基本情報



略歴

シャリアル国将軍としてカルドの戦いで活躍するが、693年ロードレア国軍とのフィードの戦いの最中、ボルゴスに敗れて捕虜となる。
しかし、そこでボルゴスに度量を買われ、以後は彼の配下となる。

698年のロードレアの内乱で、ボルゴスは空位となったロードレア国主を狙う群雄の一人となるが、ボルゴスに未来は無いと見て素早くヴェリアに内通する。

その後リボンの戦い(699)等を戦い抜くが、ロードレア滅亡の前哨戦クルス山地の戦い(708)で、多くの勇将が国に殉じて散っていく中、戦場から脱出する。

ロードレア国滅亡後は浪々の身となるが、彼の弁舌力を噂に聞いたケルスティンが、自ら訪ねてロー・レアルス国への仕官を薦める。
仕官に応じたファクトは、ヴァイグの戦い(710)、ルディックの陣(711)では降伏することなく最期まで戦い、落城する城を包む炎の中に身を投じた。


人物

  • 降伏に降伏を重ねて最期は身の置き所を失った一生だったと言われているが、戦う前にどちらが勝利するかを的確に判断する先見力と、自らを売り込む弁論は確かなものであった。また、ヴァイグの戦いルディックの陣といった重要な戦いに兵を与えられていることから、彼は決して裏切ったのではなく、その時の状況がそうさせただけで、同じ時代を生きた者たちから人間性が信用されていた証拠とも言われている。


関連項目






最終更新:2024年07月12日 13:39