クロスバイク(フロントシングル)

最終更新日:2024.1.7 THIRDBIKES(ホダカ)値段改訂、新★C「SUPERSONIC CHILL」
 〃 廃盤▲「SUPERSONIC(無)TB-22-007」▲「FESCOOL TB-21-007」
 〃 アサヒサイクルボスフリー車種(●新規、▲廃盤)、●BS「LB-1」「LB1(DX)」一覧表に登録、他


2023.11.19 ●BS「LB-1」の役割とは
2023.11.12 ●BSがボスフリーの安物系クロスバイクを新発売
2023.1.15 丸石「廃▲ハーフマイラー」「改●バルボアスィンコ 」「新★バルボアセイス,トライアングルSF,アーバニティーAL」
 〃 THIRDBIKES(ホダカ) 7車種、アサヒサイクル3車種登録[全てボスフリーのためイマイチ車種欄]

2022.9.11 ▲イマイチ車種を一覧表に追加、◆「フロントシングル」+「後ろ8速」を薦める理由【4】【5】

2022.9.4 ◆「フロントシングル」+「後ろ8速」を薦める理由、他序文追加、一覧表の設置
 〃 ◆ディスクブレーキ高額車種の懸念点【整備拠点】【費用】など
 〃  [10.0kg]●FUJI「BALLAD」700×28C 、[9.4kg]●K.B(ホダカ)RAIL sakura 700x32C、▲丸石のボスフリー2車種

2022.08.28 UP


▼条件

含む
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◆外装変速
◆フロントシングル
◆リムブレーキ
◆カセットスプロケ(●比較用としてボスフリー車種も掲載)
◆標準タイヤの太さが28mm幅以上
◆トップチューブが水平に近いフレーム
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※BS「マークローザ」などの「★乗り降りしやすいトップチューブが斜めフレーム」は、
クロスバイクではなく「ママチャリ車種」として分類しています

■ママチャリ(外装変速)17kg以下
https://w.atwiki.jp/longmemo2/pages/141.html


含まない
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●内装変速、変速無し(シングルスピード)
▲通販(売りっぱなし)前提の安物車種
▲ラインナップが流動的なCBあさひ等の「量販車種」
▲17kg超え
▲[要注意] 650C[ETRTO:571] (タイヤ・リム・ホイール)
────────────────────────────


───────────────────────────────────────────────────
※ディスクブレーキ車種は非掲載
(理由はページ下部の◆ディスクブレーキ高額車種の懸念点【整備拠点】【費用】など)
及び
規格のアレコレページより
▲「(油圧&機械式)ディスクブレーキ」関連
https://w.atwiki.jp/longmemo2/pages/88.html#Disk-b
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▼フロントシングルのクロスバイク一覧表─────────────────


★C・・・カセットスプロケ
▲B・・・ボスフリー
●ボスフリーとカセットフリーの違い
www.riteway-jp.com/itemblog/カテゴリー-14425/2017/11/_kamata

※・・・付属品除く

◆「8速★C」と「7速★C」に大きな違いなし
8速のほうがスプロケを選びやすい。7速カセットでも少しだけ選択肢があるが、8速カセット化できれば選択肢は広がる。

C・・・キャリパーブレーキ、RB・・・ローラーブレーキ

▲ ・・・ 昇順(安い → 高い)
▼ ・・・ 降順(高い → 安い)

★カセットスプロケ車種
重さ
目安
変速 メーカー 品名 型番 フレーム
材質
前後BR タイヤ
サイズ
バルブ 値段
[税込]
身長目安
※9.6kg 外装8★C NESTO
(ホダカ)
LIMIT 3 NE-22-006 アルミ 前後V 700×32C 仏式 69960円 黒,白 500(173-190cm)
440(160-175cm)
380(145-162cm)
10.0kg 外装8★C FUJI BALLAD ----- クロモリ 前後C 700×28C 仏式 92400円 銅(橙),白系
,紺,黄緑
560(178-185cm)
540(173-180cm)
520(168-175cm)
490(163-170cm)
430(158-165cm)
※10.0kg 外装7★C NESTO
(ホダカ)
VACANZE 2 NE-22-011 アルミ 前後V 700×32C 仏式 59950円 黒,白
,赤,紺
500(173-190cm)
440(160-175cm)
380(145-162cm)
10.2kg 外装8★C Tern CLUTCH ----- アルミ 前後C 700×28C 仏式 68200円 黒,青,緑
,灰,白系,橙
540(170-185cm)
10.3kg 外装8★C ライトウェイ シェファード ----- アルミ 前後V 26×1.35 仏式 75900円 黒,銀,白系
,赤,青,緑
160-175cm
10.7kg 外装8★C ライトウェイ シェファード ----- アルミ 前後V 700×35C 仏式 75900円 黒,銀,白系
,赤,青,緑
173-185cm
10.8kg 外装8★C ライトウェイ スタイルス ----- クロモリ 前後V 26×1.35 仏式 86900円 黒,銀,白系
,青,緑
160-175cm
※10.9kg 外装7★C NESTO
(ホダカ)
VACANZE 2
FLASH
NE-22-012 アルミ 前後V 700×32C 仏式 65890円 黒,白 500(173-190cm)
440(160-175cm)
11.1kg 外装8★C かもめ自転車 K-045 ----- クロモリ 前後V 700×32C ★米式 64800円 黒,白 420(155-165cm)
11.2kg 外装8★C かもめ自転車 K-045 ----- クロモリ 前後V 700×32C ★米式 64800円 黒,白 470(165-175cm)
11.4kg 外装8★C ライトウェイ スタイルス ----- クロモリ 前後V 700×35C 仏式 86900円 黒,銀,白系
,青,緑
170-185cm
11.6kg 外装8★C TOKYOBIKE TOKYOBIKE 26 ----- クロモリ 前後C 26×1.15 ▲英式 86900円 赤,青,黄
,緑,薄緑,白系
570(175-185cm)
530(165-175cm)
470(150-165cm)
12.2kg 外装8★C ラレー CLB(Club Sport) ----- クロモリ 前後V 700×32C 仏式 99000円 紺・緑 530(165-178cm)
480(155-170cm)
13.0kg 外装8★C THIRDBIKES
(ホダカ)
SUPERSONIC CHILL TB-23-002 クロモリ 前後V 700×38C 仏式 66000円 紫・水色 160cm~
15.1kg▲重め 外装7★C BS TB1 TB422 アルミ 前:C
後:RB
27×1-3/8 ▲英式 65000円 黒,銀,白
,赤,紺,黄緑,水色
146cm~
15.3kg▲重め 外装7★C BS TB1 TB482 アルミ 前:C
後:RB
27×1-3/8 ▲英式 65000円 黒,銀,白
,赤,紺,黄緑,水色
157cm~
15.7kg▲重め 外装7★C ミヤタ フリーダム タフ AFRF502 クロモリ 前後V 700×45C 仏式 67000円 黒,緑 500(160cm~)

女性向け

重さ
目安
変速 メーカー 品名 型番 フレーム
材質
前後BR タイヤ
サイズ
バルブ 値段
[税込]
身長目安
※9.4kg ●外10★C K.B
(ホダカ)
RAIL sakura KB-22-007 アルミ 前後V 700x32C 仏式 86900円 480(170~190cm)
440(165~180cm)
400(155~170cm)
※外装10段のためチェーン寿命が6~8速より劣ります。



▲ボスフリー車種(値段の安さ重視)「6万円未満」のみ

重さ
目安
変速 メーカー 品名 型番 フレーム
材質
前後BR タイヤ
サイズ
バルブ 値段
[税込]
身長目安
12.1kg 外7▲B 丸石 バルボアスィンコ BALA400K アルミ 前後V 700x32C ▲英式 43780 黒・青・薄緑 151cm~
12.2kg 外7▲B 丸石 バルボアスィンコ BALA450K アルミ 前後V 700x32C ▲英式 43780 黒・青・薄緑 158cm~
12.2kg 外6▲B アサヒ ニジック
ドレスコード(M)
NDM70A アルミ 前後C 700x32C ▲英式 53900円 黒・白・青 160cm~
12.2kg 外6▲B アサヒ ニジック
ドレスコード(L)
NDL70A アルミ 前後C 700x32C ▲英式 53900円 黒・白・青 170cm~
12.5kg 外7▲B 丸石 バルボアセイス BALAMT450K アルミ 前後V 27.5x1.95 仏式
(▲英式)
47080 黒・濃灰・薄灰 158cm~
12.8kg 外6▲B THIRDBIKES
(ホダカ)
FESCROSS LIGHT TB-22-005 アルミ 前後C 700×28C ▲英式 42800 黒・白系 160cm~
13.0kg 外6▲B アサヒ ニジック
シークレットコード
NSC70A スチール 前後V 700x28C ▲英式 46200円 黒・灰・赤 159cm~
13.0kg 外7▲B GIOS ESOLA ----- アルミ 前後V 700x35C ▲英式 56100 黒・白・青・茶 155~180cm
13.7kg 外7▲B THIRDBIKES
(ホダカ)
FESWORK TB-22-008 アルミ 前後C 700×32C ▲英式 53900 黒・紺 160cm~
13.9kg 外6▲B THIRDBIKES
(ホダカ)
SURFSIDE TB-22-013 スチール 前後V 26×1.95 ▲英式 44000円 青・緑・橙 160cm~
13.9kg 外6▲B THIRDBIKES
(ホダカ)
SURFSIDE(NEW) TB-23-008 スチール 前後V 26×1.95 ▲英式 44000円 黒・水色・橙/紫 160cm~
14.0kg 外7▲B THIRDBIKES
(ホダカ)
FESRESORT TB-22-001 アルミ 前後V 27.5×1.75 ▲英式 49500円 紺・緑・白系・水色 160cm~
14.4kg 外6▲B BS エルビーワン LB764 アルミ 前:C
後:RB
27×1-3/8 ▲英式 42000円 黒・白・青・橙 150cm~
14.6kg 外7▲B 丸石 トライアングルSF TRSF707M アルミ 前後C 700x28C ▲英式 43780 緑系・水色系・ベージュ 164cm~
16.3kg 外6▲B 丸石 アーバニティーAL UBAP276K アルミ 前:C
後:RB
27×1-3/8 ▲英式 50380 黒・灰・青 160cm~
16.5kg 外6▲B BS エルビーワン
デラックス
LBD764 アルミ 前:C
後:RB
27×1-3/8 ▲英式 49000円 黒・ベージュ・紺 150cm~

[掲載未定]
●Wレッグセンタースタンド取付可否
●フル泥除け(フェンダー)取付可否

▲▲▲論外:今や廉価品向けコンポーネントのボスフリーで6万円超えの車種の存在意義が全く分からない。

※14.1kg 外装7▲B NESTO
(ホダカ)
UNIFY NE-22-014 アルミ 前:C
後:RB
700×32C 仏式 73700円 黒,銀 480(170-185cm)
420(155-170cm)
※15.4kg 外装6▲B NESTO
(ホダカ)
SCORTO NE-22-015 アルミ 前:C
後:RB
27×1-3/8 ▲英式 61600円 黒,白
,紺
480(165-185cm)
420(150-165cm)

廃盤
|約13kg|外6▲B|アサヒ|ルーツシークレットコード|RSC70A|スチール|前後V|700x28C|▲英式|48400円|黒・灰・赤|150cm~|
|13.3kg|外7▲B|シュウィン|ベルフィールド|-----|スチール|前後C|700x28C|仏式|62700円|黒|165~185cm|
|約14.5kg|外7▲B|アサヒ|ビズトレイ|BTS70A|アルミ|前後V|700x28C|▲英式|67100円|黒・銀|155cm~|
|約18kg|外6▲B|アサヒ|ビズストレート|BSS76A|スチール|前C
後RB|27x1-3/8|▲英式|58300円|黒・灰|145cm~|

条件を絞り込んでピックアップしてみると意外と少なかったので備忘録として。

お薦めできる車種の値段は「▲ボスフリー車種は6万円未満★カセットスプロケ車種は10万円未満」。

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※購入に際して
★「納車前の整備を真っ当に施している店」を推奨。

「通販は(自分で不具合判断が可能で工具等があり整備できるか、店に数万円確認費用を支払うことが出来る人以外は)論外」
として、実店舗でも
「ステム・BB・ペダル取り付け箇所の固着防止処理、ヘッドパーツやハブ等のグリスアップ」が
「業態として不可能な」「台数を多く売ることが目的」の店はおすすめしません。

一方で、「個人店でも雑整備する店は普通にある」ので、
店員が「自転車整備に対する思い入れがあるかどうか」を、SNS等の内容などで判断しておきたい。

※分かりやすいのは「台数販売主義(量販に近い感覚)」だったり、
「具体的な整備に関する記事が少ない」場合は避けたほうが賢明。

※「5%ほど割引してても良い店」もあったり、
「完全にメーカー希望小売価格でも雑整備主義の店」もあり得るので、
【販売価格だけで判断するのは危険】
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▲17kg超え:外装変速であれば比較的軽量な車種を選びたい

18.5kg 外7▲B THIRDBIKES
(ホダカ)
FESCITY TB-23-013 スチール 前後V 700×32C ▲英式 49500 黒・紺 160cm~
18.7kg 外6▲B アサヒ コンフィデンス
Sスペック
CDS76A スチール 前:C
後:▲バンド
27×1-3/8 ▲英式 47300円 黒・銀・赤 166cm~
18.9kg 外6▲B THIRDBIKES
(ホダカ)
SOON TB-22-008 スチール 前:C
後:RB
26×1.50 ▲英式 46200円 薄紫・薄緑・薄茶 160cm~
19.0kg 外6▲B アサヒ コンフィデンス
Rスペック
CDR76A スチール 前:C
後:RB
27×1-3/8 ▲英式 50600円 黒・灰 166cm~


●フロントシングル
 ★長所「シンプル。前変速の調整不要。交換時も比較的安価で済む」
 ▲短所「アップダウンが激しい走行路は不得意」

▼フロントダブルやフロントトリプルの車種を「フロントシングル」にするとして・・・
簡単に前3枚や2枚を分離して1枚にできるとは限らない。
また、別クランクとチェーンリングを用意する場合、
「元々のフレーム設計」とチェーンの位置の相性が悪く、
調整してもそう簡単に適切な位置に収まらない可能性もあり、
BB軸長変更も必要なケースも考えると、
気軽に「フロントシングル化すればいい」とは言えない。

●そもそも、シマノ側で廉価クロスバイク向けに「フロントシングル」のクランクを用意すれば早いのだが、
未だに継続するボスフリーとは違い、何故かこちらにはあまり商品展開しないのが腑に落ちない。

前2枚はまだ分かるが、「街乗りメインの車種」で「前3枚が絶対に必要な人」が多いとは思えない。
しかも廉価グレードの前3枚は「分解不可」だったりするので尚更厄介な存在。

そして、修理時にタイヤ・チューブを他メーカーに変更するのとは違い、
初期搭載ではない特に根幹部分とも呼べる駆動系・変速部分の「規格変更」は「大きな改造」であり、
様々なパーツを用意し、「組み替え"試行"にも費用が必要」と考えておきたい。

対照的に、元々フロントシングルであれば、
店側の納車前整備の時点で、回転させてスプロケ等に接触での違和感があったとして、
調整でも改善が見込めなければ
「フレーム歪みの可能性から」工場出荷時点での不良品と判断できた場合は
「実走する前に(店が納車整備時の段階で)交換」となり、自身で悩む必要はない。


◆「フロントシングル」+「後ろ8速」を薦める理由

【1】安価
単純に「チェーン・スプロケ等が9速以上の消耗品価格より安い」。
そのわりに、「ボスフリーよりも優秀且つ9速以上チェーンよりも耐久度が増す」ことで
「ランニングコストを抑えられる」というのがメリット。

【2】用途的に「そこまで段数が必要ない場合」は最適
街乗り系でアップダウンが激しいなら
移動用としてだけで考えると、素直に「電動アシスト」でいいだろうし、
「鍛えることが目的」であれば、多少「軽い・重いギア」でも、
シングルスピードや内装3段変速ほど不自由ではないので、そのまま使えばいいという話になる。
(※最長で片道10km程度が目安)

【3】チェーンライン「たすき掛け」に(さほど)無理がない
(9速でも大差ないかもしれないものの)
前2枚や3枚にして、整備時の手間を抱えつつ、チェーンラインを気にするくらいなら、
出来るだけリアを少なく8速に抑え
「たすき掛け(斜め)」でも無理の少ない状態を維持できるのは気楽。

▼反対に、特に【用途】で「フロントダブル・トリプル」が必須の場合
「廉価なリムブレーキよりも全体的なコストは増す」ことをどう見るか。

※「フロントダブル・トリプル」でも
「チェーンリング交換可能=分解可能」になっている場合は
チェーンラインの位置取りを気にする必要は低くなるが・・・、
廉価品の場合、まず「クランクごと交換」か
「かしめられている箇所をサンダーで削ぎ落とす」ような手間があり、
別途互換性を見つつチェーンリングカバー取り付け等も考えると、
結局のところ「最初からフロントシングル」であることの「手軽さ」を個人的には薦めたい。

【4】少し軽量化に貢献
単純にチェーンリングの枚数が少ないので「そのぶん車重が軽くなる」

※では、後ろ変速も7枚のほうが良いのではと思うかもしれないが、
「7速のカセットスプロケは選択肢が少ない」という問題、
「6速は基本的にボスフリー規格」なのでお薦めしない。

【5】整備しやすさ
前変速と後ろ変速の両方を調整する必要がないので楽。
構造がシンプルゆえに雑多な自転車店でも整備してもらいやすくなる。


●リムブレーキ
 ★長所「比較的安い・多くの自転車で対応可能」
 ▲短所「雨天時に止まりにくいか、リムを削りやすい」

●カセットスプロケ
 ★長所「構造的に強度が増す・スプロケ選択肢がある」
 ▲短所「ボスフリーよりも値段は"若干"高くなる(カセット8速の場合)」


※S型フレームではないのでリアキャリアにカゴや荷物を積載での運用は困難。
※ある程度積載する場合は「リュックを背負い続ける」か、リアキャリアに「パニアバック」が前提。

つまり「買い物前提での用途には不向き」であり、あくまで「移動用途に特化」として考えること。


◆「S型フレームよりも優れている点は、フレームの強度が高くなる」
「買い物はしない」が「荒めの使い方」であれば、こちらのほうが向いている。


◆S型フレーム車種と比べて700Cタイヤが多くタイヤを選べる自由度が高い。



◆個人的なオススメ
全体的に綺麗に仕上がっている「安定のライトウェイ」に、「老舗のアラヤ」。
NESTOも構成としてはおすすめしたいところでも、
「個人店よりも量販系の店での扱いのほうが多い傾向」というのが懸念点。


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[※9.6kg]★NESTO(ホダカ)「LIMIT 3」 700×32C 64350→69960円(税込)
(※付属品除く:高輝度ライト、ベル、リフレクター、スタンド、バルブアダプター、ペダル)
nestobikes.com/products/limit_3-d/
500mm(173-190cm)
440mm(160-175cm)
380mm(145-162cm)
フレームサイズが異なる場合でもタイヤサイズは共通で700×32C。

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[※10.0kg]★NESTO(ホダカ)「VACANZE 2」 700×32C 58300→59950円(税込)
(※付属品除く:ベル、リフレクタ、スタンド、バルブアダプター、ペダル) ※ライト別売り
nestobikes.com/products/vacanze_2-d/
●貧弱な安物ライトが付属するよりも、自分で好きなライト購入費用に充てられるので実はお得。

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[※10.9kg]★NESTO(ホダカ)「VACANZE 2 FLASH」 700×32C 62700→65890円(税込)
(※付属品除く:ベル、リフレクタ、スタンド、バルブアダプター、ペダル)
nestobikes.com/products/vacanze_2_flash-d/
●VACANZE 2のオートライト版。オートライトが必要な人には後付交換の手間が省けるのが利点。

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[※14.1kg]▲NESTO(ホダカ)「UNIFY」 700×32C 63900→73700円(税込) ▲ボスフリー
(※保安品除く:常時点灯ライト、馬蹄錠、ベル、リフレクタ)?
nestobikes.com/products/unify-d/

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[※15.4kg]▲NESTO(ホダカ)「SCORTO」27×1-3/8 58300→61600円(税込) ▲ボスフリー
(※保安品除く:常時点灯ライト、馬蹄錠、ベル、リフレクタ)?
nestobikes.com/products/scorto-d/

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[10.0kg]●FUJI「BALLAD」700×28C 92400円(税込)
www.fujibikes.jp/products/ballad/
●クロモリフレーム
★8速カセット
8速クロスバイクでは珍しい「フレームサイズ5種類」が最大の特徴。
仏式

※フル泥除け・Wレッグセンタースタンド可?

430mm(158-165cm)
490mm(163-170cm)
520mm(168-175cm)
540mm(173-180cm)
560mm(178-185cm)

前後キャリパーブレーキ

色:銅・アイボリー・紺・黄緑
Bronze , Ivory , Steel Navy , Apple Green

ysroad.co.jp/ueno/2020/09/14/71717
銅色(ブロンズ)というよりは「メタリックなオレンジ色」

●ブロンズと名付けるのであれば、このようなカラーであって欲しかった
www.charlie-jp.com/2017/06/west-azabu-cycling-club.html


─────────────────────────────────
[10.2kg(700C)]★Tern「CLUTCH」700×28C 68200円(税込)
www.ternbicycles.com/jp/bikes/471/clutch#tech_specs
700Cは「フレームサイズ"540"のみ」
└◆適応身長目安:170~185cm

●アルミフレーム(RDハンガー破損時は調達必須)
●仏式バルブ

●前後キャリパーブレーキ
◆Wレッグセンタースタンドやフル泥除けも可能のようだ

▲走行重視の車種でもないのにセミディープリム。

▲【650C】は「タイヤ選択肢が少ない」ため非推奨
●「GRIT」は「ディスクブレーキ」のため省略

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[10.7kg(700C)]★ライトウェイ「シェファード」700x35C 75900円(税込)~
www.riteway-jp.com/bicycle/riteway/shepherd

700C(適応身長目安:173-185cm)=10.7kg
26HE(適応身長目安:160-175cm)=10.3kg
24HE(適応身長目安:150-165cm)=9.9kg

●アルミフレーム(RDハンガー破損時は調達必須)
●仏式バルブ

─────────────────────────────────
[11.4kg(700C)]★ライトウェイ「スタイルス」700x35C 86900円(税込)
www.riteway-jp.com/bicycle/riteway/styles

700c(適応身長目安:170-185cm)=11.4kg
26HE(適応身長目安:160-175cm)=10.8kg
24HE(適応身長目安:145-165cm)=10.6kg

◆クロモリ
●仏式バルブ

★前後キャリパーで「泥除け可」
(センター片側スタンドなので)Wレッグセンタースタンドも可

重さから見ても「かもめ自転車の親戚」のような感じ。

※全体の車体シルエットも細身なので「見た目重視」としてもオススメしやすい。

◆タイヤ
★700×35C・・・多種多様の選択肢
◆26×1.35・・・1サイズダウンすればそれなりにある
▲24×1.35・・・507(24HE)で1.35は相当特殊。近いサイズで一般市販品はKENDAくらいしかないので要注意。


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[11.6kg]★TOKYOBIKE「TOKYOBIKE 26」26×1.15 96800円(税込)
tokyobike.com/product/tokyobike-26-booking/
tokyobike.com/tokyobike-26/
●[559]26インチHE 1.15(約32mm)幅
▲英式バルブ
★8速カセットスプロケ
★クロモリフレーム

※フル泥除け別売り
tokyobike.com/product/fender-tb26-bisou26/
tokyobike.com/product/fender-colors/

※Wレッグセンタースタンド別売り
tokyobike.com/product/opendoublelegstand/

※700Cは「622」、26HEは「559」で26HEのほうが小さい。
 ・タイヤ選択肢が多く、慣性で進みやすいのは700C。
 ・車高が低くなりやすいのは26HE。

TOKYOBIKEはクロスバイク系統としては珍しく「700Cを使わない車種だけ」が並ぶ。

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▲「TOKYOBIKE SPORT 9s」「TOKYOBIKE CS」は「フロントシングル」でも、
「タイヤ選択肢が極めて少ない【650C】」のため完全非掲載。

※具体的な「タイヤ種類の少なさ」等の注意喚起は、下記650Cのページを確認。
https://w.atwiki.jp/longmemo2/pages/111.html

※同様に、小径の「451(20インチWO)タイヤ車種」にも注意が必要。
https://w.atwiki.jp/longmemo2/pages/64.html
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[12.2kg]★ラレー「CLB」99000円(税込)
www.raleigh.jp/clb.html
●仏式バルブ
★8速カセットスプロケ
★クロモリフレーム

クラシックスタイルがお馴染みの定番車種。
以前は6万円程度だったのでTOKYOBIKEと同じく大幅に値上がりしている。


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[15.1kg~]●BS「TB1(ティービーワン)」27×1-3/8 65000円(税込)
www.bscycle.co.jp/items/bicycle/tb1/
[630]27×1-3/8WO → 700Cより選択肢は少ない
純正チェーンケースあり
前カゴや両立スタンドも可
後輪は(フィン付き)ローラーブレーキで雨天時走行を一応カバーできる。
▲鉄スポーク:折れにくいが、錆びやすい
▲防錆チェーン:錆びにくいが、動きが渋くなりやすい

★ここまでママチャリに寄せていても何故か「カセットスプロケ」ではあるようだ
www.c-w-s.sakura.ne.jp/cws02/2017/08/_tb1_2.html

一発二錠リコールの費用回収を兼ねているのか知る由もないが、
急激な値上げの影響を受けて、あまりお買い得な価格とは言えない。


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[15.7kg]●ミヤタ「フリーダム タフ」700×45C・外装7段 58300 67800円(税込)
www.miyatabike.com/miyata/lineup/freedom/freedom_tough.html
●タイヤの太さ的に走行重視ではなく「クッション重視」。
しかし、クッション重視であれば「S型フレーム車種+後ろカゴ」で運用したほうが便利に思える。







◆[神奈川]地域限定:かもめ自転車「K-045」 700×32C 64800円(税込)
(販売店での紹介ブログ記事)
kosunacycle.com/archives/12147
kosunacycle.com/archives/9797

◆かもめ自転車の公式サイト
kamome-jitensya.jp/bicycles/

基本的にフレーム形状が水平に近いクロスバイクの情報は非扱いとしているものの
気になったので紹介。

分かりやすく「無駄がない」のが特徴的。

★★★米式チューブ・・・この時点で「一味違う」と分かる。

つまり、
★「分かりやすく空気圧管理出来ることにメリットを見出すことができる人達向け」
と言える。

※そのため、「何か空気口が変で分からん(覚える気ゼロ)、チューブはいつもの(英式虫ゴム)がいい」
という感想が出てくるようであれば、BSのTB-1でも買うほうが用途的に合っている。
(タイヤもバルブもママチャリ規格のクロスバイク風味車種)

※「フル電動での米式採用」は単に海外での規格そのまま何も考えずに輸入しているだけなので話は別。
  ↑そもそもフル電動="原付オートバイ"なのだから米式で当たり前ともいえる。

★ダブルウォールリム・・・シングルウォールとの比較で強度が上がる。
 「ナットスペーサーが適切に機能する」ので、仏式チューブにも変更可能。
 所有自転車が全てスポーツ自転車で仏式になっているようであれば変更は楽。
 ただ、緊急時のガソリンスタンド等での利用を考えると米式運用を強く推奨。
 ヒラメポンプヘッドを仏式から都度変更するのが面倒であれば、
 米式用にGIYOの3000円程度のフロアポンプ新調をオススメ。

★クロモリフレーム・・・RDハンガー調達を気にしなくていい

★フロントシングル・・・煩わしいフロント変速の調整や故障可能性が皆無

★8速カセット・・・・・・当然構造的に劣るボスフリーに非ず。スプロケの選択肢もあり交換しやすい。

★Wレッグセンタースタンド取り付けを想定済

★フル泥除けも問題なく取り付け可

★68-110mmとあるので「カセットBB」のはず

◆Vブレーキ(+パワーモジュレーター)は評価が分かれるところか。
どうせ街中メインで速度出さない走行用途なのだから
「キャリパー」のほうが「急制動抑えられて良いのでは」という考え方と、
「いや、雨天走行も考えるとリムブレーキでもVになるのは必然」という考え方。

これは一長一短なのでキャリパーブレーキ版でも良かったような気もする。

※シマノのロード系コンポのキャリパーはロングアーチでもフル泥除け非対応ではあるが、
そもそも、ロード系コンポーネントでカセットスプロケ入門の「claris」の必要はない。

想定する客層の速度域的に、テクトロかダイヤコンペの泥除け対応ロングキャリパーブレーキで十分と思われる。

カラー: ○ホワイト、 ●ブラック
変 速:★8段変速
フレーム素材:クロモリ
タイヤサイズ:700C×32C
フレームサイズ(適正身長): 420mm(155~165cm)、470mm(165~175cm)
重 量:11.1kg(420mm) 、 11.2kg(470mm)
付属品:反射板、ベル

フレームカラー2色だけは仕方ない。
バリエーションを増やせば増やすだけコストも増すのだから。
数千台単位であればスケールメリットで価格抑制できるとしても、
地域限定販売なのだから無理な話。

※安易にタイヤサイズではなく「フレームサイズ」で分けているのも好印象。

モデル名●K-045
サイズ●420mm, 470mm (C-T)
カラー●WHITE, BLACK
適応身長●420mm/155-165cm, 470mm/165-175cm
コンポーネント●シマノ アルタス (8SPEED)
フレーム素材●4130クロモリ
フロントフォーク●ハイテン ストレートブレード
ヘッドセット●FSAスチールカップ リテーナータイプ
ハンドルバー●アルミライザーバー(580mm)
ステム●アルミ アヘッドタイプ φ25.4mm (75/420mm,90/470mm)
グリップ●エルゴタイプ シングルロックオン
クランクセット●アルミ
クランク●42T シングル
チェーンリング●アルミガード付
ボトムブラケット/軸長●スチール (68/110mm)
リアディレーラー●シマノ アルタス (8SPEED)
シフター★シマノ SL-M315
ブレーキ●テクトロ Vタイプブレーキ
ブレーキレバー●テクトロ アルミレバー
カセット●シマノ  CS-HG40 11-34T
チェーン●KMC Z8.3
サドル●ベロ VL-1353
シートポスト●アルミ Φ27.2mm (350mm)
ハブ アルミ●32H スポーク ステンレス
リム★アルミダブルウォール 32H
タイヤ●ケンダ 700x32C ★米式

◆カスタムするなら・・・
 ●ブレーキ本体  テクトロ → シマノ
 ●ブレーキレバー テクトロ → シマノ
 ●チェーン      KMC → IZUMI
 ●ペダル       無名 → 三ヶ島
 ●タイヤ       ケンダ → パナレーサー等(多種多様)
 ●BB 無名 → シマノ EBBUN300B10X 68x110mm

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▼ついでに雑感

●「試供品的な備え付けタイヤ = KANDA」
「海外工場での都合」にしても、いい加減何とかならないだろうかと思う。
ウレタンを結束バンドで括りつけるなどで、タイヤ(チューブも基本)別売りにしてもらいたいのはある。
「拘りが強ければ、フレームから組むのが当たり前」という人ばかりでもない。

●そういえば、三ヶ島ペダルは近年の車種には初期採用されていない傾向。
クロスバイクで日本企画の車種なら、コスト的に1000円ほどの樹脂ペダルが付属されていてもおかしくはない。

経緯は定かではないが、アラヤリムの国内→海外→ほぼ撤退の様子を鑑みると、
やはり「コスト」「納期」「文句」で煩い完成車メーカー(輸入商社)に振り回されたくないのかもしれない。

シェア100%の競輪ペダルの存在からして、
「実力を買ってくれている人達に向けて提供できれば良し」という考え方であっても納得できる。

●IZUMIも廉価品に関しては、最後に日本組立になるとコストが増すというのもあるとして、
パナ以外の日本組立の一応国産扱いになるBSの(一部だけ?)電アシには
KMCの廉価防錆チェーンの評判が散々なだけに、
とっくに採用されていても良さそうに思えるが、
やはりあまり(特に一般車系統の)完成車メーカーには直接関わりたくなさそうなイメージ。

●業界を挙げて製品への理解を深めようという気概が足りないように思うが、
本体価格が電動アシストではない一般車であっても最低10万円くらいにでもならないと
なかなかまともに広報活動を展開することすら難しいのかもしれない。









●BSがボスフリーの安物系クロスバイクを新発売

「エルビーワン」
www.bscycle.co.jp/items/bicycle/lb1/
www.bscycle.co.jp/items/bicycle/lb1/#anc04
同じボスフリー車であればユーザー層が広く取れるS型フレーム車にすれば良かったものを
トップチューブ高クロスバイク型フレームを新投入。
 ・カゴ泥除けあり「エルビーワンデラックス」
 ・カゴ泥除けなし「エルビーワン」

リコールの連続と円安のため軒並み高価格になってしまい目先の売り上げを迫られている危機感というよりは
「TB1が高すぎる」と未だにFAX注文しかできないような店達にせがまれた形か。
タイヤが「630(27WO)」なのでそういうことなんだろう。
英式バルブもだが、もう日本くらいしか使ってなさような化石規格をいつになったら辞めるのか。

●BS「LB-1」の役割とは

「とにかく買うときは5万円以下であること」?
「修理しやすさ重視で、よくある630(27WO)タイヤであること」?

批判している動画
www.youtube.com/watch?v=sJkipNjGDsM
小径自転車へのほぼ全否定動画とは違い同意したいところだが、
「▲6段ボスフリー」も「▲630(27WO)」も「▲後:ローラーブレーキ」も、
「そこらの雑多な店で修理しやすければそれでいい」という客都合に寄せた形で
ポジションやらタイヤ選択肢やらの概念は最初から全く想定していないのだろう。


後半では「重さ」について触れているが・・・
www.youtube.com/watch?v=yKdPtFreH7c
「泥除けやスタンド有りのLB-1"DX"の16.5kg」と「GIANTのエスケープR3」を比べる意味とは?
せめて「泥除けなどないLB1の14.4kg」と比べるのが筋でしょうに。

●ステンガードチェーン?
KMCの防錆チェーン「Z8.3RB」「Z7 GRAY/BROWN」程度であろう物の何が珍しいのか分からない。
6~8速は共通で「1/2×3/32」が使えることを把握していれば防錆チェーンすら知らないわけなどないと思うが・・・。
「▲表面ザラザラの防錆チェーン」の動きの渋さの問題が電アシでも発生しているのに同様の物を薦めようとは普通思わない。
★「防錆かつ動きが良さそうな物」としては、KMC「X8EPT」へ
ペダルのように気軽に交換したほうが後悔しないだろう。

◆カスタムできない?
ハブをIM20に組み替えて7段カセットスプロケ化、
タイヤをパセラブラックスの28幅に、空気圧管理しやすさで米式チューブ化で一応走行重視には出来るが、
そもそも一般公道の近所移動用に走行重視のカスタムをしようと思う人が
「スポーツ自転車もどきのBS車」をメインで考えるだろうか?

矛盾しているのは「速度を出して走るつもり用途でカスタム前提運用」で話を進めているはずなのに
▲ハブダイナモの搭載を良しとすること
初期装備にB&Mのハブダイナモなんて付属するわけがないので
備え付けであれば「軽量ではヒルモ、非軽量では通常のシマノかHapyson(旧中華パナ)か、BSならミツバのハブダイナモ」になるが、
そもそも「速度を出して走るつもり用途」であれば、明るさが十分とは到底思えない。何かしたいのか分からない。
(全てではないかもしれないが)ハブダイナモのハブは半田付けされているのもあり整備性が劣る問題もある。

▲街中利用でサイドスタンドはありえないという観点もなし
「駐輪場でどれほど邪魔になるのか」くらい分かるはず。

同じフロントシングルでボスフリー車であれば・・・

丸石 バルボアスィンコ(2023) BALA450Zは
ボスフリーでも「12.5kg」で実売で5万円以下だった。
※但し「前後Vブレーキ」「タイヤは700C規格」

「▲6段ボスフリー」「▲630(27WO)」「▲後:ローラーブレーキ」の
当atwikiページに掲載の同スペック競合品
「NESTO(ホダカ) SCORTO」の場合、61600円(税込)で重さ15.4kgのため
両方BSが勝っている。
否定するにしても、この辺りの「競合会社単位」でのリサーチ不足が否めないのが残念。

さすがに19800円の通販投げ売りと比べるのはどうかと思うが、
自転車に詳しい人達やスポーツ自転車乗りが思う「(広義)ママチャリ」の範疇と
「クロスバイク」の範疇が異なっていて、
クロスバイクという車種のJIS規定があるわけでもないので
何でもありというのが実情なので
「フル電動を(時速25km時にはアシストゼロでなければならない)電動アシスト」
と呼称するような問題とは違い、景品表示法的に問題があるというわけでもない。

そう考えると、安物クロスバイク需要に応えたように見せて
結局は「目先の売り上げ欲しさ」から安物自転車でお茶を濁してきたようにしか見えないが・・・。

しかし新規で今の時期に5万円切る値段で出せるということは
逆に言えばいかに「BSの一般車が軒並み高級化してしまっているのか」という話でもある。

だからこそ、この車種どうこうより・・・
円安はともかく自業自得でリコール多発させたことも原因の
「異様なまでの値上げ」を是正するために「全体的に値下げ」できるような方策を採ることが
急務ではないのだろうか?

それを自転車の精度やパーツをダウングレードすることに終始する前に、
(「定期点検は一応ある」で済ませるだけで、
メンテの重要性を説き車種個別の有用性を周知させる気などないなら)
「車種のみならず"リム・タイヤ規格"の集約」で
とにかく在庫を減らし生産種別・補修パーツも減らし
「スケールメリットで値下げを断行することは避けられない」はず。

細かいところで言えば
「フルカバーのチェーンケース」も時代の役目を終えた物であり不要。
「電アシでフルカバーチェーンケース車がなくても販売好調」と証明していることから
つまり「実はもう要らない物になってる」ため、
BS以外でも安物自転車への材料費を少しでも安く上げて
チェーン注油を怠らせ劣化促進で買い替え需要を促す意味でも
また「整備性を向上させる」という店の都合にも優しい
「半面カバー」や「ピストル型ケース」だけに完全に移行することが必須。





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▼個人的にはイマイチな車種達


[9.4kg]●K.B(ホダカ)RAIL sakura 700x32C 86900円(税込)
khodaa-bloom.com/bikes/rail/railsakura/
「配色的に女性専用の印象が強い」
●アルミフレーム
仏式バルブ
▲外装10段
▲10速なので「チェーンの耐久性が下がり、スプロケ交換時のコストも増す」

[13.0kg]▲GIOS「ESOLA」53900円(税込)
www.job-cycles.com/gios/collection/detail6.php?22-ESOLA-1
ロクにスペックを書いてない時点で「あまり売る気がない」と判断できるため
「買わないほうが良さそう」となる。
●2021版も「ボスフリー」
www.cycle-eirin.com/blog/brand_info/167943.html
※2014年仕様「ボスフリー」
revoeliteibtakato.naturum.ne.jp/e2203024.html

[13.3kg]▲シュウィン「ベルフィールド」700×28C 62700円(税込)
schwinn-jpn.com/21bikes/belfield.html
「ラレーのCLB」に似ているが「ボスフリー」だったり「シートポスト径25.4mm」など完全に別物。

[12.3kg]●丸石自転車「バルボアスィンコ」700×32C

●丸石自転車「バルボアセイス」
www.maruishi-cycle.com/2022/12/02/バルボアセイス/

●丸石自転車「トライアングルsf」
www.maruishi-cycle.com/2022/11/29/トライアングルsf/

●丸石自転車「アーバニティーal」
www.maruishi-cycle.com/2022/11/30/アーバニティーal/

●アサヒサイクル
www.asahicycle.co.jp/degital_catalogue/ac_2023/index.html
www.asahicycle.co.jp/degital_catalogue/ac_2024/index.html
「全車ボスフリー」。

▼THIRDBIKES
※14-28Tはボスフリーのみ
thirdbikes.com/products/
hodaka-bicycles.jp/branding/

thirdbikes.com/products/fesresort/
thirdbikes.com/products/fescross-light/
thirdbikes.com/products/fescity/
thirdbikes.com/products/feswork/
thirdbikes.com/products/surfside/
thirdbikes.com/products/supersonic-chill-e/

thirdbikes.com/products/supersonic/
thirdbikes.com/products/fescool/
|13.8kg|外6▲B|SUPERSONIC|TB-22-007|スチール|前後C|700×32C|▲英式|35200円|黒・黒/桃|160cm~|
|18.9kg|外6▲B|SOON|TB-22-008|スチール|前:C後:RB|26×1.50|▲英式|46200円|薄紫・薄緑・薄茶|160cm~|

thirdbikes.com/products/fesmtb/
※▲前サスなので省略


●その後探してみたものの・・・
主要メーカー(代理店)の車種には、
フロントシングルでも「ディスクブレーキ」であれば、それなりに見かける。
リムブレーキでも「フロントダブル・トリプル」の場合もあり、
なかなか全ての条件もクリアしている車種は少ない。

▲他、多くの5万円未満の車種
搭載コンポーネントからして「安物ママチャリの延長でしかない」にも関わらず、
主な用途を考えると、(乗り降りのしにくさや後ろカゴ搭載運用も困難で)積載力も劣るためメリットは少ない。
▽型フレームで構造的な強度を得られることで、全体的な鋼材の質自体が低い可能性も考えられる。


▲▲▲論外:一覧掲載の価値なし▲▲▲サカモトテクノ「オールストリート」53900円(税込)
www.sakamoto-techno.co.jp/cn3/cn21/SPORTS.html
相変わらず仕様確認すら独特の作法が必要なサイト。
分かりづらく検索にもヒットし辛い表示にメリットはあるのだろうか。

改めて確認すると・・・
www.sakamoto-techno.co.jp/img/sports/allstreet_a.jpg
▲右側「700Cオールストリート」とあるのに「27.5×1.95」←27,5であれば「650B」
▲右側「シフト:外装7s」とあるのに、左下には「チェンジ:外装6段」上側にも「外装6段標準装備」

単純なスペックすらまともに記載できないような車種に購入メリットなしと判断。






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◆ディスクブレーキ高額車種の懸念点【整備拠点】【費用】など

●「機械式・油圧式ともに」ディスクブレーキは・・・
 → 「車輪を固定する駐輪機との相性」や、「駐輪場での雑な扱い」で不具合が起きる可能性が高まる。
 → その後「雑多な自転車店では整備しようと思っても整備スキルも工具もないので不可」のケースもある。

●雨上がりなど「プォーン」という音鳴りが出やすいという欠点(仕様)もある
「ブレーキパッドを外して「やすりがけ」 → 中性洗剤で洗って十分に乾かす」で改善はするようだ。

●「ブレーキパッドの摩耗消耗具合が確認しにくい」

●機械式は「値段安め」でも「整備頻度が多くなる」

●油圧式は「値段高め」で「整備費用も高くなる」&「オイル入れ替えに時間もかかる」

つまり、「後のことを考えず、気軽に購入してしまうと後悔する確率が高い」

拠点は自転車用ロードサービスに加入しておくことである程度カバーできるとしても、
自転車にかけられる費用が殆どないのに、
無理をして軽く10万円を超える自転車を買うと後々困ることになる。
(※7~10万円車種でも「きちんと整備」で、結果的に一番得出来る可能性が高いが、やはり「店選び」は重要。)

●「油圧ディスクブレーキ」でも「真っ当に整備できる店がある」とか
「ブレーキ整備費用が(距離次第とはいえ)例えば半年ごとに1万円でも何ら問題なし」であれば
このような油圧ディスクブレーキのフロントシングル車種でも良いだろうし、
www.riteway-jp.com/bicycle/bombtrack/bikes/arise-geard2021/
www.riteway-jp.com/bicycle/bombtrack/bikes/munroe2022/

●「機械式ディスクブレーキ」でも
「頻繁且つ適切に自分で整備できる」、「店に定期的に整備を依頼するので問題なし」というのであれば
特に気にするほどではない。

◆ディスクブレーキ特有の課題がクリアできるのであれば、
「強度を確保しつつリムを軽くできる」メリットもあるので選ぶ価値もある。

スポーツ自転車メーカーであれば、補修部品の管理コストも考えると、
「スポーツ自転車と共通規格に移行させてしまったほうが都合が良い」というのはあるので
ディスクブレーキへと移行してしまっているが・・・、

現実的に「ふらっと立ち寄って整備できる店があるかどうか」の差を埋められるほど
「実際に使用する地域的に恵まれているかどうか」
「整備費用をかけられるだけの経済的余裕があるかどうか」
よく考えた上で購入することが望ましい。

規格のアレコレページより
▲「(油圧&機械式)ディスクブレーキ」関連
https://w.atwiki.jp/longmemo2/pages/88.html#Disk-b
(主に油圧ディスクブレーキの問題点について掲載)
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最終更新:2024年01月07日 00:54