概要
戦闘に至るまでの背景
両軍の戦力
戦闘経緯
だが、
フェローラの戦いを勝利した興奮覚めやらぬ
ヴァン・フレイ国軍は、今回は最初から大勝だろうと油断し、前方の索敵を怠った。
艦隊から上陸を開始したそこに
ガライザラの伏兵が一斉に攻撃を仕掛ける。
更に、またしても主力からはずされた
シオンと
イクルテイが、小船で艦隊の後方に接近し、乗り込む。
この混乱を収拾するため、艦隊司令官の
ジュディスは、主砲の発射を決意、味方を巻き込みつつもこの砲撃にひるんだ
ガライザラ軍の隙をついて、味方を収容して後退する。
このとき、収容に間に合わなかった兵士は取り残され、
ガライザラの軍勢に皆殺しにされる。
その日の夜、
ヴァン・フレイ国艦隊は、一斉に陸上に
魔導砲による砲撃を開始、艦隊そのものを知らず、そこまで砲撃が届くとは思いもしなった
ガライザラ軍は、夜ということもあり、大混乱に陥った。
戦いの結末
この戦いは楽勝だと思われていたことからの思わぬ苦戦に、艦隊司令官
ジュディスは、親の七光りで地位を継いだだけと一部の将軍に後ろ指を指されることとなる。
ガルゾーマを撃ち破り、周辺諸国にその強さを見せ付けた
ヴァン・フレイ国軍が、戦術面で出鼻をくじかれた苦い戦いとなったが、本来の目的を達成したという意味では、
ヴァン・フレイ国軍は負けてはいない。
最終更新:2024年08月11日 22:13