基本情報



略歴

様々な騎馬民族が集まるガライザラ、その中の一つの部族長であるイクルテイは、他の部族同様、力のある者に自分達の身を預けなければならなかった。
そのときガライザラで最も力をもっていたのはバシュタルクが率いる一族であったが、その中で独特の色を放つシオンにイクルテイは接近。
将来彼女が大物に化けると見て接近したイクルテイだが、それを快く思わないバシュタルクに疎まれ、作戦からことごとく外されることとなる。

ノスタル高原の戦いにおいてシオンと共にはじめてヴァン・フレイ国と交戦、後に行われたヴァン・フレイ国によるフェローラの戦いにおいては、奇襲を仕掛けようとするサヌア達と遭遇し、足止めの為に残ったガリックシオンと共に討ち取っている。

その後もリオナ海の戦いを初めとする数々の戦いに参戦、バシュタルクシオンの人望は徐々に入れ替わり、これを危惧したバシュタルクによるシオン暗殺未遂事件を発端に、ついに両者はガライザラ内乱で正面から対立することとなる。

最初はリオステリアの戦いにおいても圧倒的兵力でシオン軍を蹂躙し、優勢だったバシュタルクだが、人としての器の違いから、徐々に部族はバシュタルクから離脱、シオンに味方する様になり、ついにケルティアの戦いにおいて戦力は逆転し、バシュタルクを打ち破る。

しかし、その直後にあらわれたヴァン・フレイ国の主力部隊によってガライザラは併合されていく。
バシュタルクシオンの闘争も、全てはヴァン・フレイ国に国力を減らすために手のひらの上で操られていたことを知り愕然とするが、他者に操られたのではなく、自分達の意思で戦った事を証明する為、騎馬民族の誇りを胸にせめてもの反抗として挑んだフィヨルドの戦いにおいて突撃を仕掛け、全身に矢を受けて壮絶な戦死を遂げた。


人物

  • 外見通り豪快な人物、部下からの信頼もあつかった。


関連項目



最終更新:2024年06月29日 14:15