基本情報



略歴

レイディックを初陣から支えてきた将軍。
猛将として戦場では活躍したが、性格は短気にして粗暴。しかし、レイディックは彼の性格をよく熟知し、手綱をしっかりと握って使いこなしていたためレイディック時代には特に衝突や問題を起こすことはなかった。
アリガルと共に双璧となって先陣を駆け抜けて手柄を重ね、ゼイレアンの戦い(690)~第5次ゼイレアンの戦い(692)、レザベリアスの戦いレイディックの東征(692)にも参戦、その後はシャリアル国との国境に配備される。

だが、かつでの同僚アリガルロードレア四天王に任命されたのに対して、自身は国境の城の城主にすらなれなかったことに不満を述べ、駐屯先の城主オーバストとは性格が合わなかったこともあり密かに失脚を謀るものの、それよりも前にオーバストが病で世を去ったため、労せずして後任として城主に任命された。
自由に軍勢が動かせる立場となると、シャリアル国と何度も対陣、睨みをきかせ続け、フィードの戦い(693)前哨戦ではレイディック本隊到着までシャリアル三牙王の攻撃を篭城戦で食い止めた。

698年、レイディックの死に端を発した「ロードレアの内乱」では、レイディック以外に自分を理解してくれる主はいないと、自ら軍勢を率いて周囲の城を蹂躙し、国主を狙う群雄の一人となりアルヴァドス討伐を急ぐヴェリアの前に最初の壁となり立ち塞がる。

だが、ヴェリアとの戦いで格の違いを見せ付けられ、自身が四天王に任命されなかった実力差を悟り敵陣に突撃、全身に矢を受けて戦死した。


関連項目


最終更新:2024年07月19日 20:01