■車道ランナー
さすがにこればかりは規制の話が上がってもいいかもしれないが、
ある程度多くなければ個別注意にとどめるしかないような。
まあそれでも、テレビ中継で車道を走るランナーが普通なことを勘違いし、
完全に安全意識への感覚が麻痺している恐れもあるので、
各地の警察から注意喚起を促し、それも改善が見込めないようであれば、
「車道での継続・断続的な歩行者の走行(通称:ランナー)を禁止する」として
「罰則ありの規制」を求める署名を集めるとか。

いや、普通に現行法で対応できそうなので「取り締まりをするかどうか」だけか。

▼歩行者への罰則ありの規定

★【道交法7条】信号の遵守
道路を通行する歩行者又は車両等は、信号機の表示する信号又は警察官等の手信号等(略)に従わなければならない。
(罰則 119条1項1の2 → 3か月以下の懲役または5万円以下の罰金)
★【道交法8条】歩行者通行禁止の遵守
歩行者又は車両等は、道路標識等によりその通行を禁止されている道路又はその部分を通行してはならない。
(罰則 119条1項1の2 → 3か月以下の懲役または5万円以下の罰金)

■取り締まりの優先順位
これについては、まるで「徐行違反・一時停止違反よりイヤホン走行が危険なんだ」という意味不明な風潮がある以上、
思うところはある。
まず「減速・停止を厳守すること」のほうが遥かに重要と思えないのが謎。

■前回の狭い道の話
余程反応がお気に召さなかったのか再燃したようで。
これも交通量云々で大丈夫だろうではなく、「気に入らないなら別の道をどうぞ」としか。
一時的に自転車から降りなければならないことに、
まるで「嫌がらせを受けているんだ」と拒絶感を露わにするのが分からない。
「"自転車で足をついたら負け"ゲームをしているから邪魔!」
と小さな子供が言っているならまだ分からなくもないが・・・。

基本的には「どうしようもない輩達」には、
「他者への配慮(徐行)が徹底できるわけがない」からこそ、
その「狭い道という環境を考慮すると」
「降りて歩くように」「安全のために」案内していると思われる。

▲「降りたほうが危険」?
「転倒事故」「走行時の接触事故」
言うまでもなく「押し歩きで倒れて接触するよりも、走行時の衝突ダメージのほうが大きい」のと、
そもそも「交通量が少ないなら尚更押し歩きで問題ない」ということになる。

狭い道でも「交通量が少ないと思っている」から、
「走行することで事故が起きる危険性」よりも、
「押し歩きで転倒するかもしれない」ほうが危険と言いたいのかもしれないが・・・、
重さのある自転車を押して歩く人達は、押した瞬間に「これは重い」と認識できるために、
余程非力な高齢者でもなければ、普段から駐輪場等での出し入れが出来ている以上は、
その場所だけ極端に転倒が頻発するとも思えない。

「頻発ではないが危険性がある」という観点からすれば、
結局「走行を許可する危険性」も無視できなくなってしまう。

そのまま通行できるようにしてしまうと、
割合として他者への配慮ができない大部分の輩達によって問題が起きかねないから、
強制的に降車させるように柵を設置しているのはしょうがない。

これも不要で撤去してもらいたいのであれば、
「(全時間帯の)交通量の調査」など
不要であることの「明確且つ合理的な根拠」を提示出来なければ、
愚痴るだけでは優良自転車乗りに配慮してくれるとも思えない。


━「(ペットをノーリードで飼っているような奴らは)自分良ければ全て良しなんだよ」
と言いつつ当の本人は
「自転車は狭い道で歩行者が居ても何も躊躇せず走行するのは問題なし」?
傍から見て「似たり寄ったり」かと。
これでは「自身は他者への配慮が徹底できているので、
我慢を無理強いされることが悔しくてたまらない」という言い訳は通用しない。

動画終盤になって問題のある自転車乗りを紹介しているがオマケ程度。

今一度「公道」というものを「客観的に広く捉えつつ」、
もう少し冷静になって、思いやりをもって判断してもらいたいが、
「他人の意見を少しでも認めると負け」の極致で意地になってるだろうから無理なのだろう。

「表現は自由なので他人からとやかく言われる筋合いはない」とは思うが、
やはり「自転車に持つ意識そのものを大転換させるくらいの改革」でも
強制できない限りは、妙としか思えないような行政判断対応も変わりようがない。

■自転車を活用してもお金にならない?
雪国でのファットバイクや、
全国的にはコミュニティサイクルやタンデム自転車など、
規模は小さくても生活や社会福祉にも役立っているのと、
「サイクルトレイン」のように有効活用する地域もある。
少ないと言う意味であれば、
公共事業として「お金になると考えられない人達のほうが多い」だけ。
(自身が既存の自転車店の商売方法に疑問を呈していることと同じ)

■(意識の高い)自転車乗りが少ない?
「ママチャリ乗り」をどう変化させるのかを考えなければ、
今後も環境変化などありえないことは明白。

「土壌を育てず出てくるのは雑草のみ」
真っ当な品種を収穫したいのであれば、とにかく基礎が大切で、そのためには様々な手入れが必要。
だからこそ、的外れにも程がある高級路線など(極々一部のマニアを除いて)根付くわけがない。
(一方で、基礎中の基礎手入れであれば「無料~500円程度」で始められる)

■MTBが走れる林道がなくなっているのは
相変わらず被害妄想甚だしいと思わざる得ないが、
「万が一妨害をされたとしても」その発端となったのは
当然「各地を荒らしたであろうMTBユーザーに問題があったからでは?」
というのも往々にしてあるとして、
それよりは「MTB自体が下火になった」こと、
「林業従事者」の人不足からコストの観点からも、
管理者が「維持管理費をかけて呼びこんで走らせるだけの得がない」
いうだけの話のような気がする。

更には視野を広げれば分かることで、
現代はネットで「安価・近距離・短時間」が社会正義のようになってしまっているのに、
わざわざ「高価・遠距離・長時間」を強いられる趣味を選ぶような、
酔狂な人が(必然的に遠出を強いられる趣味でもなければ)多いとは思えず。
どうせ旅行として遠出するなら自転車など持ち運ばず
何なら「手荷物ゼロ」で楽に移動したいと思うのが自然。

もっと言えば、世間一般の生活用途での自転車感覚では、
(無頓着なメンテから察すると)
「自転車は単に移動手段」であり、
「自転車で走ることが楽しいなど考えたこともない」という人達のほうが、
間違いなく圧倒的に多いからこそ、
自転車レジャーの人口を増やしにくいと考えるべきだろう。

●「客と店」想像の域を出ない話

twitter.com/MS758/status/1244833119313596417
指示の口調も「ゴチャゴチャ指示」の具体的な内容も分からないので想像で。

もし「困ったので頼っている」とは思えないような、「俺は客だから神様だ」と
勘違いしきっている輩の、タメ口で命令口調であれば、怒りというか呆れて笑うしかないが、
逐一注文をつけざるを得ないほど「他店で酷い目に遭ったから警戒している」
いうケースもありうる。
信用していいのかどうか分からない相手に「問答無用で全面的に信用すべきだ」と
思われていたところで、素直に従ってまた同じような目に遭わないとも限らないので無理な話。

まあそれでも、「頼りにされているかもしれない」謙虚や感謝よりも、
「整備してやっている」とか「面倒な客」と切り捨てるのは店側の自由なので、
むしろ、きっちりと断ってくれるのであれば、
そのほうがお互い不要な時間を過ごすことがないので、
(客側としては店を訪れるまでの時間と体力は徒労に終わったとしても)
「契約条件の不一致から取引の不成立」を明確に確認できたことになるので、
「実のところは有難い対応」とも言える。

「店には店の経営方針があり、客には客の譲れない条件がある」
この間に埋めようのない溝があれば互いに応じられないのは当たり前。

それよりも、最も厄介で困るのは「客側に安心を提供出来もしない作業を安請け合い」して、
(油圧ディスクブレーキ整備、ホイールの手組、交換必須なのに無理やり修理など)
「結果的に整備・修理できていない(故障が再発する)」だけでなく、
他にも、ネジ緩めや異物混入など「”意図的に”不具合を起こしやすいような時限罠を仕掛ける」ような、
非常に危険な店の存在がないとは言えないこと。

指摘したところで一切悪びれる様子もなく、常套句の「これは仕様ですね」とか、
「(どう見ても施工不良でも)お客様の使い方が悪かったのではないですか?」
だけで済ませ、更に金銭を貪ろうとするような
「もはや詐欺に近い悪質な店」に巻き込まれないように警鐘を促しておきたい。

●[東京]神田川自転車歩行者専用道

www.youtube.com/watch?v=c62NaNcg9Wo
暇すぎて動画ペースを上げているのか知る由もないが、語るに落ちるというところか。

工事中で片側に自転車歩行者が集中するという以前に、
「道幅が狭いにも関わらず歩行者も通行できる」という時点で
「自転車の"走行"に適していない」ため、
(下記にあるような歩行者への配慮欠落の観点から)
「自転車に走行(≒通行優先)権などない」と分かる。

自身とは無関係な例も主張したいがために、
「前後子供を乗せた自転車」の押し歩きを引き合いに出しているのも違和感しかなく、
「狭い道を他人とすれ違わないといけない状況にもなる小道」で
「走らせられない」ことに苛立つ意味も分からない。

以前も「狭い道を自分の思い通りに走行できないことに苛立っているという内容の動画」を上げていたが、
公共の道を使っている以上は「交通弱者優先」や「思いやりの精神」は欠かせないはず。

もし「自身が更に老いて杖をつきこのような細めの脇道をゆっくり歩行しなければならなくなったとき」
横を激走する自転車に当て逃げされ大怪我を負うようなことになったとしても
その時に「仕方ない」で許せるのだろうか?

もし子供乗せを利用で、柵越えなど通りにくいと思ったのであれば、
他の歩行者だけでなく、何より「子供達の安全を守るためにも」、
車重もある自転車は「その"走行に適した"広い道路」への迂回路を選択してもらうだけ。
「安全よりも近道を通り走れることが大事」と考えた結果、
悲惨な結末が待っていたと後悔しても遅いので、
【急がば回れ】で自転車を安全に利用してもらうことが重要。

動画内最後のほうに何も考えず走行する輩が映っているように、
怒りの矛先を真っ先に向けるべきは、
「その規制の栄養素にもされている輩達」であって、
「今回に限って言えば」自転車規制を敷いた人達のわけがない。

一体、巷の(ママチャリ/スポーツ自転車乗り問わず)自転車乗り達を見て
どこで安全意識の高いお手本になるような人達のほうが多いと勘違いできるのだろうか。
歩道の自転車のように「歩行者に配慮せず、
(普通自転車通行指定部分に歩行者がいない場合を除き)
徐行で通行する義務など存在しないかのように我が物顔で走行する
「非常識な常識となっている問題」が理解できていないようで残念。
自身が頑固な高齢者の仲間入りをしているという自覚もなさそうで、
今更何を言っても聞く耳を持たないと思われるが、
良くも悪くも動画視聴者数から影響力が全くないわけはないのだから、
もう少し想像力を働かせて発言して欲しかった。

問題視されやすい環境が出来上がっているのは自動車が減ったにも関わらず、
事故減少率が低いとされる自転車の事故が目立つようになってしまったのもあり、
根本的には幼少期からの交通教育の質が低すぎるのが大問題としても、
自浄作用も歯止めも効かない状況を作り出しているのは、
疑いの余地もなく「自転車乗り達自身にもある」と分かりそうなものだろうに、
「自分達が思う存分に走り回りたい」の成れの果ての一端が、
あの「駅ビル商店街でのウイリー走行」に象徴されていると何故思わないのか・・・。
「自分(達)だけは事故なんて絶対に起こさない」という驕りの塊
何ら感じ得なかったとすれば割と危険な傾向。

(遠い理由としては、これ以上意味不明な道路構造にさせないためにも)
(どれだけ自転車を押して歩けば歩行者状態になるとしても)
反面教師として「自転車乗りだからこそ」交通弱者優先の精神で
「自転車よりも歩行者様が偉いのが当たり前」として、(特に徐行や一時停止すら出来ないような)
「自転車乗り達に厳しいことが普通であるべき」と肝に銘じておきたい。

個人的には、むしろその場所は、
きっちりと「自転車の"そのもの"を禁止」つまり「完全に歩行者専用」として、
「自転車押し歩き=歩行者状態であっても"完全に不可"」と明確にすることで、
より歩行者の安全を確保できるため実際には有益と考える。
そして、「自転車全面禁止したからはい終わり」ではなく、
大きな看板で「自転車はこちらの迂回路」という案内板の設置と
最低でも半年~1年間くらいは「誘導員の確保」も望ましい。
人の目が常にあることで治安の向上にも役立つので一石二鳥。
または、事故の危険性が高いと判断できた場合、
オレンジポールを約5mおきに左右に設置し、
「物理的に走行困難な状況にする」という方法が最適。

●気付かなければ改善できない

「間違っていること」以上に、その間違いに「気付かない」ほうが余程恐ろしい。
いや、間違いに気付いても「考え方を改める必要がない」という
選択に至る「真っ当な理由があるのであれば」理解を示せる。
しかし、確固たる根拠もなく、今まで大丈夫だったからという安直な理由で
「絶対にこの方法や知識は正しい」と思い込むと抜け出せなくなってしまう。

●社会構造の変化に伴う選択肢

街の雑多な自転車店が殿様商売で跋扈を続け、
安価な屑自転車が量販店に並ぶようになり、
今ではネットで経年ダメージすらロクに分からない
中古自転車まで手に入れることができてしまう時代。

だからこそ、明確な「棲み分け」が必要なのではないだろうかと思う。
●売りっぱなしで整備は実質放棄の「通販店」の改善
全国に「提携/下請け整備店」すら用意できない輸入代理店を規制。
(同時に実質オートバイの"自転車もどき"も規制)

●「販売も修理も"上限3万円まで"の自転車限定」
電アシは大抵重く運ぶのも手間、整備も手間、その対価としての利益を考えると微妙、
補修用の専用部品のために本体を扱うとしても、やっぱり諸々が手間という方向で考えると、
非電アシの一般車と混在させてしまうことに無理があるので、
割り切って「電アシや高級自転車は完全に拒否」で、車種を限定することで
(よほど変な規格がなくて他に予約も多くなければ)
「即日60分以内修理」で、「走れるだけ」をモットーに
パーツも工具も整備も接客も「何もかも最低レベル」で提供することに特化。
 ・挨拶笑顔一切なし
 ・安オイル1種類のみでグリスやパーツクリーナーは使わない
 ・安オイルと屑工具だけで対処できない固着は絶対に修理しない
 ・タイヤやチューブなど「国内一の安さだけを徹底」(質は一切保証しない)
 ・商品説明や使い方も一切なし
 ・クレームは受け付けず作業保証のようなものもなし
※但し、最低限の走行に必要ない物を売りつけない良心だけはある

↑こういうヤバそうな店は探せば普通にありそうな気もしてくるが、
「当店は一般サービス業のようなまともな接客はできません」とか
「優れた技術力もありません。丁寧な作業も出来ません」という代わりに、
「(過当競争に陥らない範囲での)安さに自信があります」のような目印でも出せば、
一般消費者としても、「その問題のある店」としても
妙に「一般的な接客」の価値観にズレで困るようなことがないと思うだけに、
なぜもっと「分かりやすく」しないのだろうか不思議。

棲み分けが必要と考える理由として、
そもそも「他店に負けないと思っている貴方の店の特長は何ですか?」と訊かれて
即答できる店が多いとは到底思えないのもある。
「創業●年」「整備士資格がある」という上辺の話ではなく、
具体的に依頼することで
「客としてどのようなメリットを得ることができるのか」
本気で考えている店があるだろうか。
(もし的確に対応出来ていれば安易に通販に客をとられてしまうようなこともないのでは?)

通販では「売るだけ」、量販は「余計なものまで売る」等の不満を持っているわりに、
実店舗の役割として「話を全面的に理解してもらえているとも思えない一時的な説明や
雑に整備するだけ」に終始し、現状に深く疑問を持たないであろう店の人達が
「情報発信力も含めて」圧倒的に多いように見えるが理解できない。

その対照となる店として、
「所有している自転車や既存の店に強い不満や不信感を持っていることが前提」のユーザーを対象に、
「今存在する様々な問題点」から正しい知識や、使い方などのレクチャーがメインで、
「面倒な厄介客を相手にする機会を無くすために」
「通販購入車についてはケースバイケース」
 ●実売価格4万円以下の安物自転車は全て一律で拒否(または対応可能なメーカーと年代を絞る)
 (幼児・子供車のみ:メーカーサイトすらない車種とブレーキもペダルもない自転車もどき遊具のみ拒否)
 ●余程のことがない限りは中古自転車も拒否
 ●取引店が限られる汎用性のない特殊パーツや工具を余儀なくされる車種も拒否
 ●極端な高額自転車も拒否
という「明確な区分け」が出来ている店があっても良いのではと考える。

現状は清掃・注油・調整・管理方法に至るまで
「まともな自転車を教えてもらえる店」がなさすぎるように思う。

それには「互いに有意義な時間を確保する」ためにも「会員制」を敷くことで、
わけのわからない依頼に時間を割かれるのを防ぐことも不可欠。
(防犯登録を重複登録されかねない悪質な行為や、
本人確認もロクにせずに施錠破壊することもなくなるので作業効率も大幅に改善)

とにかく、大雑把に見て技術面か接客面、もしくはその両面で
「相当ヤバい方向の店」(個人/量販/専門店/雑貨店問わず)から、
(きちんとその対価を支払うことで)「抜け出せる」オアシスのような存在の店が、
必要と思ってもらえるような土台作りが今は大切なんだろうと思う。


●[福岡]疑わしい供述

news.goo.ne.jp/article/tvnc/region/tvnc-06650.html
その後の調べに対し佐々木容疑者が「死のうと思って大阪を出た」
という趣旨の供述をしていることが、捜査関係者への取材で新たにわかりました。

大阪市内の会社で働いていましたが、2月26日から無断欠勤していました。
TNCの取材に対し会社側は「職場でのトラブルはなかった」と話
死ぬほどの理由があったかもしれない絶望した人間が自暴自棄になった結果として?
わざわざ福岡まで移動し、飲食店で散財した挙句、意気揚々と金目当てに活動的に事件を起こした?
極めて悪質且つ身勝手な後付理由としか思えない。

●福岡の店員殺害事件の34歳容疑者逮捕

news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20200320k0000m040010000c.html
捜査関係者によると、4日午後5時半ごろ、常連客の男性が自転車のタイヤに空気を入れるため店を訪ねると、
見た目が30代くらいの男がいた。
通常の営業は午後9時までだが、男が「閉店する」との趣旨を伝えたため、客は引き返した。
店員に成りすまし咄嗟に接客をしたという話もある。

www.jiji.com/jc/article?k=2020031800858
レジや金庫内にあった現金約10万円を奪った疑い。
調べに対し、「お金が欲しかった」という趣旨の供述をしているという。
当初の「レジには手をつけられていないので金銭目的ではない」
みたいな報道だったのは現場情報の確認不足だっただけのようだ。

レジや金庫を無理やりこじ開けたり、壊したりした形跡はないという。
店の売上金や被害者の財布も残されていたが、
経理を精査すると、現金が奪われていたようだ。

news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20200319k0000m040079000c.html
2月ごろに行方不明となり、同月下旬に知人が捜索願を出していた。
動機については「金が欲しかった」という趣旨の供述をしており、
店を訪れたのは初めてだったとみられる。

●【疑問1】福岡に来た必然的理由の有無
わざわざ大阪から福岡まで出てきた理由は何だったのか。
news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20200321k0000m040094000c.html
事件当日の4日を含む前後数日間にわたり、博多区の歓楽街・中洲の飲食店などで
散財していたことが捜査関係者への取材で判明した。
しかし「福岡でなければならなかった理由」があるのかどうか。

●【疑問2】自転車店を狙った理由
根本的な疑問として「この自転車店を狙った理由が分からない」。
一般的には自転車店=競技スポーツ自転車ではなく、
「過度な低賃金でママチャリを整備するイメージが強い」
「自転車操業」なる言葉まであるような、
大してお金の動きがありそうな業種とは思わない自転車店で強盗?

●【疑問3】店はどこでもよかった?
headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200320-14096608-kbcv-l40
事件の数日前、新幹線で福岡を訪れたとみられていて、警察の調べに対し、
「福岡に来て急に金が必要になり強盗に入った。店はどこでもよかった」といった趣旨の
供述をしていることが捜査関係者への取材でわかりました。

●【疑問4】女性のワンオペ店を狙った?
news.goo.ne.jp/article/tvnc/region/tvnc-06623.html
「金が欲しかった」と容疑を認めていますが、その後の捜査関係者への取材で、
「女性1人だから狙った」と話していることが新たにわかりました。
探せば他にもいくらでもあるだろうに、
やはり「なぜ一般的にお金が多そうには思えない自転車店だったのか」という疑問は残る。
店に5000円や1万円しかなかったとすれば他の店も狙うつもりだったのだろうか。

●【疑問5】お金が必要になった理由
news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/nation/kyodo_nor-2020031901001715.html
「金を奪おうとしたら騒がれたので首を絞めた」という趣旨の供述をしていることが
19日、捜査関係者への取材で分かった。
「どうしても金が欲しかった」とも供述。
金が無くなる前に大阪に戻るという選択肢もあったと思われるが、
「中洲の飲食店などでの散財」を補うために短絡的な犯行にまで至った経緯とは。

●【疑問6】消えたグーグルレビュー
news.goo.ne.jp/article/nishinippon/region/nishinippon-1000593274.html
容疑者は女性と面識がない可能性が高く、トラブルも現在のところ確認できていない。
とはあるが、
他にも店側の情報で気になる点といえば、この店のグーグルレビューから、
大阪から訪れたと思われる人の感想が消えているようだが、
単純に書きこんだ人が「冤罪防止で消しただけ」の可能性もあるので
何とも言えないが、本当に何の関係もないのだろうか。

とにかく、今後の事件防止も兼ねて「接客リスク」に警鐘を鳴らし
広く改善策を講じてもらう意味でも、詳しい動機の解明が待たれる。

2020/03/18
news.goo.ne.jp/article/kbc/region/kbc-4088658.html
news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20200318k0000m040101000c.html
news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/nation/kyodo_nor-2020031801001555.html
mainichi.jp/articles/20200318/k00/00m/040/101000c
福岡県警が殺人容疑の重要参考人として現場から逃走していた県外の30代の男から任意で事情を聴いていることが、
捜査関係者への取材で判明した。県警は容疑が固まり次第、18日にも逮捕状を請求する方向で調整している。

県警は行方を追っていた男を大阪府で発見し、小森さんが死亡した経緯を知っている可能性があるとして事情を聴いている。
県警は4日夜の遺体発見後、現場の状況や司法解剖などから殺人事件と断定し、
5日、博多署に捜査本部を設置。106人態勢で不審な人物の目撃情報やドライブレコーダーの映像の収集、
周辺の防犯カメラの解析などの捜査を進めていた。

●[福岡]博多の自転車店の事件の続報

news.goo.ne.jp/article/nishinippon/region/nishinippon-1000590974.html
news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20200311k0000m040036000c.html
周辺の防犯カメラとドライブレコーダー解析で足取りを追っている段階。
怪しそうな人物の話も上がっている。

news.goo.ne.jp/article/tvnc/region/tvnc-06521.html
バックヤードの入口は店とカーテンで仕切られ、遺体が発見された時には閉じられていたといいます。
さらに捜査関係者への取材で、その手前に段ボールが置かれていたことが新たにわかりました。
カーテンと床のすき間から遺体が見えないように、細工をした可能性があります。

事件当日も店は営業していましたが、遺体が見つかった時には
入口のドアに閉店を示す「クローズド」と書かれた札がかけられていたということです。
これらの状況から、犯人が遺体の発見を遅らせようと工作した疑いが浮上しています。

さらに、防犯カメラは店の裏口には設置されていますが、店内や表口にはないことも判明しています。
「防犯カメラが裏口のみ」にしていた理由は分からないが、
「防犯面での安全よりもプライバシーのほうが重要」という人達の影響なのだろうか。

●[福岡]博多の自転車店の事件から「店の防犯」「接客全般」など

女性遺体 殺人事件と断定 捜査本部設置 福岡県警
news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20200305k0000m040156000c.html
2020/03/05 17:03
news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20200305k0000m040086000c.html
news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20200305k0000m040004000c.html
news.goo.ne.jp/article/kbc/region/kbc-4013948.html
news.goo.ne.jp/article/kbc/region/kbc-4014547.html
news.goo.ne.jp/article/kbc/region/kbc-4015003.html
news.goo.ne.jp/article/kbc/region/kbc-4024232.html
news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/nation/kyodo_nor-2020030501001840.html
news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/nation/kyodo_nor-2020030501001779.html
news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/nation/kyodo_nor-2020030501000890.html
news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/nation/kyodo_nor-2020030601001228.html
news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/ASN353WK3N35TIPE008.html
news.goo.ne.jp/article/fnn/nation/fnn-00433322CX.html
news.goo.ne.jp/article/fnn/nation/fnn-00433405CX.html
news.goo.ne.jp/article/jiji/nation/jiji-200305X222.html
news.goo.ne.jp/article/tvnc/region/tvnc-06489.html
news.goo.ne.jp/article/tvnc/region/tvnc-06497.html
犯人が客とは限らないが、記事内に書いてある住所をgoogle検索で出てくるレビューには
否定的な感想が目立つので疑いたくなる線ではある。
一方、好意的に評価している人の感想もあって実際のところは分からない。

news.goo.ne.jp/article/tvnc/region/tvnc-06499.html
売上金には全く手をつけられていなかったとのことから強盗の可能性は低い。

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店の防犯

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◆今回の件で言えば「女性蔑視からのトラブル」という見方もできるため、
そもそも店番も修理も1人で対応していることに
防犯面から見ても無理があったようにも思う。
どうしても「接客」「修理」を1人で行うしかなかったのであれば、
(コストは度外視するとして)
入口に小窓を作り駅の受付のようにアクリル板を挟むなどして対応し、
車体受け取りと確認は面倒でもドアを2重にして隔て、
構造的に客側と直接対峙しない手順を経ることで防げた可能性はある。

◆他にも、間接的な自衛でいえば、
【防犯カメラ設置店】と大々的に貼っておいて、
ダミーカメラも含めて多箇所設置。
確実に「抑止力」や「言った/言わない」でのトラブル防止にもなる防犯カメラは
やはり必須に思える。

★対策として「ライブカメラで常に店内の様子を公開」を提案
今時のライブ配信は一昔前ほど設定が難しくはないことも有利。

【防犯】●「常に世間の誰かが見ている」という緊張感から変な客は減る
防犯カメラは既に様々な場所にあることからも、
自転車店への訪問であってもプライバシーへの配慮が必要とは思えない。
むしろ、クレーマーであることを自覚していない輩達から映りたくないと思われれば、
必然的に店内の雰囲気も明るくなるという意味でも良い効果がありそう。

【技術アピール】●「手際の良さ」の宣伝効果
「せっかく暇なのに時間を有効活用するために販促活動に勤しむわけでもなく、
自転車関連の情報を仕入れるわけでもなく、勉強するわけでもなく、
技術の研鑽を怠り、ただ安穏とテレビや雑誌等を見ながら座っているか
常連か近所の人と世間話しているだけの店」との違いもアピールできる。

【信頼を築く】●不安の解消
未だに「バック拡げ工具で時短するような低レベルな作業」や、
「罠を仕掛けるような不正な整備」は事実上不可能になることで、
未訪問の多くの潜在客に対しての安心材料にもなる。
但し「工賃次第で手間をかけられる作業手順が異なる」という説明は必要か。
「通販の投げ売り中古粗悪品や安物自転車をまともに不具合解消しようとすれば結構苦労する」
というところを理解してもらうには良い機会なのかもしれない。
長時間の要相談や守秘義務に該当しない簡単なメンテ質問等があれば答えることも可能。
店側としても「客側の不安要素を解消するための情報発信の参考」にも出来る。

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▼店選びの1つの方法としては「電話」
基本的にレビューは鵜呑みにせず、
「百聞は一見に如かず」で、本当は違う場合もあるとして、
(客/店)双方ともに時間の無駄を省く意味でも、
店の雰囲気を調べる場合は、最初から訪れるというのは避け、
「電話口の第一声」で判断すれば、大抵は
「良くも悪くも何らかの(挨拶未満や無言も含めて)反応はある」ので理解しやすい。
(※しかし、電話口の印象は良くても、訪問時の担当とは噛みあわなかったり、
単に話が上手いだけの相手に騙されないように
少なからず"正確な情報"を把握しておくことも重要で、
怪しいと思ったら別の店にも確認することを薦める)
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接客

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▼店側の客との付き合い方
年中諸々厄介な人々を相手にしてしまうと、
浸け込まれる隙を与えないためなのか、気付かないうちに高圧的になり、
結果としてある程度とっつきにくくならざるを得ない側面は理解できるが、
接客は「良い感じに」「分かりやすく」十人十色に柔軟な対応が出来ないと
何かと難しい側面もあるように思う。

◆店側が客とのトラブルを避けるという意味では
基本的に相手に対して思いやりを持って接し、
断るとしても「怒りを買わないように表情と口調のトーンと表現を工夫する」
に尽きるのだろう。
(例え通報案件でも、それ以前の時間稼ぎは必要なので場を和ませる話術が不可欠か)
「(嫌味のない)褒め上手」であれば相手に激昂されるリスクを減らせる。
自身の怒りも含めた「アンガーマネジメント」は日頃の生活の上でも有益。

●「接客が苦手」と自負しているなら
早々に「会員制」「入会審査」を設けたほうが、互いに時間等の損失が避けられて良いのではと思う。
間口を広げて「厄介そうな輩は来ないでくれ」と言われても無理があるというか、
蚊柱の傍で口を開けて走行しているのに「口の中に虫が入ってくる」と言っているような違和感がある。
つまり、そもそも自転車(交通)教育すらまともに行われていないのに、
「事情や作法を知っていて当然」とされても多くの一般ユーザーの理解は困難と思われる。

■接客術は商機に直結する
ということからも、「適切な接客技術」を身につけてもらうために、
「自転車に特化した接客も資格」として認め、
評価するような制度を積極的に導入すべきではないだろうかと、
個人的には常々思っている。

●次に繋げるために必要な要素
街行く自転車を見れば分かるように
自転車をビニール傘程度の感覚で扱うユーザーも少なくないが、
それだけに改善の余地が皆無とは言えない好機でもある。

「モノを売っているだけ」であれば、今や「ネット通販」で事足りるが、
「整備が欠かせない乗り物」を売っているという意識があれば、
「互いに歩み寄るための機会は土壌を固めることに繋がる」
と思ったほうが良いのではないだろうか。

思いやりの精神を欠いた自己都合の応酬を放っておけば、
ますます溝が深まり軋轢が生まれるだけになってしまう。

ユーザーの窓口としての役目から「相互理解」が、
如いては工賃への理解や、業界全体のイメージアップに繋がり、
「自転車そのものの扱い」
「交通マナー向上」のような方向にまで繋がる可能性を見出せると
考えるべきではないだろうか。

●チャリダーと軽量ホイール

◆チャリダーといえばNHK(BS1)の番組
www4.nhk.or.jp/charida/
BS視聴者層自体が比較的少ないのもあるとして、
「チャリ」という蔑称が含まれることを快く思わないユーザーの反感も買っているようで、
スポーツ自転車ユーザーでわざわざ見ている人もあまりいなさそうな番組。

基本スポーツ自転車関連の内容しかないなので一般車ユーザー目線としては見てもしょうがないのだが、
偶然みかけた「ホイールを軽量にすればタイムは短くなるのか」という実験をやっていたのは覚えている。

※無駄に高いとしか思えない視聴料金を徴収しておきながら公式無料公開アーカイブ等どころか
サイト内に概要文字起こしすらなさそうなので、
情報が一切残っておらず参照しようもないのがまた困ったところでもある。

具体的にタイムがどの程度変化があったか覚えていないが、
元々軽量なスポーツ自転車のホイールは
「(初心者ほど呼びたがる傾向があるように思う大して重くもないのに)鉄下駄」などと
呼ばれるホイールですら、
一般車の「#12」「36本」「鉄スポーク」「ステンレスリム」「内装3段ハブ」
「パンクに強めな頑丈な鈍重タイヤ」からすれば遥かに軽量なので、
それに比べれば数十グラム単位で軽量にしたからといって、
「極単距離の坂道を上るタイムが大幅に変化するわけがない」のは
当然といえば当然とはいえ、
「(ホイールだけ軽量にしても)妙な違和感がある」という感想は印象に残っている。
確か「フレームとの全体的な調和」があってこそ「走りやすさ」に繋がるという結論に至っていたはず。

しかし、元々重すぎる一般車関連の車輪周りは空気圧を米式で管理している前提で、
タイヤを軽めにしてリムを(アラヤに限らず)アルミにするだけで、
「それなりの距離を走るのであれば」確実に恩恵があるのではと思う。
※駅までの1kmのような短距離であれば、長期耐久性を確保するほうが大事なので
ステンレスリムのほうが圧倒的に意味があるという見方もできる。

●求人広告キャッチコピーの工夫で応募者激増

twitter.com/damadama777/status/1228127923288170497
結局のところ
店側も希望者も【何が(提供)できるか】ではなく、【何をしたいのか】が想像できるかどうか。
自転車で言えば「自転車の整備と説明ができます」とアピールすることではなく、
「その自転車の整備によってユーザーは具体的にどのような得があるのか」を
実際に思い浮かべて継続的に実感させるような「先を見据えているのかどうか」。

対照的な例としては、企業理念と称し「謎のポエム」を全面に押し出しているところ。
書いた当人だけで納得して、応募者はさっぱり分かっていないことは当たり前にある話。

求人広告に限らず、集客のためのチラシ配りの効率的には1万枚配っても一桁あるかどうかだろうし、
ネットで広告展開するとしても、ありきたりな既存概念に捉われない
「効果的な集客」を画策できなければ長続きするはずもないので、言い回しを熟慮する必要がある。
いわゆる「ブームに乗っかって出店しました」という
土台が沼のような状況であれば、いかに無理があるかということになる。

かといって「インチキ商品を魔法のアイテムのように売る」とか、
「構造的な不具合を黙っていること」が正しいわけもないが、騙されやすい消費者は利用されてしまう。

そういう意味からすれば、単に何のひねりもなく
「自転車販売しています」「パンク修理できます」だけで
客が続々と引き寄せられると思うなら、その商売センスにも疑問を持つ。
「私は人間です」レベルの当たり前のことを説明されても
その店でなければならない理由もない。
近隣の他店が余程酷すぎる接客や修理対応しかできないようであれば
結果的にその「おこぼれ」を拾うことはできるとしても、
「店員自体への信頼感」に繋がるわけもない。

その過程で、工賃など全体的な値段を無闇に切り詰めて
過当競争に挑んで疲弊し、まさしく「自転車操業」に陥ることも珍しくないだろう。
それでも利益を得ることより「寂しさを埋めるため」というような
自転車とは無関係の欲求を満たすために営業しているなら構わないのだろうが、
消費者側としては雑整備の煽りを受けるなどの正直困った存在になりかねない。

それは、「自転車は整備が必要な乗り物」として認識する機会を与えられなかった、
「とにかく安くて早いことだけが正義」という"ママチャリ"消費者が多いからこそ
成り立っている悲しい商売の現状とも言える。

●誤解の温床となっていた「サイクリングロード」改称へ

www.kanaloco.jp/article/entry-262028.html
川崎市は4日、多摩川サイクリングコースの新たな愛称が
「かわさき多摩川ふれあいロード」に決まったと発表した。
名称から自転車優先という誤ったイメージが浸透していたため、
改善を図ろうと選定作業を進めていた。

市内の多摩川沿いには、多摩川サイクリングコース(幸区の多摩川大橋│★多摩区菅の20・2キロ)と
多摩川河口青少年サイクリングコース(川崎区殿町3丁目│★鈴木町の3・5キロ)の二つがある。
両コースとも位置付けは歩行者優先の「遊歩道」だが、
自転車専用道路や自転車優先との思い込みから、
自転車がスピードを出して走行することもあり、散策中の市民から苦情も出ていた。
サイクリングロードではなく普通にそのまま「遊歩道」と呼称することで「歩行者の存在を意識させ」
「自転車は"歩行者優先で"走行することができます」というスタンスで良いのではと思うが、
もう一段階進むとすれば「ここは自転車専用道ではありません」と明示、
「歩行者を優先で安全走行」が出来ない危険な走行者には注意警告を促し、
悪質な場合は個別に利用制限を敷くようなことになる前に
全体のマナー向上に繋がることを願う。

●[福岡]工具貸し出しありの拠点

福岡に「サイクルステーション」51カ所 工具貸し出しや飲料水提供
www.nishinippon.co.jp/item/n/575412/
www.pref.fukuoka.lg.jp/press-release/cyclestation.html
自転車に乗る人が気軽に立ち寄れ、各種サービスの提供を受けることができる施設
※各種サービス、料金は施設ごとに異なります。詳細は各施設へお問い合わせください。
自転車用工具の貸出し
高価な「デジタルラチェットレンチ貸して欲しい」とか言われても困るだろうから
貸し出せる用に安い工具を↓の支援制度で購入しておくのが得策なのだろう。
簡易整備だけであっても立ち寄った際に販促PR活動もできるだろうし、
ユーザーが自己整備で壊し、結果として店を頼ることがあれば、
常連客だけで手一杯であれば利がないという場合もあるとは思うが、
「間接的に稼ぐ機会を得られる」ので、お互い便利に活用できそう。
(それでも、順番待ちができないとか、あまりにも目に余る状況であれば、お断りのスキルは必須)

支援制度もあるようだ
■補助対象設備:サイクルスタンド、スポーツサイクル用の空気入れ、タイヤレバーや六角レンチ等の自転車専用工具
■補助率:1/2以内
■補助率:1事業者につき、上限18,000円
■募集〆切:令和2年2月14日

●メーカーが毎年車種更新することの限界

twitter.com/MS758/status/1210782471425388546
年改制をやめて受注生産にすれば値落ち防げるのにね。
うん十万もする自転車が毎年モデルチェンジし在庫を抱えるなんてそりゃ破綻するの当たり前。
圧倒的多数の一般車でさえ毎年変更ということもなく
継続する場合でも一部フレーム色の追加や変更のみという車種も少なくない中で、
ユーザーそのものが少ないスポーツ自転車を毎年完全入れ替えのようなことをしていて
まともに続けられるわけがないことが分からないメーカーがあることが信じられない。

ボスフリーを使うようなスポーツ車もどきの一般車は除外で、
外装8~9段くらいの非ディスクブレーキの「整備しやすい」
値段的にも「買いやすい」エントリー車種は完成車売りするとしても、
生活用途ではない道楽自転車に何十万も払うような人であれば、
本格的な競技向けスポーツ自転車には「全て込みの楽々完成車買い」ではない、
「様々な細かいこだわり」があって然るべき趣味なわけで、
「フレームの形状からパーツの選別も含めて全てフルオーダー前提」にすべきに思えて仕方ない。

ノルマ課して大半を赤字放出させてジリ貧で販売させたところで
付き合い切れない店が増えれば首が締まるのはメーカー自身だろうに・・・。

●お店に気を使う

twitter.com/MS758/status/1199527540802519040
お客さんが何処で買おうが修理しようが自由なのに、お店に気をつかう人が結構居るんだよね。
「あの店主に他で買った事がバレると面倒なんでね」って感じで。
安物自転車を含む生活用自転車であれば、
「正体不明の安全性を確保できているのかすら怪しいパーツ」や
自転車本体であれば「組み付けが無茶苦茶」で
手直しするには大幅な分解が必要なことは「購入者自身の選んだ結果のせい」なのに、
「お金を出し渋り文句を言う」という悪辣な態度に辟易する
という意味では、店主に理解を示すことができる。

言うまでもないが・・・、
「タダで教えてくれ」「タダで工具貸してくれ」「タダで整備してくれ」
「ちょっと点検してくれ、見るだけでいいからネジ締めるだけでいいからタダで」
「(タイヤに損傷があっても)交換せずにパッチ貼りだけしてくれ」
「(酷すぎる状態から)5000円で完全整備してくれ」
とかいう、傍若無人が目に余る非常識人であれば
「店の存続のために」少しは気を使ってくれとは思う。

この場合は、高額なスポーツ自転車関連の話と思われるが、
その店で「世界中の全ての代理店の全ての商品の扱いがあるなら」
「なんでウチで買ってくれなかったのか」という愚痴の1つでも出るかもしれないが、
実際そんなことは絶対に不可能。

「お店の技術は買っているので整備は頼みますが、欲しかった商品の扱いがないので他で買いました」
で文句を言われる筋合いはないという。

修理についても、出先でパンクすることや、
定休日や不在で頼めないことも考えられるわけで、
「ロードサービスを使ってでも必ずウチで修理しろ」とか
「営業日まで待て」とかいう身勝手に付き合うほど
お人よしでなければならない理由もない。

もし、それらを理由に整備を疎かにするようなことがあれば、その店は全く信用に値しない。

あまりにも困った人は断ればいいとは思うが、
自己都合を優先するあまり「殿様商売」に成り下がっている店には関わるべきではない。

●危険と思わなくなるのは事故の元

news.goo.ne.jp/article/kyoto_np/region/kyoto_np-20191123191505.html
宇治市の40代男性は「自転車をきっちり整備し、装備も調えている。よく走る道なので危ないとは感じない」と言い切った。
一方、家族3人でサイクリング中の会社員男性(53)=大阪府枚方市=は
「道が狭くて危ないのは確か。自転車と自動車が共存するためには、互いにマナーを守って走るしかないのでは」
いざというときにブレーキ操作が出来ないような状態にならないような整備は当然必要で、
よく走る道なので予測ができて状況に応じて走行することができるとしても、
「危険と思わなくなったときこそ事故に繋がりやすい」と言えるのではないだろうか。

自転車側も自動車側に慣れて危機意識を持たなくなってしまったり、
元々ロクに自転車を気にも留めないようなドライバーが訪れてしまったときに事故は起こる。

●安さだけが訴求力というわけでもない

president.jp/articles/-/30750
■価格競争は「ルーズルーズ」しか生み出さない
価格だけに意識を集中させることで得をする人は誰もいない。
経済学者は誰も利益を得られない状況を「逆選択」と呼んでいる。
売り手と買い手がもつ情報量に格差がある場合に生じる状況で、
情報をもつ売り手側はもたない側の無知につけこんで劣悪なサービスを提供しようとし、
情報をもたない買い手側は情報をもつ側が提供するサービスに対して悲観的な予想をたてるため、
実際は高品質であるために価格が高いものも、価格に見合った価値があると思わなくなる。
そうして買い手は低価格のものしか求めなくなり、
結果的に市場には、低価格で低品質のものしか残らなくなるという現象である。
こうした状況に陥ると、買い手が手にするものの品質も、売り手の利益も低下するという、
ウィンウィンとは真逆のルーズルーズの結果しか生まれない。

つまり、まず相手が何を求めているかを把握すること、
そして相手とあなたの見解が異なる点を見つけ出すことが大切なのだ。
価格はいくつかある関心事のひとつにすぎない。
価格にこだわるよりも、あなたにはあまりコストがかからないが、
相手にとって高い価値のあるものは何か、
あるいは、相手にはあまりコストがかからないが、
あなたにとって高い価値のあるものは何かを考えるようにしよう。

www.youtube.com/watch?v=WkcfroI5P7s
高額なスポーツ自転車店主界隈からの評判から聞こえてくる景気動向のは話にしても、
「特定ブランドを扱うゆえに販売ノルマ達成のために売るしかない」という
状況から抜け出すために「何をどうすればいいのか」というところまで
考えが及ぶかどうかというのが経営力の差で、
「既存の業態の在り方」に縛られ過ぎて柔軟な考え方ができなければ結局困ることに。
活況ではない事態に陥ったときに考える前に、
変な投資話に乗るようなことではない「多角的な視点」で
「どうやって活用することができるのか」を
「考えて実行できる店」が増えて欲しいのだが、基礎学力以前に
「気付く力」からの応用力が不足していればどうにも出来ないのだろう。

近隣へのCBあさひの出店の例については、(イオンでも量販系でも同じことで)
店員の技術力が低ければ低いほど、その雑整備の自転車の
「手直し調整」によって恩恵を受けることもできるようなので
むしろ「自店の腕が確かであるならば」客を呼び込める好機と言える。
しかし最低限の「会話力」すらない接客力ではどうにもできない面もあるので、
まともに接客力がある人を置くべきなのだが、給与面以前に
そうした必要最低限の接客すらできない店主の店で働きたいかと言えば否だろう。

本格的スポーツ自転車については、景気の影響も然ることながら、
進化という名の下に「規格の壁」に巻き込まれ自滅への道を辿っているとしても
自業自得としか言いようがない気もする。
老舗であっても時代の変化に呼応できる対応が迫られるのは必然。
一方で「一過性のブーム」ということに気付かず、儚い希望を持ち
それが継続的に続くと思っていたとすれば逆になぜ大丈夫だと思えたのか・・・。

「単純に新車を売り修理することだけに粉骨砕身で挑めばいい」ということが
絶対的な安定ではなく「波があることを理解できているなら」
「既存のやり方だけで十分」というはずもないが、
いわゆる「自転車店」の型枠から外れてしまうことに対して
先行きが見えないことに現状を改善できる可能性など全くないと思い込んでしまうのか
「過度に"変化"を恐れている」ように見えてしまう。

●[大阪]駅ビル商店街での走行動画問題

www.j-cast.com/tv/2019/11/15372727.html
「器物破損も人身事故も起こしていないのに悪者扱いは酷いのでは」と言いたいのかもしれないが、
(管理者が憤慨しているという点から見ても無許可と思われるが)建造物内走行したことが問題であって、
「走り方としてのウイリー走行ではなく普通に走行していればセーフ?」という話でもない。
しかし結果的に「悪目立ち」のための「色付け」にはなってしまったのも事実。

軸としては「自転車で走行するための場所として施設を用意しているわけではない」
という想像力が至らなかった点が情けない。

▼マスコミで取り上げられるかどうかについて
「運」も然ることながら
珍獣のような「"分かりやすい"物珍しさ」で選ばれてしまうということまで
知っておくべきだった。
しかし仲間内に裏切られて公開されている?とされる内容での
炎上タイミングについては被害妄想も入っているように見える。

●「自転車自体を悪者として仕立て上げたい思惑」
●「見た目でパッと見て問題行為だということを知らしめやすい」
●「当事者が特定しやすかった」
●「"むしろ無茶苦茶な走行をすることが当たり前"の外国人パフォーマンス動画」ではなかった
●「ありきたりではなく、物珍しい」
●背景にある「暴走車両」への注目度
これらの要素が混じり合って、選ばれるに至ったと見るべきだろう。

一方で、自転車での「車道の右折レーン侵入」
煽り運転に該当する「車間距離保持義務違反」も立派な問題のある行為でも
"分かりにくい"として注目されず、
同じ「暴走」でも、歩道での歩行者に配慮しない徐行無視と一時停止無視は違反なのだが、
"ありきたりな風景"として社会問題にされないことは無視できない話なのだが、
「赤信号」のように"都合よく"無視されているのが現状。
(しかし赤信号無視の自転車への赤切符発行数自体は割合としては多いというデータもある)
むしろ真剣に聞く気のある人が異端なことが問題。
他にも、自転車が「被害者」の記事であればほぼ連日上がっているが、
「加害者」の記事は割合としては少ないゆえに「悪目立ち」する。

それにしても・・・
本当に自転車の競技人口を増やすことが目的で、「映像作品」を撮ることが目的であれば、
全国のショッピングモールに「宣伝のために動画を作りたいと思っているのですが・・・」と連絡し、
ロケハンから撮影日程や撮影方法から施設使用料金などの詳細を相談し、許可を貰って、
ようやく「宣伝のために撮影」という正規の手順をとればよかっただけだろうに、
手軽に「自分達のやり方で競技人口を増やしたい」というのは余りにも無謀。

ショッピングモール内部は無理でも、
立体駐車場を「貸し切りで」坂を駆け上る自転車レースをしている例もあるので、
「敷地内の利用」という点でも、全国各地の施設という施設に
廃屋や廃ビルのような場所も含めて
(当然、安全管理は徹底し事故や怪我があっても一切施設管理者の責任にはしないなど)
走行できそうなところがあれば片っ端から連絡してみるということが先だったのではないだろうか。

一番簡単な方法としては「自分や許可の取りやすい知人の施設や土地」を
自転車仲間だけでの貸し切りで、思う存分撮影していれば
(余程自転車自体が極端に嫌いな人を除けば)文句を言う人はいなかっただろうし、
問題になるはずもなかっただろう。

●話の中身が肝心

twitter.com/MS758/status/1194450032721661952
経済トピックがあってからの流れ↓
twitter.com/MS758/status/1194451450258022402
自分と異なる思想の人であっても確りと意見を聞く姿勢は大事。
それが出来ない人は批評批判するべきではないです。
建設的議論に結びつかないし自分の評価を落とすだけ。
「上から目線の横暴そうな考え方には賛同できないから否定したいだけ」
「中身を理解するつもりはない」
では話の糧にもならず勿体ないというか、
「内容について批判するのが目的ではなく、(的外れな)人格攻撃が目的」に見えてしまうのが残念。

「A:~という状況があります。~が必要と考えます」
「B:お前が言うべきことではない。Aは我々とは立場が異なるから話にならない」
では、話が終わってしまう。

話の"芯"を捉えることで「何かの機会で役に立つかもしれない」など
話の種の1つとして引き出しにしまっておいても損はないと思うのだが、
「心理的など諸々の空きスペースに余裕がない」という場合は難しいのかもしれない。

「話上手よりも聞き上手であれ」とは言ったもので、
世の中色んな考え方の人がいて、だからこそ世界が回っているわけで、
国同士であればお互いの利点を活かして経済等で協力する体制であっても
最終的に関係がこじれれば戦争にまで行き着くし、
そうした弱肉強食で弱者や考えが異なる者を完全に排除する構造であれば、
「常に生き残ることが第一目的」になってしまい、
まともに生活できなくなるディストピアへと向かうことになる。

別の角度から見ると・・・
●中身よりも先に飛びつきやすいタイトルの罠
週刊誌でも小説でも、中身と同じくらい時間をかけて
「"惹きつける"タイトルを決めることが何より重要」という話があるのも
分かるような気がする。次に「表紙や帯」。

同じ文章で同じようなレイアウトのサイトでも、
「タイトルだけでクリック数が違う」ということは珍しいとは思えず。

だからこそ事故のニュースで「安全のためには」
「何を第一に考えてタイトルに入れるべきか」を考えて欲しいと常々思っているものの、
どうにも「週刊誌的感覚」で「珍しいとか、興味を惹く」ことを重点に考えているような
「1次ニュース元としての格の違い」という意識が無さすぎるのかどうか定かではないが、
「表面的にしか物事を捉えることができない」記者と編集者の質の低さには
ガッカリさせられることも度々。
警察発表の時点で「ここがポイントです」とか
「タイトルにするならこの部分がオススメですよ」のように
義務教育レベルの指示をしないと分からないわけがないと思うのだが・・・。

●専門性に特化する必要もないのではという話

twitter.com/MS758/status/1194479021695717376
車でもオートバイでも公道走行主体のなんちゃってな製品があるからこそ競技車両が成り立つんだし。
自転車だって同じことだと思うのだよね。
MTBカテゴリでの「ハイグレードな製品から見ての中/下級グレードの役割」という意味と思われるが、
通販で2万円で売られているような「ボスフリーハブのスポーツ自転車もどき」の
ユーザーの場合、「適切なメンテを施して快適に使うことを目的として乗るつもりはない」
という考え方のほうが多い気はする。
(※一般車やルック車のターニーやブレーキワイヤーも一応MTBカテゴリ)


●[岩手~秋田]と[熊本]サイクルトレインの試験運行

this.kiji.is/563922926148289633?c=92619697908483575
肥薩おれんじ鉄道(熊本県八代市)は5~19日の平日、
乗客が列車に自転車を積み込むことができる「サイクルトレイン」を試験運行する。
各日とも、午前9時~午後4時の上下計18本が対象。
利用者や沿線自治体の提案を受けた取り組み。追加料金なしで利用できるが、
1両につき5台以内(一部車両は2台以内)。
利用者は席に座り、手で自転車を支える。
駅の構造を考慮し、自転車を積み込めるのは八代や肥後田浦、水俣など13駅。
期間中の利用状況を踏まえ、本格導入を検討する。
同社営業部は「買い物やサイクリングが便利になる。この機会に使ってほしい」とアピールしている。

www.hs-orange.com/page418.html?type=top
「ママチャリもOK」なので利便性は高い。
実質「空気を運んでいるだけ」の無駄運行を防ぐ意味でも、
都市部以外での交通手段のスムーズさを確保する意味でも、
これから増えてくる地域は確実に増えると予想。

●[岩手~秋田]
www.sankei.com/life/news/191105/lif1911050019-n1.html
こちらでもサイクルトレインの実証実験。
列車に自転車と一緒に乗れるサイクルトレインの実証実験が5日、
岩手県北上市と秋田県横手市を東西に結ぶ
JR北上線の北上-ほっとゆだ駅間(35・2キロ)で行われ、
北上市の高橋敏彦市長ら8人が自前の自転車とともに乗り込んだ。
和歌山市の危険な実験とは対照的にまともな実証実験を行っていることに安心する。
こちらも写真にある通りママチャリもOKで、近隣への移動や買い物などにも便利に使えそう。

JR盛岡支社によると、通常車両によるサイクルトレインが実現すればJR東日本で初めてという。
1両8台が限度で、段差など安全制の確保が実現の大きなカギになるとしている。
単純に、利用者が少なければ少ないほど危険性は下がるが、
人が増えると接触事故に繋がる危険は増す。

使用できる時間帯や、事故防止に向けての設備や場所の確保から
利用者のマナーや、どのような制限を敷くのかなどの
様々な面から考える必要がある。

●店と客の温度差への答えは「違いの分かりやすさ」があるかどうか

twitter.com/MS758/status/1191619467173715969
「客を選ぶ」「客を育てる」事が大切なんだよね。
個人的には
「(米式すらまともに把握していないような店に関わらないために)店を選ぶ」
「(技術もしくは、挨拶もままならないような)店を育てる」事のほうが先な気もするが、、
単に「会員制」の店が無さすぎるのが問題のような。

会員制を敷かないとしても、
年収で区切るも、レースの実績で選ぶも、知識や理解度でも、
身なりや口調や「一般常識度」でも、とにかく何かの「理由と説明」を添えて、
「大変申し訳ありませんが、当店で対応できるお客様には条件があります」という
全ては無理でも出来る限り困った人達を近づけないような
「分かりやすさ」が欲しいところ。(もちろん「高圧的ではない表現」で)

せっかく時間を作って来店しても
「出来ない」とか「邪険に扱われる」ことが分かっていたら、
最初から無駄な時間をかけないためにも、その店は避けるだろうし、
店としてもそういう相応しくない人が近づかないことに異論はないはず。

簡単な例を挙げるとすれば
「ネジ締め1か所のみのような簡単な作業でも工賃の"下限"は
説明時間込みで1000円からとなっております」
で、安価な作業を求めている人は近づかない。

「通販車の組立は実売価格が5万円以下で一律2万円から」
(ほぼバラして再組立から調整を行います)

「違法状態の車両はその状態から改善不可能な場合は全てお断りします」
(※フル電動自転車に限らず、前後ブレーキ不備、反射板が全て破損、など)

●SNSの活用

twitter.com/MS758/status/1191674130224963584
知らない人が多いとしか思えない内容が多いからこそ、
正しい理解のために周知する意義があるので
一瞬だけ考えたことがあるものの、
「安全のためには車道走行より歩道走行」
「保険加入やヘルメット着用は後回しで徐行や一時停止の徹底が最優先」
「法文の限りでは多数の地域では自動車も含む車両全般への規制として
交通に関する音などが"聞こえるかどうか"でありイヤホン着用走行自体は問題ではない」
「防犯登録は未登録でも罰則なし」
「虫ゴムは業界の罠」「微妙な規格」
「問題店の特徴色々」
「ママチャリはメンテもロクにせずに壊すのが世間の常識という異常さ」など、
全方位に敵を作る話題を慮って差し障りのないように意図的に避ける気がないので
面倒そうな人達が湧いてきそうなのが耐えられる人でない限り無理。
当然、誤解を与えたいわけでもないので、
本質的な中身を理解することなく「内容はどうでもよくて単に煽って遊ぶのが目的」
のような人達とも感性が違うので難しい。

●課題六重奏(子乗せ・無料罠・傘・店外陳列・サイト・実質原付)

【1】パナソニックEZ「チャイルドシートは取り付けできません。」
cycle.panasonic.jp/products/elz/#pointTabs3

gramho.com/media/2087474287085980916
他店で断られたチャイルドシートの取り付けも当店では安全・安心にご使用いただけるように日々ノウハウを更新しております
タイヤ・荷台・スタンドなどを交換すれば対応可能になるわけでも、
走行方法の改善や使い方だけでカバーできるようなものでもなく、
「強度などの観点から"フレームの構造上"取り付け禁止」に設定していると思われるが、
「フレーム自体のパイプ強度を上げるために各所を溶接で増強し」取り付けているのだろうか。
「オシャレは我慢」とかいう話でもないのだが・・・親を選べない子の無事を願うのみ。

●BSカタログでの「マークローザM7へのチャイルドシート」対応可否
www.bscycle.co.jp/digitalcatalog/sogo/HTML5/pc.html#/page/50
【フロントチャイルドシート・・・×】
【リアチャイルドシート・・・×】

cycleparktomy.com/archives/12969
ベース車輌はブリジストンのマークローザ M7。
に前後子乗せ取り付け。

それ以前に、チャイルドシート販売店でも
eurobox.jp/fitting/#city
旧名のマークローザミニだが前後取り付けできるような表示がある始末。

■条例「大阪府道路交通規則」では・・・
www.pref.osaka.lg.jp/houbun/reiki/reiki_menu.html
▼第14編 警  察
  ▼第5章 交  通「大阪府道路交通規則」
第11条 法第57条第2項の規定による軽車両の乗車人員又は
積載物(積載装置を備える自転車及び自転車により牽引されるリヤカーの積載物に限る。
以下この条において同じ。)の重量、大きさ若しくは積載の方法の制限は、
次の各号に掲げるとおりとする。
(1) 2輪の自転車の乗車人員は1人を、3輪の自転車の乗車人員はその乗車装置(幼児用座席を除く。)に応じた人員を超えないこと。
ただし、次のいずれかに該当する場合は、この限りでない。
ア 16歳以上の運転者が幼児(6歳未満の者をいう。以下同じ。)1人を幼児用座席に乗車させる場合
イ 16歳以上の運転者が幼児2人を幼児二人同乗用自転車(運転者のための乗車装置
及び2の幼児用座席を設けるために必要な特別の構造又は装置を有する自転車をいう。)の幼児用座席に乗車させる場合
【幼児二人同乗用自転車】の【必要な特別の構造又は装置を有する】
必要な特別の構造は適したフレーム構造と強度を示しているとして
「又は装置を有する」だけを見れば、
クラス25リアキャリアさえあれば、フレーム強度を無視してでも
前後取り付けしても法的には問題ないだろうという感覚なのだろうか。

パナやBSだけに限ったことではないが各種メーカー(輸入販売代理店)も
「売れないよりは売れたほうがいい」という理由で消極的な対応に回っていると
「"取り付けできません"と明記しているから大丈夫」だけでは済まない
大変なことになるということまで考えているのかどうか。

「技術講習会に参加できない店には一切卸しません」くらいの強気の姿勢でいいのではとも思ったが、
更にネットでの本体販売を禁止したとしても、チャイルドシートだけネット購入、本体は量販で購入し、
取り付け依頼を安請け合いするような店が存在する限りは、
結局は事故が起きないように願うしかないのだろう。

【2】パンク修理無料の落とし穴
gramho.com/media/2168658540414399980
ある本を教えていただき、内容に感銘を受け、熟慮した結果、当店こうなりました
パンク修理、無料です
他店購入や当店購入に関わらず無料です
増税、コスト増、いろんな値上がりが世の中あるのに無料です
これからもよろしくお願いいたします
親切な店のイメージ作りから宣伝効果が見込めそうに思えて
「恩を仇で返す」という言葉があるように、期待通りの反応になるとは限らない。
「パンク修理は無料。但しタイヤもチューブも交換になれば(当然のことだが)有料」と言った後、
「過度に無料であることを期待するような者達に対して」
説明の時間をとらされることになったとしても何ら面倒ではないのだろうか。

twitter.com/MS758/status/1191625529591418881
こちらでも似たような感想があったので貼っておこう・・・。

他にも周辺の同業他店に客から「あの店はパンク修理無料だった」という話が広まれば
余計な軋轢を生むという弊害も予想できる。

ありがちなケースとしては、どう見てもチューブもタイヤもボロボロで交換が必須なのに
「無料だからいいだろう」と何度もパッチ貼りを強要するケースも想定できるが、
威圧で黙り込ませるだけの自信があるとしても
「結局はお互いストレスや気まずさが残る」ような。
実感できないとなかなか想像できないのかもしれないが、
現実を知ればそのうち撤回しそうではある。

【3】気象状態によってはOKという条文は存在しない
cycleparktomy.com/archives/15537
便利だからと言って雨風が強い日にかさキャッチを利用してお出かけするのは危険なので絶対におやめください。
cycleparktomy.com/laws
「大阪府」

■条例「大阪府道路交通規則」では・・・
www.pref.osaka.lg.jp/houbun/reiki/reiki_menu.html
▼第14編 警  察
  ▼第5章 交  通「大阪府道路交通規則」
(※傘の大きさでの積載違反云々よりも、直接的に傘差し運転が禁止の条文があるのでこちらを優先)
第13条 法第71条第6号の規定により車両等の運転者が遵守しなければならない事項は、次に掲げるとおりとする。
(2) 傘を差し、物を担ぎ、又は物を持つ等視野を妨げ、若しくは安定を失うおそれがある方法で自転車を運転しないこと。
「雨風が強い日以外ならセーフ」という例外条件は、残念ながら存在しない。

日傘用途で晴天に使うとしても大型車やビル風など
急な強い横風で不安定になる「危険性がある=可能性がある」時点で
少なくとも大阪府の
この条文を見る限りでは「法的には取り付けての走行することは不可」なのだが・・・、
警察がまともに取り締まりをする気も、適法になるように条文を改正する気もないので
現状では「単に無法状態と化している」だけ。

※但し、手押し状態=歩行者状態なら違法性は全くないので
「手押し車やシニアカーへの取り付け用途で販売するのであれば」何ら問題なし。

※自転車に取り付けるとしても「降りて自転車を押しながら歩いているときしか使わない」のであれば
歩行者になるので問題ではないが「走行」の時点で問題になる。

【4】店外陳列
googleの店舗外観写真では(2015年にはなっているので現在の状況は定かではないが)
「歩道陳列」をしているのも気になる。
今でも同じとすれば、歩道を使う陳列方法は如何なものかと。
単に行政指導が足りないだけか、実は許可を得ているとか私有地?

■道路法
elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=327AC1000000180#245
(道路の占用の許可)
第三十二条 道路に次の各号のいずれかに掲げる工作物、物件又は施設を設け、
継続して道路を使用しようとする場合においては、道路管理者の許可を受けなければならない。

六 露店、商品置場その他これらに類する施設

【罰則:1年以下の懲役or50万円以下の罰金】
第百二条 次の各号のいずれかに該当する者は、一年以下の懲役又は五十万円以下の罰金に処する。
一 第三十二条第一項又は第九十一条第二項において準用する第三十二条第一項の規定に違反して
道路又は道路予定区域を占用した者

■参考までに国土交通省の不法占用対策
www.mlit.go.jp/road/ir/ir-council/senyou_bukai/pdf/2.pdf
○行政指導 → 監督処分 → 行政代執行
【概要】行政指導を実施し、従わない場合には監督処分を実施。履行がない場合に行政代執行による除却を実施するもの。

○罰則(道路法§100①Ⅰ)
【概要】不法占用者に対して、1年以下の懲役又は50万円以下の罰金を適用するもの。
上記の通り道路法の罰則を適用することも可能になっているが、
現実的には行政指導がメインの繰り返しになるのだろう。

大概、交通事故現場でもそうだが、「実際に事故が起こらない限り」
対応は極めて消極的で期待できないと思っていないと疲れるだけ。

【5】サイト
大抵のブログでは一覧に何があるのか文字でなんとなく分かるが
このブログの一覧表示では画像だらけで逆に何があるのか分かりにくい。
表示情報が少なくカーソルを置いて表題を確認してもよく分からない。
www.instagram.com/cycleparktomy/
インスタ形式での「雰囲気重視」ということなのだろう。
gramho.com/location/サイクルパークトミー/625738347631011
記事が一部載っていないが、こっちの全体表示版で確認すればいいだけかもしれない。

▲【6】「実質原付きの自転車もどき扱い」
ナンバープレート取得までの手順説明から各種必要な装備品まで
わざわざ手間をかけてでも揃えてくれるのだろうか?



●サイクルモードの出展ブランド数の推移(2019)

サイクルモード2019出展者数
(20件×15ページ)+2=「302」
www.cyclemode.net/brand/index/page:15
584(2012)→485(2013)→405(2014)→324(2015)→285(2016)→283(2017)→274(2018)→302(2019)
個別ブランドの詳細より、総数などの傾向から業界情勢が分かるので毎年興味深く観察できる。
スポーツ自転車ブームの終焉と言われつつも、
新たな需要の掘り起こしに向けてなのか少々地方自治体や
よく分からない海外ブランド勢も参加で、減少傾向に歯止めがかかったようだ。

●質の向上を目指す意味はない?

twitter.com/sosotakei/status/1186175671808098304
『活動や商品、サービスをより高い価格に設定し取引をして満足を提供する』事を教える前提が無いことも一因かと思う
自転車でいえば「生活の足として自転車への価値観」が
「買ってからは何もしない」「パンク修理以外の修理が必要になったら廃棄する」ような
極端な無頓着を常態化させてしまったために、
店としても一般車を
「"故障しないように"メンテナンスや性能維持を提供する」ことを
完全に諦めて放棄しているように見受けられる。

(「売れればいい・買えばいい」で高額商品に注目させ、
最終的に訪れたスポーツ自転車ブームの終焉をどう見ているのだろう)
ブーム以前に「生活自転車」「メンテ」「快適」「安全」をキーワードに定着できていれば
今とは少しは違った自転車への景色が広がっていたかもしれない。

「無頓着にならざるを得ない価値観しか持ち合わせていないユーザーしかいるわけがない」
と思い込んでいる店では
「(液剤やタイヤの質だけに頼らせるような手口ではない)パンク"予防"」を
商材にすることなど「夢のような話」と考えてしても不思議ではない。

そしてまた安物自転車が、酷い扱いで持ち込まれても
買い替えを持ちかけるか、達観して淡々と作業するか内心で愚痴るだけなのだろう。

土の中に金塊が埋まっていることは考えにくいとしても、
埋まってる砂金を掘り起こすだけの意味があると考えない人だらけ
という現状には疑問しかない。

働き方改革が叫ばれる中で教育面でも未だに「従順な労働奴隷者」を作り出していては
その奴隷を支配している層が得る甘い汁さえ減ることになるとは考えないのだろうか。
「無駄会議を初めとする労働効率の低さ」も
「仕事をしているというだけの中身のない仕事」も
単純な学力だけではない「根本的な思考力や応用力」を育てて来なかった責任は重い。
現場単位での「教師の質」を改善できなければ
教育の質の向上など期待できるわけがないのだが、
そうすれば過重労働で潰れ、結局は教育の限界が露呈するだけという。

「労働者はこうあるべき」という形だけを必要とする社会形態そのものに
問題があると言わざるを得ないが、
まずそれを崩す道具を作るための土壌作りすら期待できそうもない。

●実情としては厳しい自転車スポーツ人口の増加

twitter.com/MS758/status/1186469053478555648
むしろ元々はひ弱だったかもしれない男達のメンタルを
社会的な立場の低下に伴って見下すようになり
相対的に女性が強くなってしまったがためにパワーバランスが崩れてしまったようにも見えるが、
結婚前はともかく、昔から「かかあ天下」なんて言葉はあったわけで、あまり関係ないようにも思う。

どちらかといえば、世の中便利になりすぎて「共同体としての1つの家族」という形態の
必然性が弱くなっただけかもしれない。
SNSの普及によって「牽制しあう姿を見ていて寛容さが低くなった」というのもありそう。

それに男女どうこう以前にスポーツでいえば・・・
今でこそ表向き暴力指導禁止が叫ばれるようになってきたものの、
依然として人格まで否定するような圧迫指導が常態化しているだろうという点が否めない。
強くなるためにはそのような指導のほうが合理的だったり、
今でも蔓延するTPOを弁え先輩を敬うことの「度が過ぎた」
「体育会の社会的な礼儀」を身につけさせるためという役割(名目)で
部活動が存在している側面もある以上は、
スポーツ=楽しく健康づくりに活かすではなく、
若年層の頃から「辛い、厳しい、楽しくない、面白くない、(人間関係やルールも含めて)煩わしい」
という「負の感情を植え付けられるには十分すぎるほどの素材」という認識しかない人達にしてみれば、
広く一般にスポーツへの参加を呼びかけられても
「拒絶反応しか示せない」というのが実情だろう。

www.bengo4.com/c_23/n_10276/
それでも部活動であれば(加入を強要される"脅迫"がなければ)選択の余地があるだけマシで、
こうした学年全員参加が前提となるような組体操のようなものを
危険性を散々指摘されていても「身の安全より皆の感動共有こそ美徳」としてしまっている以上は
運動=危険で怖いというイメージが刷り込まれてしまっても何ら不思議ではない。
もし「参加は希望者のみ」という選択肢が用意されたとしても、
参加しない者を認めず"意気地がない"として除け者にするのが関の山。

子供達が自由に遊ぶという権利を奪うとしても
危険な遊具が全国から消えて行っている現状でも、
教育現場や親でも「安全よりも大切なことがある」などという理屈から
依然として時代の潮目を読まなければこれからも犠牲者は消えることはないだろう。

それに「美容と健康」や「無理のないところまで体作りのため」という
分かりやすい目標があっても、ジム通い未満の自宅筋トレでさえ
そのために使う「時間も精神的な余裕も体力も全くない」とすれば、
せいぜい「スポーツとは話題になっていれば取り残されるのを避けるために情報を得るだけ」
という人達だらけというのも已む無し。

自転車に限っていえば「機材スポーツ」で導入コストがかかりすぎるのが明らかに高すぎる障壁。
「生活や子育てとして明確にビジョンのある用途」であれば電アシに10万以上というのはあるとして、
続けられるかどうかも分からないママチャリとは乗り方も降り方も管理方法も全く違う
「得体の知れない乗り物」に10万以上ポンと出せる人が多いわけがないという。
そのうえ、車道走行になれば転倒から怪我や事故のリスクも必然的に上がる。

たとえ「スポーツ自転車風の一般車」でも数万円はかかるだけでなく、
まともに性能を維持するためには定期的なメンテも欠かせないわけで、
「スポーツ用途では手間がかかる」として一般人からは敬遠されるには十分な理由。
(生活用途であれば錆び錆びボロボロでも移動できればそれで構わないという人もいる)

一方では初期投資が少なくて済む市民マラソンレベルであれば、それなりに活況という印象が強い。
社交ダンスやヨガもスポーツに含めるなら始めるも辞めるも楽で
余程無理をしなければ怪我のリスクも少ないので薦めやすいのはある。

●「調整」と「調節」の違い

「正す」のが調整なので、初期整備も含めてガタを手直しする場合は「調整」で、
その調整済みの自転車の細かい精度を更に向上するために弄る場合は「調節」になる。

●価格・値段・料金・代金などの違い

paraft.jp/r000016001349
一方「価格」は、物やサービスの価値・値打ちを金額で表したもの。
値段という言葉にも置き換えられ、買い手側、売り手側の両方が使います。
ただし値段の方が主観的な目線が入っているニュアンスがあるので、
ビジネスの場では価格という方が無難でしょう。
「値段」はどちらかといえば口語や日常会話的な言い回しで、
文章に使う場合は「価格」を使うのが相応しいようだ。
例:「この商品の"価格"はおいくらでしょうか?」では確かに違和感がある。
反対に「今度新発売する商品の希望小売"値段"は●●円です。」とは使われない。

「代金」は運送などに使われる際のお金に使われるのがメインだろうか。
電気ガス水道には代金ではなく「料金」が一般的。

料金にかかる「サービス」は「無償提供」のような意味も含まれるので
技術や修理であれば直接的に表現しないとトラブルになりそう。

例:当店お買い上げの方であればサービス料金となります。

●「売ることだけ」ではなく「まともに整備できる店」を増やすべき

twitter.com/MS758/status/1184373063120343040
そもそも小売りってのは資金力がモノをいうので、その力に限りがある個人事業主は、
あまり仕入れ代や場所が必要とされない修理業へシフトしているだけ。
なので今後はディーラーで買って、腕利きの個人店へ持ち込んで調整するって流れになると思うよ。
資本差が歴然なのに価格勝負の過当競争に挑むようなことをすれば痛い目を見るのは明らか。
まともな店は、そういう売りっぱなしや雑整備の店と
「何がどう違うのか」を「分かりやすく提示」することを放棄した時点で負け。

無論「生活の足であるママチャリにそこまでの性能を求めていない」ために
「安ければそれでいい」という層のほうが多いというのはあるとしても、
そうではない「長持ちさせたい」という需要の掘り起こしが足りない。

twitter.com/MS758/status/1184374872190775296
メーカーは取引契約の緩和だけでなく、取引契約の無いところへの部品供給をやった方が良いよ。
未だにノルマだのを課して「商品を売ることを強制し」
「技術屋(整備屋)」の首を絞め続けていれば
結局メーカーとしても自前で整備士をより多く抱える必要があったり
出張費が嵩むだけで困るだけのように思うが、
最終的には全てユーザー負担にすることで
「故障=廃棄」で使い捨てにしたいのだろうか。

●他店での問題のある対応例

ameblo.jp/schonkm/entry-12536343466.html
他の店に相談したら特殊なサイズのタイヤだから時間が掛かると言われたそうです。
本当にその店員が言っていたのかどうか分からないが
【47-406(20×1.75HE)】は406(20インチHE)の代表格。
「特殊なタイヤ」と言い切れるのは今や希少種のBEタイヤや実質モールトン専用の17インチくらい。
せめて571(650C)、22インチ(HE/WO)か、507(24インチHE)、ファットバイクタイヤであれば分からなくもないが。
ん~、、、どこからどう見ても当店では一般的なサイズにしかみえません。(-"-;)
タイヤの在庫ないと思われていたようですが、常時在庫のサイズです。(;^ω^)
その問題店は406の標準幅タイヤすら持っていなくてどうやって修理が成り立つのだろう。
「鮮度が落ちるからタイヤは一切在庫していない」という営業方針でもなさそうだし。

問題はむしろこっちだろうか。
虫ゴムの無いバルブへ変えたいとも相談したら、口が特殊だから無理との事。(「・・)ドレドレ..
ん~、どう見ても普通の英式です。コチラも常時在庫してますのでご安心を。<(_ _)>
「スーパーバルブ(底閉じ型)であれば不具合が起こりやすいから薦めていない」という親切心などではなく
「MPプランジャー(底ゴム型)に付け替えられると修理が減るから困る」と本気で思ってそう。
文字通りの「底なし型」は正体不明なので知らなくても仕方がないとは思うが、
恐らくシュワルベの英式バルブコアなど見たことも聞いたこともない存在だろう・・・。
「エアチェックアダプターで米式化できる」など嘘のような話と思うに違いない。

万が一にタイヤ在庫があってパッチ貼りやその他の整備が完璧にできる店であったとしても、
このような知識の無さでは・・・。

●物の見方

www.mag2.com/p/news/419127
「主義主張をにじませて報道するマスコミを情報源にしていたら、まず事実をフェアに見ることはできない。
私が興味を持つのはファクトのみであって、マスコミの意見ではないのだ」。
極論で「マスコミが全て不要だ」というつもりはないが、
印象操作によって、「本来伝えなければならないこと」
「意図的に隠す」「気付かせないようにする」という手口には
常に警戒しなければならない。

特に「事故」「交通啓蒙活動」記事で
徐行や一時停止を守ることが事故防止に直結するとは
なぜか考えが及ばないようで、殆ど見かけることはない。

交差点の事故を減らしたくはないのだろうし、
自らの身に危険に及ぶ恐れがあるとは微塵も考えたことがないのだろう。

一方で、優先すべきではない内容を強調し、民衆を欺き扇動・誘導しようとする。
基本的には「公共の利益などではなく、自己満足の媒体に成り下がっている」として
何事でも少し引いて読む癖をつけておきたい。

【ネットの情報は嘘ばかり】で【大手メディアの発信する情報には間違いがない】
【ネットの情報は真実しかない】が【大手メディアの発信する情報は嘘だらけ】
どちらも間違い。
本来、各メディアで省みることも必要だが、二極論で語られやすいのが問題。

主義主張も含めて「正しい情報もあれば誤った情報も含まれる」と見るべきだろう。

●行動を改善させるための策

toyokeizai.net/articles/-/304857
「~しなさい」と言わずに子どもを動かす"秘密"
これは交通安全に限ったことでもなく、
空気入れの習慣化を促してみたり、
通販での自転車本体購入のデメリット
英式バルブ(虫ゴム)のデメリットなどを理解させるためにも重要。

「~しなきゃダメ」「~しなさい」と子どもにガミガミ言い続ける親御さんたちへ、
ぜひ伝えたいことがあります。
勉強、生活習慣、身の危険などに関することで子どもの行動を変えたいのに、
何度言っても変わらないとき、それは親のアプローチの仕方が間違っているのです。
子ども本人が納得して進んでやり始めるための、もっといい方法があります。
「(300kpa基準で7~9月を除き)1ヶ月に1回空気を入れなさい」
「徐行や一時停止を守りなさい」など、どれだけ親切心で言っても
言われた当人に聞く気がなく納得もしていなければ
行動が改善することは絶対にありえない。

中学生の長男がスマホを見ながら歩いたり自転車に乗ったりするのが心配でなりません。
再三注意したのですが、なかなか言うことを聞いてくれませんでした。

実際に事故が起きたときの映像、”ながらスマホ”で視野がどれだけ狭くなるかを再現した映像、
事故を起こした人のインタビューなどで構成されていて、とても説得力のある動画でした。
動画サイトで見つけた”ながらスマホ”の危険性について啓発する他の動画も2つ見せました。
見終わった後で感想を聞いてみると「別に……」とそっけない返事でしたが、
「父さんとしては心配になるんだよね」と言っておきました。
すると、その後の長男の行動に変化があり、
一緒に登校する妹の報告によると、登校中の長男の歩きスマホが激減したそうです。
この文章自体が啓発目的としての「創作である可能性」も否めないが
ここで注目すべきは「どのような動画を見せたか」よりも、
「誰が、どう見せ、どう説得したのか」という点。

授業の一環で交通教育と称して年1回もしくは3年間で1回のみ
主に講演などで「実質的に稼ぐことが目的」の人達が訪れ、
「半強制的に参加させ見せるだけ」では
全く効果がないとは言わないまでも、
必ずしも改善が見られるとは思わない。

それでも「学校自体に絶大な信頼を寄せている"珍しい人"であれば」
説得力があるとして、大幅に改善するだろう。
しかし、学校側の事なかれ主義の一環で、
教育委員会等の「お上から言われているから従って開催しているだけ」と
映れば、「若干リアリティのある劇や映画を見せられているだけ」に過ぎない。

一方で「身近で(赤の他人の教師などよりはある程度)信頼できる親族」であれば、
毎日のように顔を合わせ生活する「共同体」として、
「(学校などよりは)真剣に物事を聞くに値する」という評価から、
理解・納得し、行動を改善変化させる可能性は高くなるのは当たり前。
(無論「家族関係が崩壊していれば無駄」というのは言うまでもない)

子どもにやってほしいことがあったとき、その必要性や大切さを子どもが
【理解できるように】教えてあげることが大切なのです。

子どもも心から納得すれば、自らのやる気が高まって、けっこう自分から進んでやるようになります。
納得度とやる気は比例するというのが私の結論です。
口だけで「○○しなきゃダメ」と叱り続けるより、よほど顕著な効果があります。

手洗いをする前の手と、せっけんでしっかり洗った手を比べた写真も効果的です。
特殊なライトを当てて撮影した写真で、洗う前の手がどれくらい汚れているかがわかります。
その後で効果的な手洗いの仕方を説明する動画を見せ、
その洗い方で【実際に洗う練習をすると】大きな効果があります。

ただ口だけで「手洗いとうがいしなきゃダメでしょ」と叱っているだけでは、
なかなか実行に結びつきません。
親や先生がいるところではやったとしても、いないところではやりません。
【その必要性を本当には納得していないから】です。

ぜひやってほしいのは、実際に子どもがよく通る道や通学路などを親子で一緒に歩いてみることです。
危険なところを見つけ、注意すべき点や安全のための対処法をその場に即して教えてあげましょう。

実際の現場で具体的に教えると、非常に大きな効果があります。
「ここで飛び出したらどうなるか?」と想像させたり、
横断歩道の位置を確認したりすることも大切です。
小さい子の場合は、「右よし・左よし・右よし・渡ってよし」と確認してから
渡る練習を繰り返して、身体で覚えるようにすることも大切です。
(1)動画を見せる前にまず実際の道路状況を確認する
どんなに間違っていても分からなくてもいいので「考えさせる」ことが大事。
(より心に深く刻み込むには、考える力を奪ってしまうような
「最初に答え」を与えてはいけない)

(2)次に正解を教え、どうしたら安全に通行できるのか
「明確に・具体的に」 (いきなり正解ではなく"解き方のヒント"を与えることも必要)
「自己満足で"教えたつもり"にならないよう噛み砕いて"受け入れやすい方法で"」教える。
その際子供であれば「キャラクターや好きなものを取り入れる」方法もある。

(3)最後に「反復学習の意味」で動画を見せる
途中で動画を一時停止させ「このあと何が起こるのか」を予想させ、
頭の中で映像をイメージする力を育てる。

つまり、
「(自分自身に降りかかるという悲惨な)イメージが想像できなければ実行できない」として、
「事故の瞬間の1秒後から、怪我をした後の数日後を"予測させる"」という
「丁寧に順序立てて」理解を促すという手法。

(4)更に「記憶/行動」定着を強化するのであれば、逆に「教えてもらう」
自らが教えることで自信と納得を深め、行動を実行させやすくなる。
当然、知っていてもオーバーに(どこかの喋り接客のプロのように)
「そうなんだ!」「すごいねよく知っているね!」のように共感することで
「知っていることをより強く自覚させる」ことが出来る。
子供などが、相手より上手に理解しているつもりで
「実際には納得させられている」のだが、気づかないうちに
身についてしまっているという。


●増税前の駆け込み需要?

cs-shinwa.sblo.jp/article/186567794.html
補修や新車購入も含めて、「生活向け自転車(特に電アシ)に関しては」
各所で俄かに活気づいているような気もする。
(元々過疎地・周囲に悪評が広まりきっているような店は除く)

実際に得をする方向としては、
どこで → 「"接客も含め"情報量と技術のある店員のいる店から買う(直す)」か、
何を → 「利用したい期間や用途に応じた車種や適切なパーツ交換前提の補修を」
そして
「(日常のメンテや走行方法など)どれだけ故障しないように扱うことができるのか」
が重要なのだが・・・、

大半の「情報を集めようとも思わない人々」は
「テキトーになんとなくで」「どれだけ安く買える(直せる)か」だけで選び、
それが「安物買いの銭失い」で、
やはり断続的に手間もお金もかかるということになるのだろう。

●通称「多摩川河川敷サイクリングコース」を名称変更

「多摩川河川敷サイクリングコース 実は歩行者優先です」
www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/list/201909/CK2019091702000113.html
「遊歩道であること」を認識できず、歩行者優先で走行できない(しない)ような自転車乗りを
徹底的に糾弾排斥するような雰囲気から「自浄作用」があれば、
サイクリングロードという名称を外され
「結果的に肩身が狭くなる」ようなこともなかったのだがもう手遅れ。

実は、歩行者優先です-。川崎市内の多摩川右岸に整備されている「サイクリングコース」が、
その名称ゆえに自転車優先という誤ったイメージを持たれかねないとして、市は新たに愛称をつけることを決めた。

愛称を募集するのは、幸区・多摩川大橋から多摩区菅(すげ)の東京都稲城市境までの
「多摩川サイクリングコース」(全長二〇・二キロ)、
川崎区の殿町三丁目から鈴木町までの「多摩川河口青少年サイクリングコース」(同三・五キロ)。
最優秀作品を両コース共通の愛称にする。

多摩川をイメージさせつつ、「歩行者と自転車など、
さまざまな利用者が安心・安全に利用できるコースであることを連想させる愛称にしたい」と市の担当者は説明する。

市によると、サイクリングコースは歩行者も自転車も利用できる遊歩道
自動車やオートバイは走行できない。事故防止のため、コース路面に「歩行者優先」と明示するとともに、
歩行者も自転車も左側通行をするよう呼び掛けている。

「猛スピードの自転車にはねられそうになり、追い越しざまに暴言を吐かれた。
サイクリングコースという名称をやめてほしい」。市の市民オンブズマンに二〇一八年度、そんな苦情が寄せられたという。

市はこれを受けて、歩行者優先などの路面標示を六カ所設置するとともに、
コースの一部で二メートルだった幅員を三メートルにする工事も実施。さらに、愛称の募集を検討していた。
路面標示・拡幅・名称変更だけでモラルが向上できれば良いのだが、
(今後の状態として「完全に歩行者・自転車走行部分の分離」を徹底するつもりがない場合)
特に変わりなく今まで通り利用者に問題行動が頻発してしまえば、
車止めや路面を凸凹加工するなどで「強制的に減速させるような物理的な障害物」を設置するしかなくなる
という危機感があるのかどうか・・・。

自転車優先との誤解を招かないように工夫した先例が、東京都府中市にある。
市内の多摩川左岸に整備された「多摩川サイクリングロード」を、
歩行者と自転車利用者が共存する空間として「府中多摩川かぜのみち」に変更した。
すでに変更されている場所もあるようだ。

関連●[福岡]スケボー族への対策
headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190920-00010000-nishinp-soci&p=1
職員や警備員が近づけば「死ね」と悪態
3年前から、夕方になるとスケボーを抱えた若者たちが現れ、
近くに休憩している市民がいてもわが物顔で滑走。自転車で曲芸の練習をする者もいて、
いつも明け方まで騒ぐという。事故の報告はないが、「ぶつかりそうで危ない」
「通行の邪魔」と苦情が相次いでいる。
職員や警備員が近づけば「死ね」と悪態をつき、警察官の注意も一時退散でかわす。
そこで最近、ゴムマットを設置したわけだ。
効果はどうか。夜間に訪れるとスケボー族はいた。マットの脇を滑走したり、ターンしたり、
ボードごとジャンプしたり。周りには日中以上に多くの市民がいた。区役所の担当者は肩を落とし、意外な言葉を口にする。
 「7年前のリニューアルで平穏を取り戻した結果、彼らを引き寄せたのかも。周りに人が多いほど熱くなるから」
スケボー族対策としてゴム板を設置したがさほど効果はないようだ。
こういう狭い範囲であれば「公園のド真ん中に派出所を作る」だけで済むように思う。
もしくは迷惑防止条例のように、具体的に「日没後は禁止」として定めるなど。

●[群馬]「狭窄(きょうさく)」で車の速度を抑える通行を促す社会実験

news.goo.ne.jp/article/jomo/region/jomo-116075296.html
前橋市の「群大附中(ふちゅう)通り」で、同市は17日、
車道の2カ所に道幅の狭い部分「狭窄(きょうさく)」を設け、車の速度を抑えた通行を促す社会実験を始める。
安全面で考えると、生活道路で速度を出しやすくしておく必要性はないため、
「物理的に走りにくい状況に追い込む」ことで、
減速を余儀なくされるというのは良い対策といえる。
イメージハンプや凸凹加工を施すような対策も組み合わせることで
より安全な走行を促すことに期待できる。


●「無料空気入れの設置」は是か非か(追記9.22)

twitter.com/fiction_cycles/status/1165952468687020032
様々なケースが考えられる。
【1】無料空気入れを設置し、店内で適正量充填も自店購入車に限らず無料
【2】無料空気入れを設置し、店内で適正量充填は自店購入車のみ無料
【3】無料空気入れを設置し、店内で適正量充填は自店購入車に限らず有料
「無料空気入れを設置する」ということは勝手に使われた結果いつの間にか「壊される」ことも織り込み済みで、
イチイチ時間をとられるくらいなら「補修費用を売上の利益を削ってでも提供する価値がある」と判断していることになる。

【4】無料空気入れは設置せず、店内で適正量充填は自店購入車に限らず無料
【5】無料空気入れは設置せず、店内で適正量充填は自店購入車のみ無料
【6】無料空気入れは設置せず、店内で適正量充填は自店購入車に限らず有料
4~6は「接客重視」。またはポンプを「商売道具」として無闇に壊されないように活用。
特にヒラメのポンプヘッドを取り付けているような場合は安易に貸し出すというのはさすがに止めた方が良いかと。
但し、先に来店者が居たり作業がある場合でも面倒なことにならないように状況に応じて柔軟に対応する能力も必要。

個人的には「空気は入れとけば量なんてテキトーでいい」という「悪しき慣習」
「無料空気入れの設置」に象徴されていると思われる。

基準の存在しない人が、そのタイヤに相応の空気圧量を適切に判断して
適切な頻度で空気充填できるわけがないことを「大した問題ではない」と考えていることにもなる。

自店購入者へのサービスという場合でも、
「置いているポンプを勝手に使えば?」ではなく
プロが判断して適切な空気量を充填すること」の意味と意義を
面倒と思わずに説明することを怠っていれば
結果として空気圧の正しい理解が進まず、
習慣化も身につかず、大抵は空気圧不足でのパンクを引き起こし
そういうノーメンテ主義ユーザーの無頓着を飯のタネにするような方向が
当たり前となってしまうのではと危惧する。

いくら善意で置いていても「盗まれる」とか「壊される」というケースもあるようなので尚更、
安易な設置は多くの利用者にとっては本来望ましい状態とは言えない。

そして表向きは「困ってる人に親切にするために提供している」としても
「あの店に行けば空気入れを借りられる」以降に、
その後の「購入や修理や補修」に繋がるとは考えにくい。

何しろ「重要な説明のための接客を軽視」=「まともな状態」を教える機会を"自ら潰している"のだから。
「タダで借りられる空気入れが置いてある」以上の存在になるとは考えにくい。

情報の聞き取りから「(英式であれば)米式化後に適正量を適正な頻度で充填すること」のような
その後のメンテナンスの機会に繋げるための
接客機会を積極的に掴み取らなければ
「まともな自転車への理解」は何も始まらない。


https://w.atwiki.jp/longmemo2/pages/129.html#id_34653287
仏式バルブの場合は出先で仏→米アダプターを使っても↑にあるように難があり、
仏→英アダプターでも元々の構造上仏式向けではないので高圧に対応しているとも思えないので、
CO2か簡易空気入れをどうしても常備したくないのであれば、
「例え有料であっても」自転車店に頼んで充填してもらうしかない。

「訪れるユーザーが仏式ポンプに手馴れているとは限らない」ので、
「ポンプを壊されるリスクを負ってまで貸し出しはできない」という
店の事情を汲み取って欲しいとは思うが・・・、
そこまで思いやりの心がある人が多いとは思わない。

だからこそ、貸せない場合、店側から(理不尽な悪評被害対策としても)
【せっかくここまで来たのに、なぜ困っている人を目の前にしても貸すことができないのか】
に対する
「事情の詳細説明」をすべきだろうと思う。
例:
「大変恐れ入りますが、当店ではポンプの貸し出しは行っておりません。
以前気軽に皆さまの手助けになればと貸し出していたとき、
ポンプを壊されたことがあり、大変なトラブルになったトラウマがありまして・・・
そういう事情から以降は無料有料問わず、全ての方に対して
道具の貸し出しというのは残念ながら行っておりません。
もしよろしければ、有料(具体的な値段提示)にはなってしまいますが
私が空気充填することは出来ます。如何いたしましょうか?」
と説明すれば大半の常識人は理解してくれるはず。
一方で、説明に全く納得せず
「俺は壊れねえように使うからとっとと貸せ」のような態度であれば
あとは、(念のため被害が出ないように店の外に移動させつつ)
諦めて捨て台詞を吐いて帰るまで
壊れたテープレコーダーのように何度も繰り返すしかなさそう。

しかし有料に納得した場合でも怖いのは、
難癖をつけチューブを無償交換させようとする悪質なケースも想定できてしまうこと。
(壊れても構わない安ポンプを貸すという方法もあるが、
その場合でも恩を仇で返さないとは限らないので、絶対安全な最善策とも言えない)
そう考えると、店側がどのように対処すべきかの最終判断は
表情/口調、態度や格好で、ある程度人物像を判断して
臨機応変に対応するしかないのだろう。

まあここまでの酷い客はレアケースとしても、
まともな客だけを相手にするためには
審査が必要な入会制限を敷いた会員制の店はもっと増やしたほうがいいような気もする。
最終更新:2020年11月15日 01:10