基本情報
略歴
ラグライナ帝国将軍。
内政官であったが、優れた事務処理能力は前線でも重宝された為、1253年に共和国戦線の主力部隊が駐屯していた
カルスケートに派遣される。
結果的にこれは謀略であったことが判明したが、「そんな噂を簡単に信じる程度の信頼関係だった」ということが両者の間に決定的な亀裂を生じさせ、以後
キリカは重要な任務から外されていく。
こうして、
ミナと並んで
帝国内乱戦争を終結させた最大の功労者となる。
彼女は長年「帝国の未来の為、穢れ役を引き受けた」と言われているが、実際は
セリーナへの私怨を晴らしただけという説もある。
帝都を追われた
セリーナは、
ルディと共にキリカへの復讐も最大の目標としていたが、それを
ミナは見透かし、キリカを囮とすることで
セリーナの居場所を突き止め殲滅させた。
戦乱の時代が終わり、
アレシア連邦の統治時代がくるが、そこでも黙々と、そして確実に事務処理をこなし続けた。
人物
- 大人しい口調で冷静な対応を語る。
- 書類処理能力に関しては帝国でも随一、普段はのんびりとしているが、ひとたび仕事に取りかかると同時に4つまでの事例について処理できると言われる。
- 数多くの将軍を補佐する副将として各地を転戦、時には帝国に併合されたレヴァイア王国将軍との混成部隊まで作り上げてその手腕を発揮。
- 帝国内乱戦争終結の功労者であったが、その為セリーナの復讐対象でもあった。ミナはそれを逆に利用して彼女を囮としてセリーナを討ったが、その行動にキリカは、「ミナも所詮元暁の守人」と苦笑した。
- 書類を見る前に「気合を入れる」という理由から、視力が悪くないのに伊達眼鏡をかける仕草は帝国内では有名。なお最初は伊達眼鏡であったが、あまりにも多すぎる書類を休むことなく見続け、いつしか本物の眼鏡をかけていたという。
関連項目
最終更新:2024年07月07日 00:47