基本情報
略歴
共和国軍人参謀の
ゲイルと評議議員の
ミリィとの間に生まれた娘。
幼い頃より父
ゲイルに連れられて
レディスの元に赴いていた。あくまでも、メイド代わりの手伝いとしての同行であったが、たまたま会話を交わした
レディスに才能を見出され、自らの直属としてリナを預かることとなる。
リナも
レディスを慕い、成長をもってその期待に応えた。
1253年3周期14日目、
ラグライナ帝国と
ガルデス共和国の間で起きた
モンレッドの戦いに参戦したとなっているが、このときまだ15歳であり、兵卒としてならともかく一軍の将というのは無理がある為、おそらくそれは物語の脚色で、実際は
ゲイル部隊の副官の一人であったと考えられている。
ゴゥドの突然の病死(現在では
暁の守人の暗殺説が有力だが、当時はリナや
ゲイル達による報復だと囁かれていた)によって実権を取り戻した
レディス派として、リナは共和国南方軍の主力を任され、
キリグアイの戦い、旧帝国貴族クーデター鎮圧に参戦する。
この頃から彼女を一人前と認めたのか、形式だけではなく、実際に
ゲイルより家督を継ぐこととなる。
戦乱の時代が終わり、
アレシア連邦による統治時代となると、
ガイアを統治し、南方の治世と発展につとめた。
彼女の真価は戦場より内政で発揮され、未開の地を次々と開拓して、重要な南方の資源地としてこの地を発達させた。
人物
- 性格は、過保護に育てられたこともあり、人にあまえることが多かったという。
- 配下をまとめる掌握術が非常に上手く、本陣防衛が多かったこともあり、彼女の部隊は歩兵を統率して槍衾を堅く組む戦法を得意とした。
- レディス奪還作戦の際、リナ自ら「私が行きます、レディス様に幼いころより育ててもらったこの御恩、今こそお返しするときです」と、父を抑えて指揮をとり、奪還時には、憔悴しきったレディスを抱きかかえ、自責の念から泣き崩れたという。
- 父を尊敬し、親子仲は良かったが、溺愛と過保護には手を焼いていたようである。アレシア連邦参加の頃に結婚するが、ゲイルは、妻の目を盗み壺に隠れてついていこうとしたが発覚。「お父様なんて大っ嫌いです!!」の一言を浴びせ、戦場で膝を屈したことのないゲイルが崩れ落ちるシーンは、喜劇のシーンとして取り扱われている。ただ、泣き崩れる父親を不憫に思ったリナは、月に一回手紙や名産品などを送り続け、ゲイルの引退後は屋敷に引き取り、一緒に暮らしたという。
関連項目
最終更新:2024年08月23日 03:16