イズ - 六界全史 | 六界物語ウィキペディア

基本情報

• 名前　イズ・クラドリア
• 生没　アルファ　（1478～1741）
• 出身　リヴォル帝国
• 種族　魔族
• 性別　男

略歴

三魔王シャラダンが率いる四方将の一人。
リオネティアの戦いにも参戦、この戦いではリヴォル帝国に仕官して間もない上に、略奪行為を行ってきたラスコップを自分の部隊に編入させ、略奪をしない様に監視しつつ、ラスコップの工作部隊を自分の手のひらの上で自在に操った。
続いてノアルスの戦いにも参戦し、勝利に貢献。

だが、援軍として出陣したカオスギアの戦いにおいて、グスタルと共にヴァーグリア国軍と互角に戦いながらも、決戦そのものは敗北、その撤退の最中、ガリアの戦いにより追撃してくるアルビス国軍を撃ち破ろうとするが、保身に走ったラスコップの裏切りにより頓挫。
グスタルの特攻もあり、イズは奇跡的に生還し、ラスコップを処刑、その後同僚だったボルドが、実は三魔王シャラダンだったことを知るが、今後も忠誠を誓った。

シーフィールド国との決戦となったティファーナの戦いでは、彼らの常套手段であるベルンハルトの結界を使った戦術を逆手に取られるという苦戦を強いられるが、かろうじて勝利を収めると、戦後処理に暗躍し、シーフィールド国を実質上降伏させた。

ミリィ誘拐からはじまったアディス国再侵攻では、ミリィの死により落胆したシャラダンと共に遠征軍から離れて帰国することとなる。
だが、その直後のアルビス国軍が進軍してきたと知ると、迎撃部隊を率いてスカルオーネの戦いに出陣。
この戦いではアルビス国軍が法術部隊を駆使した全く予期せぬ戦法を使い、リヴォル帝国軍は歴史的大敗を喫してしまう。
混乱した部隊はイズの力量を持ってもどうすることもできず、そこにアルビス国軍の掃討戦がはじまりイズも討ち取られた。

アルビス国兵士が手柄を争って仲間割れをするほど群がったため、その四肢は無残にも原形を留めぬほど引き裂かれた。

人物

• 武断的かつ、短絡的な思考に傾く四方将の中で、唯一慎重な動きができた為、他三人の潤滑油的な役割を果たしてきた。
• 彼の戦死後、その無残な遺骸を見たカルディナは、敵ながら哀悼の言葉を述べ、スカルオーネの地に丁重に葬った。

関連項目

• LUNATIC DESTINY