基本情報



略歴

シャクティアナ帝国に産まれ、幼少の頃から各国との争いや山賊討伐など、戦いのある場所に紛れ込み、自分の槍と策がどこまで通用するのかを試していた。
そんな日々の中、盗賊団に騙されて雇われていたイルザは、敵として対峙したシャクティアナ帝王親衛隊バーナに敗れるが、その腕を見込まれ誘われて親衛隊所属の兵士となる。

親衛隊の一員となってからも実力を存分に見せたが、とある戦いで指揮を執った際、自らの判断ミスから戦局を不利にした為、自身を鍛える為親衛隊を辞して放浪の旅へと出た。

その旅の最中にコズエレキレキと出会い、ザルカ国で勃発したヴィルガード事件に遭遇、ネリスたちヴィルガードに関わった剣士たちとの共闘や、ヴィルガード自身が目覚めたばかりの不完全な状態だったりと、いくつかの要素があったとはいえ、人の身でありながら神座であるヴィルガードを打ち破るという伝説に残るレベルの実績を残すと、更なる旅の末一連の事件の黒幕であったルナにたどり着く。
一度は人魔融合の力を得たルナに手も足も出ず撃退されるが、更に旅を続け、六界連合軍としてこの地に到着したシーナの助力もあり、ついにルナを撃ち破る。

その後、六界連合軍によるルーイガルド侵攻作戦がはじまると、急遽旅を切り上げてシャクティアナ帝国に帰国、将軍職に復帰する。

かつて帝王親衛隊に所属していた頃は一兵卒だった為、直接ラスブロスと対面したことはなかったイルザだが、将軍としての帰参とうこともあり、はじめて軍議の席でラスブロスと同席すると、その場で優れた戦略眼を見せる。
ライプリッヒコズエの死を利用したプロパガンダを行った時も、これに正面から反対を唱え、その堂々とした態度はラスブロスに高く買われることとなる。

その後、再びバーナ直属の部下となったイルザは、バーナと共に援軍としてビアスコア帝国に赴きガルーダ攻略戦に参戦、ここでも戦術士としての慧眼を見せ連合軍を翻弄し、サウラにも一目置かれる存在となる。
この戦いにおいて四門の獅子と呼ばれ、あと一歩で勝利を得る所まで六界連合軍を追い詰めたが、天運味方せずガルーダは陥落。

続いてフェルトビーン帝国への援軍として向かい、カルダザルスの戦いでも連合軍を苦しめたが、あくまでも「苦しめる」までしかいけなかった自分に立腹していた。

その槍さばきと智謀の才から、帝王ラスブロスも彼女を軍師と認める程の実力を示したが、両軍の決戦となるエリス・ラゴンの戦いにおいてサウラと再戦し、壮絶な戦死を遂げた。


人物

  • 武と智謀の才を併せ持つ戦の求道者。
  • 故郷レッツァ固有の山猫イルザに憧れており、それにあやかってイルザと名乗っていたという。


関連項目



最終更新:2024年07月05日 00:52