基本情報



略歴

ヴァン・フレイ国の将。
彼が指揮する部隊の兵士はその多くが罪人だが、戦場での手柄と引き換えに減刑されるという条件で従軍している。
ゴトラス自身も元々は罪人としてこの部隊に所属していたが、既に罪が消えた後も部隊に留まり、指揮官を努めている。
1737年、城下町で法術を使い、怪我人を出した罪で投獄されていたフランツィスカと面会、彼女の高い法術能力を見出し、ただの兵士ではなく将軍に推挙するが、これが後に彼の人生を狂わすこととなる。

ノスタル高原の戦い、そしてフェローラ強襲作戦フランツィスカを率いて参戦、彼女の非人道的な提案に反発しながらも、時には修正を加えながら採用して共に戦果をあげていく。

フランツィスカは、積み上げた戦果により罪が相殺されたためヴァン・フレイ国を去ったが、その後も彼は罪人部隊を指揮し、リオナ海の戦いに参戦した。
更にアリアス国の内乱に介入し、マイドルシンの戦いに勝利するが、この戦いでゴトラス部隊は半壊し、元々罪人部隊であった彼の兵士はアリアス国に山賊として潜伏し、アリアス国に迷惑をかけることとなる。

このことから、これ以後のゴトラス部隊は正規の兵士が補充され、「罪人部隊」は事実上消滅。
その後もヴァン・フレイ国軍の中枢として戦場に赴き、フィヨルドの戦い では、特攻してくるイクルテイに矢の雨を浴びせて討ち取る活躍も見せるが、1741年11月、アルファの実質上の主導権を決める決戦となるリーズライディの戦いにおいて、かつて部下だったフランツィスカと遭遇する。
クレアティボ国の重鎮となっていたフランツィスカは、かつてゴトラスに受けた私怨(自分の提案を拒絶するだけではなく、その非人道的な内容を何度も叱責された)を晴らすため、混戦の中彼を探し出して討ち取った。


人物

  • 彼が罪人部隊に残留し続けたのは、自らの半生を振り返り、一人でも多くの罪人を更正させようとした為であるが、フランツィスカはそういう感情と真逆の立場にいた為、軍議でも常に対立していた。


関連項目





最終更新:2024年08月17日 18:30